令和7年度竹資源活用推進セミナー(第1回)
「竹資源活用の現状と将来性」
創業明治27年(1894年)より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)の四代目、山岸義浩が、2025年7月31日(木)に開催された「令和7年度竹資源活用推進セミナー(第1回)」において登壇し、高知県特産の虎竹と竹細工の魅力について発表しました。本セミナーは、高知県が主催し、竹資源の持続可能な活用と地域産業の振興を目的とした取り組みの一環として開催され、林業や地域経済における竹の役割を再認識し、今後の利活用の方向性を考える、有意義な機会となりました。今回の講演では、当社代表取締役社長である山岸義浩が登壇し、高知県須崎市安和地区に自生する虎斑竹(とらふだけ)をテーマに発表を行いました。虎竹は、表面に虎模様が現れる竹であり、その美しさには独特の風合いがあります。130年以上、四代にわたって虎竹と向き合い続けてきた竹虎の歩みとともに、この虎竹の文化的価値や保全の重要性について詳しく語りました。さらに虎竹に限らず、竹という素材が持つ可能性は、日用品から工芸品、建材、さらには環境配慮型の素材としても広がりつつあり、講演では竹製品の魅力についても紹介いたしました。