古い校舎と竹皮草履と竹抱き枕と

古い校舎床板


古い校舎に入ると何年にも渡って子供達が歩いた味のある板張りの床が出迎えてくれます。最近の校舎でも板張りの学校はありますが、木材の味わいが全く違うのは素材や塗装のせいでしょうか。


虎竹の里にある安和小学校も、このような古い板張りの温かな雰囲気に包まれた教室でした。けんど、まっこと(本当に)このような床をみていたら放課後に机を後ろにかためてブリキ製のバケツの水で洗ったモップで掃除をしていた小さい頃の事が蘇ってきます。


竹皮草履


父親の頃の時代までは、この板張り校舎での上履きは竹皮草履だったと言います。藁草履より丈夫で抗菌性もある竹皮は高価だってとも聞きますが、現在の日本の住宅はフローリングが一般的ですので室内履きとして皆様にご愛用いただけるようにもなっているのです。


竹皮ぞうり


竹皮草履は、絨毯敷きの室内でお履きの方もおられますし、たまに庭履きとしてお使いの方もおられます。もともと外で履かれていたものですので問題はありまんせんが、耐久性もよくありませんし地面が濡れていたりしますと水気が編み込みから浸みだしてきます。そこで、外用としてはEVAスポンジを貼ったタイプをオススメしちょります。


竹抱き枕、竹婦人


さて、この古い校舎は天井も素晴らしい板張りでしたので、下を見たり、上を見たり忙しいのですが、そうこうしています内に凄いモノを発見したのです。それがこの飴色に変色した古い竹の抱き枕ぜよ!竹表皮を薄く磨いた竹細工は、このように色合いが変わりやすく、長く使うほどに深みのある美しさに変化していきます。


ちょうど竹虎でも、今年の夏はこの磨きの竹抱き枕をご提案したいと思い準備しているところでした。製作したばかりは青々とした竹肌も、いずれはこのように渋い感じになっていく、そんな楽しさもある竹細工なのです。


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