Installation kaguya「竹取物語」

Installation kaguya「竹取物語」


前日の夜より東京国際フォーラムにて「Installation kaguya」の設営が続き、いよいよ形が出来上がってきたとのお知らせを頂戴しました。今回は日本最古の物語とも言われる竹取物語をテーマにされています、そこで東京大学設計の図面や加工の進む虎竹の部材は拝見させてもらってはいましたが、やはり実際の会場で組上がっていく姿と言うのは全く違うて見えますぜよ。


虎竹


本当に美しい、ただただそのような思いがわき上がります。虎竹の里を出て行くときには想像もしなかった大きな役割を、一本一本の虎竹達が担わせていただいてイキイキと輝いて見えるのです。


Installation kaguya「竹取物語」


明日17日(金)に開幕のART FAIR TOKYO 2017に先だって、今夜はこの「Installation kaguya」の中にて、花士(はなのふ)珠寳さんによる献花のイベントが予定されているとの事ぜよ。竹取物語に登場する、かぐや姫のような美しさで一体どのような世界を魅せてくれるのか?今からワクワクする気持ちを抑えきれないほどながぞね。


虎竹の里、虎斑竹


松竹梅と昔から言われているように、竹は縁起のよい植物でもありますし日本中で様々な神事やお祭りにも使われる事が多いのです。わずか3ヶ月で親竹と同じ大きさに成長して、一年通して青々としている生命力が古来人々に神秘的な何かを感じさせてきたのだと思います。


虎竹に入る虎模様も現在の科学でも解明されていない不思議、かってイギリスBBC放送が虎竹の里に来られて「ミラクル」と何度も言われちょりましたが、今夜はそんな竹と人とが織りなす幻想的な空間が現れるかも知れませんぞね。


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