RKC高知放送ラジオのスタジオにて

2015年8月 7日

RKC高知放送ロビー


RKC高知放送のラジオ番組に、ちっくと出演させていただく事になったがです。何かしゃべくるのなら、それは当然、竹の事と思いきや、いやいや今回ばっかりは少し違うていて、実は自分が会長を務めさせていただきよります高知e商人養成塾という勉強会で開催する合宿への参加者募集という事でお話しさせて頂くのです。何ちゃあ、竹の事やったら全く問題もないのですが、むむむ...勉強会の事となったら学生の頃から「勉強」は苦手ですきにラジオで上手い事話せるろうか?時間前に到着した高知放送さんのロビーでは緊張感がにじむがぞね。


相澤俊夫さんと竹虎四代目


打ち合わせにスタジオから出てきてくれましたのは、自分が小さい頃から高知放送では顔としてご活躍され続けてきちょります、パーソナリティーの相澤俊夫さんですちや。高知県民には、こじゃんと馴染みのある方です。何十年も前から存じあげちゅうのに、実はお会いさせていただくのは今日が初めてですきに不思議な感じぜよ。


相澤俊夫さん、井津葉子さん、竹虎四代目


静かにボルテージが上がりつつ、いよいよ本番数分前になって席についたら、これまた高知県民の方なら誰でも声を聞いて和んだ事のある、井津葉子さんがお隣におってくれるではないですか!?何を隠そう、十数年前までは車で高知県下を仕事で走り回りっていた時には、井津さんの優しくもあり、ほっこりするような、一度聞いたら忘れられないようなお声には、まっこといつもホッとさせられよりました。


これは今日は素晴らしいお二人にお話しを聞いてもらえると思うて、まっこと気合いが入りましたぜよ。なにせ、今回の合宿には日本経営品質大賞も受賞されて、高知県というより日本中でも有名なネッツトヨタ南国の横田英毅先生、「釣りバカ日誌」のハマちゃんのモデルとして知られ、高知に移住されちゅう南国生活技術研究所の黒笹慈幾先生、ニューヨークで30年も活躍を続けられゆうバックデザイナー、Kazuyo Nakano New Yorkのナカノカズヨ先生。


そして、震災の翌年の2012年福島でお会いしてから、何ちゅう凄い方やと思うてずっとラブコールを送り続けていた樋渡社中の樋渡啓祐先生、京都の紫野和久傳さんのデザインなどを手掛ける、株式会社長木デザイン室の長木幸生先生、くわ垣洋子先生など、まっこと、よくぞ高知にこれだけの凄い皆様が集まられたにゃあと、自分でも思うような講師陣の先生方ながです。この合宿は今年で9年目ですけんど間違いなく今までで最高ぜよ。


高知放送スタジオ


さて、そんな自分の熱い思いのたけを話させて頂こうと、いよいよ本番が開始されましたちや。スタジオの外からみたら赤い「放送中」のランプが付いて、まっこと、これは中に居るよりも外からの方が緊張感ありますにゃあ。


高知放送スタジオ


出演時間は15分やったがです。最初は15分もあるがやと思いよりましたが、なんの、なんと始まったらアッという間に過ぎてしもうて、もっともっと話したい事があったがですがタイムオーバーやったです。どれくらい皆様に、今度の高知合宿がお伝えできたか分かりませんが、このような機会をいただけて本当に幸せやと思いよります。


けんどスタジオで本番がはじまると、どうも、竹の事を話ししとうてウズウズしてきますぞね。自分は竹の事しか知りませんので、このような場では、いつも好きなだけ虎竹の事や自分達の竹の仕事の事しかお話しできることは無いがです。考えたら竹以外の事で、公の場に出していただく事など、今まで一度たりともなかったかも知れませんにゃあ...。改めて、竹虎には「竹」しかない事を思いましたぜよ。ガラスの窓の向こうにはラジオ局の方々が真剣な目でお仕事されているのが見えよりましたが、こんな大きな機材があって番組作りをされゆうですにゃあ。まっこと沢山の方に支えられて、無事生放送も終わりました。ああ、感謝だけですぞね。













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雑誌掲載の竹籠たち

2015年7月25日

雑誌「nid」


雑誌「nid」さんに取り上げていただく事があるのです。先日も竹の飯籠を掲載いただいちょりましたが、nid(ニド)という雑誌名がどうも不思議な名前ですにゃあ。最初は何とも思いよりませんでした、そんな英語でもあるのかとも考える程度でしたが、何回か掲載いただく内に、ふと見た雑誌名の下に、「ニッポンの イイトコ ドリ を楽しもう。」と書かれちゅうがです。なに?日本の良い所取りの頭文字でnidなのか。はじめて気がついて納得したことやったのです。


日本の良い物という事で竹虎のエビラなども掲載いただいています。ちょうど、この長雨が上がれば、梅干しの土用干しをされたい方も多いかと思います。エビラは、網代編みの竹を敷き詰めた平らな籠ですが、農家さんなどでも多用されているものを半分サイズにして、都会のベランダなどでも使えるようにしたタイプなどもあるがです。梅干しを干す以外には野菜干しなどに使われゆう方が多いようですぞね。


雑誌「nid」


つい先日に発行されました雑誌「nid」さんに掲載いただいたのは飯籠ぜよ。ご飯を炊いた後に、竹籠に入れて軒先や井戸などに風通しがよく、涼しい場所において保管していた時代があったのです。今では、飯籠の使い方、どうしてそのような籠が、それぞれのご家庭で必要だったかもご存じない方が多いと思います。


それは日本人の生活習慣や家族構成など暮らしに密着した事情があります。昔はお子さんの人数も多く、おじいさんからお孫さんまで、皆が一つ屋根の下に生活していましたので炊飯の量も多かったがです。薪で焚くご飯ですので、そう何度もご飯は炊く事もできません。一度に沢山炊いておいて、あまったご飯は飯籠に入れて保管していました。ご飯は白米だけですとそでもないようですが、麦飯を入れると傷みやすいと言われます。大量に炊きあげたご飯には飯籠は必要不可欠な生活道具のひとつやったのです。


だから、昔の飯籠は現在編まれる籠に比べてかなり大きく頑丈です。味噌こしざるなども、どうしてこんな大きなサイズが必要なのか?もししたら名前を間違えていないだろうか?そんな風に思えてくるほど、サイズ感に誤差があることも、人の暮らしの移ろいの中で出来てきた変化の違いですので、仕方のないことだと思うのです。













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雑誌「GINGER(ジンジャー)」掲載の青竹踏み

2015年6月27日

雑誌「GINGER(ジンジャー)」掲載、青竹踏み


「GINGER(ジンジャー)」という若い女性向けのファッション雑誌に、青竹踏みを掲載していただきましたぜよ。女性の悩みには色々あるかと思いますが、その中でも「むくみ」「便秘」などは大きな問題ではないですろうか。そこで、こちらの雑誌社様でもこの二つをヘルシーボディの敵として取り上げて特集記事を書かれちゅうがです。


「むくみ」と「便秘」はあまり関係がないようにも思いますけんどにゃあ...。ところが、このコーナーに登場されちょます大学病院の先生によりますと、むくみと便秘は腸内環境を整えることにより改善すると言われよります。腸の働きが良くなると便秘が解消され老廃物や毒素が体外にキチンと排出され、それにより、きれいな血液が全身に循環するので、むくみも改善されるそうなのです。身体の外の事ばかり気にしていた「むくみ」ですが、実は身体の中のインターケアが大事という事を今回はじめて知ったがぞね。


さて、そこで竹虎からの商品の登場ですけんど、足のむくみには青竹踏みが最適という事でご紹介ただいたのです。なにせ足裏は第二の心臓とまで言われてツボが集中しちょります。ここを刺激することにより、むくみをスッキリさせるのです。そう言えば、何度かお話しさせて頂いちょります元キャビンアテンダントで、現在はカリスマブロガーとして活躍されゆうカータンさんが、現役で飛行機に乗られていた時の経験談を思い出しますぞね。10分くらいフミフミしていて、いざご自分の靴を履こうとしたら、むくみが取れて、足が小さくなり自分の靴と思えないほど、ブカブカになったそうながです。


効果の素晴らしさに驚いて竹虎の青竹踏みをご紹介いただいた事があって、実はそれ以来、青竹踏みは少しづつ認知度を上げてきちょります。けんど、依然若い学生などには、半分くらいの方が名前すら知らず、一体どんなものなのか?とキョトンとしたお顔で尋ねられます。かっては日本のご家庭にひとつはあったお手軽健康法の代表選手として、その地位の回復にこれからも努めていかねばと思う今日この頃なのです。













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竹馬の達人

2015年4月 2日

HOT PEPPER


先日、何気に見ていてハッと思うて手にしたのが「HOT PEPPER」というフリーペーパーがあるがです。表紙に「高知」と書かれちゅうのは、地元の情報が主体の雑誌だからですが、同じスタイルで全国各地に、それぞれの地域ならではの情報を満載しているのではないかと思うがです。思わず手にしたのは、見覚えのある表紙だったからです。確かこの雑誌に竹馬の達人が「竹馬メン」として紹介されちゅうハズながです。そして、自分も竹つながりという事ですろうか?キワメンDATA ROOMと言うコーナーに少しだけ掲載いただいているのです。


竹馬メン


「日本キワメン紀行」は、究める男達にズームイン!と書かれちょります。全国各地の情報を掲載する「HOT PEPPER」ですけんど、この部分は恐らく共通のコンテンツではないかと思うがです。いやいや全国共通でないといけない程の凄い方ですぞね。


竹馬メンとして紹介されているのは高村雅男さん。東京都生まれで現在は歯医者さんをされちゅうとの事です。けんど、この最初の写真から尋常ではありません!普通に患者さんの治療をしているようでいて...何と足元は竹馬!?まさか、日頃から竹馬でお仕事されている事はないと思いますが、本文を読んでいると、それもありえるかも(驚)。それほどの高い技術をお持ちの方のようなのです。


そもそも自分が反省したのは、竹虎で竹馬を製作しているのに、竹馬を本気で究めるという方の事を知らなすぎたがです。竹馬競争ぐらいの事は知っちょりましたが、それでも50メートルを何と8秒で駆け抜けると聞くと、自分の想像とは少し違うように思えてきます。さらに、竹馬で2.6トンの車を引っ張るとか、楽器を吹く、110センチの走り高跳びに至っては言葉を失いました。これは、まさに常識を超えた世界があるようやちや。けんど、更に極めつけ、まさに「キワメン」は竹馬トランポリン...!トランポリンするだけでも、かなりですけんど、それでバク宙(バック転)をするというので、これは、幼稚園や小学校で子供達がする竹馬とは別の競技というか曲芸、完全にプロフェッショナルな領域ながぞね。


達人高村さんは、これらの技のために自宅に筋トレルームを作り、足の指のグリップ力を鍛え続けているという事にも、まっこと感動すら覚えてしまいます。トイレとお風呂以外は竹馬で何でもできてしまうという恐るべきお方が、事もあろうか、竹馬用の竹をどこで調達されるのか?そんな質問に「高知の竹虎という専門店から買っています。」こうお答えしちゅうきに、さらにビックリ仰天ながぜよ。


日本一の竹馬名人に、ご愛顧いただくのが竹虎の竹とは、朝日に輝きだした焼坂の山々の竹たちも、心なしか喜んでいるように思えますけんど、毎日の仕事をしっかりせんとイカンと気持ちが引き締まる思いぜよ。けんど、高村さんにお会いしたいにゃあ。日本一の竹馬の技と、日本唯一の虎竹をどうしても、この目で見ずにはおれないがです。













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ストックホルム・ファニーチャーフェアで絶賛

2015年3月24日

雑誌「ELLE DECOR(エル・デコ)」4月号


早くブログに掲載したいと思いつつ、こんなに遅くなったがですが、2月に行かせて頂いていましたストックホルム・ファニーチャーフェアでのジャパンクリエイティブの活動が絶賛されたと。雑誌「ELLE DECOR(エル・デコ)」4月号に掲載されちょりますぞね。


今回の出展にはドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツさんと竹虎の竹家具の他に、福井のシリコーンメーカ-SHINDOさんとフランスのデザイナー、ピエール・シャルパンさんの耐熱性の高いシリコーン素材のお香立て&キャンドルホルダー。そして、波佐見焼の西海陶器さんとイギリス、バーバー&オズガビーさんの陶器を透過する柔らかい光が美しい照明器具など、合計3社がブースに展示されていたのです。


雑誌の記事の内容は、寒い会場の外とは打って変わって熱気満々だった見本市の雰囲気を良くまとめてお伝えいただけているのです。自分も文章を拝読させていただきながら、初めて参加させてもらった海外での展示会が蘇ってくる気分ながぞね。


ドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツさん


展示会期中は他の出展されちゅう会社様を全て見て回ってきましたが、竹素材というもの自体少なかったですし、ましてや素材感を全面に出した展示は皆無だったので、来場された皆様が足を止め魅入るのは予想通りでもありました。日本の竹には、それだけの力がありますし、自分達が思う以上に「日本=竹」のイメージは海外では浸透しているのです。


昨年から意識的に海外に出るようにしてきちょります。韓国、台湾、ニューヨーク、ストックホルム、そして5月にはパリ、ロンドン。たまたまご縁が繋がり、何処に行っても竹の世界が広がります。これからも日本の竹にこだわり、日本ならではの発信をしたいと思っています。けんど、だからこそ自分の中に固まっている竹を壊したいがです。時代はどんどん進んでいきよります。そんな流れに合わせる事は無いと思うちょりますが、竹虎も120年の歴史の中で変わり続けてきたように、今、これから、常に変わり続けたいと願うのなら、自分が、これまでの竹を捨てる事も必要かも知れません。


ストックホルムの展示会で嬉しかった事は沢山あるがですが、一番嬉しかった事は、乗り換えのロンドン・ヒースロー空港で竹虎のお客様にお会いできた事ですぞね。


「いつも、ホームページ拝見させてもらっていますよ(笑)」


こんな来た事もない遠くにまで来ても竹虎のお客様にお会いできるのだと感激したのです。こうやって、まっこと沢山の方に愛され、可愛がっていただく竹虎。先代、先々代、初代と虎竹の里を守り続けてきた先人の皆様のお陰と感謝の気持ちで一杯になりますが、責任の大きさにフンドシならぬ腰の前掛けの紐をギュッと締め直す気持ちぜよ。明日も、こうあれるように自分たちの価値ある挑戦は一日たりとも止める事は出来ないがです。













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年賀状ジャーナル

2015年3月17日

年賀状ジャーナル


年賀状専門の雑誌「年賀状ジャーナル」と聞いて、世の中には色々な本がある事を改めて教えていただいた気持ちやったがぜよ。自分の学生時代とか言うたら年賀状は当たり前に出していましたが、近年ではSNSやメールなど手軽に、しかもタイムリーに、やり取りできますのでどうやら、そちらか主流となってしまってハガキを出すという人が年々少なくなってきているようながぞね。


けんど、このような時代だからこそ自分のようなアマノジャクは、ますますハガキに重きを置いてやって行こうと思うちゅうがです。前にある所で講演させて頂いた事があるがです。そしたら、2~3日後には手書きのハガキが届いて、まっことビックリした事がありますぞね。投函の日付を見たら翌日となっちょります。会場で沢山の方々にお会いさせて頂いた後だとしても、やはりハガキをいただいた方は忘れないし印象が全く違います。


講演等と特別な出会いでもなくとも、仕事をしていたら人にお会いさせて頂く機会も多いです。その日に会った方々に、その日の内にお礼のハガキを丁寧な文字で書いて来られる方もおられますちや。そのような方に限って、とても忙しく全国を飛び回られるような方が多く、一体どうやって手紙の時間を作られているのか不思議に思うがぞね。


メールなどでももちろん意志は伝わりますけんど、やはり、このようなハガキの方が出す方にしても手書きというのは自分の気持ちがこもりますし、受け取る方はより人となりを知れて嬉しいと思うがです。たかが、一枚の葉書でお届けできる事があるのだったら...。自分もそう考えちょりますので、出来るだけ真似をさせてもらいよりますが、その元となるのも、やはり年賀状ながです。


私の年賀状


自分の年賀状の元々の始まりは中学、高校時代まで、さかのぼります。明徳義塾という全国から生徒が集まる全寮制の学校でしたので、年に一度くらいは遠くの友人に年賀を出したいと思ったのです。大学卒業時には、更に各地からそれぞれが集まられちょりました。そこで、写真付きの年賀にして、この一年がどんなだったか、次の一年をどうしていくのか、文字より絵で見て分かってもらいないにゃあ。そんな思いで開始した年賀が今年で27回目となっているのです。


形ある一枚の温もりを大切にしたい


何でも飽きやすく中途半端な自分が、こうやって続けられゆうのは、やはり毎年出させていただく皆様のお陰ですぞね。楽しみにされゆう、待っていてくれる、そんなお声を宛名の友人本人だけからではなく、そのご家族からも頂くようになっているのです。年々枚数も増えて、北海道から沖縄まで、今年は3500名様もの沢山の方にお送りさせて頂きました。年賀状ジャーナルというような専門誌に取り上げてもろうちゅうし、これはもう暫く続けんとイカンと決意を新たにしよりますぞね(笑)













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日テレ「トリックハンター」!?

2015年1月22日

虎竹の里


田辺小竹さんのテレビ取材が無事終わったと思ってホッとしていた矢先、たまたま電話を頂いて、今度は別の番組の取材にお越しいただく事になりましたぜよ。さすがに続くと自分達にしましても大変ではありますが、日本唯一の虎竹をしっかりとご説明させてもらい、その美しさや職人の仕事を知ってもらえる機会とあれば何度でも大歓迎なのです。


日本テレビさんの「トリックハンター」という番組との事でした。トレジャーハンター?それは宝探しの人の事やろうがえ...。そんな事言うてお待ちしよりましたら、やって来られましたぜよ!背中にリュックサックを背負われて、宝探しの冒険家と言われればそういう雰囲気も無きにしもあらずながです。けんど、それもそのハズです。日本唯一の虎竹を探しに来られちゅうのだから、トレジャーハンターと言うのも、まんざら外れてはないと思うのです。


日本テレビ「トリックハンター」取材


虎竹の山に入りますが沢山の機材を積んで大勢で来られる場合でも、こうして、たったお一人でカメラを持参されてお越しいただく取材でも、お話させていただく事は、まったく同じですし、自分の思いや熱もまったく同じです。今日は少し調子が悪いにゃあと思いながら仕事場に来た日でも、やはり竹と向き合うと自分の中の本気が勝手に走りだします。まっこと嬉しいというか、有り難いと思うのはこうやって虎竹の里に来られる皆様が自分達と同じように真剣であるという事ですろうか。それは仕事としてであろうと、プライベートで見学に来られたとしても、今までも誰一人として面白くないような顔をされた方は居ませんでした。しかし、それはもちろん自分達の何かではなく、この日本唯一の竹林の力であり、120年の歴史の力かと思いよります。


日本唯一の虎竹


竹林で見る虎竹と工場の竹林では竹の表情が随分と違います。山に生えている虎竹は同じ竹であっても、虎模様の良く付いたもの、付いていないものが混在しちょります。だから、その竹林にもよるのですが、竹林全体で見た時の竹の雰囲気は青く明るい感じです。ところが、竹虎の工場に運び込まれる虎竹達は、土場で山の職人さんに選別され、それを今度はもう一度自分達が選別した虎模様の美しく浮き上がる一級品だけなのです。だから油抜きの加工をする前の竹達も堂々としたもの、すでにエース級の貫禄を感じされる強者ばかりながぜよ。


虎竹油抜き取材


「魅せられちょりますろう...」


思わず、こんな自慢するような事を話しかけそうになったがです。けんど、この取材の方のカメラの画面を覗き込む目は明らかに、この竹と炎の共演に魅せられちゅうと感じましたぞね。まだ色合いも全くない虎竹が炎に熱せられると油分が吹き出して、それと共に竹表皮に隠されていた虎模様がクッキリと浮かびあがるのです。そして思いました、もしかしたらマジックショー?初めて、この油抜きをご覧になられる皆様にはこのガスバーナーがマジックショーに出てくる不思議な箱に見えよりますろうか?いやいや大袈裟やにゃあ、けんど、これが自分の正直な感想。


どうしても今日の最終で帰らねばならないので、帰りの飛行機の時間が気になられているはずなのに、ガスバーナーのアッチからコッチから撮影して離れようとしないのは先日のテレビの方々と同じですぞね。取材の方のそんな横顔を拝見しながら、こじゃんと嬉しくなってくるがです。


虎竹孫の手


最後に少しだけインタビューがありましたぞね。ここで虎竹孫の手をご紹介させてもらいましたが、スタジオで出演されちゅうタレントの方に向けて話しかけるワンシーンがあるはずながです。ほんの一瞬ですきに見逃さないようにしとうせよ!来週の28日(水)夜7時から日本テレビ「トリックハンター」実は自分はあまり観た事がなかったのですが、昨年の夏からスタートしている内村光良さんとベッキーさんが司会をされている楽しい番組ぞね。お時間ある方は是非ご覧いただきたいがです。













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田辺小竹さんテレビ取材

2015年1月21日

田辺小竹さんテレビ取材


来月あたりに放映予定の、とある人気バラエティ番組で、竹工芸家の田辺小竹さんが取り上げられる事になったがぞね。今までは、このようなテレビ番組にはあまり出演される事はなかったそうですが、今回は全国放送で長時間に渡って田辺さんを取り上げて頂ける事と、やはり制作に関わる方の人柄や熱意で引き受けられたそうですぜよ。


テレビにしろ雑誌などにしろ取材などと言えば自分達の場合には、今までお断りするなど考えた事さえなく、全て来る者は拒まず(笑)でチャレンジしよります。その最たるものが一昨年の「ザ!鉄腕!DASH!!」ですろう。あの夏は会社や職人、ひいては地域の皆様や地元高校の方々まで巻き込んで、まっこと大変な思いをさせてしまいましたので、まあ、何でもやり過ぎるのは困りものですが、田辺さんのそんなお話をなるほどと思いながらお聞きしていました。


番組などによっては、それぞれ伝え方や見せ方があります。竹芸家の方ですので竹への思いや技へのこだわりに焦点をあわせて、多くの方にお知らせできるのであれば良いのですが、もしそうでない場合はお断りする事も当然あるがですろう。ただ、今回の番組では竹の事を忘れかけた方の多い今の日本で、少しでも竹の美しさや心地よさ等思い起こしてもらえる、こじゃんと(とても)良い機会になるものと期待しちゅうがです。


竹虎本店


そんな訳で今回番組の収録のために東京から撮影の方々が来られます。このような取材の方々のお話は本当に楽しいし気付きもいただきます。それは、やはり全国各地に行かれちゅうので楽しい話題を良くご存じですし、情報感度が鋭いので自分達の良い所を、それとなく教えてくれますちや。虎竹の里にずっといたら分かりにくくなってくる。ここでは普通やったり、当たり前の事やったりに興味を持たれます。そうやって面白がってくれる事は実は全国の他の方も知りたがって頂く事で、自分達が見逃していた魅力であったりするのです。


虎竹の里の山道


さて、虎竹の竹林の撮影に急勾配の山道を登っていきますぜよ。しばらく行って、虎竹の竹林が目の前に広がる辺りでは、おおっ!これはっ...と言う顔をされています。竹をいつも見ていたら別に普通の昼前の陽射しですが、恐らく取材の方々には、生まれて初めてご覧になる竹林であり、もしかしたら、どこかの名勝地にも勝るとも劣らないような、そんな光景にきっと見えているのだと思うがぜよ。


田辺小竹さん


田辺小竹さんは実は自分と同じ四代目ながです。竹芸家の家に生まれて竹に反発した時期があるのも同じ。けんど、自分のような田舎の竹屋とは違うてなんと世界を舞台に大活躍されゆう竹の芸術家なのです。竹の世界では代々続くサラブレッドの血筋と言うてもエイかも知れません。何か良いように聞こえますが、その運命を背負うて竹に向き合うのはこじゃんと覚悟のいる事やったと想像しちょります。


そんな思いを感じる作品をいつくか拝見させてもらってきました。ちょうど一年前には岐阜県立美術館で「水の恵み」と題された、まっこと壮大な作品を拝見させてもらって本当に感激した事があるのです。この山の虎竹達が細い竹ヒゴとなり何万本と使われちょった。そう、この今ここにある丸い竹が、真っ直ぐに伸びる硬い竹が細く割られて一本一本の竹ヒゴがまるで命を持ったように、自分達の意志で繋がり、しなやかにくねり、あふれるようでした。田辺小竹さんと言うアーティストの手を通して竹がモノ言うそんな迫力ある造形としてあるかのように思えましたちや。


虎竹の里


竹林では、虎竹の当たり前の事をお話させていただきます。虎竹の里にある竹は何故か不思議な虎模様が付き、この竹を色々な所に移植しても美しい虎模様が出来ないのですが、虎模様が出来る原因もハッキリ解明されていないのに色づきしない理由が分るはずもなく、科学がこれだけ進歩したと思える現代でも自然は未知で偉大だと、お話をさせてもらうたびに感じるがです。


虎竹の事だけでなく竹そのものの話題になりますが、竹がわすが3ヶ月で十数メートルの親竹と同じ高さに成長するとか、竹林全体が天然の鉄筋コンクリートのように竹根が張り巡らされちゅうとか、どれもこれも普通の事のようではありますが、取材の方はご存じないようで、こじゃんと驚かれるがです。


テレビ取材クルー


それにしてもテレビ撮影は終わっているものの、カメラマンもディレクターの方も、なかなか帰ろうとは言いません。ちょうど午前の日差しが段々と太陽が高くなるにつれ竹葉の間から差し込み、温かな日だまりを作るようになる頃でした。はじめての方には本当に何故かしら優しく安らぐ、別天地のように感じていただきよったのかも知れませんちや。


竹虎本社工場


ようやく山から下りてきて、工場に戻ってきたのは随分と時間が経ってからの事やったのです。さきほど竹林で見て頂いた虎竹を加工する現場をご案内しました。虎竹は専用に設えたガスバーナーの窯で熱して油分を出し、その天然油分を利用して美しい竹材に拭き上げていくのです。竹屋にはガスや炭火など火抜き用にしろ、熱湯を使う湯抜き用にしろ専用の窯が必要です。自分も小さい頃からずっと見ていて、実は何が珍しいのかどうして驚かれるのか分らない事がありました。ところが、やはりこのような窯は一般の方は誰も見た事がなく、さらに日本唯一の虎竹に使うというのですから、これほど価値があるモノはないと最近では思うのです。


それを教えてくれたのは、やはり今日のように遠くから来られた方々だったのです。













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内村悦三先生著「タケ・ササ総図典」

2014年11月19日

内村悦三先生著「タケ・ササ総図典」


竹の研究に長年携わられ大きな功績を竹業界に残されている、内村悦三先生の「タケ・ササ総図典」には日本の竹、笹を中心に200種類を越える掲載がされちょります。なんと200種類!?竹の種類は、そんなに多いの...?そう思われる方もおられるかも知れませんけんど、詳しく調べられない方は竹の種類のページをご覧くださいませ。竹の種類は世界には約1300種類、日本だけでも600種があると言われちょりますので、これでも、ほんの一部の掲載という事ながですぞね。


そんな竹の中で虎斑竹(とらふだけ)も取り上げて頂いちょります。竹を学術的に研究された先生の著書ですので、毎日仕事で竹に向き合う自分達でも知らない事ばっかりですちや。まっこと竹は知れば知るほど奧の深い、素晴らしい植物やと思うがぜよ。いつも竹の驚異的な成長力のお話をさせて頂くと、皆さん目を丸くしてビックリされよりますし、柔軟さと堅牢さを併せ持つ特製、成長の早さと強さの秘密である竹節、そして、地下茎でそれぞれの竹同士が手を握り合う結束の堅さ、これらは人間が竹に学ばないといけない事やと思うがです。


「タケ・ササ総図典」というタイトルだけあって、本の内容は主にそれぞれの竹についての特徴を紹介することに多くのページが使われちゅうがですが、虎竹の説明ページには他の竹たちと少し違うちょって、刈り入れの終わった田んぼでの竹選別作業や製竹作業、袖垣を作る竹職人の姿などまで掲載いただき、日本唯一の虎竹が今もって生活の中で生きている、日本の中では数少ない竹であると知る事が出来るのです。


本には「BAMBOO GUIDE BOOK」と書かれています。海外で日本の竹に関心のある方は多くようですので、英訳された本の出版もあるがやろうか?ちっくと期待もしちょります。













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雑誌「Fielder」掲載の鰻ウケ

2014年11月12日

雑誌「Fielder」掲載の鰻ウケ


小さな頃には自然の中で遊ぶのが当たり前の事でした。春、夏は近くの川や海で、秋から冬は虎竹の里の山々で、今から思うたら、まっこと幸せな子供時代を過ごさせてもろうちょります。海の幸、山の幸、そして川の幸にあふれちょった。


海に行けば魚釣りから貝取り、変わったところでは穴ダコ捕り、マテ貝の穴に塩を入れて貝捕りされる方は多いかも知れませんが、タコの穴に灰を入れて小さな穴ダコ捕りは珍しいですろう。山では山菜やアケビなども取りましたが、野生の果実の木があって、まるで全員が猿のようになって木に登り、むしゃぶり食べていましたにゃあ。特にビワなどは後から考えたら贅沢品、けんどあの時は上着がビショビショになるくらい食べよりました。


コブテと言われる鳥用のワナも上手な先輩に習って良く仕掛けましたぞね。まっこと猟師ではないですけんど、ひと冬毎日ずっと山に通いよった事もあるがぜよ。捕った山鳥は竹職人さんの所に持っていくと毛をむしり下ごしらえしてくれたりしていました。皆で焼いて食べるのですが、食べられる所は少ないものの、これが美味しかったにゃあ...。今では山鳥を捕ること自体禁止されちゅうようですし、虎竹の里でも全く見かける事はなくなりましたぞね。


自然と向き合う事は、子供心にも本当に面白く、刻々と変わる自然の表情に感動さえ覚えるような事が多々あったがです。川もそうですちや、朝靄のかかるヒンヤリした初夏の空気のなか、清々しい川の流れに足を踏み入れると、川原特有の何ともいえない香りがするがです。


前の日に仕掛けた鰻ウケを上げに行く楽しさ、数十年経った今でもハッキリ思い出されますけんど、先日雑誌「Fielder」という雑誌に鰻ウケの事を掲載いただいたがぜよ。野生食材図鑑とありますけんど、自分達にしたら先輩や親に習ってきた事が本になっちょります。鰻ウケの他には千葉の魚捕りの方法である「ボサ漁」、福島の「ズ」、新潟の「モジリ」など色々な漁具が掲載されちょります。どうも東に行くと竹の違いからか竹編みの漁具よりも細い丸竹を何本も使った漁具が沢山あるようですにゃあ。日本の昔からの道具というのは気候、文化、生活が見事に表れて、まっこと色々拝見させて頂いても興味が尽きませんぞね。


高知県でずっと編まれたきた鰻ウケですけんど、前に大学の先生や民俗研究の方が来られた事もありますが、別段珍しいとも思わなかったものが雑誌に掲載いただいたり、遠くからお越しいただくことを考えたら、やはり貴重な存在になりつつあることを思わずにおれませんちや。そうそう、それを裏付けるかのように鰻ウケの職人さんの動画を掲載しちょりますが、何と再生回数が42000回越しちゅうがです、よかったらご覧くださいませ。














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