2019年8月6日(火)にスペインのビトリア＝ガステイスでボックスカートレースが開催されました。今年創業125年目を迎えた竹虎は、記念行事としてオリジナルのボックスカート「REIWA-125号」を製作しレースに挑んだのです。その結果、スペイン、フランスから竹の車で参加した3人と共に特別感謝賞「Mención especial」を受賞いたしました。
レース会場はビトリアの街でも一番古い旧市街地、このレースの舞台は由緒ある坂道を使って行われるのです。エンジンを搭載せず、重力のみを動力源とするボックスカートの大会ですで、コースは勿論下り坂。予想を超えた勾配と急カーブ、そして石畳の路面はツルツルと滑ります。さらに、アスファルトへと変わる継ぎ目が現れたりと一筋縄ではいきません。ですが、大歓声が上がる中、竹虎四代目は日本唯一の虎斑竹で製造されたREIWA-125号に乗って颯爽と走り抜けました。
この度の参加は、元F1のカーデザイナー、Ivan Platas氏との縁により実現しました。地元スペインからIvan氏、フランスから世界竹会議（WBC）会長のAbadie氏、加えて日本から弊社代表の竹虎四代目が参戦しました。60年の歴史で海外からの参加は初めての事だと言われています。この3人の共通点は竹に対する強い想い。そのため、それぞれが自身のボックスカートを竹で製造し、協力し合いながらの出場となりました。その結果、竹の3チームで特別感謝賞「Mención especial」を受賞することができたのです。
創業125周年記念でのボックスカートレースの参加でしたが、この一歩が次なる130周年、そして未来の竹の道を切り開くことに繋がっているのだと信じて、竹虎はまだまだ挑戦し続けていきます。
＜虎斑竹専門店 竹虎＞
創業125周年記念 スペインボックスカート 入賞 de SALE！
※高知家健康経営アワード2021
※令和２年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞
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竹虎 （株）山岸竹材店 竹虎四代目（山岸 義浩：やまぎし よしひろ）
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