朝日新聞「サザエさんをさがして」で紹介された竹皮

朝日新聞「サザエさんをさがして」国産竹皮


高知では高知新聞のシェアが圧倒的、だからというワケでもないのですが毎日目を通す新聞はずっと昔から高知新聞なのです。だから朝日新聞に「サザエさんをさがして」なるコーナーがあることすら知らなかったのですが、こちらに国産竹皮について自分がお話しさせていただいた事が掲載されていました。


短い時間の電話取材だったので、あまり気にとめていなかったのですが知った方がこの記事を読んでフェイスブックに上げてくれて知りました。その後、タイミングよく朝日新聞の別の記者の方とお話しさせてもらう機会があって先月28日(土)の新聞だったのですが取り寄せていただいたのです。


サザエさんの4コマ漫画では、肉屋さんにお使いに行ったカツオは竹皮に包まれた肉を受け取っています。掲載されたのが1956年(昭和31年)の事だと言いますので今から60年前ですがその頃には竹皮はまだまだこうして食品の包材として活躍していたのです。


時代の流れと共に国産の竹皮を扱う職人さんも少なくなり、ほんの一握りの高級和牛くらいにしか竹皮は使われていませんが抗菌性や耐水性のあるこのように使い勝手のよい自然素材は他には見あたりません。日本の竹皮は、ほとんどが活用される事なく竹林で朽ちている事を思うと、少し残念な気持ちです。


それにしても、このコーナーはサザエさんという漫画を通して当時の事を振り返る面白いアイデアです。これは連載を続けて読んでみたくなりました。


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