ややっ!?竹炭皿

2014年9月23日

竹炭皿と間違えた器


あれはいつ頃の事やったですうろか、まっこと驚いた事がありましたちや。最初見てハッとしたがです、何と竹炭皿が使われちゅう!?まっこと実際に使われちゅうのを見るのは初めての事でしたので、目をゴシゴシこすって、改めて見てみました。そしたら、あれれ、間違うちょったようですちや。竹炭皿に似た真っ黒い皿にヨーヨーがのせてあるだけでした。


ええっ!?ヨーヨーではない...?


ああ、なるほど、なるほど、これがマカロン言うて、一時期ワイワイ言われよったお菓子の事ですろうか。まっこと色々なものが流行るものですちや。


まあ、お菓子の事はさておいて、この黒い長方形のお皿は陶器でしたが、やたら重たく、軽く叩くとキンキンと金属のような音がしよりましたので、もしかしたら焼き物でも、ちっくと特別な製法のものかも知れません。けんど、横に入った細かい縞模様や深い黒色が、そして、大きさまでもまっこと竹炭皿に良く似ちょりましたぜよ。


竹炭皿は長いものでしたら30センチの長さのものがあって、料理などの盛り付けに使うと結構面白いと思うがですが、竹炭は焼くと2割程度は縮んでしまうがです。だから、材料の段階で結構大きな竹やったとしても、焼き上がりは想像より小さな皿にしかなりません。しかも、土窯で1000度の高温で焼き上げますので技術的にも難しく、割れたり、極端にねじれたりするものを除くと、本当に良いものは少ししか焼き上げる事ができんがですぞね。


綺麗に焼き上げられた竹炭は銀色に輝き、この陶器の皿と同じようにキンキンと金属のような響きぜよ。扱いが大変やし皿というても使える料理は限られちょりますが、野趣あふれる雰囲気で、使い方によっては面白いお皿やと思うがです。













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ポーラス竹炭と言う考え方

2014年5月13日

孟宗竹林


「ポーラス竹炭の作り方」というDVDを頂いたのは随分前の事ながです。放置竹林の有効活用を目的として焼かれる竹炭でもありますので、虎竹の里でも竹林管理の一つの手法として考えれたらと思うて、自分も社内でも観てみましたけんど、それっきりになっちょりました。


ポーラス竹炭火付け


大きな理由の一つは、そのユニークな焼き方。竹林の生い茂る中で間引きした竹を積み上げながらそまま火をつけるがです。竹は油分の非常に多い植物なので火力は木とは比べものになりません。最初は小さな火なのですが、またたく間に大きな炎となり、もうもうと煙が立ちのぼりますぜよ。まっこと知らない方がご覧になられたら山火事かと思うほどぜよ。


竹林の中の炎


ポーラス竹炭を提唱されるのは南伊豆で竹炭を焼かれよります山本剛さん。昔から筍の収穫などで竹を扱い、大きな孟宗竹を伐り倒した現場で焼かれて来たと言われます。その場で焼くので運ぶ手間もいらず合理的やにゃあ。そして、どれだれ大きな炎となっても竹というのは水分を沢山含んでいて、竹林自体の湿度も高く、今まで50年間もの間何度となくこうやって火を焚くけれど、竹林で青々としている竹に火が付いた事はないそうながです。


竹林でのポーラス竹炭焼き


前に頂いたDVDの中でも竹林の中の安全性の事は再三言われよりましたが、実際にこの目で見てみたくて山本さんの竹林にお伺いしたがぞね。けんど、こうやって遠くから見ても、この火の大きさ、ちっくと危ないように思うても不思議ではないがです。ポーラス竹炭を焼く時には、一応地元の消防署には届け出をされちゅうそうですが。それは、そのはずですろう。知らない人がこの炎や煙を見たら、きっと山火事と思うて大騒ぎになると思うがです。


竹林での水源確保


このポーラス竹炭の大事な条件に水がありますぞね。竹を焼き過ぎると灰しか残らないので、炎があがっている早い段階から水をかけて火を抑えていくがです。


ポーラス竹炭消火


まだまだ燃えさかりよって赤々となっている所に放水します。竹の火は強く高温ですので表面に水がかかった位では完全に消えませんぞね。温度が下がらないと後で又燃え出す事もあるので、クワで竹炭を寄せてきてかき混ぜてては水をかけ
また、かき混ぜては水をかけてして消火されよりました。この作業がしっかり出来ていないと竹炭の持つ熱で火がおこり、竹炭として残るどころから全て灰になってしまうそうながです。


ポーラス竹炭


燃えさかる火の端から少しづつ、少しづく竹炭が出来ていきます。同じ竹炭でも精錬度の高い飲料水や炊飯用の竹炭とは性能が全く異なり、このポーラス竹炭は「porus」つまり多孔質という言葉通り、穴が多く微生物の働きによって土壌改良剤として使える竹炭となるがです。農業用として、どんな作物を育てる場合にも有効やと言われます。を間伐したその場で集めて、竹炭に焼かれるのなら、山から重たい竹を運び出す労力と時間はかからないし、竹炭が畑で利用されるならほんの少しでも収入になるかも知れませんし、美味しい農作物を通して人のお役にたてる事ができる。すごい可能性を秘めた竹林管理の方策ではないかと思うがです。


山本さんに初めて会うてお話を聞いた時には、ポーラス竹炭は竹炭の焼き方や種類の事かと簡単に思いよりましたが、継続的に利用する事が可能な唯一の天然資源とも言われ、無尽蔵とも思える放置竹林を有効利用して美しい里山を残していく方法。その一つの可能性として生み出される竹炭を農業や生活に活用して循環させていく、そんな大きな営み、人の暮らし方、考え方そのものの事やと知ったがです。














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コミベーカリーさん竹炭クッキー

2014年5月 1日

竹炭クッキー


竹炭パウダーを使うて焼き上げた竹炭クッキーが届きましたぞね。作られたのは高知で、こじゃんと有名なコミベーカリーさん。竹虎の社員の中にもファンがいっぱいおるがですが、特にチーズケーキはワンホールを一人で食べられると話しが出るくらい、まっこと美味しいケーキやパンを作られゆうがです。


そんな会社様が焼くクッキーですきに、なかなか味にこだわられちょりますぜよ。竹炭微粉末を入れすぎると食感がザラザラした感じが残ります。けんど少ないと色合いが今ひとつハッキリせんがです。そこでコミさんでは黒ごまを使うて綺麗な黒色をだしつつ、食味にもこだわった作りをされちゅうようですちや。


竹炭パウダーは大手メーカーさんが商品化した事があって、その後に一時の流行で終わるかと、ちっくと心配した事もありますけんどあれから数年経ってすっかり定着した感があるがです。食べる竹炭の事が話題になるたびに、炭窯の前に腰をおろし胃腸の調子が悪い時には炭をかじると話されよった、あの職人さんを思い出しますちや。昔から伝わってきちょった山の知恵が見直されちゅうようで、まっこと嬉しい気持ちですぞね。













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炎の不思議

2014年3月13日

竹炭


その日は冷たい小雨が降りよりました。温かいイメージのある高知ですけんど山間部に入っていくと、今でも雪が残っちゅうくらいかなり気温が下がり肌寒い事もあるがですぞね。坊主頭ですきに濡れると、こじゃんと余計に冷たいがですちや。タオルで頭を拭きながら竹炭窯のある炭小屋に入るがです。


火と言うのは不思議なものです。大きく燃え上がる炎は恐怖心を覚えることもありますけんど、静かに炭火で燃える炎は妙に安心感があるがです。フッーと息を吐いたてしゃがみ込むと自然と心が落ち着いてきてます。職人さんとも、つい長話をしてしまいますぞね。


竹炭窯の取材


今回テレビ東京さんの取材をしていただいて、一番嬉しかったのは地元の小さな竹炭窯を撮していただけた事ちや。日頃、あまり前にでる事のない竹炭職人さんと竹炭窯にはじめて光を当てていただいた思いですぜよ。たぶんテレビをご覧になられたお客様自身も、今まであまり見たことのない土窯の様子には少なからず興味を持ってご覧になられたのではないですろうか?


竹炭窯テレビ撮影


そして光が当たったのは竹炭職人さんだけでなはく、実は焼き上がった竹炭そのものにもやったです。取材の方はテレビカメラで綺麗に撮影できるように、手持ちで明るく照らす事のできる照明器具を携帯されちょりました。その灯りで炭窯の中を照らして頂くと、まっこと、いつも自分達が見ているのは違う世界みたいぜよ。そんな風に言うと大袈裟かも分かりませんけんど、なかなか新鮮な気持ちで見させていただいたがです。


土窯竹炭


取材いただいた竹炭窯は規模も小さく、ご夫婦でコツコツと焼きあげられゆう昔ながらの土窯やったがです。最高級竹炭に比べると低温で焼かれる竹炭窯ぞね。けんど今回、取材の方々も交えて普段あまり聞く事もない、炭窯の話なども職人さんとしながら長い事過ごさせていただいて、改めて竹炭を焼き上げる苦労や大変さを痛感しましたし。焼き続ける竹炭への深い愛情のようなものを感じる事ができましたきに、冷たい雨の中、心はぽかぽかになっちょったがです。













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山の竹炭窯

2014年2月21日

竹炭窯


竹炭が人気になった理由として、電子顕微鏡で見ないと分からないような小さな孔が木炭の数倍と言う事で、その効果が高かった事。そして、竹は植林などしなくとも、また肥料や人手をかけなくとも毎年どんどん生えてくる成長力から継続利用できる資源だと言う事。主な原料となっちょります孟宗竹は近年伐られる事もなくなり、材料として身近に沢山あった事などが主にあげられるがです。


十数年前までは木炭専門でされていた地元の窯でも、材料の豊富にある孟宗竹を使うて消臭用などの竹炭を焼いて頂きよります。小規模な炭窯で焼き上げる竹炭は比較的に低温ではありますものの、アンモニア臭などの消臭効果や調湿効果に優れた竹炭で、部屋に置く、置き炭として皆様にご紹介させていただきゆうがです。


炭窯と一言で言うてもその焼き方やノウハウは実に様々で、職人さんによりそれぞれ色々な方法があって、見学させていただくのは、まっこと(本当に)面白いものながです。竹は中が空洞になっちょりますので、そのまま窯入れするのではなく、縦に割ってこじめてから窯立て(窯入れ)していきますが、この竹割の方法一つ取っても大掛かりに機械で割る窯元もあれば、機械割の原理をそのまま手動にして2人がかりで手割りされる所もあります。


今回お邪魔しちょった窯では電動鋸で切り割りしよりました。太い孟宗竹を鋸に当てると大きな音をたてて切りくずが舞いますぞね。焼き上がった竹炭だけを見よりましたら、こうやって丸い竹を割って均等な幅にしてから焼き上げている事ももしかしたら分かりづらい事かも知れませんけんど、窯に入れる前にも職人さんの、こんな大変な仕事があって、綺麗な竹炭になっちゅうと言う事も皆様に知っていただけたらと思うがです。













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竹炭窯に亀?

2014年1月 8日

竹炭窯


竹虎は今年で創業120年を迎える事ができました。仕事を続けられるゆう事は誰かに求めていただき続けちゅうという事で。こんな長い間、四代にわたって皆様にご支持いただく事を考えたら、考えるほどに、まっこと感謝の気持ちで一杯になるがです。改めて皆様、本当にありがとうございます!


そんな長い社歴だけはある竹虎ですけんど、もともと創業した明治27年当時は竹虎という屋号ではなかったのはご存じでしたろうか?おまん、小さい竹屋の事など知らんぞね~。そんなお声が聞こえてきそうですが、実は大阪は天王寺で竹材商としてスタートした時には竹虎ではなく「竹亀」という屋号やったがぞね。


それが竹屋を続けていくうちに日本唯一の虎竹ばかり扱うようになり、全国の竹屋さんから自然と「竹虎」と呼んでいただくようになって、竹業界でも「山岸竹材店」の名前はご存じない方でも「竹虎」の名前では知っていただけちゅうのではないかと思うちょります。戦後は竹虎の屋号に変わっちゅうですきに、竹虎になってかれこれ70年ぜよ。けんど、それだけに「虎」には当然愛着を感じてはおりますけんど、実は「亀」にも愛着を感じちゅうがです。


そこで、竹炭窯に亀がおった...?言うけんど一体どこにおるがぜよ。そうです、そうです、本当の亀が歩きよったワケではないですぞね。窯の奥には排煙工があって、窯の上の煙突に繋がっちょります。その様子を見るのには竹炭窯の上に上がるがですけんど、上にあがってみたらちょうど窯部分の上が楕円形に盛り上がっちょります。これが亀の甲羅のように見えるがぜよ。


窯は最高級の竹炭を焼き上げるのにもの凄い高温になります。あまりの熱でヒビ割れする事がありますけんど、そこには細かい土を盛って補修されちゅうがぞね。それが又亀の甲羅の模様にも見えてきて、いやいや、何ちゃあないけんど妙に嬉しい気分ちや。亀は万年言いわれます、これは春から縁起がエイがぜよ。













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繊細な竹炭窯

2013年12月20日

竹炭用の割竹


一昨日に気むずかしい竹炭窯のお話をさせてもらいましたけんど、実はそれだけでなくて繊細な神経を持っちゅうというお話をさせていただきたいと思うちゅうがです。いやいや自分も、まさかと思いよりましたちや。大きな図体をしちょりますので竹炭窯は。けんど、まっこと繊細な神経を持っちょります。ちょうど、身体だけは関取のように大きいのにノミの心臓で、ちっくとの事にも大騒ぎして驚く。漫画か何かに出てきそうな大男を思い出させるがですちや。


けんど、まさに、この大男、いやいや巨人と言うた方がエイですにゃあ。それだけ大きな大きな竹炭窯ながぜよ。その大きな窯の中にギッシリと割竹を飲み込んで、2週間という時間をかけて最高級の竹炭を焼き上げるがです。


繊細なというのは、本当に少しの気温の変化、湿度、あるいは竹材の乾燥具合などによって焼き上がりの竹炭が全然違うてくるから、ちっくと面倒ながぞね。少し前の事ですけんど、火入れしたばっかりのタイミングでなんと台風がやって来た事があるがです。雨はそれほどの違いにはならないそうですが、まず風が煙突からの煙をスムーズにいかさん、邪魔をする。そして台風接近で気圧が変化する、これが竹炭の焼きにこじゃんと影響すると言うがです。


気圧か...こりゃあデリケートやちや。初めて聞くとそんな風にも思いますけんどこれが意外に関係があるそうぞね。竹炭窯がこんなに神経質ですきに、職人もこじゃんと気づかいしよります。材料の竹は同じ長さに揃えて、同じ幅に割って窯の中に入れるがですが、同じように割った竹材でも竹の元の部分と中程と、ウラ(先端)部分では竹の厚みが違うので同じ時間乾燥させても乾燥具合に差ができてきますちや。そこで、窯の中でも場所により温度が違いますきに、それぞれの部材によって置き場所が決まっちょって焼き上がりが均等になるように工夫しゆうがぜよ。まっこと炭の歴史というのも、かなり古いですけんど、それだけに奥が深い、深い何ぼでも炭窯の奥から面白い話しが出てくるがです。













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気むずかしい竹炭窯

2013年12月18日

竹炭窯焚き口


この道数十年の竹炭職人でも土窯づくりの竹炭は自然相手の仕事。毎回、毎回試行錯誤が続くと言われよります。竹炭窯正面の焚き口に見える小さな小さな隙間の向こうには、炎が赤々と燃えよりますが、どうも温度が上がらない...。首をかしげて立ちすくむ竹炭職人。


あの小さな隙間におかれた薄い石板には、厚みや幅が数ミリ単位で違えたものが何枚か用意されちょります。微妙に違うサイズの石板に置き換えただけで、土窯の中の炎を自由にコントロールしゆうがぜよ。こりゃあ、まさに職人芸としか言いようがないがぞね。


竹炭窯の石板


けんど今回、どうもいつものように思い通りに焼けていないのは、窯の奥にある排煙口に続く穴の位置を5ミリ程度上げたせいやと話されよりました。たった5ミリで違うがか!?そんな微妙な神業みたいな仕事ぶりに驚くと同時に、竹炭に深い愛情をもち、誇りを胸に本当にちっくとの違いにこだわり、銀色に輝く最高級の竹炭を焼き上げるのには手間暇をまったく惜しんでない職人魂とでも言いますろうか、場合によっては一晩中つきっきりで見守りゆう大きな背中に改めて、こじゃんと感激してしまうがです。


竹炭窯立て


ギッシリと割竹を窯立てして火入れしたのが朝。ところが、もう辺りが真っ暗になっているのにもかかわらず火がうまく回っちょりません...。排煙口の温度を何度も何度もチェックしながら記帳されよります。今までの燃焼時間、温度など細かい記録をずっと取りつづけゆう情熱には、まっこと頭がさがる思いながです。


竹炭窯排煙口


排煙口の煙突をのぞきに窯の上にあがってみましたぞね。丸くなった煙突部分にもブロックが置かれ調整されよります。そして、中央には竹箸のような細く削られた竹が置かれちょります。ふと、横を見たら同じように煙に燻されて真っ黒になった竹ヒゴが数本。なんと、この細い竹ヒゴ一本で煙のでる量を調節し、ここでも窯の中の炎の具合を大きくしたり小さくしたりするそうぞね。


竹炭窯の割竹


さっきの薄い石板と言い、この細い竹ヒゴと言い、ミリ単位の微調整で竹炭の出来映えが全く違うてくるがです。職人の長年の知恵と経験とで焼き上げられる最高級竹炭が普通の竹炭とは、ちっくと違うという事はこの窯と向き合う姿勢からだけでも十分お分かりいただけますろう。













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竹炭スティック

2013年12月 4日

竹炭スティック


竹炭と言うても実は焼き方や窯などによって、その性質は全く違うてくるがですが、土窯にこだわり1000度近い高温で焼き上げる竹炭を竹虎では最高級竹炭と呼んで他の炭とは区別しちゅうがです。


まだ年末という気分では全くないがですが、今年も気がついたら師走になっちょります。お正月飾りというほどでもありませんけんど、竹炭を使うた物を、ちくと作ってみたいにゃあと思い、あれこれ考えて素材として一番エイと選んだのが竹炭ペットボトル用ぜよ。


さすが高温で焼き上げた竹炭やちや。10本ほどビニール袋に入れて持ち歩こうとしたら、カラカラッ......カラカラッ......と擦れ合う乾いた音は金属か上質なガラス製品か、まっこと音を聞くだけで心地よくなってきそうやちや。ペットボトルの口に入れられるように、長さは15センチ、幅は1~1.5センチとスリムな形にしちゅう。言うなれば竹炭スティックやにゃあ。節の付いたものが見た目にも面白そうやきに、何本か選んで2014年を迎える竹炭飾りを作ってみたいと思うがです。













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胃腸の悪い方と水虫の方はいない?

2013年8月24日

竹炭用の竹


竹は中が空洞になっちょりますので、炭窯に入れる時にはそのままでは効率が良くないがです。そこで、竹を割って出来るだけ沢山窯に入れて焼けるようにするがです。この竹炭窯の材料の竹は少し細い事もあって、半割程度のものも結構ありますちや。けんど、こうやって、こじめてみたらこの通り。丸竹の時とは比べものにならないくらいギュッと詰まった感じちや。これを一本一本窯に入れながら窯立てし竹炭に焼いていくがです。


竹炭窯と炭職人


ところで、前にもお話させて頂いた事があるかも知れませんけんど、「炭焼き職人さんには胃腸の悪い方と水虫の方はいない」そんな言葉をご存じですろうか?いやいや、始めて聞いたぜよ。そんな方も多いかも知れませんけんど、これは昔から結構言われちゅう事ながですぞね。炭職人さんは胃腸の調子の悪い時にはガシガシ炭をかじっていましたし、炭焼きの時に採取しておいた竹酢液を地下足袋の上からドボドボとかけて仕事をされよりました。


微粉末にした炭が静かなブームですけんど、もともと昔からの知恵としてあった事ながですにゃあ。竹酢液にしても殺菌力が強いと言われちょりますので、なるほど、これなら足が蒸れても水虫にはならないやろう。そう感心した事があるがです。


自分も夏場の竹林に入る時には、全身に竹酢液をかけるのと同時に長靴にもスプレーしますちや。これは、虫は虫でも「水虫」ではなくて、本当の虫の蚊除け、害虫除けのためながです。炭窯を誇らしく説明してくれる大ベテランの職人さんも山に竹を切りに行く時には、きっと竹酢液を使いゆうがではないですろうか。













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