
高知県須崎市安和の、虎竹の里でしか成育しない不思議な虎竹。渦巻き模様に編み込んだそばざるは独特の風合い、まさに日本唯一のそばざるです。


	独特の雰囲気を醸し出す、虎竹模様のそばざる。竹の表皮を活かしたざるはしなやかで堅牢そのもの、実際に使っていただく中で、その良さを実感いただけます。ざるそばに良し、色目の引き立つうどんや素麺なども良しの虎竹そばざるです。

竹ひご取り半分、編み半分。
そばざる作りは竹ひご取りから始まります。１本の丸い竹は見ている間に割られていき、細い竹ひごに変わります。竹ひごの角をとる面取り加工がほどこされ、触り心地も優しいそばざるが編み上がります。

正確に整った編み目模様に、妥協をしない職人の技の確かさを感じます。
こだわりのそばざるには、こだわりのお蕎麦を食材を盛りつけたい、そんな料理人魂にも火をつけそう。

渦巻き状に編み込むそばざるの一番難しい手業が、渦巻きの編み始め部分。
もっといいやり方はないか？熟練の技に満足することなく腕を磨きつづけてきた、職人芸のたまものです。

丁寧にあしらわれた縁巻き。
虎竹は淡竹の仲間で、はじきやすい特徴のある細工には難しい竹、特に節の部分の扱いは神経を使うところです。

やわらかい竹を選んだ上で、縁巻きも節の当たる部分は熱をくわえ、慎重に仕上げています。

虎竹の林から伐り出されて、何人もの職人の手をへて生み出された虎竹そばざる。
自然の意匠ならではの存在感、竹林で働く山の職人さんたちもきっと驚くような出来映えのそばざる
です。

虎竹ならではの模様が、編み目に面白うに出ちゃあるよ。
これはエイ（良い）ちや。
これほど渋い風合いのそばざるは他にはちょっと無いぜよ。


	お蕎麦やうどん、そうめんなどはもちろん、天ぷらやお菓子など、いろんな季節の料理にご愛用いただきたいのです。

※虎竹そばざる（渦）のお手入れ方法
お手入れはサッと手早く水洗いして完全に水分をふき取ったあと直射日光をさけて風通しのよい場所で十二分に乾燥させてください。浸け置き洗いや食器洗い機などのご使用は絶対にお避けくださいませ。

※虎竹そばざる（渦）の保管方法
保管の際には直射日光を避け、風通しの良い場所でお願いいたします。ビニール袋など通気性の悪いものにいれての保管はカビの原因となりますのでご注意ください。

※細い竹の毛羽立ちが出ている場合がございますのでお取り扱いにはご注意ください。