一年かかりました、土窯作り最高級竹炭マドラーがリニューアル

水割りに最高級竹炭マドラー


昨年の春からずっと品切れだった土窯作りの最高級竹炭マドラーがようやくリニューアルして完成しました。今までの倍ほどもある厚み、高温で焼き上げたキンキンと響く心地よい音、ご自宅でウィスキーの水割りで晩酌される方には是非一度お試しいただきたいと思っていますが焼酎のお湯割りなどでも味がまろやかになると言われています。

 
竹炭マドラー、ペットボトル用


竹炭をウィスキーに使うのは某有名飲料メーカーが醸造用として竹炭濾過の水を使うことから多くの方に認知いただくようになりました。ウィスキーの原酒を樽に入れて貯蔵する樽にはクギを使っていません、タンニンと呼ばれる芳香化合物が鉄と反応して黒いインク状の液体が発生するからだそうです。だから竹炭と言っても鉄窯ではなく、昔ながらの土窯でなくてはなりません。


竹炭マドラーと孟宗竹比較


しかし、土窯作りの最高級竹炭とは言え素材の孟宗竹は沢山あるし定期的に焼き上げている竹炭なのに、どうして一年もの時間がかかるのか?もしかしたら不思議に思われる方もおられるかも知れません。近年、良質の竹材不足が顕著になってきています、実は今回の竹炭マドラーリニューアルでもこの竹素材作りに時間を費やしました。


全国津々浦々で迷惑だと言われるくらい生えている孟宗竹も、品質を厳選し3~4年生でこれだけの身の厚みのある極太のものとなると激減します。この肉厚だと菊割の機械では十分に加工できず、1メートルのサイズに切断して細く切り割していています。


竹炭マドラー


竹炭と言えば黒いのが当たり前、ところが1000度の高温で焼き上げた竹炭は銀色に輝いています。素材の確保から加工、そして3ケ月もの間大事に乾燥させた一級の竹材だからこそ生まれたまさに「最高級」です。


ウイスキーが美味しい竹炭マドラー


日本のウィスキーには日本の竹林で育ち焼かれた竹炭が似合います。




竹炭塗料で簡単DIY

竹炭塗料、竹虎四代目(山岸義浩)


高温で焼き上げた竹炭微粉末を原料として作られた竹炭塗料があります。近年、耳にする機会が多くなったシックハウス症候群を竹炭の力で何とかできないかと開発されたもので、床下のコンクリート基礎や室内の壁紙の下地へ塗布して使います。


最高級竹炭


臭いの吸着に優れた竹炭なので酢酸、アンモニア、ホルムアルデヒド、キシレン、トルエンなどの臭気及びガス吸着試験結果を見ても一目で分かる効果的な数値となっています。


孟宗竹


しっかり手入れされた孟宗竹の竹林に入ると清々しい気持ちになりますけれど、その竹が竹炭となり、塗料となって心地よい空間作りに役立つのは素晴らしい事だと思います。




竹炭餃子

竹炭ギョーザ


近年竹炭パウダー入りのスイーツやドリンクを目にする機会が皆様の周りでも増えたのではないでしょうか。竹虎でも前々から竹炭入りのお菓子など作ってご紹介していますが、今回は見た目のインパクトも凄い真っ黒い竹炭餃子を社員が作ってくれました。


竹炭餃子粉


まず餃子の皮作りからです、60個分の餃子を作るのに小麦粉(薄力粉)100グラムに対して竹炭パウダーを小さじ1杯程度入れています。ムラなく混ざったら少しづつお湯を加えていきます。


竹炭餃子玉


生地がボソボソの状態でお湯を止めてこねていきます、耳たぶくらいの硬さになったら丸めてラップに包んで冷蔵庫で30分程度寝かします。


竹炭餃子皮


寝かした生地を台に打ち粉をして再度よくこねます。そのあと棒状に平らにのばし切り分けます。切り分けた生地を手の平でつぶして麺棒で一枚づつ回しながら伸ばします。


竹炭餃子タネ


竹炭餃子のタネは下記の通りです。
豚ひき肉 約300g
塩    小さじ1
胡椒   小さじ1(写真は粗挽き使用)
ニラ   2束
卵    1つ
酒、醤油、ごま油  各大さじ1
味の素       7~8振り
生姜(すりおろし)  大さじ4
竹炭パウダー    小さじ1


竹炭餃子


こうして竹炭入り餃子皮に包んで出来あがりです(笑)。


竹炭餃子


食欲をそそられる焼き具合、真っ黒い竹炭餃子と手前の餃子は普通の餃子のようですが...


竹炭ギョーザ


餃子皮は普通のものですけれど中のタネは竹炭入り、白と黒のコントラスト、やはり迫力あります。


竹炭餃子


孟宗竹、竹虎四代目(山岸義浩)


こうして竹炭餃子を楽しませてもらいました。竹炭パウダーの原料となっている竹は、孟宗竹と呼ばれる日本中いたる所にあるものの現在となってはあまり活用される事のなくなっている竹です。日本国内に600種もある竹の仲間の中でも最大級に大きく、厚みのある身が竹炭に適した竹材。活躍の場が少ないばかりか、あたかも悪者のように見られる事もある竹に光が少し当たってきた事を嬉しく思っています。




日本最大級の孟宗竹の林から

孟宗竹、竹虎四代目(山岸義浩)


孟宗竹は日本最大級の太さと長さを誇る竹で大陸から日本に渡ってきたのが江戸時代の事です。諸説ありますが、わすが300年から400年程度前に入っ来た竹であるにも関わらず全国津々浦々に生育している所をみると当時はどれ程珍重され人々の暮らしに役立ってきたのかが分かります。


孟宗竹


北海道松前町を北限として(近年では温暖化で更に北に進んでいます)いますけれど、以前は山形県庄内地方が生育の限界と言われ名産地である湯田川温泉にお伺いした際には雪の中に逞しく伸びる孟宗竹の竹林で楽しい時間を過ごした事を思い出します。「孟宗」と言えば孟宗竹の筍のことを指すほどの筍料理を愛する地域でしたが、やはり南方系の竹には寒さが堪えるのか四国や九州にあるような大きなものは見当たりませんでした。

 
孟宗竹の竹林


それでは、このような太く長く立派な地元の孟宗竹はどうするかと言いますと実は意外なほど竹細工や工芸には活かされておらず、そのため竹林を手入れする事もありませんので放置竹林の代名詞のようになっているのが現在の孟宗竹なのです。生命力にあふれ、強い繁殖力、大きな身体で、かっては武家のステイタスシンボルとして庭園での観賞用に大流行したこともある竹が今では邪魔者扱いです。


竹林の青空


日本の竹細工は編みやすい優しい、柔らかい竹素材へどんどん移行してきました。昔ながらの孟宗竹を使った花籠や荒物細工をしていた職人も少なくなって来た中で孟宗竹の身の厚さを活かした竹炭の原料として、あるいは竹箸の素材としても多用されています。




飾り竹炭と虎斑竹100年計画

飾り竹炭、インテリア竹炭


飾り竹炭は虎竹を丸竹のまま高温の土窯で焼き上げています。通常の竹炭は一定の幅に割ってから焼き上げて使い勝手のよいサイズに切断していますのでインテリアに使う飾り竹炭はちょっと異色の竹炭と言って良いかも知れません。そもそも竹は中が空洞になっていますので丸竹のまま焼き上げると言うのは割れややすく、ヒビが入るなど品質管理の面からもリスクがあってあまり見かける事はない竹炭です。


虎竹


ところが、竹虎ではどうしても丸竹を焼かねばならない理由があります。実は虎竹の竹林から伐採される竹の多くは虎模様の色づきが良いものばかりではありません。「白」と呼んでいる色づきのない竹が近年特に増えていて、この竹材の有効活用するために竹炭に焼いているのです。


丸竹炭


この直径くらいの竹を竹炭にすると縮んでこのような細さになります。丸竹を焼き上げるのは難しく運んだり作業の最中にも折れたりしますので取扱いには注意が必要です。


飾り竹炭、インテリア竹炭


せっかく山から出された竹が使われる事なく朽ちていくのは見ておられません。インテリア竹炭としても使う場合にも折れやすい難点があり、ヒビ割れ、曲りなど高温で焼き上げる中で竹がねじれたりと色々ありますものの、それぞれ竹の個性として楽しんでいただきたいと思っています。




続・竹炭で竹炭を制す

 
竹炭の汚れ


昨日も申し上げましたように、竹炭は焼き上げた窯から出したままの状態で保管しています。細かい竹粉が沢山付着してもいますので軍手などの目の粗い生地のものを付けて選別や袋詰めの仕事では、手袋を外した手は真っ黒になっています(笑)。


竹炭粒


ビニール手袋をすることも多いですが、ついうっかり素手で竹炭粒などを手にしようものならこんな感じです。粒と粒が擦れて細かい竹炭微粉末が出ますから手にも付着しやすいのです。そこで、このような細かい竹炭を使用する竹炭枕等は目の細かい不織布を二重構造にして微粉末をシャットアウトしているのです。


竹炭の汚れ残し


さて、手に付いた竹炭の汚れ落ちを確かめるために一般的なハンドソープでまず洗ってみます。自分も経験があるますけれど、竹炭の細かい微粉末は指紋の溝に入り込んでしまって結構洗ったつもりでも汚れが落ち切りません。


竹炭石鹸


そこで、いよいよ竹炭パウダーを配合している虎竹の里竹炭石鹸の登場なのです。


竹炭石鹸の泡


竹炭が入っていて黒光りしている石鹸なので泡も黒いのですか?洋服に黒くつきますか?と何度かご質問いただいた事もあります。しかし、ご覧のように泡は黒くありませんし、服について黒くなるようなものではありません。フワッとした優しい泡立ちでスキッとしながらも、つるつる、しっとり洗い上げてくれる使用感はリピート率ナンバーワンで発売以来31万個を完売した実績が証明してくれています。


竹炭石鹸で洗い上がりの手


竹炭で汚れた手を竹炭石鹸で洗ってみた結果はご覧の通り!隅々の細かいところまでしっかり洗えて竹炭の黒さは全く見当たりません。ハンドソープとして開発した竹炭石鹸ではありませんが吸着力のある竹炭パワーを改めて感じます。


ちなみに竹炭石鹸のYouTube動画でご紹介させていただいている「お客様の声」には超敏感肌で色々な石鹸を試して、ようやく15番目にトライした虎竹の里竹炭石鹸で初めてヒリヒリ感がなくて涙が出そうになったというお便りがありました。アトピー体質の自分もそうであったように肌に合う石鹸を探し求めておられる方に一日も早く、一人でも多くお届けしたいと思っています。




竹炭で竹炭を制す

 
竹炭の仕事


竹炭を入れたミネラルウォーターの美味しさや、竹炭(バラ)の消臭効果はステイホームでご自宅に居る機会に初めて体感されて驚かれる方が増えてきたようです。原料である孟宗竹の竹林は昔のように筍農家さんが管理する事もなく、竹製品に加工されもしませんので誰にも手入れされず荒れてしまい「竹害」などと不本意な呼び方をされていますので竹炭に焼くなど少しでも活用できるのであればと言うのが当社の思いでした。ところが、継続利用可能な唯一の天然資源として環境に優しい素材という利点のみならず、それまで一般的だった備長炭の数倍の効果が確認されてからは「竹だから使いたい」と言うユーザーの方が増えて嬉しく思っています。


竹炭汚れ


さて、そんな竹炭製品はお手元に届けさせて頂きます場合には水洗いせず窯から出したままの状態ですので、素手で触るとこんな風に真っ黒になってしまいます(笑)。室内に置く前に竹炭(バラ)を水洗いされた方でしたら、もしかしたらご存知かも知れませんけれど竹炭の微粉末は意外に細かく当社スタッフが軍手をして仕事していても手袋を外せば手はこのように竹炭粉で汚れています。


泡ハンドソープ


竹炭加工の仕事を終えて手洗いするスタッフが口を揃えるのが当社に備え付けられていたハンドソープへの不満でした。ドラッグストアなどで普通に市販されている泡石鹸では指先やツメの間にまで入りこんだ竹炭汚れは簡単に落とせないのです。


竹炭石鹸


そこで思いついたのが竹炭石鹸、竹炭の吸着力が頑固な竹炭汚れをスッキリ落としてくれるのでは?まさに「竹炭で竹炭を制す」という考え方...果してその結果は!?(明日につづく)


竹炭ダイヤ籠について

竹炭ダイヤ籠


竹は数千年に渡って衣食住の様々なシーンで人の暮らしに役立ち続けてきました。そこで「笑」という漢字にも竹が使われていると言うのが自分の持論なのですが、近年になって燃料という事以外に竹炭が重用されるようになってきています。昔ながらの土窯を竹炭専用に改良した大型窯で高温で焼き上げるのは主に飲料水用の最高級竹炭です、水道水が美味しいミネラルウォーターになると人気だったり炊飯用としてお使いいただいたり、竹炭も用途が多岐に渡ります。


400度くらいの低温で焼かれたものは消臭用竹炭として、ちょうど今頃の寒くて閉め切ったご自宅のイヤなニオイ対策として使われる事の多い竹炭もあります。この竹炭ダイヤ籠は、そんな竹炭生活を助けるために専用に編むことにした竹籠なのです。消臭用として活用いただく竹炭を部屋に置く時に、和洋どんなインテリアも似合うように考えて製作しました。


籠表皮


竹炭を入れるから籠の色合いは当然黒が良いと思いました、そこでまず竹ヒゴの状態で黒染します。黒染した竹ヒゴで籠を編んでから再度黒く染め上げますので黒さが深まり、仮に竹ヒゴがズレた場合にも下地の色合いがのぞくことはなく、興ざめすることを防ぐのです。


籠力竹


底にはしっかりと力竹を入れてあります、サイズ的に2キロの竹炭(バラ)をゆとりを持って入られますけれど、もちろん竹炭用としてだけでなくアイデア次第で楽しくお使いただける黒染籠です。


マガジンラック


こんな感じで新聞や雑誌を入れるリビング籠としてご愛用いただくとお洒落です(笑)。


角籠


形も丸型と角型の二種類用意しました、置き場所やお好みでご自由にお選びいただければと思います。


竹炭籠力竹


角籠の方にも幅の広いしっかりとした力竹を入れています。この竹籠を編むのは若い頃から竹細工職人として活動をはじめ、子供三人を育て上げた頼もしいお母さんでもあります。女性ならではの繊細さに加えて、しっかりとした作りに温もりを感じるのはそのせいかも知れません。




竹炭マスクの季節がやってきました。

 
竹炭マスク


南国高知も秋が深まり確実に冬の足音が聞こえてきています、日中でも窓を開けると涼しい風が吹き込んでエアコンの必要がなくなる日が多くなってきました。夜の愛犬との散歩は、月が綺麗で嬉しくなりますが薄手の上着が欲しいほど。こうなってくると、ようやく竹炭マスクの出番です(笑)。夏前には完成していたマスクですけれど、厚みのある竹炭綿に熱がこもって気温の高い日にはとても着けていられません。


そこで少し肌寒くなってくる今頃を密かに心待ちしていたのです、寒い季節なら反対に温かく過ごせますし、GOTOキャンペーンで乗り物を使う機会が増えた方もおられるかと思いますけれど、たとえば乾燥しがちな機内などでは、熱や湿度を保ってくれる大型タイプの竹炭マスクは重宝します。いずれにせよ今年になってからマスクをするのはエチケットとして定着しました、広大な竹林にいるのならまだしも公の場ではマスクで予防を常に意識したいと思っています。




竹炭石鹸の使い方動画をリニューアルしました。

 
竹炭石鹸


竹炭石鹸には本当に毎日助けられています。実は自分はもともと子供の頃から肌が弱くアトピー体質で、皮膚科の病院にいくら使ったかわからない...なんて大人になって母親からよく言われていました。前にもお話しした事がありますが、一度は菩提寺に連れて行かれて真っ裸にされ住職さんに燃え盛る炎の上で炙られた(!?)覚えさえあるのです。幼い時なので経緯などはサッパリ分かりませんが真っ赤な火と熱さだけは今でも鮮明に覚えています。


今となっては笑い話ですが、当時はそれほど両親が心配していたという証です。しかし、そんな親の気持ちを知るようになるのは自分の子供がアトピーで痒がって、夜など寝苦しくしているのを見るようになってからでした。当時はアトピーなどという言葉もなかった頃ですが、その時に初めて、特に母親にはさぞ心配かけたのではと申し訳なく思いました。


幼い竹虎四代目


さて、そんな肌が弱い自分たち家族ですからスキンケアには人一倍気を使ってきました。自分も大人になっても香料などが入っている石けんで身体を洗うとヒリヒリと刺激があったり、どうも肌に違和感があったりします。出張で宿泊するホテルに備えつけられているボディソープやシャンプーが使えません。まあ、丸坊主ですから元々シャンプー、リンスは使わず頭からつま先まで石鹸オンリーですが(笑)。


この虎竹の里竹炭石鹸は自分と家族が、肌に優しく刺激のない自然な石鹸を使いたいと考えて作ったものです。それこそ全国の石鹸メーカーからサンプルを取り寄せて散々試しました。なにせ最初は売れなくてもいいとさえ思っていたのです。自分達が使えればそれでいいと考えていた竹炭石鹸が少しづつ広まっていき、気がつけばお陰様でファンの方が沢山できて31万個も完売する人気となりました。そこで今回は洗顔方法についての動画をリニューアルすべく社員が作っくれました。