濃紺の作務衣がトレードマークの竹虎スタッフ、寅子(とらこ)です。まだ竹について勉強中ですが、好奇心旺盛な寅子ならではの竹製品や虎竹の里をお届けします。

草履さんお疲れ様、毎日ありがとう!年始にもちょうど良い履物

国産竹皮健康草履


そろそろ冬の寒さの本番もこれからですね、皆様風邪などひかずにお過ごしでしょうか?寅子は朝晩は南国土佐といえども寒さに震えながら出勤中です(笑)

出勤後は社内では靴を脱いで、そのあとは室内履きにぴったりの国産の竹皮健康草履を履いています♪私が今はいているのは3年前から履いているものです。はっきり目の赤ベースに和柄が入っていて、明るい雰囲気です♪


竹皮健康草履


毎日履いていたので竹皮が脆くなってきているつま先や踵部分は、ガムテープで補強しながらこの1年ほど履き続けていました。


竹皮健康草履 継ぎ目


そしてこちら!さらに、鼻緒と竹皮の継ぎ目もかなりきてます(笑)なので、ガムテープでまた補強しようと思います。草履さん、毎日私の体重を支えてくれてありがとう!結構ボロボロだけど、まだまだ履きますね~


竹皮スリッパ(下駄鼻緒)


お家用には竹皮スリッパ(下駄鼻緒)を使っていますが、こちらは外履きに使っていて、夏も冬も快適に過ごせています♪冬場は足が寒くなるのでは?と思われるかもしれませんが、靴下をはいて使ってはいますが、前ツボで足を刺激しているせいか、竹皮スリッパを使わない年よりも寒くないのです。健康に良いですね!


草履をスリッパとして使うのはちょっと...と思われるかもしれませんが、絶対に良いです!竹皮草履の良いところは通常のスリッパと違い汗でべたべたせずに、サラッと年中過ごせることが一番大きいかもしれません。お家で過ごすのにもお正月年始なども、和風なファッションと合うのでおすすめなのです◎



足元快適!絶対!竹皮健康草履

足元快適!絶対!竹皮健康草履


私が働く竹虎の職場では、竹虎スタッフ全員が毎日竹皮草履を履いています。もちろん私も、


「絶対!竹皮草履じゃないといけません。」


という決まりも無いのに、いつも竹皮草履を履いている仲間の一人です。皆、履いている模様や色はバラバラですが、中にはかかとが床に着かない足半草履を履いてる方も!!思えば私は時代劇が好きですので、昔の人と同じ履物が履けることにワクワク♪して使い始めました。履く前に竹皮草履を香ると、ふんわり竹皮の甘いかおりがしたのを覚えています。


一度、職場をスリッパで歩いたことがあったのですが、カーペットの上だと少し動きにくい感じが苦手でした。竹皮草履を履くようになってから、足にフィットしているせいかささっと!用事の度に動けたり、歩けている気がします。最初は鼻緒が痛いかもしれない!!と靴擦れと同じように心配していました。少しきついと思う竹皮草履があっても、足の親指と人差し指で挟む前ツボ部分を何回かひっぱれば緩むので安心しました。使っているとどうしても竹皮草履の前ツボが外れたこともありますが...、ガムテープで裏面をしっかり固定すれば何度でも!!使えます。歩くたびに、ぽこぽこっと膨らんでいる部分が足裏を刺激して気持ちが良い♪のです。


会社で年中お世話になっている竹皮草履。冬には、温かい竹布5本指ソックスを履いた後に竹皮草履を履いています。でもやっぱり、私は夏に素足でそのまま履く竹皮草履が好きです!直接竹皮の感触が足裏に伝わってくるのでこれが一番気持ち良い~♪汗っかきなので竹皮の抗菌作用を頼りにしています。今から夏が待ち遠しい♪と職場にて思いま
した。

個性派の私、はまってます♪

個性派の私、はまってます♪


竹皮草履応援団プロジェクトの竹皮草履は、手の若い竹皮草履職人さんが作った竹皮草履です。竹虎では、これから腕を磨いていく竹皮草履職人さんを応援しています。素材は通常の竹皮草履と全く変わりません。見栄えや形などは多少歪なものもあるかもしれませんが、問題なく使えます。


私は愛用者の一人です。通常の草履より少し安いからという理由で買ったのが始まりでした。本店で買う草履を選んでいる時


「え?!どこがいけないの?」


と私は首を傾げます。確かに、個性的な柄がいっぱい。本店の方は分かるらしいのですが、私の目には通常の竹皮草履と変わらないように映りました。サイズが不揃いな形も逆に手作り感に溢れているなあと思います。


一足買って会社で履いてみました。私の買ったものは紫色の生地にクマさんがプリントされた柄です。履き心地は、いつもの竹皮草履と何ら変わりません。同じ竹皮草履を履いている方がいるのですが、柄が目立つので自分の!!とすぐ分かるのも良いです♪♪


私は、こんなお得に買えてむしろラッキーだなと思いました。長く使っているとどうしても鼻緒がずれてきたりしますが、これは通常の竹皮草履と同じです!!ガムテープで簡単に補強すれば、長く使えるので問題なし。一年くらい会社で使い続けました。使い続ける内にだんだん愛着が湧いてきます。次も大切に使って長持ちさせたいです。


今は会社で通常の竹皮草履を履いていますが、次に壊れたら、また竹皮草履応援団プロジェクトの竹皮草履を買って使おうと決めています。もしかしたら、人気のバティック柄や天然藍染めも入る場合もあるのでワクワクします!!そして、柄が面白いところが好きです。個性派の私、この竹皮草履にはまっています♪

ふくらはぎが軽々♪足半草履

足半草履


体の中でも足...特にふくらはぎは一番むくみやすい場所らしいです。心臓から最も遠い場所にいる足は、重力に逆らって血液を心臓まで運ぼうとするため、腕や顔よりも筋肉とリンパ腺が倍働くことになり、疲れ・むくみに繋がっていくそうな...。私自身、座り仕事のためか前々から悩まされているのが、足のむくみです。2~3時間じっとしているだけで、足がズンと重たくなってきます。


むくみ解消の秘訣は正しく歩くこと!私の歩き方は、膝から下で歩く「膝歩行」。猫背になりがちな膝歩行は、体の歪みと一緒に血液の循環まで悪くしてしまい、足がどんどんむくんでしまいます。反対にむくみ知らずのモデルさんは皆様「股関節歩行」です。膝をピンと伸ばして股関節から歩くことで、姿勢がのびる。更に膝歩行では使わないお尻や太ももの筋肉や関節が鍛えられて、代謝まで良くなるようです!


でも、何十年と続けた歩き方は簡単に治らん~!!


という訳で、モデルさん一押しと噂の足半草履を購入です。足半草履はもともと昔の飛脚や足軽が履いていたんだそう。鼻緒を掴んでつま先歩行、踵が地面につかないよう膝を曲げずに大股歩き...大忙しの飛脚も足軽も、自然と正しい歩行が出来、疲れにくい足半草履の愛用者だったのです。いざ私も試してみると...


おぉ、これは凄い!草履の編み終わりがちょうど土踏まずにくるので、その痛気持ち良さにまずビックリです。そしてその刺激に押さえ上げられるように、ふくらはぎの筋も思わずスっと伸ばしてしまいます。歩いても膝を曲げてしまうことがありません!足裏にグイグイ来る刺激に慣れるまでは、刺激を分散させようといつもより早歩きになってしまいますが(笑)、何よりふくらはぎが軽いのは、とっても楽~!!歩き方ひとつ変えるだけで、むくみ方が全然違うなんて...。むくみ太りにサヨナラを言うべく、今年の私は素足の季節を足半草履で過ごします~!

鼻緒の切れてしまった竹皮スリッパ

竹皮スリッパ


先日、子供が大変気に入っていつも履いていた竹皮スリッパの鼻緒が切れてしまいました。


「コレ、もうなおらん?(もう、なおらない?)」


「ここが切れたから、もう、無理。なおらん。(なおらない。)でも、新しいのまた買ってくる。」


「このウサギが良かったな~。」


と、一言いって、残念がりながらしぶしぶゴミ箱へ。


残念ではあったけれど、もう3年近く履いていたし、本人は大変気に入って、いつも履いていたので直すことが出来たらと思ったけれど、スポンジが磨り減り、前ツボではなく鼻緒自体が切れていたので修理不可能。買い替えるまでは私の竹皮スリッパを履いていたけれど、やっぱり人それぞれの足の形に馴染んでいるので履きづらいようです。


最初、買ってきた時には、初めて見る履き物に物珍しさ半分、恥ずかしさ半分のようでしたが、竹皮の気持ちよさを知ってからはもう毎日、いつも履いていました。竹皮スリッパを祖父母や叔父に見せて


「気持ちよさそうな履物やね。」


と言ってもらえたのが嬉しかったようで、ちょっとした買い物に行く時にも履いて出掛けていました。可愛い鼻緒を見つけては


「●●●の柄の鼻緒はどう?」


と、聞いても


「イヤ!!もっと可愛い物がいい。」


と言われ、子供ながらにこだわりがあるのか。と思い知りました。今の時代、自然素材の物を使った履き物を子供履くということはないのでは無いか?と思います。私も小さい頃にわら草履を履いた経験は全くなく、竹皮スリッパと出会って初めて履きました。


自然素材の気持ちよさを子供に教えることが出来、気に入ってもらえて本当に良かったと思います。今では家族みんな愛用していますが、催促されている子供の気に入った鼻緒のスリッパを探すのに奮闘しています。

竹皮草履の寿命

竹皮草履


「あっ、鼻緒が切れちゅう!」


ついに私が履いている竹皮草履の鼻緒が切れてしまいました・・・!この竹皮草履は私が竹虎で働きはじめて1年目の春の終わりごろ、竹虎四代目からいただいたものです。ちょうど一緒に働いていた先輩の竹皮草履も寿命だったので


「二人で分けて履きや~」


と現在はもう売り切れてしまっている和柄竹皮草履の茜色と菫色の2つを渡され、先輩は菫色、私は茜色。それから竹皮草履を履きだし、早5年目。


夏にスリッパを履くことは考えられなくなりました。暑い季節になってくると、会社に来たら即効で靴下を脱いで竹皮草履へ。去年の秋からは5本指ソックスを履いて寒い時期も履くようになって、靴を脱ぐお店に行ってちょっと恥ずかしい思いをしたりもしました。いただいた草履がすごくしっかりした作りだったのか、私が単に仕事中に動いていないだけなのか、とにかくすごーく長生きしてくれました。


と、なんだか感慨深げになりましたが、実は草履の鼻緒が切れたのはほんの一部だけ。なんとかまだ履ける状態なのでかまわず履いています。しかも竹皮の草履の部分は全然きれいで、まだまだ履けそうなんです。


でも以前、工場長に草履の修理について聞いたのですが、鼻緒がちぎれてしまったときは修理は難しいそうです。なのでより大事に大事に、出来る限り履いていきます。なにしろずーっと私と一緒に働いてきてくれた草履です。でもこれで6年目までもったらちょっと笑ってしまうかも(笑)

玄関に並ぶ竹皮スリッパ

竹皮スリッパ


「お母さん、スリッパ履いてかまん?(履いていい)?」


と、買い物に出掛ける時に玄関から大きな声が毎回のようにします。それは、我が家では衣替えの時期を境目に、ある物が玄関に顔を出します。それは、竹皮スリッパ。小さい頃からビーチサンダルを良く履いていたので


「ひょっとしたら。履くかな?」


という甘い考えで試しに買って帰ったのがきっかけでしたが、それからは毎日のように履いている竹皮スリッパ。もう、2年くらい履いています。最初は竹皮の足触りに違和感があったようですが、履き慣れてくるにつれて気持ち良くなり、まわりの人からも


「いい履き物、はいちゅうね(履いているね)。」


と、声を掛けられるの事にかなりご満悦の様子です。そろそろ、サイズも小さくなってきたから、新しいサイズに新調しよう。と話しているのでが、やっぱり、1足目のスリッパには子供ながら愛着があるようで、そう簡単には、手放せないようです。


1度、買ってすぐにスポンジが剥がれてしまい、修理してもらった竹皮スリッパなので余計に愛着があるのかもしれません。きっとこの夏も買い物やお祭りの時に履いて出掛けるのではないかと思います。

実は鼻緒の草履がちょっと苦手なんです。

竹皮草履を履いた事がありますか?竹皮の感触の気持ち良さは、やっぱり実際に履いてみないと分からないと思います。素足に近い感覚で、歩く時には自然と足が大地を掴むかの様に動くので、足も喜んでいるみたいですよ♪


でも、実は私は鼻緒の草履がちょっと苦手なんです。「エジプト型」って聞いた事ありますか?足の形をタイプ分けした時に、つま先の尖っている人の事をそう呼ぶらしく、私も親指・人差し指が長めで、それに比べて薬指・小指が極端に短いせいで、足先のシルエットがすごく尖ってるんです。この事がコンプレックスで、素足になったり、足の形がもろに分かる草履や下駄は何だか恥ずかしくて嫌なんです。でも、やっぱりたまには、浴衣とか着てお洒落したい時もあるし結局は履くんですけどね(笑)


それから鼻緒と言えば、靴ずれならぬ鼻緒ずれ(?)もすごいんです。指の又を開くのが辛くて、前つぼの太い物は入らないし、甲の皮膚も弱いらしく、ちょっとの摩擦ですぐに水ぶくれが出来てしまいます。子供の頃には母親が「必殺技」と言って鼻緒の触れる甲の部分に予めハの字に肌色の絆創膏を貼ってくれたんですが、一度その事を忘れてお祭りの後に友達ん家に上がらせてもらった時に、友達のお母さんに「佳代ちゃん、怪我したが?」と聞かれてすごく恥ずかしい思いをしました。(今では楽しい思い出ですけど)


ここまでの話で、鼻緒批判の様に聞こえたらすみません。私が言いたかったのは、人の好みも足の形もそれぞれで、自分に合ったサイズや素材を上手く選べば、ほとんどの問題は解消されると言う事です。


例えば、私の場合は「竹皮ベルトスリッパ」を履いています。最初はちょっときついかなと思ったのですが、肌と接する面積が広い分、足とスリッパが一体化している様で、摩擦も起きず快適です。竹皮の履き物に興味があっても、二の足を踏んでいる方や、今までの経験から自分には合わないと諦めている方は、一度スタッフに相談して戴きたいです。相談は無料です。(笑)