昭和のお母さん愛用、虎竹手提げ買い物籠バッグ

 
虎竹買い物籠


「ザ・買い物籠」と呼びたい昔ながらの定番竹籠バッグと言えばコチラの虎竹買い物かごです。毎日手軽に使える軽さ、丈夫さ、持ちやすさ、使いやすさなど全てを兼ね備えた極みのひとつだと思います。


昭和の買い物かご


昭和の時代を知らない若い皆様に、買い物籠の事をお話しても伝わりにくいかも知れません。しかし、当時の台所を再現すれば必ず台所の何処かに、近所のお店に行くためにお母さん方が愛用した手提げ籠があります。


虎竹手提げ籠バッグ


昭和から平成、そして令和と時を経て、当たり前に使われていたレジ袋からマイバッグを携帯するようになって少し竹籠も見直されています。小さく折りたためる薄手でも強度のある手頃な製品は色々とあるようですけれど、竹の良さは長くひとつの籠を持ち続けられる事にあります。先日持ち手の修理をご依頼いただきましたけれど、こうして修理すれば新品の竹籠のようにお使いいただけます。YouTube動画で持ち手を修理する様子をご紹介していますので是非ご覧ください。




鬼と言えば鬼ヶ島決戦!?いえ、大根おろしにに使う鬼おろし

竹製鬼おろし


竹虎で「鬼」と言えば赤鬼四代目の鬼ヶ島決戦しか思い浮かばないという貴方!素晴らしい!昔からのお得意様でしょうか!?大好きです(笑)。けれど、本当は鬼と言えば大根おろしがアッと驚くシャキシャキ新食感になると大評判の鬼おろしなのです。これからの季節は、ご自宅で鍋を囲む機会も増えてくるかと思いますけれど、そんな時に主役の食材を何倍も美味しく引き立ててくれる名脇役であり欠かす事の出来ないキッチン道具であります。




ちなみに、赤鬼四代目の鬼ヶ島決戦はこちらの動画でゆっくりとご覧いただけます(笑)。


鬼おろし(大根おろし)


さて、この鬼おろしは孟宗竹が原料に使われていますが、近年は竹材の質が落ちてきているのか、温暖化などの影響で竹の虫が元気なのか、どちらか原因は分からないものの虫害がとても多くなっていることは確かです。主に悪さをするのはチビタケナガシンクイムシ、せっかく製品になった鬼おろしに小さな穴を開けて喰っていきます。




熱湯処理をすれば安全で虫害にも一定の効果はあります、小さな穴が開いたくらいではご使用には全く問題ありませんのでご家庭でのお取り扱いには参考にしていただきたいです。ただ、小さな穴とは言え虫が喰ったものをお客様に販売する事はできませんので今まで泣く泣くどれだけ処分したか知れません。


竹材炭化窯


そこで、今まで炭化加工していなかったキッチン道具等にも全て熱処理を施すようにしました。見比べて頂くと従来の白っぽい鬼おろしが、炭化をする事によって日焼けしたような逞しい色合いに変色しているのがお分かりいただけます。


鬼おろし(大根おろし)


この加工効果は大きくて、今年の夏も長雨と高温で竹にとっては過酷とも言える状態が続いたにもかかわらず虫害は目にみえて減りました。鬼おろしを使うにも、収納するにも便利な竹皿も炭化加工済みです。


ニンジン摺り下ろす鬼おろし


大根だけでなくニンジンやリンゴ、玉ねぎなど硬い竹材の特性を活かした鬼おろしは簡単に食材をおろす事ができて、しかも今まで食した事のないような粗目の食感をお楽しみいただけます。


鬼おろしの鬼歯


ただ、一点だけご注意があります。それは肝心の鬼歯についてです、実は炭化加工すると若干竹材の性質が弱くなりますので一番負荷のかかる部位である鬼歯には熱処理せずそのままで製造されています。そこで、ピンポイントでこの炭化されていない鬼歯だけを虫が喰う場合があるのです。美味しい竹と、炭化加工されてマズイ竹とを見分ける害虫のしたたかさには閉口するしかありません。


まだまだ戦いは続きます。それこそ鬼ヶ島決戦です、赤鬼四代目に虫退治に行ってもらわねばなりません(笑)。




竹屋黄金率!?今までの青竹踏みに満足できない方だけにオススメ

強力青竹踏み


普通の青竹踏みに満足できない...?普通とはどういう事だろう?普通の青竹踏みと、普通でないものがあるのか!?と思われる方は今日の30年ブログは必見です。そもそも青竹踏みは日本古来の健康法で半割の竹をフミフミするだけの誰でも、いつでも、どこでも手軽に簡単にできる事から長く愛用されてきています。ところが、この青竹踏みすら現代の竹離れ現象の中で忘れさられようとしているので、自分はちょっとした危機感を持っています(笑)。


孟宗竹


危機感の話は少し置いておいて、通常の青竹踏みは孟宗竹という竹で作られます。日本最大級の竹で、日本全国どこの里山に行っても見かける事のできる竹です。太さだけでなくて厚みもあり丈夫ですから青竹踏みとしては、打ってつけの素材なのです。


青竹踏みと踏み王くん


ただ、直径が大きいために半割にした時のアール(足裏に当たる曲り部分)は緩やか、これが一般的な画像右側にある普通の青竹踏みです。一方、細くアールが急な角度になっている左側が普通ではない、ワンランク上の強力青竹踏み踏み王くん、こうして比べてみるとまさに一目瞭然!


細い竹と言いましても、しっかりした肉厚の真竹を使い耐久性はバッチリ。さらに良くご覧いただきたいのですが、踏み王くんの方は単に一本の竹を半割にしているのでは無いのがご確認いただけますでしょうか?何と足裏にピンポイントにグイグイと刺激を効かせるために6:4の竹屋黄金率で切り割りしています。半割して1本の竹から二本できる普通の青竹踏みに比べて、1本の竹から一個しか製造できないのです。


雑誌掲載の青竹踏み


実はこの上級者用とも言える強力青竹踏み踏み王くんは、ボディバランス整体師としてテレビ・ラジオでも有名で「足を温めると健康になる」「足裏のゆがみをとればやせられる」「朝に効くツボ 夜に効くツボ」等の著書もあられる吉田佳代さんに雑誌でオススメいただいています。


真竹製青竹踏み


それでは、そんな良い製品がどうして今までなかったのか?大きな理由は竹材がないからです。踏み王くんは、竹虎の社員からのリクエストで生まれた製品なのですけれど細身の竹踏みのためには真竹を使わねばなりません。しかも41センチという長さの中に強度を考慮して節を2つ入れています(この節を考えなければ、もっと沢山製造できる)。


竹は竹林に無限に生えているように見えるかも知れません。しかし、筍から生えて3年、あるいは4年竹を厳選し、根元が太くてウラ(先端)に行くほど細くなり、節間も長くなる天然竹の中から直径5~7センチの規格に二節いれる竹だけとなると大変です。


真竹、青竹


1本や2本なら誰でもできるかも知れません。ところがこれを100本、1000本となると、竹材の確保だけでも容易ではないのです。それも長い竹の中から使える部分というのは決まっているので、大量に製造すれば大量にできる端材の利用も出来ねば継続できません。




青竹踏み保管


だから、真竹を使った細身の青竹踏みがあればなあ、と思う方は多かったと思いますが世の中に流通させるほどの製造量はなく、皆様が目にする機会はなかったという訳です。


変形した青竹踏み


普通の青竹踏みでも慣れない方は土踏まずが痛いと言われます。そんな場合には少しづつ慣らしていかねばなりません、ところが踏み慣れてくると段々と刺激が足りなくなって当社社員のように真竹の細い竹踏みの要望が出てきます。しかし、さらにそれでもまだ上には上があって、踏み王くん製造の過程で乾燥が十分にできていない竹材が、このように丸まってしまう場合があります。何を隠そう自分はこれくらいのレアな超強力青竹踏みを愛用しています。


これで青竹踏み体操でも出来て一人前です(誰でもできます)。




最後まで試行錯誤して登場、虎竹スクエア茶碗籠

 
茶碗籠


茶碗籠の思い出に一方ならぬ思い入れがある事は、いつもお話させて頂く通りですけれど、それは幼い頃からの原体験であり茶碗籠だけでなく生活の中で使われてきた竹を、ついつい追い求めてしまうのは、今では会う事のできない優しいあの顔だったり、戻ることのできない温もりの時間を探しているのだろうか?と自分で自分の事を見ています。


虎竹スクエア茶碗籠、竹虎四代目(山岸義浩)


さて、今回登場しましたのは昨年から定番となりました日本唯一の虎竹を使ったスクエアバスケットのシリーズとしての茶碗籠です。


虎竹スクエア茶碗籠


虎竹スクエア茶碗籠底部分


水をはじいて防水性が一番高く、一番丈夫な竹表皮部分を内側にしているので茶碗籠としてお使いいただいた場合の水切れも早くなります。


虎竹スクエア茶碗籠接写


虎竹スクエア茶碗籠、足部分


何度もやり直したのが足部分です。茶碗籠として通気性は必須ですので足を付けて籠の底部分を持ち上げておかねばなりません。最初は半割竹を籐でかがる昔ながらの細工で仕上げていましたけれど、どうも洗練された感じになりません。


虎竹スクエア茶碗籠力竹、竹虎四代目(山岸義浩)


そこで厚みのある虎竹を火曲げしたUの字型の足をつけています。底にはスクエアバスケットには取り除いた力竹をしっかりと入れて補強しました。


虎竹スクエア茶碗籠、食器


試しに食器類を入れてみると何と3.5キロ!お二人から三人暮らしのご家庭では余裕の収納力ではないでしょうか。


虎竹スクエア茶碗籠


虎竹スクエアバスケットは熟練の職人によってこうして編まれています。どんな風に作られてくのか?YouTube動画でご覧いただきますと籠の事や竹の特性も深く知っていただけるのではないかと思います。竹虎では他の編み方や竹製品なども多数ご紹介しています。




世界竹の日(World Bamboo Day)2021に思う「竹は無限」

 
世界竹の日、青竹踏み体操


今日は一人でも多くの皆さんに知っていただきたい9月18日、世界竹の日です!その驚異的な成長力から継続利用可能な唯一の天然資源と言われ注目をあびつつある竹を、世界の方々と一緒に考える日なのです。2020年の世界竹の日では、コロナによってステイホームを余儀なくされた皆様の運動不足解消に役立てていただきたいと願い青竹踏み体操を竹虎社員一同で披露されてもらいました。だから早いものであれから一年という時間が経過した事になります。


世界竹の日2021年


今年の世界竹の日では、ちょうどつい先日に一人学生さんとzoomを介した竹のお話を「竹虎四代目が「日本の竹」への疑問にお答えします! 世界竹の日(World Bamboo Day)2021特別企画」として製作し本日YouTube動画にアップさせて頂きました。最初、学生さんからのお問合せを頂戴した時には何も思ってはいませんでしたが、お話をさせていただいた翌々日でしたか、こんな大切な記念日に合わせたかのようなお問合せに少し運命的な引き合わせも感じています。


海外の竹と聞くと中国や東南アジアくらいの認識しかないのが普通かも知れませんけれど、熱帯系である竹の成育地域は赤道を中心にしてアフリカ大陸や南アメリカなど世界に広がっています。それぞれの気候風土、文化に合わせた人と竹の関わりがありプロダクトが生まれています。竹が地下茎でそれぞれの竹と繋がるように世界の人々と手をたずさえる時、まさに竹の無限の可能性に心躍ります。




森林浴気分の四万十ひのき枕

 
四万十ひのき枕


桧は非常に油成分の多い樹木とされていて火をおこすから「ヒノキ」と呼ばれるようになったと聞いています。特に降水量の多い高知県、最後の清流四万十川流域の桧にはヒノキオイルがたっぷり含まれていて端材を細かく粉砕した桧チップの香りも格別なのです。


四万十ひのき枕


四万十ひのき枕にはこの桧チップを2キロも入れ作りますが、この粒の小さい事はどうでしょうか?以前のタイプと比べても一目でその細かさが分かるほどでこの小粒感が寝心地のやさしさと朝まで森林浴気分でグッスリ快眠できる秘密です。


四万十檜枕


小粒の柔らかな寝心地にあわせて、包む綿生地も薄手でソフトなものを厳選しました。


四万十ヒノキ枕


リニューアルした桧まくらが、きっと四万十の森の中を散策しているような心地よい眠りに誘ってくれるのではないかと思っています。




大食漢の?白竹四ツ目弁当箱が登場です

白竹四ツ目弁当箱


しばらく製作できていなかった白竹四ツ目弁当箱がリニューアルした形で出来あがりました。通気性抜群でランチボックスとしても最適な編み込みだと思っているのですが案外探しても少なくて竹のお好きな皆様も、ありそうでいて目にする機会が少ないのではないかと思っています。


白竹四ツ目弁当箱


熟練の腕利き竹職人が手掛けているだけあって作りは美しく、しっかり編まれた弁当箱です。ただ、特徴はもうひとつあって、それは大きさです。お弁当箱としては結構なビックサイズ!大きさは若干違いますものの一番大きなものだと幅21センチ、奥行き14センチ、高さは10センチほどあります。


竹カトラリー、白竹四ツ目弁当箱


そこで、お弁当箱というだけでなくカトラリーを入れてもいいですし、薬箱や化粧品入れとして裁縫箱として等いろいろなお使い道がありそうです。


白竹四ツ目弁当箱


白竹四ツ目弁当箱


自分などは、もちろんお弁当箱として使いたいと思いますけれど、このサイズにしっかりオニギリ詰め込んだら、そこそこの大食漢の方でも満足されてるのではないでしょうか。


竹炭サプリメントについて

 
竹炭ヨーグルト


毎日欠かさず食べているものの一つにヨーグルトがあります。お気に入りは、少しお値段はりますが濃厚なクリーミー感がクセになる「小岩井プレミアムクリームヨーグルトグルメファン」、ただどこのスーパーでも置いている訳ではなくて売り切れになっている事が多いのが難点です(笑)。竹虎の竹炭パウダーを混ぜて食する事も多いのですけれど実は少し不満に思っている事がありました。


竹炭サプリ


それは竹炭パウダーを袋から取り出す時に注意しないと指が汚れてしまう事です、スプーンを使いますけれどアルミパックの内側に軽く指が触れただけで真っ黒く竹炭が付いてしまいます。そこで現在30センチサイズの超ロング竹炭パウダースプーンを製作中ではありますが、竹炭ヨーグルトを食べた後に竹炭が容器に残ってしまう事ももったいないと思っていました。更に一番不便に思っていたのが出張などで出かける時の携帯性の悪さなのです。今回、新発売させて頂いた竹炭サプリメントは、カプセルに入れた状態で持ち運びにも便利にしたいと思った事が開発の大きな動機となりました。




オモシロイ、竹を平たく伸ばした盛り皿

 
のし竹盛り皿


この大きな一枚モノの板が孟宗竹から出来ているとお分かりいただけますでしょうか?孟宗竹は日本最大級の竹で東北以南では何処の里山でもご覧いただけますので一般的に「竹」と言えば、この孟宗竹の事を指しているのではないかと思えるほどの竹です。しかし、やはり特徴はこの大きさで暖かい地域ですと直径が20センチくらいになる物もあります。


孟宗竹


日本の在来種には、これ程の太さと長さの竹はありませんでしたので大陸から渡って来た時には食料としても大人気だったと思います。あの丸々と太った筍など、現代のように豊富な食材に囲まれた自分たちからは想像できないほど貴重なものだったと推察されます。だからこそ、日本に持ち込まれて約300年くらいの歴史なのに、ずっと昔から生えているかのように国内津々浦々に植えられています。


のし竹盛り皿


この孟宗竹に切れ目を入れて平たく延ばしたら、このような板状の竹皿になります。両側に入っているラインは、まさに竹の節部分でデザイン的にも良い感じのアクセントになっています。


竹器


竹節


もちろん天然素材なので同じように加工しても、竹の太さも形も違えば性質も異なりますので全く同じ竹皿にはなりません。だから尚更オモシロイ、これはアイデア次第で楽しい食卓を演出できそうです。


もうひとつの染やたら手提げミニバッグ

 
染やたら手提げミニバッグ


先日限定でご紹介させていただきました染やたら染やたら一本手提げミニバッグは特別価格だったこともあってすぐに完売となってしまいました。お問合せいただきました皆様にはご迷惑をお掛けいたしまして大変に申し訳ございませんでした。もう少しだけ追加で製作できそうですのでお待ち頂ける方は「再入荷お知らせ」ボタンからお申込みいただきましたら改めてご連絡させてもらいます。


やたら編み竹籠


さて、実はこのやたらミニバッグには薄染のタイプも作るようにしています、ただしコチラは個数が本当に少なく追加製作の予定もありません。そもそも手提げ籠バッグにせずに花籠か何かにできないかと思っていた所、可動式の長い籐二本手なら持ち手が邪魔にならず、どちらの用途でも使えそうだと思って持ち手付にしています。


やたら編み手提げ籠


同じサイズのやたら編みの籠ですけれど、色目と持ち手で随分と雰囲気が変わります。


染やたら手提げミニバッグ


こちらの薄染やたらの方も完成するのは11月以降になりそうです。秋も深まって、この籠が似合ういい季節には登場させたいと思っています。