虎竹のある暮らし
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竹林見学の感想

この度の会社見学で強く印象に残ったのは働く皆様の表情でした。楽しそう、やさしい、真剣。いろいろな表情がありましたがどの方々も生き生きと働いていらっしゃいました。最初に伺ったのは竹籠職人さんの工房でした。職人さんは作業の工程が分かりやすいように、一つの竹籠が出来上がるまでの各段階のモデルを準備してくださっていました。早く正確な手つきで籠が形になっていくのが面白く、私もやってみたいと思いました。小さな倉庫のような薄暗いコンクリートの作業場でしたが、職人さんが楽しそうに仕事をしていたためなんと素敵なアトリエなのだろうと感じました。

次に伺ったのは虎竹の里の竹林でした。竹林は清々しく新鮮な空気で満ちていました。これほど人の手が入った竹林に入ったことがなかったため、自然と人が持ちつ持たれつ共存している風景に感動しました。

竹林へ続く坂道のお話を聞き細い道に大切な歴史を感じました。ただ、坂道はとても急で、やっと目的地点に着いたときには完全に息が上がっていました。すると、もっと上の方から山出しをしている竹職人さんが長い竹を引きながら下りてきました。疲れた様子もなく、さらに竹林の中にぐいぐい入って行きあっという間に竹を切る姿を見て、驚くと同時に格好いいと思いました。山の中を自由に動く姿はとても生命感にあふれていました。

午後からは本社と工場の見学に行きました。本社では皆様とても忙しそうに商品棚やデスクを行き来していて大変そうに見えました。毎日沢山の発送をしていると聞き、改めて多くの人が貴社の商品を必要としているのだと分かりました。商品の梱包作業をしていた社員さんは、同封している発送責任者の紙を見てお客様から電話やハガキでお喜びの声を直接聞けるのが嬉しいと教えてくださいました。

工場では油抜きと矯め直しの作業を見学しました。工場の中は竹があぶられる香ばしいかおりがしていました。職人の方々は言葉少なで視線や短い指示だけで作業をしていて、私はそのチームワークと長い竹を操る力強さに見入っていました。同じ作業の繰り返しに見えますが、一本一本の竹と真剣に向き合っていて誠実な仕事だと感じました。

最後にEC事業部の社員さんにもお話を伺いました。Web ページを作るうえで大事な力は「伝える力」、商品を使う姿を自分に置き換えられるようなページを作ることが大切だとお話してくださいました。また、何かを作っていく作業は楽しいとおっしゃっていて、モノづくりにかかわるものとして大変共感しました。

どの現場の方々も自分の仕事の先にある誰かの姿を思い浮かべて仕事をしていて、その人の役に立つために一生懸命工夫をしている、それ故にあれほど楽しそうなのだと気づきました。竹は材を切り出す人から材を整える人へと渡り、さらにその竹が加工する人のもとへと渡り、できた商品を広告する人によってお客様の目に触れ、発送する人の手によって送り出される。そして誰かに使ってもらえる喜びが働く人々に還元されている、この素晴らしい循環が竹虎の中に在るのだなと思いました。また、どこかの現場が動かなくなれば会社全体が機能しなくなる、そのくらい一つ一つの現場が重要な役割を果たしていることも分かりました。

今回の見学を通し、お客様に竹の良さを知ってもらいたい思いはもちろんのこと、竹虎で働いている方々のお役に立ちたいと心から思いました。困難があっても職人の方々が竹林の恵みを使い、手間をかけて作った商品を発信するのだと思うと責任と使命感を感じます。和の文化・伝統を愛する心をもち、商品だけでなく歴史・人柄・自然のことをもっと伝えていきたい、そうして試行錯誤する中で楽しさを発見していきたいと考えています。
見てはいけない!虎竹の里コンテンツ,竹虎四代目(山岸義浩),作務衣,さむえ,SAMUE
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