アートフェア東京2017「Installation kaguya」

アートフェア東京2017


東京国際フォーラムで3月17日(金)~3月19日(日)の3日間開催されますアートフェア東京2017は2005年から開催している日本最大級の国際的なアート見本市だそうです。国内外から厳選されたギャラリーが集い、古美術から現代アートまで幅広い時代とジャンルの作品を展示・販売するとの事ですので話を聞くだけで少しワクワクしてくるのです。


Installation kaguya、虎竹


さて、そんなアートフェアの特別展示として国際フォーラムの広々としたロビーに特別展示されるのがミャンマーを代表するアーティスト、U Lun Gywe(ウー・ルン・ジゥェ)と「Installation kaguya」のコラボレーション作品です。「Installation kaguya」は竹取物語をテーマとして東京大学大学院農学生命科学研究科木質材料学研究室が設計、竹組の巨大オブジェを製作するのです。


Installation kaguya、虎竹


そして、このオブジェに使われるのが日本唯一の虎竹ながぜよ。テーマが竹取物語なので当然「竹」を使っての造形にはなろうかと思いますが、沢山ある竹の中から虎竹の里の竹を選んで頂けて本当に光栄に思っています。


竹虎本社


プロデューサーや設計の方には何度か虎竹の里にまで足を運んでも頂きました、虎竹のがどのように育ち、加工されていくのか、ご覧いただいた上で今回の作品に活用されるのも嬉しいことです。


Installation kaguya


フェア前日の3月16日(木)には、オープニングイベントとしてこの巨大竹オブジェの中で、京都銀閣寺の花方を務めたあと独立されて現在は活け花で世界を舞台に活躍される花士(はなのふ)珠寳氏による献花も行なわれる予定です。


珠寶さん、田辺小竹さん、正木美術館


珠寳氏の神々しささえ感じる活け花は、竹工芸家の田辺小竹さんとの正木美術館でのコラボを一度拝見して以来なので久しぶりに、こじゃんと(とても)楽しみにしているのです。


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