そもそも、どうして「ワンジャリ」と言うのか?疑問に思う方もおられるかも知れない。実は、竹虎の竹炭は枕は国産竹炭粒100%!そば殻を混ぜていたり、合成樹脂で作られた竹炭入りパイプビーズでもなく、天然素材の竹炭だけを二重の不織布に詰めて謹製させていただいている。だから、就寝時にまくらに頭をのせると「ジャリ...」寝返りをうっても「ジャリ...」と音がするのだ。
音がすると聞くと「ええっ!?寝る時に音がするなんて気になって熟睡できない」。もちろん、そんな方がおられて当然だ。ところが、「ジャリ...」と音がした次の瞬間には眠ってしまい、気がつけば朝。そんな寝つきのよい寝心地感だと、嬉しい感想を沢山頂戴している竹炭まくらでもあるのだ。そこで、「ジャリ」ひとつで快眠という「ワンジャリ」と命名して今回リニューアルした竹炭まくら、その寝心地は一度お試しになられるのが一番。只今9/25日まで無料プレゼント企画を開催しています。抽選で7名様に当たるので、是非このチャンスにご応募お待ちしています!
■9/25締切 特別プレゼント企画♪【ワケあり】ワンジャリ 快眠の消臭竹炭枕を7名様にプレゼント
いやいや、本当に今日も暑いです!カンカン照りの太陽と青空を見ていると梅雨だという事を忘れてしまいそうだ。けれど今年の梅雨明けは、まだ先だそうだからご自宅の湿気対策は、やはりしっかりやっていかねばならないようた。少しづつ皆様にも知っていただけるようになった、竹虎の調湿竹炭パックはリビングなどでもご愛用いただきたいから、竹炭の微粉末の出にくい不織布を選び、さらに念を入れて二枚重ねにして製造している。
竹炭は木炭に比べて湿度調節、消臭効果が高い事が言われているが、何より素晴らしいのは、竹の無尽蔵とも言える資源の活用になることだ。日本の孟宗竹林は、筍が輸入されてるようになってから急速に人の手が入らなくなり、放置竹林が全国各地に広がっている。
竹虎では孟宗竹を袖垣の芯に使ったり、伝統的な竹ざるに活用したりしているが、全体量からすると本当にごくわずかでしかない。
竹は、わずか1日で1メートル以上も成長する驚異のパワーを持っている。そして、そんな竹を使った竹炭の湿度調節効果は、皆様の想像をはるかに超えていると思う。
よかったら、下のYouTube動画をご覧ください。衝撃の実験結果にきっと驚かれる事だと思います。電気も必要ありません、余計な費用はかからず、置いておくだけ、湿気があれば吸い込み、乾燥すれば出す事を繰り返すので半永久的で経済的なところも竹らしい(笑)。
「泡もたたない、こんな水で、しかもこんな少しでほんとに汚れが落ちるの?」多くの方が半信半疑で、お使いになられる竹炭の洗い水。お使いいただくのは、アトピーであったり、敏感肌であったり、お肌の悩みや化学物質過敏症の方が多い。そんな皆様が、色々と洗剤を試された果てに、ようやく辿り着いたと言っていただける洗濯用洗剤なのだ。
何を隠そう自分も、小さい頃から皮膚科にどれくらいお金を使ったか分からない、そう母が言うほどアトピー体質で痒みには困っていたから、そのような皆様の気持ちは良く分かる。全寮制の明徳中学に入学してからは、自分で洗濯する事が日課だったから、すすぎが足りないと襟首や袖口など一発で肌荒れしてしまっていた。もし、同じようなスキントラブルの方がおられたら、一度竹炭の洗い水をご愛用いただく皆様の声をご覧ください。
それにしても、この真っ黒な竹炭からできた透明な水が、お洗濯ものを真っ白に洗い上げるのだから少し不思議な気もする。けれど、昔からカマドの灰をお洗濯に使っていた、おばあちゃんの知恵を応用しただけの洗剤なのだ。ただし、素材が継続利用可能な唯一の天然資源とも言われる竹というのが素晴らしい点だ。
汚れ落ちはバッチリ綺麗に落ちて、更に良い点がニオイがない事。梅雨時はお部屋に洗濯物を干される方も多いかと思うけれど、こんな時こそ部屋干しのニオイ解消にご使用いただくのはオススメだ。洗い上がりが明らかに、ふんわりとしている等というお客様のお声もあるので、お試しいただきたい。
最近、「フードロス」という言葉が広く知られるようになり、食品廃棄物削減への関心が高まっている。その一方で、ボク自身は食品よりも竹が生活の中心なので「バンブーロス」という新たな言葉を提案したいと考えて使っている。これは、竹林が有効に活用されずに朽ちて行く問題を指している。竹は物凄く成長が早く、持続可能な資源として注目されているが、その利用があまり進んでいない現状があるのだ。
バンブーロスには、自分達にとっては竹林の活用が進んでいないという以外に身近で毎日の課題がある。それが、数十年前までは出来ていたのに、竹が新素材に置き換わるようになってからは使い道のなくなってしまっている竹の端材だ。一本の竹を無駄なく使用出来る事が理想ではあるけれど、自然素材である竹を製品化する中でそれはなかなか難しい。更に、これには自分達ならではの事情もある。主に扱う虎竹は竹表皮の虎模様が美しいものは一級品として製品化されるものの、模様の少ない二級品は付加価値を付ける事ができず、ついつい余ってしまうのだ。
そんな、バンブーロスを減らし、竹材の有効活用を促進するために導入してようとしているのが「伏せ窯」という比較的安価で簡単に作れる竹炭窯だ。この窯は、特別な技術や高価な材料を必要としない。基本的な材料として、耐火煉瓦、コンクリートがあれば大丈夫だ。
まだまだ試行錯誤はあって、口で言うほど楽でも簡単でもない伏せ焼きだが、出来あがった竹炭は、土壌改良材、水質浄化剤、消臭剤など、さまざまな用途に利用する事できる。農業や家庭菜園などにおいても、土壌の水分保持能力を高め、微生物の活動を促進する効果がある。そして、竹炭の優れた吸着能力で室内の空気を清浄に保つ効果も期待できるので新しい商品化に繋がるかも知れないと思っている。
伏せ窯は、地面に穴を掘ってその中で炭化させる伝統的な炭窯だ。今回の伏せ焼きでの竹炭作りでは、竹材を次々に投げ込んで焼き上げてきたが、いよいよタイムリミットが迫ってきたので一旦投入を止めて炭化させていく工程に移る事にした。
伏せ焼きでは、大方の火が収まったところで水を使って火を消して温度を下げる。
この辺りのやり方は、以前拝見した事のあるポーラス竹炭と同じだ。竹炭は一度温度が下がったと思っていても、しばらくしたら盛り返して燃えて灰になってしまう事があるのでポーラス竹炭では大量の水を散布していた。
その点、伏せ窯の場合には気密性の高いスポンジを隙間なく並べておいて鉄板を窯の上にのせる。
さらに窯と鉄板の上蓋との接地面に土を盛り空気を遮断して密閉するのた。
後は窯の温度が下がるのを待つだけだ。
その時の条件にもよるけれど、竹炭(バラ)に準ずるような竹炭が焼き上がる。湿度調節や消臭効果の高い炭が、本来なら朽ちて行くしかない竹材から生まれるのだから言う事なしだ。
竹炭は皆様の生活の中で、すっかりお馴染みとなってきたようで本当に嬉しく思っている。けれど、竹炭と一口に言ってもその焼き方は色々で、竹炭窯の種類も土窯から鉄窯、キルン窯や耐火レンガ窯など様々だ。竹を高温で焼いて炭化させるという事は同じで、機能性は全く異なってくるけれど、消臭効果、湿度調整、水質改善など生活の多くの場面で役立つ天然素材と言うことには変わりない。
しかし、そんな炭窯の中でも最も原始的で、恐らく遠い昔の先人たちはこうして炭を焼いたのだろうと想像できるのが伏せ焼きと呼ばれる技法だ。
伏せ窯の基本的な構造は、古来日本で使われてきた伝統的な炭焼きの方法のひとつとあって非常にシンプルだ。まず地面に縦横1.5メートル、深さ1.5メートル程度の穴を掘っていく。この穴が伏せ窯の基礎部分となる。
掘った穴の一方に焚き口を設け、反対側には煙突を立てる。こうする事により、火を入れてから煙を外に逃がすための通気路が確保されスムーズに焼き上げられていく。
伏せ窯は自分達にとってはとても魅力的だ。なぜかと言うと、大量に竹材を扱う中で端材や使用できない竹も多くできるのだが、現在は法定基準を満たした焼却炉でないと燃やす事ができない。
こうして一部の古材が積み上げられた状態になっている。伏せ焼きで竹炭ができるのであれば、竹材を片づけると同時に竹炭も焼けるのだから一石二鳥とはこの事だろう。
日本のみならず、海外でも頻繁に焼かれているとう伏せ窯。地域によっては最後の工程でバナナの葉を上に被せているそうで、まさに炭焼きの原点のような気もする。地面に穴を掘って耐火レンガなどで固めていくだけだから窯作りには、それほどの費用はかからない。考えれば考えるほど優れた窯に思えてきた。
消臭や調湿など、竹炭の効能については広く知られるようになった。木炭ではなく竹を炭に焼き上げる竹炭については、竹の驚異的な成長力から持続可能な唯一の天然資源とも言われている事と、その機能性の高さもあってご愛用いただく多くのお客様から好評をいただいている。
実際に竹炭を使った調湿実験では、自分たちでもビックリするくらいの効果があった。これからジメジメとした梅雨の季節になっていくが、お部屋の湿度は70~80%になる事もあるという。そこで、テストでは80%を超える湿度環境を作り出してみた。すると、どうだろう!?何と1時間程度で竹炭を入れた方の湿度はみるみる下がって行って51%(人が快適に過ごせる湿度は50~60%と言われます)にまでなったのだ。
このような竹炭の力を薄いシートに加工して、キッチンや冷蔵庫からタンス、押し入れ、下駄箱まで様々な場所の消臭と湿度調節を簡単にできるようにした竹炭シートが新登場となった。
冷蔵庫でのご使用もオススメしたいひとつ、実は野菜や果物はエチレンガスという腐敗ガスを発生させているのだが、竹炭シートはこのガスを吸着分解するので野菜や果物が長持ちするのだ。
戸棚や押し入れなどニオイも湿気もこもりやすい場所にも一枚敷いておくと安心。
竹炭シートをお使いの場合には、竹炭を塗布した黒い面を上にしがちなのだが、付着させている竹炭粒が剥がれてしまう事もあるので、正しくはシートの白い面を上にしてお使い下さい。
お米の一人当たり消費量を見てみると、年々右肩下がりで減っているようだ。虎竹の里でも、高知県全体を見ても田んぼで稲作をされない所が、すっかり慣れっこになり当たり前のような景色になってしまっている。かく言う自分も、炭水化物ダイエットが言われだしてから、気になる体重のために白米は食べない事が多い。しかし、それでも急に食べたくなって竹根で作られた茶碗を手にする事があるけれど、やはりお米は美味しい。
竹炭専用に改良した昔ながらの土窯で、じっくり2週間かけて高温で焼き上げられた最高級竹炭を入れて炊いたご飯ならば尚更だ。竹炭と言っても、高温で焼かれたものと、低温でやかれたもの、あるいは機械窯という焼き方の種類が異なる竹炭がある。
高温の土窯で焼かれた竹炭が、焼き上げるのが難しく一番高価ではあるものの、それぞれ竹炭には得意な機能性の分野があるので、用途によって上手にお選びいただく事が大切だ。
先日、窯を開けた竹炭(バラ)は持った感じが軽かった。400度程度の低温で焼かれたものだが、このような質感の竹炭は湿度の調整などには最も適している。何でもキンキンと金属のような音がしなければ効果がないわけでは無い。竹は炭になっても無駄なく、全てが人の役に立つ事ができるのだ。
お時間のある方は、ほっこりする竹炭動画で驚きの効果をご覧いただければと思います。
竹炭(バラ)とgoogleで検索すると色々と出てくるようになったが、これは自分が最初に使いだした言葉だ(笑)、ウェブサイトを作った1997年当時には竹炭は知られていなかった。そもそも竹炭を焼く文化自体が古い物ではなく、多くの方に認知されるようになったのはここ15年位ではないかと思う。
昔から炭焼きをされていた熟練の職人さんは、竹を炭にする事に懐疑的な方が多かった。しかし、それでも近くに使い道のない孟宗竹が沢山あって竹材の確保が容易な上に、お客様にも喜ばれる事が分かるにつれて関心も高まり少しづつ竹炭を焼く方も増えてきたのだ。
竹炭(バラ)は、丸竹のまま窯立てして400度程度の低温で焼き上げられる。アンモニア臭などの吸着が得意で、湿度の調節機能にも優れているからお部屋の中で籠に入れてお使いただく事が多い。
最高級竹炭の窯を紹介する事はあっても、より身近だった昔ながらの炭窯は案外そんな機会は少なかった。そこで、今回は山里で焼かれる竹炭(バラ)の土窯を少しご紹介している。
先日も少しお話ししたように、山間部の炭窯と一口に言っても見た目が様々で、この炭窯にも窯口の他に焚口がある。職人によれば、この形の炭窯の方が作業効率が良いそうだ。
窯出しが始まった、まだ熱のこもる窯の中に入り一本づつ焼き上がった竹炭を取り出していく。
竹炭窯の出し入れには、こんな台車も使われている。
今回の窯では約300キロの竹炭が焼き上げられた、この丸竹炭を一定の大きさになるように割っていき袋詰めしていくのだ。
窯の排煙口の位置が遠い昔には上にあったと炭職人は話す、これを現在の位置にしたのは何と中国から炭焼きの技術も伝えた弘法大師だと言う。
昔は、それぞれの炭窯に排煙口(クド)のノウハウがあって、窯を他所に移る際に炭職人は必ずここを壊したとも言われる企業秘密だった所だ。
青々と繁っていた竹が、こうして真っ黒い炭に姿を変えて、皆様のご家庭に届けられて行く。
山間部に残る炭焼きさんから伝えられる竹炭窯にも実は色々な形があって面白い。竹炭窯の作らている場所も、自宅のすぐ横にある場合もあれば、細い山道をずっと登って行った森の中に作られている事もある。この焚口が二つに分かれている竹炭窯は舗装された道路脇にあって作業の効率が良さそうだ。
昔ながらの伝統の土窯で焼く竹炭(バラ)は、基本的に丸竹をそのまま窯に入れて焼き上げている。最高級竹炭との最初の違いは、この竹素材の下ごしらえだ、これから更に乾留といって竹材に含まれる水分量を一定の割合にする工程もあるから、最高級竹炭には一手間も二手間もかかっている。
しかし、比較的に手間を省かれた竹炭と言っても、その機能面では例えばトイレの消臭などの匂い取りであったり、湿度の調整能力では、最高級竹炭より得意な部分もあるから竹炭(バラ)も凄い。
黒染めに編み込んだ国産竹籠に、竹炭(バラ)を2キロ入れたセットなどは届いたらすぐにお使いいただけるのでお陰様で好評だ。YouTube動画でご紹介している竹炭(バラ)の洗い方などご覧いただきご愛用して欲しいが、昔ながらの素朴な山の土窯は改めてご紹介したい。