網代編みの巨匠の最後の作品。虎竹ショルダーバッグの登場です。

虎竹ショルダーバッグは、網代編みの巨匠と呼ばれる渡辺竹清氏が編み上げた竹籠の肩掛け鞄です。渡辺竹清先生のショルダーバッグとしては最後の作品。30数年間大事に保管されてきた逸品を特別にお届けします。

虎斑竹とは高知県須崎市安和にある、わずか1.5キロの間口の谷間でしか成育しない虎模様の浮き出る不思議な竹。かつては土佐藩山内家に年貢の代わりに献上された歴史のある貴重な竹です。そんな虎模様の竹を網代編み（あじろあみ）では右に出る者はいないと言われる渡辺竹清先生の最高峰の技術で編み上げました。素材には当時先生用にと特別に厳選された虎竹が使われています。

網代編みは同幅の竹ヒゴを使い、交差を２本目をずらしながら編む代表的な技法。細く取った虎竹模様の竹ヒゴがギッシリと目を詰めて編まれ、より複雑で面白味のある虎竹模様をお楽しみいただけます。

かぶせ式の上蓋は両サイドの籐ループに通したショルダー紐をゆるめて開閉します。保管の状態が良かったため、蓋がかぶさっていた部分と外部分とで色落ちなどもございません。竹バッグで傷みやすい四隅の底角部分、本体角部分、縁巻には細い籐でしっかりと丁寧に仕上げられています。底の力竹には竹清の銘が刻まれ輝ます。

ショルダーバッグには通し紐はお付けいたしておりませんのでご愛用の方がご自分のお気に入りの紐を通してお楽しみください。渡辺竹清先生によるショルダーバッグとしては最後の作品。一生大切にしたい逸品を特別にお届けします。

＜虎斑竹専門店　竹虎＞
虎竹ショルダーバッグ　販売価格 290,000円（税抜）

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