2012年8月の竹虎通信

2012年8月

50年前の虎竹たちに会いました。これは奇跡ではないでしょうか?「ほうきの柄には必ず虎竹を使っていた」そんな嬉しい事を言ってくれる職人さん。朝早くから深夜まで製造のつづく活気あふれる、ほうき工場に馬車に積みかえられて運ばれていた虎竹たち!!待っていてくれた?祖父や古い職人たちが製竹した虎竹、昔の竹たちに心ふるえました!!


虎斑竹とは?

虎斑竹(虎竹)は淡竹(ハチク)の仲間ですが、表面に虎皮状の模様が入っているところからこう呼ばれています。全国でも安和の虎竹の里でしか成育しない、不思議な竹です。1916年(大正5年)、高知県出身の植物学者牧野博士により虎斑竹が命名されました。