インターンシップ2014年~しんじょう君編

竹虎本店


今週から2014年のインターンシップが始まりましたぜよ。初日はインターンシップ参加の地元学生さんだけでなく、日本唯一の虎竹の林を見学したいと言う事で県外からも学生さんにお越し頂いて、まっこと賑やかなスタートとなったがです。けんど、それだけではないがぜよ更にゲストとして、須崎市のゆるキャラとして全国コンテストでも14位と大健闘して、最近、こじゃんと注目を集めて人気上昇中の「しんじょう君」も、竹林を是非一度見てみたいと参加していただく事になったかです。


朝早くから皆様にお集まりいただいて、まずは、自己紹介からですけんど、さすが、しんじょう君がおったら、やっぱり場は和みますちや・そうそう、しんじょう君の名前の由来は何かご存じですろうか?


実は何を隠そう須崎市を流れる新荘川には、絶滅したと言われるニホンカワウソが最後まで生息しちょったがです。そこで、しんじょう君はカワソウがモチーフになっちゅうがぞね。頭の毛が黄色いですが、あれはラーメンの麺。そうです、B級グルメで有名になった須崎の鍋焼きラーメンぜよ。


しんじょう君と竹虎四代目君


けんど、よく考えたら須崎のゆるキャラは、しんじょう君やろうけんど、虎竹の里のゆるキャラは知っちょりますろうか?そうぜよ、竹虎四代目君ですちや(?)しんじょう君に比べたら予算の関係で薄っぺらやけんど、そこは、まあご愛嬌ながです。


竹虎本社工場


しかし、この夏の高知県は雨ばっかりぜよ。それも普通の雨とは違いますぞね、滝のように降る豪雨続きながです。ちょうどインターンシップ初日も雨。とても外に出れるような天気ではなかったですので、まず、店舗見学と工場見学から始めさせてもらいました。


竹虎の工場には入り口に油抜きする前のものと、油抜きをした後の虎竹をズラリと並べて保管しちょりますが、これだけの量の虎竹が、いや竹そのものと言うてもエイかも知れませんが、日本でもここでしか見て、体感できない迫力やと思うちょります。


けんど、これもお客様に言われるまでは自分では全く思いもせんかった事ですぞね。竹の量を言うと昔から比べたら少なくなりましたし、小さい頃からずっと慣れ親しんだ光景なので当たり前やと思うちょりました。けんど、東京から来られた取材の方などが、全国津々浦々行くけれど、こんなの見た事ないと目を白黒させるので「ああ、竹がこんなにあるのは他には無いのかなあ...珍しい事かにゃあ...」などと呑気に思いよったものです。


竹がこうやって集められる現場に来られるのも、一生の内でも、この夏のインターンシップの時だけですろう。そう思うと、毎年の事ですが学生の皆様にとっては、何でもないような今のこの時が本当に貴重な時間であるように思うがです。


しんじょう君


昨年9月になりますけんど、しんじょう君の故郷とも言える新荘川で、巨大水鉄砲を100人で押す「ザ!鉄腕!DASH!!」というまっこと誰が考えるがやろうか?と思うようなテレビ番組があったがです。地元商工会、消防や高校生の皆さんに、こじゃんとお世話になり感謝しちょりますけんど、その時にも、しんじょう君は応援に来てくれちょりました。考えたら、あの時以来ほぼ一年ぶりの再会ですぞね。


あの時も、すでにこんなに人気者になっちょったがやろうか?何やら風格のようなものも感じて聞いてみると、最近では県外にまで出かけて行って。地元須崎の産品を色々と宣伝してくれて何と行列が出来たり、商品によっては売り切れが出たりする事もある、そう聞いてビックリしたがですぞね。


インターンシップのお話が、どうもイカンちや、しんじょう君の事ばっかりになりましたけんど、竹虎も、しんじょう君に負けないよう頑張ろうかにゃあ。ゆるやかに気合いを入れてもらいましたぜよ。


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