台風と竹

2019年10月15日

蓬莱竹


今度の台風19号の被害は東日本に広がっています。記録的な雨、風、台風の恐ろしさは小さい頃から身に染みていますが大人になった今でも全く慣れることはありません。穏やかな海、清らかな流れの川も嵐と共に一変して轟音と共に襲い掛かってきます。自然の力の前に人など本当に無力、だからこそ災害を少しでも防ぐために護岸に竹が植えられたのです。


南方系の蓬莱竹は直径が2~3センチ程度と竹としてはかなり細いものの一つの株から何本も何本も生えて強靭な根を張り地面を堅牢に堅めてくれます。西日本の河川で多く見られて根が外に伸びていかないので田畑や人家の近くでも重宝されてきた竹でもあります。これだけ立派な大きさの株に成長するのには恐らく100年近くかかっているのではないかと思います。


篠崎ざる


都心部を流れる川も氾濫していますが、かっては江戸川にも護岸のために篠竹という蓬莱竹とよく似た頃合いの太さの竹が植えられていたのです。そして、その竹を使って生まれた細工が篠崎ざる。ひっくり返した自作の籠の上にのって「どうだ!?」と職人さんが言わんばかりの自信にあふれた強さの製品が編まれていました。当時は200軒もの竹細工屋があり同じ篠竹を使ってざる編んでいたと言いますから川岸に本当に多くの篠竹の林が続いていたという事を窺い知るのです。


小糸川護岸竹


台風15号でも被害のあった千葉県に小糸川という蛇行した川があって、その両岸には竹が繁っている事をご紹介させて頂いた事があります。このような竹林を見る度に先人の災害への畏怖、安全への願いを見る思いですけれど自分達にとりましても他人事ではありません。今回の台風被害が最小限である事をお祈りしています。














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命を護る緑のライン

2019年10月14日

新庄川護岸竹


虎竹の里のすぐ近くを流れる新庄川にはニホンカワウソが最後まで生息していた事が知られています。大食漢のカワウソが生きていくためには餌となる川魚が豊富でないといけませんので、それだけ水量も多く自然豊かな川だったという事です。ちなみに今や世界にまで飛び出している「ゆるキャラしんじょう君」は、このカワウソがモチーフになっています。


その新庄川も台風銀座とも言われる高知にあって毎年のように豪雨に見舞われ増水します、そこで人家や田畑のある川の両岸にはこうしてが植えられ防災の役割をになってきました。


高知県護岸竹


新庄川だけではありません高知県下の川を注意深く見るとあちらこちらに竹林が川岸に沿って続いています。子供の頃から竹を見ていた自分は、どこの川にも竹があるので竹が水を好む植物なのだとばかり思っていました。


防災用蓬莱竹


しかしそれは間違いでした、竹は大事な家族や財産を護るため誰かが川岸に植えたのです。株立ちの蓬莱竹が二つの川が合流したり、あるいは曲り角など急な流れのところに目印のように生えているのも不思議に感じていましたが人が植えたのなら納得でした。


吉野川


吉野川は日本三大暴れ川であり「四国三郎」と名付けられるほど昔から洪水に悩まされ続けてきました。上空から見ると高知を源流として画像の右側徳島市の方に向かって谷間を流れる一本の青い線のようです。しかし、注目いただきたいのは青い川に沿うようにして黒っぽい緑のラインが伸びています。


吉野川


飛行機からは見えませんが、この緑のラインこそが吉野川の両岸にもずっと続く竹林です。建設用重機なども無く大がかりな土木工事が難しかった当時には大雨への備えには竹がどれだけ心強い存在だったかと思います。「地震の時は竹林に逃げろ」この言葉には天然の鉄筋コンリートとも呼べる縦横無尽に走る竹の地下茎の存在があります。


互いの竹が繋がり合いしっかりと地面を堅めくずれない竹の力が経験した事もないような雨への防災対策に役立ちはしないか?先人の知恵に学ぶ時です。














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竹虎に美味しい山賊がやって来る

2019年10月12日

山賊


竹虎には山賊がやって来る。本当の山賊なら怖いけれど世界一大きいスーパー焼き鳥で人気という山賊茶屋の事だ。焼き鳥の他、から揚げやゴボウ天もある、四万十川源流近くの店らしくアメゴ塩焼き、うなぎ弁当、デザートの大学芋まである。こうして決まった時間にやって来るのを楽しみにしている社員も多く、仕事中だが買い物は大目にみている。


竹虎ランチタイム


このような販売スタイルは都会では珍しいかと思いきや高齢化の進む地域では移動スーパーのような形で結構繁盛しているそうだ。商店のない田舎に行商の方が来るのが当たり前のことだった子供の頃に時代が戻っているかも知れない。しかし、昔ながらの行商文化は地域の野菜や果物、お菓子、乾物、パンなどを販売して行く、最近までは刃物や生活用品まで売り歩く方もいた。


竹虎四代目(山岸義浩)、御用籠


何を隠そう竹細工もかっては農家になくてはならない仕事道具だったので様々な大きさの籠や箕を積んだ軽トラが走っていた。自分や家族の編んだ籠を自ら売り歩く、そんな竹籠行商の方々は随分前にいなくなったが人を訪ねて竹を売るのは苦労が多いと話していた。しかし、だからこそ技が磨かれた、籠に力があった。


そんな昔の話を思い出し、つい買い過ぎてしまう。やさしい山賊さんはおまけをくれる、今日はおでん。美味しかったそうである。














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素朴、山ぶどう手提げ籠バッグ

2019年10月11日

山ぶどう手提げ籠バッグ


秋も深まってくると恋しくなるのが山葡萄。海外からの輸入が増える中、やはり国産で昔ながらの素朴な籠を知ってもらいたいと古老の職人がコツコツ手編みしています。


山ぶどう手提げ籠バッグ網代編み


熟練の竹職人が自分の目利きした竹でないと使わないように、昔ながらの山葡萄の職人も自ら山に分け入り材料集めから始めています。地元の山の素材は色が違う、品な違うと誇りを持っているのです。


山ぶどう手提げ籠バッグ


山葡萄手提げ籠バッグの最大の魅力は素朴さです。


山ぶどう手提げ籠バッグ修理


そして強さ。こうして持ち手を修理すれば又何十年とご愛用いただけます。


山ぶどう手提げ籠バッグ


使っているうちに渋く変色し光沢を放つ山ぶどう、新しい持ち手部分は何年か経つと馴染んできます。


山ぶどう手提げ籠バッグ


自分も久しぶりに愛用している棚編みバッグで過ごしやすくなった季節を楽しみたくなりました。













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不思議、沖縄

2019年10月10日

沖縄古民家


沖縄の古い民家がしっくりきて座っていると立ち上がるのに苦労します。雨の多い高知県と同じように軒の庇が深いせいかも知れません、風が良く通るように開け放した室内からの景色には懐かしさを感じます。


女竹


こちらの古い家では普通野地板を張る垂木の上に女竹を並べています。


野地板代わりの竹材


これが古くなると又いい風合いになっています、強い雨風をしのいできた逞しい竹です。


飯籠


四本の持ち手が美しく絡んだ古い飯籠が置かれています。大家族が当たり前の頃の竹籠は大きく無骨、惚れ惚れします。


読谷山焼北窯、與那原正守氏


さて、読谷山焼北窯には初めてお伺いしました。約束の時間までしばらくあったので近くにあった陶器の直売所に入ります。所せましと陳列された四人の作家の作品の中で面白い波紋模様の小物入れが目に留まりました。旅先で陶器を買うことは少ないのです、いったん手にとったものの棚に戻します。しかし、店を一周、二周しているうちにやはり気になって買って帰る事にしました。


読谷山焼北窯


店を出て右に歩くと北窯でしょうか、巨大な登り窯には休日のせいか人気はありません。戻ってきて静かな工房のぞいていたら主らしき方がニコニコして近づいて来られます。


読谷山焼北窯


この方が陶芸作家の與那原正守さん。仕事されていた小さな窯の柱に先ほどと同じ波紋模様、小物入れを創られた方でした。お会いさせて頂くことなど知らなかったのに作品の繋ぐご縁も不思議なものです。














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古き良き時代の竹アクセサリーたち

2019年10月 9日

竹ネックレス、首飾り


細くとった竹ヒゴで大小ふたつの大きさの玉を編んで繋げた竹ネックレスには白竹、染め竹の二種類があるのです。若い世代の皆様には新しくモダンに見えるかも知れませんが、これらは今では製作される事のなくなった40年以上前の竹細工なのです。


竹ネックレス、首飾り


大きな倉庫の片隅に置かれたまま忘れ去られていたものが、偶然発見されたタイムカプセルのように現れて見る者を驚かせています。


竹ネックレス、首飾り


古き良き時代の日本ではこんな美しく実用的なアクセサリーまでもが作られていたのを思い出します。


竹ネックレス


竹ネックレスの良いところは見た目のやさしさ、身に着けた時の軽やかさです。


竹レトロショルダーバッグ


竹編みのネックレスの他にも当時はこのように太い竹身を球形や楕円形に削りだして制作する製品は数多くありました。


竹レトロショルダーバッグ


先日、竹ポシェットを掲載させてもらいましたけれど大量に作る同じ竹素材から其々バッグであったり、アクセサリーであったりおよそ考えられる身の周りの物は、この竹ビーズで作られていたように思います。


竹アクセサリー


長い竹が水を吸い上げる維管束という細かい孔が、アクセサリーに加工した時にも面白い模様となって現れます。


竹ペンダント


実は竹ネックレスやペンダントなど装飾品は、女性の好みが多用ですから種類が多くてまだまだご紹介できていないものもあるのです。


竹アクセサリー


全て国産、手作り、当時を偲ばせる技術力の高さと竹がバリバリ元気だった頃を反映してか作り手の心意気を感じるものが多いのです。今では到底できるものではない竹製品はこうした内職さんたちに支えられていました。
















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準優勝!レッドブルボックスカートレースの一日

2019年10月 8日

レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、REIWA-125号


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)の開催される、よみうりランド特設会場に到着するとまず最初に当日まで分からなかったレースコースが気になり見にいきます。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人、REIWA-125号


スタートからの直線はかなり急勾配だと感じましたがそれほど問題ではありません。障害物であるタイヤスラロームに注意すれば何とか行けそうです。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


難関はコースを大きく曲がった先に次々に現れてきます。まず、「サムライゲート」と呼ばれる赤い鳥居のならぶ箇所がありますが、この路面の凹凸は地味ですがクセ者です。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)


そして初めて見るシーソー。高スピードのまま上がってしまうと危険との事で手前でブレーキングしてから通過するルールがありました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


今回の審査員にはスキージャンプの高梨沙羅さんが来られていましたのでジャンプ台がひとつの見せ場になっていて、もしかしてとんでもない特別仕様なのか?少し心配していましたけれど予想したほどではなくてホッとしたものの、やはり高さはこれだけあります。


レッドブルレースコース


そして、ゴール目前の最終コーナーにサーキットコースにあるような傾斜角度のついたカーブが待ち構えています。


レッドブル傾斜のあるカーブ


実は高さもかなりある上に思った以上の勾配があります、ここでリタイアするチームが多かった魔のカーブです(笑)。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、REIWA-125号


コースの下見をした後はレース出走までピットで待機。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、REIWA-125号


走るのは59チーム中46番目という事でかなり後の方です、予定では7時間ほどあります、曇り空からポツポツと雨が落ちてきていました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、REIWA-125号


レース前日にレッドブル担当者さんによる車体検査を受けています。四輪である事や、車体サイズ、ブレーキなど安全面はもちろんデザイン等にもルールがありパスした証のシールを貼ってもらっていました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


この8月に参戦したスペイン・ビトリアのレースは一人でしたが、今回のレッドブルでは職人あわせて4人のチームで参加できているのが大きな違いであり、遠く東京まで来て走る意味でもありました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎職人、REIWA-125号


右前輪の不具合が見つかりましたけれど安心です。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人、REIWA-125号


車体はじめ万全の体制で走ることだけに集中できそうでした。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


ピットにいると色々な方が声をかけていただきます。わずか1.5キロの狭い地域にしか成育しない不思議な虎模様の虎竹の事をお話しできる良い機会です。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人、REIWA-125号


そんな中、2016年「チャレンジラン横浜」で高知から竹トラッカーで走行している事を知って静岡県まで応援に駆けつけてくれた坂本さんが観戦に来てくれて感激しました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


ピットにはズラリと凝りに凝ったボックスカート用車体が並んでいます。一回り他のチームを見てまわります、目についたのはメタルなイノシシのREVERSE MAKER HI-Dさん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


地元東京、OMOTENASHIさんは来年の東京オリンピックを体現されているまさにタイムリーな素晴らしいチームだと感じました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)


こちらのチームは日頃からお客様の前で演技をされているのかパフォーマンスの練習を拝見させていただいたのですがレベルが違いました。「凄い...」口があぐりになるような素晴らしい殺陣です。何という強豪が集まっているのかと思い知らされたEDO WONDERLAND 日光江戸村さん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


京都からのOHANABATAKEさん、車体も衣装、そしてコンセプトまで凝ってます。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)


大阪のBUILD BANG RACINGさんも戦隊コスチュームや役になりきったパフォーマンスは素晴らしかったです。どれだけ時間と費用をかけているのか?本気で遊んでいます。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


こちらも東京のTEAM SECOND-DRIPさん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


イチゴがいっぱいの鹿沼YEGベリー隊さん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


栃木県から来られた米俵を模した、おこめ倶楽部さん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


横浜CJ CAFEライトニングさん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


東京、お義父さんと娘婿さん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


安藤家さん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


人気ユーチューバーの水溜りボンドさんは、さすがの作り込み。ファンの方がひっきりなしに写真撮っていました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


お隣のピットには千葉からのSAILUP JAPAN DREAM TEAMさん。見れば見るほど細部までしっかり作られていて、パフォーマンスも満点、かなりの強敵です。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


さて、素晴らしいチームばかりの中で、特に東京のNONMOTORIZEさん。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)


この竹虎四代目の表情をご覧ください。モトクロスバイクのメンバーの皆さんが集まって製作した車体は驚きでした。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)


こんな皆さんとレースするのかと思うと、正直自信が揺らいでしまいました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人、REIWA-125号


そして、竹虎REIWA-125号の出走、レースは始まります。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、REIWA-125号


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、REIWA-125号


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)、REIWA-125号


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)、REIWA-125号





こちらの動画をご覧いただきますと竹虎のパフォーマンスからレースの様子が分かります。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


走り終えて、後は結果発表を待つばかり。


観客、レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


ステージ前にはレース参加チームはじめ関係者、観客の皆様が集まりって審査員の発表を固唾をのんで見守ります。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


あれだけの強豪がひしめく中、まったく未経験のステージ、田舎から出てきて雰囲気に圧倒された初出場です。この時には職人は入賞など夢にも考えていません。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


声が聞こえたのは、この時。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎職人


「入賞したよ、おめでとう」竹の声でした。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


大きくガッツポーズをしました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


係りの方が舞台袖に来て欲しいと呼びに来られたのは、この後。入賞は確実なものの、一体どんな賞なのかドキドキしながらステージを見ていました。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


結果は昨日もお話しさせていただきましたようにレッドブルボックスカートレースの59チーム中、なんと総合第2位!


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


評価基準は「クリエイティプ」「パフォーマンス」「タイム」の3点あって、パフォーマンスやタイムでは他チームに圧倒されていましたので日本唯一の虎竹に助けられと思います。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎職人


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


この日は朝からほとんど何も食べていなかった事もあり打ち上げのバーベキューは特別でした。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、【72時間本店限定】RED BULL BOX CART RACE準優勝SALE!


東京に行く何日も前から「優勝」の文字はホワイトボードに書いていました、ただ誰も本気にはしていませんでした。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


昼間走ったコースを最後に歩いてみました。まだまだ先の道のりは果てしなく遠い気がしています。














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祝・準優勝!レッドブルボックスカートレース

2019年10月 7日

竹虎四代目(山岸義浩)、レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)は日本で開催されるのは三回目だそうです。前回は確か東京赤坂に特設コースを作って2017年に行われていますので毎年恒例ではありません。世界110ヵ所以上でレースされているので何処で開催かは全く分からないのです。


そんな中、竹虎創業125年の節目の年にボックスカート用車体を製作している途中にレッドブルボックスカートレースの事を知りました。たまたま今年開催される事、そして何と大会日が自分達の会社設立記念日である10月6日だったのです!こんな偶然は、そうそうはありません。また竹の神様に導かれている思いで、知ったその場で申し込みをしていたのです。


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)2019、竹虎四代目(山岸義浩)


会社設立記念日の昨日、レース当日に奇跡は起こりました。竹虎はレッドブルボックスカートレースのアッと驚くような車体ばかりの59チーム中、なんと総合第2位。評価基準は「クリエイティプ」「パフォーマンス」「タイム」の3点、パフォーマンスやタイムでは他チームに圧倒されていたと思います。


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)2019、竹虎四代目(山岸義浩)


全国各地からユニークでそれぞれ趣向を凝らした素晴らしいチームが集まっていました。スキージャンプの高梨沙羅さん、ホンダF1マネージングディレクター山本雅史さん、B-Girlのamiさん、NHK教育テレビ「つくってあそぼ」のワクワクさん、Mattさん、そして人気ユーチューバーも参加されるので観客もいっぱい


REIWA-125号


この中で、どうして竹虎が準優勝できたのか?明日からの30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」でお話ししてみたいと思います。














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いよいよ明日、レッドブルボックスカートレース

2019年10月 5日

竹虎四代目(山岸義浩)


小さい頃から何でも乗りこなす子供だった、なるほど祖父の愛犬アトマにも見事に乗っている。いやいや実はシェパードのアトマは警察犬訓練所に預けられていた程の竹工場でもいつも祖父の仕事が終わるのを辛抱強く待っている優秀な犬だったのだ。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、竹虎四代目(山岸義浩)


しかし、いよいよレッドブル・ボックスカートレースが明日に迫ってきた。竹虎創業125周年記念に日本唯一の虎竹で製作したREIWA-125号を乗りこなさなければならない。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


応募を決めたのは早かった。なにせ、REIWA-125号を製作した節目の年に開催される事だけでも幸運だと思っていたのに開催日が10月6日という会社設立記念日だったからだ。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race


レッドブルボックスカートレースは、さすがに世界各地で110回も開催されているだけあって出場決定の通知から、ドライバーズオリエンテーション、参加者パスポート等もあってサポート体制も万全、細かい所までしっかりしている。


レッドブルボックスカートレース、RedBull boxcart race、パスポート


そう言えば8月のスペイン大会にはパスポートを持っていないからと職人が同行しなかった(笑)。レッドブル用のはしっかり用意している、少し開けてみる...職人の表情が良くなった、もう勝ったような気持ちになってくる。

















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二宮金次郎生家の竹壁

2019年10月 4日

国立民族学博物館、虎竹ヒシギ


もう5、6年前になりますが大坂にある国立民族学博物館の依頼で特別に長い虎竹ヒシギを作らせて頂いた事がありました。ヒシギとは簡単に言うと丸い竹を細かく叩きながら平たく板状に伸ばしたものです。馴染がない方には一体何なのだろう?と思われる方が大半でしょう、しかし自分の入社した頃には、一年中このヒシギばかり作っている職人が内職含めて10数人いましたから以前はそこそこの需要のあったものなのです。


ヒシギはの表情が良く表れることから籠など小さな細工に使われることもありますし竹虎では主に袖垣の部材として使用します。この時の博物館では展示物の屋根として使っておられましたが、竹の屋根も特別なものではなく簡素な小屋では半割にした竹を交互に並べたものを見かけることがあります。


竹ヒシギ壁


しかし、ヒシギが住宅に使われるのはやはり壁材としてでしょうか。今では一般のご自宅でこのような設えは見られないものの、古民家ではこのように立派な竹ヒシギがいい色合いに枯れているのに出くわして幸せな気持ちになります。


壁竹、土壁


「衣食住」すべてに竹が関わってきたと言う事をいつも話しますように竹は外壁として使われて来たのです。そして、そもそも木舞竹と言って竹で格子を組んだところに土を練り貼り付けて土壁は作られますから昔の住宅は竹で四方を覆われていたようなものです。


古民家、孟宗竹


別の民家では長い竹が軒下に掛けられています。農家さんでは収穫した大根や玉ねぎなど吊るすのに太く長い孟宗竹は重宝されました、しかも筍の時期には食糧にもなるというスーパー植物です。竹林拡大を防ぎたいとの事から国が「産業管理外来種」としたそうですが中国から渡って来て以来、孟宗竹もどれだけ人々の生活を助け、暮らしを豊かにしてきたかと思うのです。


古民家、竹


民家の室内で大きな柱をじっと支え続ける竹の姿にも感動します。


二宮金次郎生家、竹壁


さて先日、二宮金次郎の生家に落書きというニュースが流れました。小学校では良く見かける銅像でお馴染みである偉人のご自宅の壁は竹ヒシギでした。スプレーした人は竹壁の事など考えてもいないかも知れません。けれど、古より竹に人々がどれだけ助けられてきたか、大恩ある素材であるか、この機会に多くの方にも考えていただきたいのです。画面の向こうで風雪を耐えてきた竹が泣いています。













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