青竹踏み体操

青竹踏み体操


昨日の「「世界竹の日(World Bamboo Day)2020」は心配していた天気が何とかもって店舗前の駐車場に社員一同が揃って青竹踏みを使った「青竹踏み体操」を披露することができました。青竹踏みの良さは誰がご覧になっても一目で竹だと分かる所、そして自然の竹を使っていますので其々に形が微妙に異なっていて足裏に当たるカーブが色々と事です。初心者の方は、ゆるいカーブで踏んでいただき、慣れてくると急なカーブで強めの刺激で足裏マッサージを楽しめます。


YouTubeのライブ配信で社員と一緒に踊る青竹踏み体操に初めてチャレンジでした。自分は間違えてばかりでしたが、さすがに社員は毎朝朝礼でしっかり練習していただけの事はあり予想をはるかに上回る出来栄えにビックリでした。この動画を観て天然竹の青竹踏みを知る若い世代の方がいれば嬉しいし、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)で世界中の皆様が家にいる事が多い中、お子様からお年寄りまでお部屋で簡単にできる体操でリフレッシュしてもらえたらと思っています。






世界竹の日(World Bamboo Day)2020

竹虎四代目(山岸義浩)


青竹踏みは日本に昔からある健康法のひとつです。半割にした竹を足でフミフミするだけですが、その効果は抜群!まさに先人の知恵と言うべきものなのです。ところが近年、この青竹踏みすら知らない若い方々がいます、竹虎では2000年から毎年夏休みに地元大学生を中心としたインターンシップを開催して特産の虎竹の事を知っていただく機会を設けていますが参加される学生さんに「青竹踏みを知っていますか?」と聞くと多くの方がご存知ないのです!


一家に一つは青竹踏みがあると勝手に思っていた自分はビックリ仰天しました!?そして思ったのです「青竹踏みすらご家庭にないなら、本当に日本に暮らす皆様が竹に触れ合う機会は無くなってしまうのではないだろうか?」そんな自分としては衝撃的な竹離れの危機感を持って以来、青竹踏みを毎年出来るだけ多く製造し、全国のご家庭にお届けさせていただいています。


孟宗竹


竹を割っただけの素朴な製品なので誰が見ても「竹」だと分かる所も良い所です。そうやって自宅に竹があることで少しでも親しみを感じていただけるのではないかと思っているからです。ただ、実は簡単そうに見えて自社が扱うような量を国産の竹で製造しようと思うとかなり大変な事です。竹虎の青竹踏みには強度を考えて竹節を必ず2つ入れる事にしています。竹の節間は均一ではなく根元の方は狭く、ウラ(先端)に向かうほど間隔が広なります、もちろん太さもありますから全ての素材が活用できる訳ではありません。山の職人が激減している中で、利益率が高いとは言えないこの竹の確保ができるのは青竹踏みに思いのある竹虎くらいではなのです。





さて実は今回、新型コロナウィルスでご自宅にいる時間が多く運動不足になっておられる方も多いのではないかと思い、この青竹踏みを使ったリズミカルで楽しい体操を考案しました!


今日9月18日は「「世界竹の日(World Bamboo Day)2020」です。世界中の皆様に竹で健康に、竹で元気になってもらいたいと願いをこめて竹虎社員一同がお届けします。虎竹の里は雨模様なので本社工場内からになる予定ですが午後3時からYouTubeLIVE配信に挑戦します。是非ご覧ください。





初めての虎竹アーマー

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本日は早朝より職人にも集まってもらって午前8:15からのNHK「あさイチ」おでかけLIVE「高知須崎産トラ柄の竹を世界へ」での生放送に備えていた。竹虎初代宇三郎が虎竹と出会って100年、細々とではあるが何とかこうして繋がっている虎竹文化に光を当てていただけるのは心から嬉しい事だ。


日本の文化が少しづつ見直されている昨今だが、その土台を支える見えない部分では随分と空洞化が進んでいる。竹の世界でも竹林管理や伐採する山の職人が減ってしまい、遂には良質の素材確保ができずに廃業してしまうメーカーさえ出るようになってきた。


昔のような品質のを保てない竹製品も少なくない、竹林からの悲鳴にも似た声を日常的に聞いているだけに今後はお使いいただくユーザーの皆様のご理解も必要になってくるだろう。竹林と作り手と使い手が、それぞれ歩み寄らねばならない時代だ。


自分達は大きな岐路に立っている、そして変化を求められている。そんな時に、今まで自分の製作したものに価値を見出せずいた職人が、初めて虎竹アーマーを着た姿は小さな希望に見えている。






竹は、長く長く使うもの

竹の物差し


職人の工房に行くと必ずあるのが竹の物差し。実は自分も小学校から使っている50年近く前の竹物差しを今でも大事に使っていますが、子供の頃のものなので20センチサイズしかありません。もちろん、これは、これで年期が入って凄いと思って愛着もありますが、さすが職人の使う竹尺とは長さも比べ物になりませんし兎にも角にも先代からの物だったりして100年クラスがゴロゴロしているから敵いません(笑)。しかし、こうして正確に長さを測る機能をずっと持ち続けられるのも竹の耐久性の高さと直進性を良く表しています。


根曲竹買い物籠


自分が良く使う買い物籠は義理の母が愛用していた根曲竹で編まれたものです。少し小ぶりで家族全員分の沢山の買い物には使えないてので自分にはピッタリサイズ。軽くて丈夫で手にする竹の感触も心地よく使うたびに豊かな気持ちになる最高の買い物籠です。50年経って飴色に変色した竹肌もたまりません、竹はこうして長く長く使うものなのです。


竹の経年変色をメゴ笹洗濯籠でご説明しています、あまりご存知ない方は下記のYouTube動画をご覧ください。





虎竹の花が咲いた

コンビニ撤退


虎竹の里にひとつだけあったコンビニが撤退した。高速が通り車の通行量も激減した700人しかいない過疎の村では仕方ないのかも知れない。この地域はこのまま空き家が増え続け、やがて若者の姿が消えてなくなる寂しい場所になるのだろうか。


竹虎四代目(山岸義浩)


しかし、ここには日本唯一の虎竹がある、かって土佐藩政時代には高知城のお殿様に届けられていた由緒ある竹。竹虎初代宇三郎が山主を一軒づつ説いてまわって少しづつ竹林面積を広げてきた歴史のある竹。


虎竹洗濯籠


虎竹の花が咲いた。花と言っても120年に一度開花する本当の花ではない、新しく編み上がった洗濯籠である。こんな美しい花が咲く場所が他にあるだろうか?日本に唯一つの土地の持つ力が認められ、過疎から「適疎」への先駆けとなる可能性を秘めた虎竹の里。明後日9月17日(木) 午前8:15~午前9:55のNHK「あさイチ」おでかけLIVE「高知須崎産トラ柄の竹を世界へ」でご覧ください。






人知を超える竹と笹の違い、竹の花

淡竹

と笹の違いについてご存知でしょうか?何となく背丈が高いものが竹で、低いものが笹と区別されている方が多いようです。これは確かに間違いではなくて概ね当たっています、しかし実は背の低い竹もあって大きさだけでは判断できかねます。竹も笹も筍から大きくなりますが、この筍の皮が成長に伴いすっかり剥れてしまうのが竹であり、ずっと竹皮が剥れないものが笹という見分け方もあります。


矢竹


矢竹などは竹皮がついたまま剥れない種類であり笹類です。しかし、これも竹皮が剥れ落ちる笹類があったり竹皮が付いたままの竹類もあるようで明確に分類することは難しいようです。呼び名についても「竹」と名前がついているのは少しおかしいのではないでしょうか。根曲竹、スズ竹など竹細工に多用されるものも「竹」と呼ばれるものの全て笹の仲間です。反対に高知県で洗濯籠に編まれてきたメゴ笹(オカメザサ、カグラザザ)は「笹」と言うのに竹類です。


こうして呼び名が混乱している事自体、竹と笹の明確な違いの難しさを表しています。世界に1300種類、日本国内だけでも600種ある竹笹ですから仕方ないかも知れません。


黒竹開花


近年、孟宗竹の開花が見られるようになっていますけれど高知県では黒竹の開花も始まっています。一年を通して青々と美しい竹林に、突如としてこのような光景が現れるのですから、竹の開花を不吉な事の前触れとしていた時代もあるのも納得できる気がします。


黒竹の花


120年に一度という人の一生を思えば長いサイクルなので竹の開花のことも詳しくは分かっていません。竹と笹についても、竹の開花についても、虎竹の色づきにつても全て神秘のベールに包まれたまま、竹は人知を超えているのです。






NHK「あさイチ」おでかけLIVE「高知須崎産トラ柄の竹を世界へ」

虎竹


来週の9月17日(木)午前8:15~午前9:55のNHK「あさイチ」のコーナーおでかけLIVE「高知須崎産トラ柄の竹を世界へ」で竹虎をご紹介いただく事になりました。わずか1.5キロの間口の谷間でしか成育しない不思議な虎竹のお話しや、近年、海外への虎竹発信に力を入れてきた事などにも触れられるのではないかと思っています。


虎竹模様


自分達にとっては馴染みがあって、「模様があるのが竹」だと思って育つ地元の子供たちもいるほどですが、まだまだ全国で見ればご存知ない方が多いかと感じています。このような機会に、竹の事を知って少しでも関心を持っていただけるようにせねばと思います。


青竹踏み体操練習


ちょうど翌日は「世界竹の日(World Bamboo Day)」の企画として竹虎全社員で挑戦します初の試み、青竹踏み体操のYouTubeライブ配信も控えています。今年はコロナウィルスで自宅にいる事が多いので室内で青竹踏みを使って簡単に身体を動かせる体操を作ったのです。どんな事になるのかワクワクしています、このPRも出来れば...しかし生放送で緊張してますのでどうなるのか?お楽しみに。





小舟のような長い肥ざる

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このような竹籠は昔から農家では多用されてきて日本各地に沢山の作り手でいて、様々な形が残されています。竹ヒゴの作りや形によって米揚げともマンゴク(万石)、コエジョウケ(肥ざる)、シカクジョーケなど、それぞれに特徴があり呼び名も変わっています。今回、手にしたこの籠は今までのどのタイプよりも長細く編まれていて一体何のためなのか?通常なら55センチ程度までのものばかりなのに、この肥ざるは70センチを超えてます。しかし、職人に聞いても理由が分からず昔からこの形だったそうです。


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小脇に抱えて使う籠ですから幅はどこで見かけても概ね同じ、しかし長さがこれだけ違うと収穫していた作物が関係していたのか...などと気になります。あ、そして今、自分の持っているマンゴクが全て巻縁なのに対して、この長い籠は当縁です。当縁がお分かりにならない方は、こちらの楕円洗濯籠をご覧ください。同じような形の籠で説明していますので分かりやすいと思います。


しかし、この長い籠は横から見ると両端が反り上がった舟を連想される格好の良い形をしています。このような荒物の籠ですが実はかなりの腕前の職人だと分かります。後で魚籠を見せていただきましたけれど、やはりと納得。次回機会をみてご紹介したいと思っています。


秋の夜長に竹灯り

竹灯り


3つ揃って並んでいるのは竹編みの製品です、今は竹タンブラーを中に入れていますけれど元々は「竹かまくら」と呼ばれて日本料理店などの演出のひとつとして作られていたものなのです。


竹照明


ところが時代の変遷と共にあまり使われることもなくなり行き場を無くしていました。昔から丁寧な仕事をされてきた職人の顔が目に浮かびます、せっかくの竹編みが誰の目にも触れず活躍しないままいるというのが忍びありません。


竹ランプ


そこで、内側に入れている竹タンブラーなのです。この中には電池式の小さな電球を入れました、この電球は蝋燭の炎が風に揺らぐようにユラユラと灯ります。ちょうど季節も秋なので、夜長を楽しんでいただく癒しの竹灯りとして生まれ変わりました。





松場登美さん「根のある暮らし」

松場登美、根のある暮らし


石見銀山には今まで三回お伺いした事がある。はじめて何も分からず訪ねて行った時に丁寧に対応していただいたのが松場登美さんだった。二階にまで案内していただき銀山の事や城跡のお話しなども色々と聞かせてもらった。世界遺産に登録される前だったからか歩く人もまばらで本当に静かな落ち着いた街並にいつまでも居たい気持ちになっていた。


虎竹の里


過疎という意味では同じ虎竹の里の山を歩くと今では植林されていたり雑木林になっていたり、もちろん虎竹の林になっている山々には段々畑の痕跡が残る。ずっと昔は焼け坂の頂上付近まで耕して芋が植えられていたとも聞くが、その労力たるや恐るべしだ。しかし、こうやって先人はこの地で生きてきた。


虎竹の若竹


今年も沢山の若竹が生えた、この地域にしか成育しない不思議な虎竹たち。石見銀山にも負けない地域力をどうしていくのか?日めくりになっている松場登美さんのカレンダーは、毎日問いかけてくる。