竹炭シートの使い方

竹炭シート、下駄箱


消臭や調湿など、竹炭の効能については広く知られるようになった。木炭ではなく竹を炭に焼き上げる竹炭については、竹の驚異的な成長力から持続可能な唯一の天然資源とも言われている事と、その機能性の高さもあってご愛用いただく多くのお客様から好評をいただいている。




実際に竹炭を使った調湿実験では、自分たちでもビックリするくらいの効果があった。これからジメジメとした梅雨の季節になっていくが、お部屋の湿度は70~80%になる事もあるという。そこで、テストでは80%を超える湿度環境を作り出してみた。すると、どうだろう!?何と1時間程度で竹炭を入れた方の湿度はみるみる下がって行って51%(人が快適に過ごせる湿度は50~60%と言われます)にまでなったのだ。


竹炭シート、タンス、衣類


このような竹炭の力を薄いシートに加工して、キッチンや冷蔵庫からタンス、押し入れ、下駄箱まで様々な場所の消臭と湿度調節を簡単にできるようにした竹炭シートが新登場となった。


竹炭シート冷蔵庫、野菜室


冷蔵庫でのご使用もオススメしたいひとつ、実は野菜や果物はエチレンガスという腐敗ガスを発生させているのだが、竹炭シートはこのガスを吸着分解するので野菜や果物が長持ちするのだ。


竹炭シート洗濯物


戸棚や押し入れなどニオイも湿気もこもりやすい場所にも一枚敷いておくと安心。


竹炭シート押し入れ


竹炭シートをお使いの場合には、竹炭を塗布した黒い面を上にしがちなのだが、付着させている竹炭粒が剥がれてしまう事もあるので、正しくはシートの白い面を上にしてお使い下さい。



竹炭で炊く美味しいふっくらご飯

炊飯用竹炭


お米の一人当たり消費量を見てみると、年々右肩下がりで減っているようだ。虎竹の里でも、高知県全体を見ても田んぼで稲作をされない所が、すっかり慣れっこになり当たり前のような景色になってしまっている。かく言う自分も、炭水化物ダイエットが言われだしてから、気になる体重のために白米は食べない事が多い。しかし、それでも急に食べたくなって竹根で作られた茶碗を手にする事があるけれど、やはりお米は美味しい。


最高級竹炭窯


竹炭専用に改良した昔ながらの土窯で、じっくり2週間かけて高温で焼き上げられた最高級竹炭を入れて炊いたご飯ならば尚更だ。竹炭と言っても、高温で焼かれたものと、低温でやかれたもの、あるいは機械窯という焼き方の種類が異なる竹炭がある。


竹炭(バラ)選別


高温の土窯で焼かれた竹炭が、焼き上げるのが難しく一番高価ではあるものの、それぞれ竹炭には得意な機能性の分野があるので、用途によって上手にお選びいただく事が大切だ。


竹炭(バラ)


先日、窯を開けた竹炭(バラ)は持った感じが軽かった。400度程度の低温で焼かれたものだが、このような質感の竹炭は湿度の調整などには最も適している。何でもキンキンと金属のような音がしなければ効果がないわけでは無い。竹は炭になっても無駄なく、全てが人の役に立つ事ができるのだ。




お時間のある方は、ほっこりする竹炭動画で驚きの効果をご覧いただければと思います。



竹炭(バラ)の焼かれる山里の竹炭窯

里山の竹炭窯


竹炭(バラ)とgoogleで検索すると色々と出てくるようになったが、これは自分が最初に使いだした言葉だ(笑)、ウェブサイトを作った1997年当時には竹炭は知られていなかった。そもそも竹炭を焼く文化自体が古い物ではなく、多くの方に認知されるようになったのはここ15年位ではないかと思う。


竹炭素材


昔から炭焼きをされていた熟練の職人さんは、竹を炭にする事に懐疑的な方が多かった。しかし、それでも近くに使い道のない孟宗竹が沢山あって竹材の確保が容易な上に、お客様にも喜ばれる事が分かるにつれて関心も高まり少しづつ竹炭を焼く方も増えてきたのだ。


竹炭窯


竹炭(バラ)は、丸竹のまま窯立てして400度程度の低温で焼き上げられる。アンモニア臭などの吸着が得意で、湿度の調節機能にも優れているからお部屋の中で籠に入れてお使いただく事が多い。


竹炭出し後の窯口


最高級竹炭の窯を紹介する事はあっても、より身近だった昔ながらの炭窯は案外そんな機会は少なかった。そこで、今回は山里で焼かれる竹炭(バラ)の土窯を少しご紹介している。


竹炭窯の焚き口


先日も少しお話ししたように、山間部の炭窯と一口に言っても見た目が様々で、この炭窯にも窯口の他に焚口がある。職人によれば、この形の炭窯の方が作業効率が良いそうだ。


窯出し、竹炭職人


窯出しが始まった、まだ熱のこもる窯の中に入り一本づつ焼き上がった竹炭を取り出していく。


竹炭台車


竹炭窯の出し入れには、こんな台車も使われている。


竹炭(バラ)


今回の窯では約300キロの竹炭が焼き上げられた、この丸竹炭を一定の大きさになるように割っていき袋詰めしていくのだ。


排煙口、クド


窯の排煙口の位置が遠い昔には上にあったと炭職人は話す、これを現在の位置にしたのは何と中国から炭焼きの技術も伝えた弘法大師だと言う。


竹炭窯、排煙口


昔は、それぞれの炭窯に排煙口(クド)のノウハウがあって、窯を他所に移る際に炭職人は必ずここを壊したとも言われる企業秘密だった所だ。


竹炭


青々と繁っていた竹が、こうして真っ黒い炭に姿を変えて、皆様のご家庭に届けられて行く。





土窯づくりの消臭用竹炭の使い方

竹炭土窯


山間部に残る炭焼きさんから伝えられる竹炭窯にも実は色々な形があって面白い。竹炭窯の作らている場所も、自宅のすぐ横にある場合もあれば、細い山道をずっと登って行った森の中に作られている事もある。この焚口が二つに分かれている竹炭窯は舗装された道路脇にあって作業の効率が良さそうだ。


最高級竹炭窯


昔ながらの伝統の土窯で焼く竹炭(バラ)は、基本的に丸竹をそのまま窯に入れて焼き上げている。最高級竹炭との最初の違いは、この竹素材の下ごしらえだ、これから更に乾留といって竹材に含まれる水分量を一定の割合にする工程もあるから、最高級竹炭には一手間も二手間もかかっている。


竹炭(バラ)


しかし、比較的に手間を省かれた竹炭と言っても、その機能面では例えばトイレの消臭などの匂い取りであったり、湿度の調整能力では、最高級竹炭より得意な部分もあるから竹炭(バラ)も凄い。


竹炭(バラ)籠入り


黒染めに編み込んだ国産竹籠に、竹炭(バラ)を2キロ入れたセットなどは届いたらすぐにお使いいただけるのでお陰様で好評だ。YouTube動画でご紹介している竹炭(バラ)の洗い方などご覧いただきご愛用して欲しいが、昔ながらの素朴な山の土窯は改めてご紹介したい。





床下竹炭の施工、竹炭の調湿能力

床下調湿竹炭


新竹される住宅で、床下調湿を考えられるお客様は竹炭をお使いいただく事が多い。竹炭の優れた湿度調節機能は、湿度が高くなると湿気を吸い込んで、反対に乾燥してくると湿気を放出するという事を繰り返して半永久的な効果がある。昔から神社仏閣には炭が敷かれていたけれど、古くから竹を炭に焼くという職人はいなかったから木炭が主流だったと思う。ところが近年、研究が進んで多孔質の竹炭が効能が高く、また成長の早さから環境的にも適している事が広く認知されるようになってからは竹炭が多用されている。


住宅用竹炭


念の入った方は、基礎工事が終わった後のコンクリート部分に竹炭塗料を使われる方もいる。自分の暮らす家の土台を自ら塗るのは楽しいものだ、見えなくなる所なので少しくらい大丈夫と思ってチャレンジされる方もいるが、真っ黒な塗料なので案外綺麗に塗れる(笑)。


調湿竹炭パック


さて、そんな調湿効果を床下だけでなく、室内の湿気対策にしたいと誕生したのが調湿竹炭バックなのだ。細かい竹炭の粉が出ないように、通気性を保ちつつ床下用などより目の詰んだ不織布を二重にしている。


調湿床下パック


実は竹炭の湿度調節機能というのは、自分達でもビックリするくらいの効果がある。手作りながら湿度の高い環境を作り、調湿バックに使っている竹炭を入れて実験した時に本当に驚いた。80パーセントを超えるくらいの湿度にした水槽に竹炭を入れたら、どうなるのか?興味のある方は是非YouTube動画をご覧ください、ちょっと信じられないかも知れませんが、一切ウソなし、編集無しの竹炭の力を知ってほしいと思っています。





最高級竹炭作りの燻煙熱処理

竹炭用竹材


近年では少しづつ生活の中に取り入れられるようになった竹炭だが、その竹炭窯での竹炭作りは多くの方が想像するより手間と時間がかかっている。農業利用されているポーラス竹炭のように、どのような形の竹材でも選ばずに野焼した後に水をかけて消火するような比較的短時間で焼くの事のできる竹炭がある一方、最高級竹炭は、一定の幅に割り揃えてから更に燻煙熱処理を施す。




ポーラス竹炭については、場所も必要だし、やり方を学ぶ必要もあるけれど放置竹林対策のひとつとして有効だ。どのようなものか動画にもしているので、ご存知ない方は一度ご覧ください。


ボトル用竹炭スティック竹、炭ペットボトル用(竹炭マドラー)


200℃近い温度にした窯内で、約15%程度の含水率に調節するのだが、こうしておくと竹炭の割れや捻じれを抑えて美しい形の竹炭を焼き上げる事ができるのだ。硬く焼き上げられているボトル用最高級竹炭スティックも、焼いて縮む割合を計算して上で割り幅を決めて窯入れしている。


竹炭窯


土窯に行くと独特の香りが心を安らげてくれるが、窯自体からの熱を感じることもできて、まさに身も心も温まる。


最高級竹炭


何度がお話ししている事でもあるけれど、簡易に焼ける竹炭であっても、あるいは竹炭(バラ)や焼き上げる難度の高い最高級竹炭にしても、それぞれに機能性があり得意な分野があるので全てが大切な竹炭だ。


竹炭(バラ)


昔ながらの地元の小さな土窯で焼き上げている竹炭(バラ)は、燻煙熱処理をせず400度程度の低温で焼いているから、どうしても竹炭自体がもろく、細かく割れてしまう。けれど小さく割れた方が表面積も広くなり、トイレの消臭や室内の湿度調節には高い効果が期待できる。やはり竹は、どんな形になっても無駄にはならない素材だと思う。





創業130周年記念、送料無料で2種類のプレゼント付きの竹炭春袋

竹炭春袋


すっかり遅くなってしまったけれど竹虎130周年を記念した企画のひとつとして竹炭春袋を開催している。不織布に入れて簡単に使えるようにした調湿竹炭パック4種セットと、お陰様でご愛用者の多い虎竹の里竹炭石鹸、モノクロスイーツに使って頂く竹炭パウダー80グラムに、土佐天日塩を入れた竹炭塩歯磨きをセットにした。福袋なので、感謝のオマケを色々考えたが結局実用的なミニ竹炭石鹸5個セットをお付けさせて頂く事にしている。


竹虎春袋


そして、今回の春袋には更に特別プレゼントとして、調湿竹炭パック(中)、竹炭石鹸(100g)、竹炭生姜飴×2袋、竹炭パウダー(15ミクロン)80g、竹炭マスク、竹炭あぶらとり紙×2個の6点の中からお好みの品を一点お選び頂けるようにしている。


YouTube動画「美味しいお水飲んでますか?最高級竹炭で大変身!お水とふっくらご飯の驚き体験 Bamboo Charcoal」では、竹から生まれる最高級の竹炭を使った暮らしをご紹介しています。




送料無料&2種類のプレゼント付き
【創業130周年企画第二弾】竹炭春袋
竹炭石鹸、調湿竹炭パック四種、竹炭パウダー、竹炭塩歯磨きと更にプレゼントがセット



尾池和夫先生著「季語を食べる」

季語を食べる、尾池和夫先生著


いつもお世話になっている尾池和夫先生から一冊の本が届いた。貴書の題名は「季語を食べる」地球の恵みを科学する、とある。大学の総長や学長を務められている方で、地球科学者として専門は地震学だと伺っていたのだが、食の世界にも深い知識や見識があられるので驚いた。ページをめくってみると春夏秋冬の季節ごとに、それぞれの食材が挙げられていて、料理をされる方でなくとも一気に楽しく読んでしまう内容だ。ご関心のある方は是非一度手にされてみる事をオススメします。


竹炭豆、Bamboo Charcoal


本の中には炭という項目がある。炭の季語には沢山の傍題があるそうで、これが日本人の暮らしに炭が深く関わっていた証だと書かれている。人の生活に竹は欠かせなかったから、竹冠の漢字が多い事と良く似ている。そうそう、中国で聞いた言葉を又思い出した、「可使食无肉、不可使居无竹」意味は食事で肉がないのは許せるが、暮らしに竹がないのは許せない、つまり竹が無いと生活できなかったのだ。


竹炭パウダー、Bamboo Charcoal


竹炭パウダーをデトックスや天然ミネラル補給に取る方が増えている。昔から炭職人さんは胃腸の調子が悪いと言って炭をかじっている事があった、現在では摂取しやすいカプセルのものも開発しているけれど、著書の中では竹炭豆をご紹介くださっている。竹虎の竹炭豆は粒の大きさにこだわった、食べ応えと共に竹炭も沢山いただいて欲しいと思っているのだ。



竹酢液のボトルキャップの開け方について

竹酢液のボトルキャップの開け方


寒い季節は特に人気になるのがポカポカお風呂の入浴剤に使う竹酢液(ちくさくえき)。実は、もともと自分はあまり長湯が好きではなく、カラスの行水タイプだった。半身浴などと聞いても、良く長い時間じっと座って入っていられるものだ...のぼせてしまうけどなあ...などと思っていた。




ところが、前にも動画にさせてもらった城山ホテルさんの大浴場で、露天風呂から眺める桜島の雄大さに見惚れてしまい気がつくと長湯をしてしまっていた。思えば、今まで温泉に行っても効能にある肌荒れ等を見て、自身がアトピーだから出来るだけ我慢して長く入浴する事はあっても、気持ちよく長い時間お湯に浸かれたのは初めてだったように思う。何故かそれから自宅のお風呂でもシャワーですませるだけでなく、結構お湯に浸かるようになった(笑)。


竹酢液のボトルキャップの開け方


そんなお風呂でご愛用いただいている竹酢液のボトルキャップが開きにくいと言う大問題がたまに起こっている。何度も何度もメーカーさんにサンプルを送り、検証してもらうのだが、どうやら液体がキャップに付着して固まるシュガーセメントなる状態が原因らしい。せっかくのバスタイムに届いた竹酢液のボトルが開かないなど、とんでもない事!楽しみにされているご愛用の皆様にはお詫びのしようもない。


今までは解決方法があまりなかったのだが、ついに良い方法が見つかりました。そのような時にはドライヤーでキャップを十分温めてから、手が熱くなったり火傷しないようにタオルなどでキャップを掴んで回せば簡単に開きます。YouTube動画でもご案内していますので、安心してお求めいただき一日の疲れを湯ったりとほぐしていただきたい。





虎竹炭パウダーで日本唯一の竹林を守る

虎竹炭パウダー


竹炭の材料に使われる孟宗竹は、国内最大級の竹であり、現在ではあまり活用される事のなくなった竹でもある。生命力の強さから、増え過ぎて森林を侵食するとか、放置竹林として一部では問題視されている孟宗竹は、直径が大きくて身が厚い事から竹炭の原料として使われるようになった。国内で焼かれている竹炭窯で、孟宗竹以外の竹材を使っている所は聞いた事がないほどだ。


虎竹伐採


そんな中、竹虎で新しく発売を開始した虎竹炭は、日本唯一の虎竹を使うかなりレアな竹炭と言える。しかし、もちろん物珍しさから竹炭にしている訳ではない。まさに本日の1月31日が昔から虎竹伐採の期日として守られてきたけれど、いくら日本唯一の虎竹の竹林でも色づきの良い一級品の竹ばかりは生えていない。


虎竹選別


竹林に一歩足を踏み入れたら、無数に伸びているかの様に見える竹の中でも、製品に適した3~4年生の色づきが良い竹となると本当に極一部だ。虎模様には、この山々特有のバクテリアが影響しているとされるが、「霜が降りると虎の色が付く」と古くから伝えられるように気温も大きく関わっている。


虎竹伐採


実は、自分達は虎竹の色づきの変化から温暖化の影響を10数年前から感じていた。明らかに色づきが遅い、あるいは色が付かない竹が年々増加傾向にあった。虎竹は虎模様があるからこそ価値があり、全国の竹職人に認められてきたのだが、色が付いていないと普通の淡竹(はちく)と変わらない。


最高級飾り竹炭


昔なら、色づきの良くない虎竹も普通の竹材として何らかの竹製品や竹細工に加工して、どうにか活用する事ができた。ところが、現在ではそのような竹を必要とする工場も職人もいない。しかし、それでも虎竹の竹林を適正に管理し、良質な親竹を残しつつ、芳しくない色付きの竹を間引く仕事は絶対に必要となる。そこで、数年前から二級品の虎竹は、専用の土窯を使い高温で焼き上げてインテリアなどに使える飾り竹炭として商品化した。


虎竹炭パウダー


丸竹そのままに硬く焼き上げる竹炭は、それぞれ竹の個性があり、表情もあって面白い。けれど、年々二級品の竹は増えているから、せっかくの竹材を皆さまのお役に立てるような製品に進化させ、美しい虎竹の里と色づきのよい虎竹を守り続けていくために、今回登場させたのがこの虎竹炭パウダーなのだ。


中国で漢方として、竹を炙って取り出す竹瀝(ちくれき)や、竹稈の甘皮部分を使う竹茹(チクジョ)は虎竹と同じ淡竹が使われている。竹葉も利用されており、前々から淡竹には孟宗竹や真竹とは異なる特別な力があるのかも知れないと感じてきた。淡竹を竹炭パウダーにしたのは初めてだから、科学的に確かな事ではない。しかし、虎竹の里の景観と、江戸時代から続く持続可能な竹林を守る一助となる事は間違いない。