千葉県君津市の小糸川の護岸竹

2019年2月18日

  小糸川


高知龍馬空港から飛び立ち羽田空港に向かうANA便はずっと日本を北上して行くので上空の窓から見下ろすのは結構楽しいものです。特に知多半島、渥美半島を過ぎ浜名湖あたりからの東海道は日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」での「チャレンジラン横浜」で苦労しながら走った思い出の地であり、そのルートがハッキリ分かるので目が離せなくなります。


富士川


小さな竹トラッカーで走ると、あんなに広大に見えて、長い長い橋だった大井川、安倍川、富士川も細い筋にしか見えませんが、飛行機は伊豆半島を過ぎれば着陸のためにグルリと大回りするのでしょうか?太平洋側から千葉県を横切る形で東京まで高度を下げていきます。


ゴルフ場の多い山肌の向こうに特徴的な曲りの川が見えてきました。後で調べると千葉県君津市を流れる二級河川、小糸川でした。しかし、川の名前など知らなくとも上空からでも一目見れば瞬間的に分かります。あの両岸に植えられているのは竹です。


孟宗竹


あれだけ蛇行した川の流れです、大雨には洪水や災害に悩まされる事もあったのではないでしょうか?だからこそ、人は護岸にを植え命と財産を守ってきたのです。川の流れに沿ってどこまでも続く竹林は遥か空の上までも誇らしげに青々と生茂る姿が手に取るようです。竹は強靭な根を四方に張り巡らせて地盤を固めます、「地震の時には竹林に逃げろ」小さい頃からずっと教わってきた言葉を又思い出していました。














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白竹三段弁当箱の50年

2019年2月16日

  白竹三段弁当箱


飴色になって何ともいえない威風堂々とした白竹三段弁当箱があります。ちょうど50年前に製作したと言いますが、長い時間が経って色合いは変わってはいるものの現在作られる製品と全く違っていないので当時からその完成度は素晴らしかったのです。


白竹三段弁当箱


もちろん、お客様に気づかれないうな細やかな部分では常に改善されている所もあります。しかし、50年もの間、製造販売を続けていても、どこも変わらない白竹三段弁当箱に凄味すら感じるのです。


白竹三段弁当箱


半世紀前、職人の息子さんの初めての運動会。家族で美味しくお昼を食べるために作った弁当箱。様々な竹製品を編み出してきた匠の技を、温かい思い出が包んでいます。













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「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式

2019年2月15日

第33回高知県地場産大賞奨励賞


高知県地場産業大賞は高知県内で作り出された優れた地場産品や地場産業に貢献のあった活動を顕彰いただく高知県商工部門では最も歴史のある賞なのです。実は高知e商人養成塾という団体があり、その代表を長くさせていただいております関係で平成16年(2004年)に地場産業賞を頂戴した際に出席させてもらいましたので「地場産大賞」の名前だけは知っていました。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


しかし、受賞されるのは高知県でも優秀な企業さんばかりです。自分達のような田舎の小さな竹屋とは縁のないものとばかり思っていました所、今回このような光栄な受賞をさせていただく事になり感激しました。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


日本唯一の虎竹を広く知っていただくために電気自動車「竹トラッカー」の開発や高知から横浜まで1000キロを走破した「チャレンジラン・横浜」、世界竹会議(World Bamboo Congress)での基調講演にあわせてメキシコはハラパの街を疾走する「チャレンジラン・メキシコ」までの活動、さらに世界で45名、日本では二人目となる世界竹大使(World Bamboo Ambassador)の任命などを評価いただいたようです。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


そこで日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」を数ヶ月がかりで製作した職人にも晴れの舞台に立ってもらいました。新しい価値を創りだすことが得意とは言えない当社の職人にとって今まで取り組んだことのない仕事は非常にハードルが高いものだったと思います。


第33回高知県地場産大賞奨励賞


職人なりの苦労もあったようですが、それがこうして多くの方に認めてもらえてお褒めいただけるのは何にも変え難い喜びです。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


このような体験を通して自分達の仕事が人の暮らしに役立ち、楽しみ、喜んでもらえている事を職人一人一人に感じとってもらえればと思っています。


今回の受賞の契機ともなりしまた日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」のチャレンジラン・メキシコはFBで再生回数64万回を突破して更に閲覧数を増やしています!ご覧ください日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」メキシコの街を大疾走!

















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ビトリアのソープボックスレース、その3(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)

2019年2月14日

ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


それではビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)スタート地点から改めてレースコースを見てみたいと思います。スタートの下り坂までは後ろから専用のスティックで押してもらって加速します。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


坂の上から見るとスタート直後のストレートはこんな感じです。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


スピードがのってくるので最初の難関右へ大きく曲がるU字カーブまではアッと言う間ではないでしょうか。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


実は、このカーブの途中で石畳の道がアスファルトに切り替わるのです。微妙な段差もあって、ここもひとつのポイントなのかも知れません。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


無事に曲がりきったら再度下りストレートです。ここは結構ながい距離がありますのでU字カーブで落ちたスピードが回復します。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


坂を見上げた直線コース、左カーブに突入します。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


最後の左カーブが見えてきます。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


下の客席から見るとこんな角度になります。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


ここも大きくUの字に曲がる形になっています。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


ゴール直前の最後の左カーブ。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


竹虎四代目が立っていたカーブをコースアウトせず無事に曲がりきったら目の前がゴールです。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


優勝タイムは20秒、なかなかそんなにはスピード出せないと思いますが間近で見ると迫力あるのではないでしょうか。レースコースを動画で繋げてみるとこんな感じです。
















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ビトリアのソープボックスレース、その2(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)

2019年2月13日

竹虎四代目(山岸義浩)、ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


指差すあの丘の上から、この坂道を走り下る。美食で有名なスペイン、バスク州の州都であり2012年欧州グリーン首都でもあるビトリアで開催される坂道下りカーレース。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


なかなか半端な勾配ではないが、ここを走る日本唯一の虎竹車など果たして可能なのか!?


Ivan Platas


昨年惜しくも優勝を逃したイバンさんの竹製車は元F1デザインチームだけあって本格的だ。


Ivan Platasさんの竹の車


車高は低く抑えられていて座り心地もよいしシャープに反応しそうなハンドルが又凄い。


設計図


車体の開発には長い時間とご苦労があったのではと思わせる分厚い資料と設計図があって熱意に感心してしまいます。


車軸部分


タイヤが内側に傾いている車軸部分などは素人の自分には分かりませんが高度な技術力を感じさせます。専用にデザインして3Dレーザープリンターで製作したそうです。


ブレーキ


右足で踏むブレーキも何やら本格的、フレームが竹製というだけでまるでレーシングカーのような車です。













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ビトリアのソープボックスレース (Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)

2019年2月12日

竹虎四代目(山岸義浩)、ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


そもそも何故ここまでやって来たのか?実はスペイン、バスク州の州都ビトリアで8月にSoapboxレースが開催されるのです。そして、レースはまさに此処からスタートします。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


「この最終カーブも大変だよ」説明してくれるIvan Platasさんは元F1のカーデザイナーで、とにかく熱心で素晴らしいアイデアを持っているのです。


ソープボックスレース


やるか?やらないのか?まだ誰にも一言も話していませんが、そんな事は最初から決められています。。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


一度、試しに自動車に乗せてもらって実際に下ってみると想像していた以上に勾配がキツイ印象です。エンジンなしの車と言うけれど、何と最高速度は40キロにもなるソープボックスレース、急カーブでは転倒続出といのうが頷けます。





坂道下りカーレース出来るのか!?














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早朝、虎ックスーツ×虎竹ヌンチャクでランニング 

2019年2月11日

竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI、山岸義浩)


やはり健康が一番です。知り合いの社長さんがヨーロッパはじめ世界各地への海外出張でも欠かさずランニングをしているのに憧れてせめて真似でもと思い走ってみた。しかし、この日のパリは寒かった...!日の出も遅くて薄暗いし風が刺すように冷たい。ホテルからすぐ近くのパレ・ロワイヤル庭園(Jardin du Palais Royal)まで来たところで早々にギブアップ...。やはり南国育ちには少し厳しい。





そんなパリからスペインへは飛行機でビルバオ(Bilbao)空港まで移動します。到着すると出迎えて頂いた車で約1時間の所にあるビトリア(Vitoria)に向かうのです。スペインは地図で見ても随分南だし、何となく温かい土地とばかり思っていましたらビトリアはバスク州でも標高500メートルを越える地点に在り途中の山道もこの通り!


ビトリア


しかし綺麗な青空が広がる街を歩いてみると人々は朗らかで明るく、自然との調和が素晴らしい所です。


ビトリアの街


何より食べる物が次から次への最高に美味しい、そして黄昏時の広場も息をのむような美しさ。


霧のビトリア


冬場はこのように霧が出る事も多いようで、やはりなかり寒いのです。


竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI、山岸義浩)


その朝の気温は氷点下、石畳みの道は凍っていますから滑りそうで虎ックシューズで行くのにも恐る恐る...。広場で運動していると一人の男性がやって来て「カイセン、カイセン」と言うのです。日本に居たらしいので最初は「海鮮料理」の事かと思っていました。バスク地方も牛肉などビックリするほど美味しかったですが、魚介類はやはり日本が凄いというような事を話されているのか?


ところが予想はまったく外れていて、実はトヨタ系の会社の方だったらしく「カイゼン」と言われていたのでした。むむむ、しかし、この日本唯一虎竹ヌンチャク、これのどこを、どう今以上改善していくのか?それが何になるのか?非常に難しい(笑)。













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竹炭とパリの料理人たち

2019年2月 9日

Quentin Lechat、竹虎四代目


「炭職人に胃腸の悪い人はいない」と言われるくらい日本では昔から炭を健康食材して活用してきました。


Quentin Lechat


炭をガシガシかじっている職人を初めて見た時には驚きましたが、忍者が解毒のために炭粉を持ち歩いていたことは有名です。また現在でも炭の吸着力から医療にも使われています。


竹炭ブッシュ・ド・ノエル


ところが、食用炭など日本だけかと思っていたらヨーロッパでも古くからあったといいますから驚きです。フランスのクリスマスケーキの定番、ブッシュ・ド・ノエルに竹炭パウダーを入れて作ったお菓子竹炭が入ればこの通り。環境や健康を考えて竹を使っているのが素晴らしい。


竹炭ボンボンショコラ


小石と見間違えてしまいそうですが竹炭を使ったボンボンショコラ。味わう前に目で楽しませてくれます。


竹炭ボンボンショコラ


しかし、何人の方にお会いさせてもらってもシェフもパティシエも皆さん言葉を越えてそれぞれに自分の作る物にポリシーがあり自信を持って取り組まれているのがビシビシ伝わってきます。


竹炭を使った料理


特別に竹炭を使った一品を出して頂きました。


竹炭ペースト


新しく用意している竹炭ペーストの試食も頂きます。


竹虎四代目


フランス料理と聞くと高級で格式ばったイメージばかりが先行していました。


シェフ


しかし、これだけ真剣に食と自分達の技に磨きをかける職人たちを見るとナイフとフォークを持つ自分達も、もっと真面目に料理に向き合うことも必要だと思わされてしまいます。












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ケ・ブランリー美術館で「空(くう)を割く 日本の竹工芸」

2019年2月 8日

空(くう)を割く 日本の竹工芸、Musée du quai Branly


パリにあるケ・ブランリー美術館(Musée du quai Branly)で「空(くう)を割く 日本の竹工芸」が開催されています。到着の空港で美術館巡りに来たという日本の方と偶然一緒になったので聞いてみると名前を知らないようでしたが、アフリカ、アジア、オセアニア、南北アメリカの固有の文明・文化・芸術を扱っていて展示されているプリミティプ(原始的、根源的)アートと言うのはフランスでも非常に根強い人気を誇っているそうです。


ケ・ブランリ美術館(Musée du quai Branly)、エッフェル塔


一昨年でしたか、いつもお世話になっている四代田辺竹雲斎さんに教えて頂き見学に来た時にはズラリと並んでいるアフリカ大陸のお面や民具の醸し出す雰囲気に圧倒されました。展示されている作品は恐らく一部であり、このような収蔵品が30万点と聞きますから想像すらできない世界です。ただ、散策を楽しめる美しい庭園には竹が植えられており、そこから眺められるエッフェル塔が最高です。


四代田辺竹雲斎氏


このケ・ブランリー美術館で明治から現代までの竹工芸の作品160点が一堂に展示されているのです。現代作家では、四代田辺竹雲斎氏、長倉健一氏、森上仁氏、米澤二郎氏、植松竹邑氏、杉浦功悦氏、本田聖流氏らの作品がありました。初めて作品を拝見する方もいて見応え十分、動画などで作家の人となりも知る事ができます。


ケ・ブランリ美術館(Musée du quai Branly)日本の竹工芸展


自分が入館させてもらった日も少し驚くくらいのお客様がいて日本の竹工芸への関心の高さを物語っているようでした。


本田聖流氏、ケ・ブランリ美術館(Musée du quai Branly)、「空(くう)を割く 日本の竹工芸」


また不思議な事がありました。渡仏の数日前、パリに行くのはもちろん竹工芸の事など一言も話していなかった母が一枚の切り抜き記事を手渡してくれます、何気に見ると今回現代作家として紹介されているお一人、本田聖流氏の事が書かれた記事でした。


雪と竹


あの竹は、この方だったのか!?


少し前に北陸の雪の中で見た、頭を垂れ下げてこらえている竹が目の前に蘇るような衝撃を受けました。だから今回は拝見できるのを楽しみにしてました。


190204534.jpg


作品が収納される桐箱が、こんなに展示されているのは初めてでした。


ケ・ブランリ美術館(Musée du quai Branly)、「空(くう)を割く 日本の竹工芸」


このような素晴らしい竹工芸は日本の方にこそご覧いただきたいと思います。日本の竹を使って日本のアーティストが創造する竹、それを見る目、感じる心を日本の皆様こそが持っているからです。














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竹編み素地に和紙と柿渋、漆で仕上げる一閑張り

2019年2月 7日

一閑張り竹骨素地


竹編みの素地に和紙を貼りつけて柿渋や漆を塗布して耐久性を高める一閑張り(いっかんばり)があります。あまり知られていなかった技法だと言われる方もいますが昔から日本に広くある当たり前の技術であり、自分にとっては破れた障子に紙を貼って隙間風が入るのを防ぐくらい普通に職人さんがされていた仕事の一つです。


和紙を貼って仕上げる前の竹編み素地は、このように四ツ目編みされたものであまり一般の方が目にする機会はありません。思えば土壁も柱と柱の間にこのような竹編みをして土を塗りつけていきますので、このように目立たない骨材としても竹は長く使われてきたことになります。


一閑張り竹骨素地


この竹編み素地の職人の所で面白いものを見つけました。どこかのデザイナーさんとの仕事で試作したものだと言わていました。


一閑張り竹骨素地


四角い行李などしか製作されていたなかったものを、このような形にして蓋付きになると確かに目をひきます。


一閑張り竹素地


現実的なことを考えると難しいことばかりすぐに頭をよぎりますが、この視点と職人のチャレンジ精神は絶対に必要なものです。













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