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■藍住町 徳島県藍住町はその地名からもわかるように、藍の生産の本場なんです。吉野川の北にひろがる、この一帯に数十軒の藍生産農家があるそうです。 堤防からながめる町は本当にのどかで、美しい景色でした。でも、藍の生産が広まった理由の一つには、藍の収穫が多くなる季節の前ということで、この吉野川の水害も要因としてあるとの事です。 |
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■藍生産農家さんを訪ねて この生産農家さんは、なんと十九代目!竹虎四代目も藍だけに真っ青という感じなんです。 しかも 卓越技能者、現代の名工、無形文化財の藍師として活躍されているんですが偶然出演していたラジオ番組を自分が聞いていたこともあり、話が弾みます。 その中でもまず、すごいと感じたのは「白花小上粉」。これはシロバナコジョウコと読むんですが藍の品種のひとつです。 |
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| 藍と一口にいっても色々な品種があるそうなんです。他の種類や雑種は扱いやすく、収量もおおいものもあるそうなんですが、ここの農家さんでは と頑としてこの白花小上粉にこだわっています。 |
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| ■すくもの製造 6〜8月にかけてに収穫した葉藍を細かく切って乾燥させて 「寝せ込み」まで保管します。 寝せ込みをさせる寝床にも、その建物にも藍を大切に「育てる」工夫が |
![]() ■寝床のある建物。 |
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寝床で藍を山積みしながら水を打ちます。
4〜5日もすると発酵で摂氏65〜70度もの高温となり目もあけられないくらいのアンモニア臭が立ちこめます。 水打ちを管理するひとの事を「水師」といって長年の経験がいるそうなんですが、写真の桶をつかって井戸水を使います。 |
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…しびれました。 この水打ちのために井戸を5つ堀ったそうです。 昔は20メートル掘れば出ていた水がダムなどのせいでしょうか、現在80メートル掘るそうですから、凄いとしかいいようのない水へのこだわりです。 |
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![]() ![]() 感動しました。 寝床につまれた藍の葉の事を一床というそうですが、 その一床が万遍なく発酵するように20回ほど水を打ったりしながら移動させるそうです。 この重労働を「切り返し」といい何と100日もつづくんですけれど、この間藍はずっと発酵を続けてるんです。床につまれた藍の熱さにふれてそう実感しました。 生産農家の方が藍の葉をすこし手にのせてくれました。葉を発酵させることは紅茶とかと同じですから見た目もよく似ています。その年にツバメをはじめて見たら…、あのイチョウの木の葉が全部いろづいたら…等々。仕事のサイクルは常にまわりの自然とともにあるんです。 10歳のころからこの仕事をしているご主人さんとお話していると藍といっしょにというだけでなく自然といっしょに生きているっていう感じを強く受けました。 |
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藍の葉は発酵を経て染料つまり「すくも」となります。すくもは、俵づめされ出荷を待ちます。
歴史を感じさせる敷地内は非常にきれいに清掃がいきとどいて少し神々しさを感じるほどでした。それを象徴するかのように床には、御神酒が飾られていました。 |
![]() ■すくも製造の職人さんたち |
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| ■佐藤家のすくも 「かくいち」 白花小上粉にこだわった藍師佐藤家の屋号「かくいち」が 印字された俵をまずよく踏んですくもをほぐしていきます。 タライに出して1日風を通しておきます。 |
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| ■御神酒(おみき) 神棚には「愛」と「藍」をかけて愛染明王がお祀りされています。藍建ての際に入れるお酒はこの御神酒を使います。 |
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| ■仕込み 一瓶に60リットルの灰汁とすくもを入れて仕込みをします。すくもを溶けやすくするために75度のお湯を加えるなど最初の仕込みだけで夏場で1週間、冬場だと10日もかかる工程です。 |

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■藍の華 藍は生き物だと言います。毎日、毎日3時間おきにかくはん作業を続けて藍の華の出来具合を確認し、染めを見極めます。
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| ■天然繊維だけ 防虫、防臭、保温、保湿の効果があるという藍染め。 でも 「化繊は染まらない」自然のものだからか天然繊維しかそまらないと言います。 |
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水道の水は塩素のニオイがつくからと地下水にこだわっています。 きれいで豊かな水があってこそのこだわりの仕事。
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奥の深さに感心するばかりです。
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![]() 毎年、竹林には元気な筍が沢山生えるのです。 |
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■驚きの職人技 最初のあしらいと、最後の仕上げが一番むずかしいところですが、途中の編み込みも熟練の技の見せ所。 ワラ等と違い裏表のある竹皮を一定方向にキッチリ立てながら、さらに側面をまっすぐに整えながら編み込む職人芸には驚くばかりです。 |
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■仕上げ 最後の工程ではワラ縄をギュとしぼって仕上げていきます。サイズがちがわないように1足1足採寸して大きさを確かめながらの手作業です。最後に更に天日干しで風をとおします。 |
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■昔ながらのワラ使い 竹皮ぞうりの芯、鼻緒、前ツボ(親指で挟む箇所)には、それぞれワラが使われてます。田んぼの多い高知県ですからワラも豊富、職人さんによっては収穫期に近くの農家のお手伝いをしてワラを沢山頂いてきます。ワラ打ち機をかけたあと縄を編んで草履や鼻緒の芯に使う。ちょっとビックリするけれど、まさに昔そのままの自然素材でできている竹皮ぞうりですので、安心してお履きいただくことができるのです。 |
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生産農家の方が藍の葉をすこし手にのせてくれました。葉を発酵させることは紅茶とかと同じですから見た目もよく似ています。

















































心配な場合は一度お構いのないところでお試しいただくようお願いしております。

































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