虎竹の里のランチタイム

2019年12月 6日

虎竹の里、虎竹


昨日もお話しさせていただきました通り虎竹の里は日本唯一の虎竹の伐採シーズンで焼坂の山道を登っていくとこのように所々の道路脇には竹が積み込まれているのです。


虎竹の里、虎竹の葉


こうしてずっと繰り返されてきた竹の暮らしが今年も無事に迎えられて感謝の気持ちでいっぱいです。けれども早い時代の流れの中で虎竹の里だけ変わらずにいる事は難しいのです。


虎竹の里、竹林


山の職人が少なくなり伐採できなくなった竹林も少しづつ増えてきています。わずか1.5キロの間口の谷間と言いますと狭い地域のようにも思われますが峠の標高は228メートルあり広大な竹林が広がります。


ゴマ竹


しっかり管理された竹林ではまず見ることのないゴマ竹がありました。立ち枯れした竹にゴマ菌が付着したもので、京都の竹林で生産される人工的に光合成ができないようにしてゴマ菌を付着させる銘竹とは似ているようで全く別ものです。


虎竹の里、虎竹


竹林整備を少しづつしていく虎竹の林の向こうから明るい光。信じて前を向くしかありません。


虎竹の里、虎竹林でのランチタイム


さて、この山の上まで聞こえてくる正午のサイレンの大きな音。虎竹の里にもランチタイムがやってきました、鳥たちのさえずりを聞きながらのお昼休みです。

















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日本唯一の虎竹がすべて通ってきた竹の道

2019年12月 5日

虎竹の里、竹虎四代目(山岸義浩)


師走に入って好天の続く虎竹の里です。すでに雪化粧の地域もあるようですけれど南国土佐は明るく日当たり良い場所など上着がいらないくらいの温かさ。伐採の続く竹林を歩くといつもの鳥の声に交じって「コンコンッ」そして「ザザッー」と竹を伐り出す音が聞こえてきます。


日本唯一の虎竹


いつもは静かな虎竹の里が一年で一番にぎやかになる季節、山道を車で登っていても山出しされた虎竹が脇に積み込まれています。どれどれ?どんな色付きやろうか?近年の温暖化もあって色付きが良くない状態が続いていて満面の笑みという訳ではありませんが、それでもこうして毎年続いてきた虎竹の伐採が創業125年を迎えた今年も先人と同じようにできる事に感謝の気持ちが沸き上がります。


虎竹の里、竹の伐採、山出し


知らない方がご覧になったら獣道かと思うような、この細い山道を一体どれだけの竹が通って来たのか...?これが日本唯一の虎竹がすべて通る竹の道なのです。
















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虎竹の里「社歌」コンテスト

2019年11月13日

虎竹の里


「虎竹の里」と聞くと山のイメージがあるかと思いますけれど実は虎竹の成育する山々は高知の太平洋に面した地域にあります。他の場所に移植しても虎柄の模様が着かない不思議な竹の秘密の一つに、この海からの潮風が影響しているのではないかとも考えられていますので虎竹は海と山との共同の産物とも言えるのです。


虎竹の里、竹虎四代目(山岸義浩)


伐採の時期を迎えた竹林では忙しく職人たちが働きます。竹屋は昔から「夏痩せ」ならぬ「冬痩せ」、一年分の竹を仕入れるシーズンなのです。





さて、そんな竹虎にはテーマソングというものがあります。高知県土佐市のシンガーソングライター江口美香さんが来社されて初めて日本唯一の虎竹を知り、自分たちの事をお話しさせていただく中で制作いただいたものです。


まっすぐ」と名付けられた曲の録音が行われたのは何と竹虎工場内、コーラス部分には全社員が参加して歌っていますが立ち並ぶ虎竹たちにも歌に加わってくれているかのように感じていました。





あまり馴染みはないものの「社歌」というものがあって、校歌と同じようなものだと思います。社歌とテーマソングは微妙に違う気もしつつ、今年も社歌コンテストに竹虎ノミネートいただいております。ワンクリックで投票いただけますので是非応援何卒よろしくお願いいたします(笑)。












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初代宇三郎から125年

2019年10月26日

竹虎四代目(山岸義浩)、竹虎ロゴマーク


祖父の作った竹虎ロゴマークは評判がいい、自分も大好きである。50年前の三輪トラックの写真を見るとドアには「虎」の文字の代わりに本当のトラの顔の絵が描かれていたりして痺れてしまう(笑)。本社前の石碑にはこのマークと共に 「竹の子の、また竹の子の、竹の子の子の子の末も茂るめでたさ」と刻まれている。


インスパイア2019


日本全国からイノベーターと呼ばれる人達が年に一度集う物凄いイベントがあるから参加しないか?「はい!是非お願いします」即答した地方創生イノベーターカンファレンス「INSPIRE 2019 」。


これからの地方は一体どうなるのか?虎竹の里は何処に行くのか?いよいよ本日、渋谷ヒカリエに登壇する。会場には沢山の方が入場されるようだがプレゼンしたい相手は一人。


竹虎四代目愛用ロレックス


左手にはめたロレックスは使い続けて31年目になる。この手のブランド物は好きではないがブランドマークの王冠が職人の五本指を表していると聞いて気に入った。同じ物を使い続ける、同じ事をやり続ける、流行りには縁がないし一つの事しかできない田舎者。しかし竹虎はこうして初代宇三郎から125年繋げてきたのだろう、後の100年に繋がるのなら今この瞬間に死んでも構わない。













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タイからのお客様2019

2019年10月19日

竹林見学、タイからのお客様


一昨年にもタイからお越しいただいたティラポン(Thiraphong Tangthirasunan)さんが再び虎竹の里を訪問くださいました。今回の皆様もタイの竹をもっと建築にも取り入れ有効活用されたいと志を持つ方々で、写真で拝見した竹の大型施設など素晴らしいものでした。


竹林見学、タイからのお客様


竹虎本社から見渡せる山々でしか成育しない虎竹の不思議をお話しさせてもらいます。


竹林見学、タイからのお客様


竹林見学、タイからのお客様


これから竹を活用した仕事をされる皆さんです、さすがに竹への関心が高く熱心です。


竹林見学、タイからのお客様


最近は説明にもスマートホンを使えるようになって随分と便利になりました。


竹林見学、タイからのお客様


竹に取り組む方々の質問は、とても具体的でポイントをついています。


雲の上のホテルの竹照明


タイで建築家として活躍されている方が4名おられて隈研吾さんの建築に関心を持たれていました。そこで宿泊されるのは隈さんが初めて木造建築に取り組んだ梼原の雲の上のホテルです、ここのロビーには竹虎が製作させてもらった大きな竹照明が吊るされていて、一時は頻繁に通っていた時期もあり自分も思い入れのあるホテルです。


竹林見学、タイからのお客様


竹照明の色合いは25年経って製作したばかりの時よりも渋く魅力的になっています。梼原町内には隈研吾さん設計の建築物が数棟あり、昨年でしたか完成したばかりの素晴らしい雲の上の図書館もあって見学者も多いそうです。


東南アジアの国々には竹を使った美しい建築物が多いですが、これからもっと進化しそうで楽しみです。














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台風の潮風と日本唯一の虎竹と

2019年10月16日

虎竹の里竹林見学


フランスから虎竹の竹林を見学に来られると聞いて、これはPOCKETALK(ポケトーク)の出番だと用意していましたけれど来られたのはパリ在住の日本の方でした(笑)。通訳機は必要ありませんでしたが、日本の方でも海外の方でも竹をご存じ無いという事に関しては同じです。こうして急斜面の虎竹の竹林をご覧いただき感激されていましたので、虎竹の価値を知ってもらえる事は本当に嬉しい事なのです。


虎竹の里の台風


先日より大型台風が日本に上陸して大きな被害をもたらしています。今回は高知には直接影響はなかったものの土佐湾の波は大荒れで虎竹の里が見下ろせる峠からは恐ろしいような高波を見ることができました。


この虎竹の里でしか成育しない不思議な虎竹は、京都大学の博士が来られて調べた結果では土中の特殊な細菌の作用と言われていますが実はハッキリとした原因は今もって解明されていません。ところが近年、高知大学の先生から興味深いお話しを伺いました。植物は塩分が苦手であり黒く変色する場合があるそうなのです、そこで強く吹き上げてくるこの潮風も竹に現れる虎模様一因ではないかと言われて注目しているのです。


こうして見ると潮風が虎竹の古里である焼坂の山々にむかって白く煙っています。台風でなくとも波の荒い日は海をみずとも潮の香りで分かるほどの土地柄ですので塩分というものが虎竹に何らかの作用をしているのは間違いないかも知れないと考えています。

















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竹虎に美味しい山賊がやって来る

2019年10月12日

山賊


竹虎には山賊がやって来る。本当の山賊なら怖いけれど世界一大きいスーパー焼き鳥で人気という山賊茶屋の事だ。焼き鳥の他、から揚げやゴボウ天もある、四万十川源流近くの店らしくアメゴ塩焼き、うなぎ弁当、デザートの大学芋まである。こうして決まった時間にやって来るのを楽しみにしている社員も多く、仕事中だが買い物は大目にみている。


竹虎ランチタイム


このような販売スタイルは都会では珍しいかと思いきや高齢化の進む地域では移動スーパーのような形で結構繁盛しているそうだ。商店のない田舎に行商の方が来るのが当たり前のことだった子供の頃に時代が戻っているかも知れない。しかし、昔ながらの行商文化は地域の野菜や果物、お菓子、乾物、パンなどを販売して行く、最近までは刃物や生活用品まで売り歩く方もいた。


竹虎四代目(山岸義浩)、御用籠


何を隠そう竹細工もかっては農家になくてはならない仕事道具だったので様々な大きさの籠や箕を積んだ軽トラが走っていた。自分や家族の編んだ籠を自ら売り歩く、そんな竹籠行商の方々は随分前にいなくなったが人を訪ねて竹を売るのは苦労が多いと話していた。しかし、だからこそ技が磨かれた、籠に力があった。


そんな昔の話を思い出し、つい買い過ぎてしまう。やさしい山賊さんはおまけをくれる、今日はおでん。美味しかったそうである。














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祝・準優勝!レッドブルボックスカートレース

2019年10月 7日

竹虎四代目(山岸義浩)、レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)は日本で開催されるのは三回目だそうです。前回は確か東京赤坂に特設コースを作って2017年に行われていますので毎年恒例ではありません。世界110ヵ所以上でレースされているので何処で開催かは全く分からないのです。


そんな中、竹虎創業125年の節目の年にボックスカート用車体を製作している途中にレッドブルボックスカートレースの事を知りました。たまたま今年開催される事、そして何と大会日が自分達の会社設立記念日である10月6日だったのです!こんな偶然は、そうそうはありません。また竹の神様に導かれている思いで、知ったその場で申し込みをしていたのです。


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)2019、竹虎四代目(山岸義浩)


会社設立記念日の昨日、レース当日に奇跡は起こりました。竹虎はレッドブルボックスカートレースのアッと驚くような車体ばかりの59チーム中、なんと総合第2位。評価基準は「クリエイティプ」「パフォーマンス」「タイム」の3点、パフォーマンスやタイムでは他チームに圧倒されていたと思います。


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)2019、竹虎四代目(山岸義浩)


全国各地からユニークでそれぞれ趣向を凝らした素晴らしいチームが集まっていました。スキージャンプの高梨沙羅さん、ホンダF1マネージングディレクター山本雅史さん、B-Girlのamiさん、NHK教育テレビ「つくってあそぼ」のワクワクさん、Mattさん、そして人気ユーチューバーも参加されるので観客もいっぱい


REIWA-125号


この中で、どうして竹虎が準優勝できたのか?明日からの30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」でお話ししてみたいと思います。














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レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)、30秒パフォーマンス練習

2019年10月 3日

竹虎本社工場


竹虎本社工場で何やら慌ただしくなってきました。大急ぎで製作しなければならない重要なものができたのです。


竹虎本社工場


矢来戸のようでもあるが簡素でいつも作るものとは随分と違うようです。


竹虎本社工場


少し軽めのチェックが入って完成したものは...


竹虎本社工場


来る今度の日曜日に東京よみうりランド特設会場で開催されるRED BULL主催のボックスカートレースでは30秒のパフォーマンスタイムが用意されています、この時に使われる小道具なのです。





今回のパフォーマンスは夏のインターンシップ生たちが協力して考えてくれたもの。音楽を変更せねばならなくなり、随分と変わったものの虎竹の扉を開けてREIWA-125号が登場するという大筋に変更ありません。





見た目が少し違うと思われるのは気のせいかも(笑)。


お近くの方は是非応援にお越しいただき実際のREIWA-125号をご覧いただきますと嬉しいですが、遠い地域の皆様は下記のページに入って「今すぐ投票!」ボタンを押して応援ください。今日は強い風雨の虎竹の里、工場の中で四人揃って最後の仕上げです。













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竹を幸へ導きし者

2019年9月26日

竹林


夢の話のついでに、もうひとつ。
真昼間うとうとしていてハッと目が覚めた。


確かにその人はいた。
真っ白い衣装を身体に纏い、額には白い鉢巻の老婆。
こちらに向かってゆっくりと歩いてくる。


巫女さんだろうか?


思っている間に目の前に来たかと思うと倒れかかってきた。
シワだらけの顔に大きな目、小さな口が動く


「竹を幸へ導きし者よ...」


老婆はそう言った、そして腕の中でフッと軽くなった。


竹虎四代目(山岸義浩)、虎竹の里


自分に何ができるか今は全く分からない。
しかし、何かあるに違いないと思っている。













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