竹職人の技が光る「虎竹の切り方」のページが出来ました。


竹虎 株式会社 山岸竹材店

高知県須崎市安和の竹虎店舗内、ずらりと並ぶ虎竹製品。これらは竹虎の竹職人が、一本一本手作業で伐採した、虎斑竹(とらふだけ)から作られています。竹の伐採には単に竹を切るだけではない、奥深さが沢山詰まっているのです。服装や伐採道具、伐り方のコツなど、創業明治27年、老舗竹屋竹虎だからこそお伝えできる「虎竹の切り方」をご紹介します。

長袖長ズボンに足袋姿の職人。山での作業は常に危険を伴うため、安全対策には余念がありません。腰にはナタやノコなどの道具を携え、竹の状態や密集具合で使う道具を変えていきます。職人たちが、一本の虎竹を切り倒す時間は約5秒。虎竹は他の竹に比べて少し細めではありますが、素人には到底まねできない熟練の技です。一度に、何十本もの竹を伐採する職人にとって、スピードが要となります。また、成長具合などによって、模様の善し悪しに影響が出てしまう虎竹。旬の時期を、一瞬で見極めながらの伐採でもあります。

竹は、約60個ほどある節の全てに成長点があります。そのため、他の植物に比べると背が伸びるスピードが速く、3か月程で親竹と同じ大きさへと成長するのです。そうした特性から、有効な資源として注目されていますが、人の手が届いていない竹林では、草木の成長を妨げ、山を荒らしてしまうなどの被害も起きています。虎竹の里も、初代、宇三郎の代から、絶やすことなく竹林の環境維持を続けてきたことが今に繋がっているのです。

虎竹の切り方の全てに意味があり、虎竹の里の今後を支える役割を果たしています。大切な資源を有効活用しつつ次世代へと残していくために、竹虎では、次の100年に向けた竹の伐採を続けていきます。


<虎斑竹専門店 竹虎>
虎竹の切り方


■竹虎 (株)山岸竹材店 概要

会社名
竹虎 株式会社 山岸竹材店
所在地
高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役
山岸 義浩
創業
1894年(明治27年)
資本金
1000万円
事業内容
特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
URL
https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞


■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201  FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)

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