粋な竹の小物入れ、白竹持ち手付籠オーバーナイターが新登場です。

白竹持ち手付籠オーバーナイターは、持ち手付きの盆ざるです。白竹を六ツ目編みしたざるに、長い籐の握りがついた一風変わった竹細工は、実は昭和の時代にお父さん方の間で人気があった小物入れ。

オーバーナイターには、携帯電話や腕時計といった身の回りの小物を一晩置いておく収納ケース（忘れな盆）という意味があります。50年前の当時には、座椅子の横に置かれたオーバーナイターに、毎日持ち歩く大切なものを入れていたのです。そして就寝時には枕元に持って行き、慌ただしい朝に備えていました。

白竹の艶が上品なこのトレーは、よく見ると竹ヒゴを2枚重ねて編み込んだもの。丈夫に美しく編み込むための、竹職人の隠れた技が光る部分です。他にもこの竹ザルのアクセントとなっているのが各部にあしらわれた籐巻きで、取っ手の最上部には4本の丸籐をまとめる美しい籐飾り。底部分についた足も籐で、隅々まで美しく仕上がっています。

また自然素材ならではの楽しみが、使うほどに味が深まる経年変化。長くご愛用いただくほどに、白竹が飴色へと変化しますます手放せない逸品となります。

当時を知る方には懐かしく、知らない方には新鮮に映る、白竹持ち手付籠オーバーナイター。個性的ながら上品な物入れを、お手元に置いてみてはいかがでしょうか。

＜虎斑竹専門店　竹虎＞
白竹持ち手付籠オーバーナイター　販売価格 8,800円（税抜）

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