別誂えの白竹バスケット

2017年8月19日

白竹アメニティボックス


白竹ピクニックバスケットなどの角型の竹籠は、元々豆腐籠として愛用されてきたものですし最近ではお弁当箱として使われる多いので、自分などには食品を持ち運ぶ籠としてのイメージが強いのです。ところが、角型の形をした竹籠というのは意外と使い勝手が良いもので、サイズを別誂えにすれば室内の色々なシーンにもバッチリ似合う事が少しづつ知られてきたように思っています。


白竹ピクニックバスケット


ピクニックバスケットの上蓋を無くした角籠はホテルや旅館さんなどでもお使いいただけるセンスの良い白竹のアメニティボックスとして活躍する予定です。持ち手の方向を違えただけでモダンな雰囲気もかなり変わります。


白竹ピクニックバスケット、アメニティボックス


宿泊施設などでは、いくら良い品でもコストが大事なポイントのひとつとなります。その点でもこの角籠は、国産の職人手作りの品でありながらも比較的にお求めやすいのも大きな利点です。これから海外の旅行客も増えていくのではないかと思いますが、ホッと心和む日本の竹の落ちついた雰囲気で多くの方をお出迎えできれば良いと思うちょります。













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古いスズ竹角手提げ籠

2017年8月18日

  スズ竹角手提げ籠


スズ竹は粘りがあり強く加工性も高い竹なので素朴な竹の素材感そのままに美しい籠は色々と編まれてきています。今ではあまり作られていない古い籠の中に角型の手提げ籠がありました。美しい形から、かなりの熟練職人が編んだものではないかと思っていましたが、少し浅めの作りで普通の市場籠のように野菜や食品の買い出しに使うと言うよりは、室内での小物の整理や道具入れなどにピッタリの籠だと思っていたのです。


スズ竹角手提げ籠金具


良い感じのツヤの出はじめている竹製持ち手も格好が良いのですが、昔の竹籠には味のある金具が使われていたりします。三箇所しっかりと丈夫に留められていると同時にポイントとなっていて締まって見えます。


この時のスズ竹籠が頭のどこか片隅にずっと残っていて、白竹ピクニックバスケットの上蓋をのけた形でホテルのアメニティボックスに使いたいと話を頂いた時には瞬時に面白いと感じました。竹だから和風という事ではなく、色んな雰囲気の室内に合わせられるので竹は本当に凄いものです。














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黒革の持ち手

2017年8月17日

手付き竹籠


手提げのついたシンプルなゴザ目編みの籠は、何処にでもあるように思えますが手付き田舎籠と名付けたこの籠の丈夫さと言うたら他の追随をちょっと許さないのです。見た目の綺麗さもそうですが元々農家で実用として使われてきた竹細工は強さが一番ぜよ。


昔ながらの竹籠が強く使いやすく進化を続けてきたのは使い手からの声がそのまま作り手に届くいて来たからなのです。自分で編んだ籠を自分の目の届く範囲の人々に使ってもらうというスタイルが農村では普通の時代がありました、まさに職人にとったら毎日が真剣勝負であり妥協無し、こうして腕に磨きがかかってきたのです。


手付き籠


そのような伝統の職人気質を受け継ぐモノ作りは、やはり迫力があって大好きです。仕事場だけでなく、生き様に引き込まれる思いをすることもあるがぜよ。さて、ちっくと機会があって私物で使っている竹籠の持ち手に黒革を巻いてみたのです。


青物細工は時と共に白く落ちついてきて風合いが良くなりますが、黒革がワンポンイト入ると又雰囲気が出てなかなかの感じぞね。白紐のステッチも洒落ていますし、これは今用意している淡竹(はちく)の楕円手提げ籠にでも試作をしてみたいと思い数個製作してみました。近日ウェブサイトでご覧いただけるようにしたいと考えていますのでお楽しみにしとうせよ!














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土佐っ子タウン2017

2017年8月16日

竹虎土佐っ子タウン2017紙芝居


毎年参加させて頂いている土佐っ子タウンが今年も開催されるのです。これは小学生以下の子供達にお父さんやお母さんがしている大人の仕事体験をしてもらう企画ぜよ。高知県下の様々な職種の会社や公共機関が協力していて、生活に必要な業種や機関は全て揃っているのではないかと驚くほど多種多様な仕事が用意されています。選挙もあって市長が選出され議会が開かれるという本格的な架空の町ながです。


虎竹風車


そんな中で竹虎は土佐っ子アカデミーという中で、竹専門店らしく竹の授業を受け持ち開催することにしているのです。例年、日本唯一の虎竹の説明からはじまり、竹の不思議な生態や、今の子供達が知らないであろう青竹踏み、竹の抱き枕や、竹の椅子など実際使ってもらえそうな竹製品を並べて楽しい授業を心がけています。


虎竹風車製造


今年は更にパワーアップして昔ながらの紙芝居で虎竹の里や竹の事を説明する予定で社員が準備をしています。懐かしい紙芝居屋さんは自転車の荷台に載せてやってきて飴玉をしゃぶりながら見せてくれたものですので、それに習って竹虎でも今年は飴玉を配り、面白い竹虎紙芝居を上演予定です。


そして、実技でも昨年までとは打ってかわり今回より新作の虎竹風車作りに挑戦してもらいます。羽根の部分の和紙には虎竹和紙も用意する凝りようで充実した内容になりそうながです、一人でも多いチビッ子が授業に来てくれるようにPRせねばなりませんにゃあ。













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夏の竹虎四代目。いつもの竹弁当箱に、いつもの竹の雪駄

2017年8月15日

竹虎四代目(山岸義浩)、虎竹ヤチャラ椅子


昨日の続きですが、海に来ています。高知は面積の何と84%が森林という日本一の森林県であり山の文化豊かな土地ですが、その一方で目の前には太平洋が広がり黒潮が流れ食文化もカツオやウツボなど海産物が多いため観光に来られる方などはやはり海のイメージが強いようです。


観光と言うたら、夏休みは県外ナンバーの車が急増して兎に角、車が多いのです。連休は、どこもいっぱい普通なら10分そこそこで行ける所に2時間も3時間もかかったりするので余所に出かけず近くでのんびりと過ごすのが一番ぜよ。ここの海にいたら、ちょっとしたリゾートにいるようなもの。いつもの竹弁当箱に、いつもの竹の雪駄。


虎竹弁当箱


白竹のお弁当箱等も沢山の方にご愛用いただいていますが、高知にしかない特産の虎竹ピクニックバスケットを編むとこんな表情になるがぞね。まっこと知らない方からしたら圧倒的な存在感ではないかと思いますが、虎竹の里に生まれ育った者にしたら「えっ?なにが普通じゃないが...」とキョトンとしたりするのです。


竹虎四代目(山岸義浩)


この雄大な景色が大自然の恵みなら、虎竹も同じく大自然の恵み。自分も自然に生かされちょりますにゃあ。













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夏の竹虎四代目。いつもの竹の椅子に、いつもの竹の帽子

2017年8月14日

竹虎四代目(山岸義浩)、虎竹ヤチャラ椅子


先日の「山の日」から6連休の方もおられるかと思いますが竹虎は昨日の日曜日からお盆休みぜよ。自分の休みですか?ごくごく普通ですぞね。いつもの竹の椅子に、いつもの竹の帽子。全国の気温を見ていると高知県が飛び抜けて高いワケではなくて、むしろ他県に高温の町があったりしますにゃあ。


けんど、さすがに刺すような直射日光、目を開けてられないくらいの眩しさは南国土佐ならではないですろうか。外に居る時には丸坊主の自分などは帽子は必需品ですちや。


虎竹ヤチャラ椅子


地元大学の先生が虎竹の虎模様について海の潮風の影響があるのではないかと言う仮説を話してくれました。虎竹の里の山頂まで虎竹は成育していて峠から先には成育していない事が潮風なら合点がいく話です。


それ以来、土佐湾を眺める目が少し変わっているのですが自分が海に連れてくるのは虎竹ヤチャラ椅子。丈夫でしなりがあり座り心地もこじゃんとエイのです。重そうに見えますか?実は女性の方でも軽々持てる重量、竹の軽さもセールスポイントの一つながやきに。













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若竹の力

2017年8月12日

孟宗竹


綺麗に手入れされた竹林は遠くからでも良く目に付きますぞね。このような美しい竹林の場合、ほぼ全てが孟宗竹の林であり筍の成長のために太陽の光が地表に届くよう適当な間隔に伐採されているのです。


いつも申し上げることですけんど、それにしても竹の成長力というのは不思議です、驚異的です。この若竹の根元に見えるのは竹皮草履などに使われる竹皮、つまり筍を包んである皮がまだ残っているのですが、今年の春に筍として地表に出たばかりなのに夏には、これほど立派に大きく見上げねばならない程の高さに伸びているのです。大きさだけなら親竹と全く見分けがつかないのも当然、竹はわずか3ヶ月で親竹と同じ大きさにまで成長します。


孟宗竹の林


和傘をさして歩けるくらいが竹の伐採間隔の目安と言われます。このように管理されていると見た目にも気持ちが良いのですが、やさしい陽射しの差し込む様、夏でも涼しい風が通り抜けていきます。


竹はその有用性から民家の近くに植えられてきました。花が咲くのが孟宗竹の場合だと60年に一度であり、そもそも中国から江戸時代に入ってきた竹で昔から日本にあった竹ではない事を考えますと、今見ている孟宗竹も誰か先人が、わざわざ植えたものながです。森林面積全体から言えば実はかなり少ない割合なのにも関わらず手入れされていない竹林の荒廃が問題として取り上げられる事が多いのは、こうして人目につきやすい里山に植えられたからです。人に近く、ずっと役立ってきた竹に再び注目する時代が来ていると感じています。













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ブラジル高知県人会への贈り物

2017年8月11日

高知新聞掲載、ブラジル高知県人会への贈り物


先月はじめにブラジル高知県人会で歓待頂いたお話しをさせてもらったかと思います。ジャパン・ハウス サンパウロ(JAPAN HOUSE Sao Paulo)にお招き頂いて竹の可能性について講演をさせて頂いた際に在サンパウロ日本国領事館のお計らいで高知県人会々長の片山俊一アルナルド様に冒頭のご挨拶をいただいておりました。そして、そのご縁でブラジル高知県人会(Associacao Cultural dos Provincianos de Kochi no Brasil)さんにご招待いただける事になったのでした。


ご存じのようにブラジルは日本から遠く離れた地球の裏側にある国です。しかし、そんな遠くの地に高知県各地から移民されて暮らす沢山の方々がおられるのです。自分もおぼろげながらには知っていましたが実際にサンパウロに暮らす高知県人会の皆様と交流させてもらいカツオのタタキ、鯖寿司、茄子の味噌和え等が並ぶ宴席に座り、はじめて行く異国に古き良き伝統をそのまま遺している懐かしい高知がある事に心から感動したのです。


そこで帰国した後、ブラジル高知県人会様へ何か贈り物をしたいと思いました。最後に移民された方が50年前と聞きましたので、昔の高知はよくご存じかと思いますが「今の高知」をあまりご存じないのかも知れないと考え、現在元気に活躍されている地元企業様の特産品を通じて今の高知を体感いただけたらと思いたちました。


高知特産を扱われ地産外商に取り組む主に食品関係の企業様を中心にお声がけさせていただきましたところケンセン35様、エコアス馬路村様、はたやま夢楽様、望月製紙様、戸田商行様、あぜち食品様、浜幸様、山のくじら舎様、黄金の里様、仁淀川.com様、モリサ様、四万十ドラマ様、ヘルシーライフ寿屋様、白木果樹園様、すえひろ屋様より各々自慢の商品のご提供をいただける事になったのです。


土佐の文化を継承して


これには本当に感謝感激いたしました!地球の裏側にまでお送りしますため県産品でも割れ物、なまもの、禁制品など制限があります。今月サンパウロで開催される土佐祭り開催前に届けたいとの思いもあり急なお願いになりましたのにも関わらず予想を大きく上回る土佐産品が集結する事になったのです。


来年は日本からの移民110周年、ブラジル高知県人会設立65周年の節目の年だそうです。現地には200家族の高知県出身者の皆様がおられ郷土の文化を守り継承されています、まさに遠い国の小さな高知だと感じました。


自分達が先人から受け継ぐ虎竹は高知の気候・風土が生み出した土佐ならではの不思議な竹です、だからより地域を大事に思ってしまうのかも知れません。しかし、土佐ならではの産品、文化、一番大事な人、すべて地域の自然が生み出したものと言うても良いのではないでしょうか?同じ伝統文化を持つブラジルの皆様との交流が深まればと願っています。













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夏休み、高知観光ならイチオシは牧野植物園

2017年8月10日

坂本龍馬像


高知では真夏の祭典よさこい祭りが始まって、いよいよ夏本番という感じなのですが明日の祝日「山の日」から夏期休暇に入られる方もおられるかと思います。まとまったお休みに帰省されたり、旅行に行かれる方も多くなり観光県である南国土佐にも沢山の方がお越しになられます。


今年も全国的に猛暑日が続いていますが高知の陽射しの強さ、暑さは少し特別なので是非心してお越しください(笑)何と言っても高知は坂本龍馬が有名で必ず桂浜、龍馬像に行かれるかと思います。大渋滞で断念された方には高知駅前にも龍馬像が置かれていますので、もしよろしければコチラで維新の英雄をご覧になられるのも良いかも知れません。


牧野富太郎博士


さて、ところで県外からの皆様に自分がいつもお教えしている高知のイチオシスポットは牧野植物園ぜよ。最近は若い方にパワースポットとしても人気があるようですが、そんな事に関心のない方でも五台山の高台にあり、まっこと気持ちのエイ風が吹く園内を歩けば自然と癒されるような心地の良さを感じてもらえる場所なのです。


世界的な植物学者であられた牧野富太郎博士は日本唯一の虎竹の研究に虎竹の里にも数回来られています。そして、有り難い事に「土佐虎斑竹」という名前を付けて下さっているのです。命名の父が牧野博士という縁があり、他で成育しない虎竹を園内に移植させて頂いております。


なので訪れる機会も多い場所ですが、最近はじめた(と言ってもまだ神峯寺しか行ってませんが)四国八十八箇所霊場のひとつ竹林寺がすぐ近くにあり自分も近々お伺いする予定です。そこで、来園された皆様に是非ご覧いただきたいのは博士の蝋人形ぞね。在りし日の書斎を再現しちょりますが、ここに無造作に置かれているのが竹製ちり籠。博士が使っていたわけではなく、たまたま開園時に東京の古道具屋から購入されたとの事でしたが、許可を得て手にとって確認してみたら何と虎竹。偶然にしては出来すぎています、牧野植物園に行かれたら是非ご覧ください!


※ページでは竹虎四代目が牧野博士の蝋人形近くに行って、虎竹ちり籠を手に持っていますが立ち入り禁止の場所に入ったり展示物には手を触れてはいけません。牧野記念館の許可を得て撮影していますので何卒よろしくお願いいたします。













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蓬莱竹の寿司バラ

2017年8月 9日

寿司バラ(竹ざる)


寿司バラと言われても普通の方は一体何だろう?と思ってしまいます。バラは九州の方言で竹笊の事なのですが、寿司バラとは寿司飯をつくる竹笊の事を指します。一般的には寿司飯は寿司桶で作るものであって、竹笊で寿司飯を作るなどあまり馴染みのない方には意外に感じられるかもしれません。ところが、親戚や友人知人が集まる際には寿司バラがないと何もできないと言われる職人さんもおられる程なのです。


昔から沢山の方をもてなす場合に多用されきたためサイズ的にも比較的に大きいものが多いのです。大量の寿司飯を作った後の乾燥を防ぐために竹編みの蓋付なのですが、しっかりと蓋の閉まる細工には長い経験が必要とされます。


寿司バラ(竹ざる)


竹籠の使い方も地方によりそれぞれなので驚くような使用法もあるのですが、まだビックリには早いのです。蓋部分は真竹が使われているこの寿司バラ、網代の底編みは何と蓬莱竹(ほうらいちく)。南方系の株立ちになった細身の竹で、かっての戦国時代には火縄銃の火縄として重宝された竹でありますもののその後は護岸などに役立つ他あまり活用されてこなかった竹ぜよ。


蓬莱竹網代ざる(山岸義浩)


しかし、柔軟性に富み、しなりがあって細工しやすい特性は細やかな編み込みにはピッタリなのです。さすがに竹職人はそのあたり見逃しませんにゃあ。蓬莱竹は西日本なら各地で見ることのできる竹で、川岸に並んで繁っているのはお馴染みの光景でもあります、ただ川辺の竹は水分が多いという事で材質的にあまり好まれる事はありません。


山の中腹に成育する竹を伐採していますが孟宗や真竹、淡竹のように竹根で広がっていきませんので良質の竹材を大量に確保するとが難しいのです。優れた竹素材のひとつでありながら製品利用されることが極めて少ない理由の一つだと思っています。













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