木版画家 倉富敏之氏の木版画作品を紹介するページができました。


竹虎 株式会社 山岸竹材店

倉富敏之氏は日本の工芸の育成指導、技術支援に長く従事してきた傍ら、自身でも竹編みをして新しい竹製品を開発するほど竹に精通した木版画家です。福岡県久留米市に工房を構え、九州を拠点に数多くの個展を開催しています。

竹冠のつく漢字は常用漢字だけでも140字もあります。竹冠のついた文字が並ぶ「かごはごづくし百選」。「籠」という漢字にも「篭」をはじめ数種類の文字があり、それぞれ品物や職人によっても使う漢字が違うのが面白いところです。それと同時に、これはいかに竹が日本人の暮らしに密着し多用されてきたかという証でもあります。

同じ様に、竹の編み方は200種類以上あると言われますが、同じ編み方でも地域によって呼び名が異なる場合があります。竹編みの模様を編み方の名前付きで版画にしたシリーズ作品「竹編組(たけへんそ)」では、竹編みの種類を版画として残すとともに各地の名称を統一して明記するという仕事にも挑戦しています。他にも、竹編みとその技法をつかって製作される竹細工を描いた「竹編組と技術技法の基本形」など、絵と文字が一緒に彫り込まれており読み物としても楽しいのが倉富氏の作品の特徴です。

「竹に魅せられた仲間の姿を 職人仲間の気持を 私の手仕事のなかで伝えたい」と氏が述べるように作品を見ると、竹の奥深さや熟練職人の手技の素晴らしさに感動します。多くの方に倉富氏の版画を知っていただきたいのと同時に、竹への愛情と物づくりへの情熱を感じてもらいたいと考えています。


<虎斑竹専門店 竹虎>
木版画家 倉富敏之先生


■竹虎 (株)山岸竹材店 概要

会社名
竹虎 株式会社 山岸竹材店
所在地
高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役
山岸 義浩
創業
1894年(明治27年)
資本金
1000万円
事業内容
特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
URL
https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞


■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201  FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)

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