虎竹の電気自動車「竹トラッカー」が第12回世界竹会議台湾で走りました!


竹虎 株式会社 山岸竹材店

創業明治27年(1894年)より竹材・竹製品製造卸業として皆様にご愛顧いただいている竹材専業メーカーである、虎斑竹専門店 竹虎(運営:株式会社山岸竹材店)です。高知県特産の虎斑竹(とらふだけ)を使用して弊社が製作した電気自動車「竹トラッカー」が、2024年4月18日から台湾で開催されている第12回世界竹会議で注目を集めました。竹虎四代目が世界の竹の専門家の方々と共に乗車し、国立陽明交通大学内の特設コース2kmを走行。日本の竹文化、虎斑竹をアピールし、竹の可能性を実感しました。

国立陽明大学のある新竹市は風が強い地域であるそうです。走行初日の朝は激しい雨風という天候でしたが、走行の時間が近付くと嘘のように晴れ間が広がりました。晴れた後には格別の景色が広がっており、広大で美しいキャンパスを走り抜けました。

竹トラッカーは会場に訪れた皆様から大きな支持を受け、沢山の温かい声掛けや写真撮影をしていただきました。台湾への竹トラッカーの輸送には、バッテリーの交換や輸送費の高騰など苦労もありましたが、今回の竹会議への参加には大きな意義を感じています。この機会に世界50カ国の竹専門家や研究者、関係者の皆様に改めて日本の竹を紹介できたことを嬉しく思います。

竹は日本の人々の暮らし、衣食住すべてに深く根ざしており、長い長い歴史と共に今があります。竹トラッカーには高知県特産の虎斑竹(とらふだけ)の事を沢山の方に知って欲しいという想いを込め、竹と同じく環境に優しい電気自動車をベースに、クラウドファンディングを利用して製作しました。車体だけでなく車内にも虎斑竹をふんだんに使用し、網代編みやヤタラ編みという日本の伝統的な竹細工の技法が取り入れられています。

竹林で見れば一本の竹にすぎないものが、伐採後には様々な姿に形を変えるのが竹の魅力のひとつです。竹細工は現代では珍しく馴染みが少ないかもしれませんが、世界竹会議での竹トラッカーの活躍は、竹の面白さや可能性、そして日本の竹文化を世界に広く発信する機会となりました。製作にご協力いただいた全ての方々に、そして今回の台湾での走行に関わってくださった皆様に、心より感謝申し上げます。

竹は筍が生えてからわずか3ヶ月で親竹と同じ高さに成長し、環境負荷が小さく持続可能な天然資源としての可能性を秘めています。竹虎は今後も竹文化の継承・発展に努めていきます。


<2024年4月18日から20日まで走行>
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竹トラッカー紹介

虎斑竹とは(Tiger Bamboo)?


■竹虎 (株)山岸竹材店 概要

会社名
竹虎 株式会社 山岸竹材店
所在地
高知県須崎市安和913-1(本社・本店)
代表取締役
山岸 義浩
創業
1894年(明治27年)
資本金
1000万円
事業内容
特産虎斑竹(とらふたけ)をはじめとして各竹細工
竹製品、竹炭、竹酢液など製造・卸・販売
URL
https://www.taketora.co.jp/
※高知家健康経営アワード2021
※令和2年度ふるさとづくり大賞総務大臣賞
※第7回環境省グッドライフアワード環境地域ブランディング賞
※RED BULL BOX CART RACE TOKYO 2019準優勝
※第33回 高知県地場産業大賞高知県地場産業奨励賞


■本プレスリリースに関するお問い合わせ先

竹虎 (株)山岸竹材店 竹虎四代目(山岸 義浩:やまぎし よしひろ)
E-Mail:info@taketora.co.jp
<本社>竹虎(株)山岸竹材店
〒785-0024 高知県須崎市安和913-1
TEL 0889-42-3201  FAX 0889-42-3283 (営業時間 9:00~17:30)

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