台風の潮風と日本唯一の虎竹と

2019年10月16日

虎竹の里竹林見学


フランスから虎竹の竹林を見学に来られると聞いて、これはPOCKETALK(ポケトーク)の出番だと用意していましたけれど来られたのはパリ在住の日本の方でした(笑)。通訳機は必要ありませんでしたが、日本の方でも海外の方でも竹をご存じ無いという事に関しては同じです。こうして急斜面の虎竹の竹林をご覧いただき感激されていましたので、虎竹の価値を知ってもらえる事は本当に嬉しい事なのです。


虎竹の里の台風


先日より大型台風が日本に上陸して大きな被害をもたらしています。今回は高知には直接影響はなかったものの土佐湾の波は大荒れで虎竹の里が見下ろせる峠からは恐ろしいような高波を見ることができました。


この虎竹の里でしか成育しない不思議な虎竹は、京都大学の博士が来られて調べた結果では土中の特殊な細菌の作用と言われていますが実はハッキリとした原因は今もって解明されていません。ところが近年、高知大学の先生から興味深いお話しを伺いました。植物は塩分が苦手であり黒く変色する場合があるそうなのです、そこで強く吹き上げてくるこの潮風も竹に現れる虎模様一因ではないかと言われて注目しているのです。


こうして見ると潮風が虎竹の古里である焼坂の山々にむかって白く煙っています。台風でなくとも波の荒い日は海をみずとも潮の香りで分かるほどの土地柄ですので塩分というものが虎竹に何らかの作用をしているのは間違いないかも知れないと考えています。

















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竹虎に美味しい山賊がやって来る

2019年10月12日

山賊


竹虎には山賊がやって来る。本当の山賊なら怖いけれど世界一大きいスーパー焼き鳥で人気という山賊茶屋の事だ。焼き鳥の他、から揚げやゴボウ天もある、四万十川源流近くの店らしくアメゴ塩焼き、うなぎ弁当、デザートの大学芋まである。こうして決まった時間にやって来るのを楽しみにしている社員も多く、仕事中だが買い物は大目にみている。


竹虎ランチタイム


このような販売スタイルは都会では珍しいかと思いきや高齢化の進む地域では移動スーパーのような形で結構繁盛しているそうだ。商店のない田舎に行商の方が来るのが当たり前のことだった子供の頃に時代が戻っているかも知れない。しかし、昔ながらの行商文化は地域の野菜や果物、お菓子、乾物、パンなどを販売して行く、最近までは刃物や生活用品まで売り歩く方もいた。


竹虎四代目(山岸義浩)、御用籠


何を隠そう竹細工もかっては農家になくてはならない仕事道具だったので様々な大きさの籠や箕を積んだ軽トラが走っていた。自分や家族の編んだ籠を自ら売り歩く、そんな竹籠行商の方々は随分前にいなくなったが人を訪ねて竹を売るのは苦労が多いと話していた。しかし、だからこそ技が磨かれた、籠に力があった。


そんな昔の話を思い出し、つい買い過ぎてしまう。やさしい山賊さんはおまけをくれる、今日はおでん。美味しかったそうである。














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祝・準優勝!レッドブルボックスカートレース

2019年10月 7日

竹虎四代目(山岸義浩)、レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)は日本で開催されるのは三回目だそうです。前回は確か東京赤坂に特設コースを作って2017年に行われていますので毎年恒例ではありません。世界110ヵ所以上でレースされているので何処で開催かは全く分からないのです。


そんな中、竹虎創業125年の節目の年にボックスカート用車体を製作している途中にレッドブルボックスカートレースの事を知りました。たまたま今年開催される事、そして何と大会日が自分達の会社設立記念日である10月6日だったのです!こんな偶然は、そうそうはありません。また竹の神様に導かれている思いで、知ったその場で申し込みをしていたのです。


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)2019、竹虎四代目(山岸義浩)


会社設立記念日の昨日、レース当日に奇跡は起こりました。竹虎はレッドブルボックスカートレースのアッと驚くような車体ばかりの59チーム中、なんと総合第2位。評価基準は「クリエイティプ」「パフォーマンス」「タイム」の3点、パフォーマンスやタイムでは他チームに圧倒されていたと思います。


レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)2019、竹虎四代目(山岸義浩)


全国各地からユニークでそれぞれ趣向を凝らした素晴らしいチームが集まっていました。スキージャンプの高梨沙羅さん、ホンダF1マネージングディレクター山本雅史さん、B-Girlのamiさん、NHK教育テレビ「つくってあそぼ」のワクワクさん、Mattさん、そして人気ユーチューバーも参加されるので観客もいっぱい


REIWA-125号


この中で、どうして竹虎が準優勝できたのか?明日からの30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」でお話ししてみたいと思います。














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レッドブルボックスカートレース(RedBull boxcart race)、30秒パフォーマンス練習

2019年10月 3日

竹虎本社工場


竹虎本社工場で何やら慌ただしくなってきました。大急ぎで製作しなければならない重要なものができたのです。


竹虎本社工場


矢来戸のようでもあるが簡素でいつも作るものとは随分と違うようです。


竹虎本社工場


少し軽めのチェックが入って完成したものは...


竹虎本社工場


来る今度の日曜日に東京よみうりランド特設会場で開催されるRED BULL主催のボックスカートレースでは30秒のパフォーマンスタイムが用意されています、この時に使われる小道具なのです。





今回のパフォーマンスは夏のインターンシップ生たちが協力して考えてくれたもの。音楽を変更せねばならなくなり、随分と変わったものの虎竹の扉を開けてREIWA-125号が登場するという大筋に変更ありません。





見た目が少し違うと思われるのは気のせいかも(笑)。


お近くの方は是非応援にお越しいただき実際のREIWA-125号をご覧いただきますと嬉しいですが、遠い地域の皆様は下記のページに入って「今すぐ投票!」ボタンを押して応援ください。今日は強い風雨の虎竹の里、工場の中で四人揃って最後の仕上げです。













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竹を幸へ導きし者

2019年9月26日

竹林


夢の話のついでに、もうひとつ。
真昼間うとうとしていてハッと目が覚めた。


確かにその人はいた。
真っ白い衣装を身体に纏い、額には白い鉢巻の老婆。
こちらに向かってゆっくりと歩いてくる。


巫女さんだろうか?


思っている間に目の前に来たかと思うと倒れかかってきた。
シワだらけの顔に大きな目、小さな口が動く


「竹を幸へ導きし者よ...」


老婆はそう言った、そして腕の中でフッと軽くなった。


竹虎四代目(山岸義浩)、虎竹の里


自分に何ができるか今は全く分からない。
しかし、何かあるに違いないと思っている。













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竹トラッカー、虎竹の里を走る

2019年9月 9日

日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」、竹虎四代目


大きな荷物を持ってイタリア人のFRANCESCOさんが虎竹の里にやって来られました。竹の話をあれこれしていると以前風力発電のお仕事に関わっていた頃の写真を見せて頂いたのです。須崎でも、すぐ近くの高い山の連なる頂きに白い風車がズラリと並んでいるので馴染みがある光景です、「電気か...」それなら日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」の出番です。


孟宗竹


いつもお話しさせてもらうように竹の成長力は凄いものがあって1日に120センチも伸びた記録さえあるほどです。暫く見ていない竹林の景色が一変するのも不思議ではありませんが、だからこそ継続利用可能な天然資源と言われています。風力発電が自然の風を活かすように、毎年生えてくる竹も大自然からの贈り物としてもっと人に役立つ使い方を考えねばなりません。





そう言えば先月開催したインターンシップ生の皆さんにも竹トラッカーに乗車していただきました。その時の様子を盛り込んだ動画ができました。














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誰がこの熱狂を信じられた?竹虎インターンシップ生からの提言

2019年9月 2日

竹虎インターンシップ2019


2週間のインターンシップ期間中は何度も初めてチャレンジした2001年春のインターンシップを思い出しました。最初の学生さん達の意識が高かったお陰で自分たちのような田舎の小さな竹屋でも何か学んでもらえる事があるのだと大きな気づきがありました。


竹虎インターンシップ2019


インターンシップのページに「挑戦!!」と筆文字で書いていますが、学生さんのそれではなく竹虎と自分達への言葉なのです。


竹虎インターンシップ2019、ランチタイム


今年は10名もの学生さんに参加いただきました。お昼休みも一気に賑やかで楽しい雰囲気だったのが今日は少し寂しく感じられます。


竹虎インターンシップ2019、竹虎四代目(山岸義浩)


自分も久しぶりに直接関わらせてもらいましたので尚さらです。


竹虎インターンシップ2019





この素晴らしい皆さんに先週の金曜日、インターンシップの総括としてこのようなプレゼンをしていただきました。一体何なのか?と思われるでしょうが、10月6日に東京のよみうりランドで開催されるレッドブルボックスカートレースではスタート前に30秒のプレゼンタイムがあります。ここで竹虎が、こんなPRをしたらどうか?という学生のさんからの提言なのです。





話を聞きつけた社員は学生さんたちの発表がどんなんだろう?と関心を持ってくれていましたので手の空いている社員は全員集合しました。短い時間ながら学生さんたち自身が考え、バラバラだった意見をまとめた発表にこのような声が上がります。


竹虎職人


さて、この提言を受けて今度は自分達がやる番です。自分の子供のような年代、あるいは自分と同年代の学生さんがここまでやってくれました。


竹虎四代目(山岸義浩)、REIWA-125号


無理?


一体これが何になる?


しかし、まず一歩を踏み出さないと何も変わらず何もできません。


スペインボックスカートレース、竹虎四代目(山岸義浩)


最初は転んでばかりの虎竹カートが、遠いスペインでこれだけの人を熱狂されるなど誰も思っていなかったのです。














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竹トラッカーとインターンシップ

2019年8月28日

竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)pg


せっかくお越しいただいているインターンシップの皆様ですので竹林見学の機会に竹トラッカーに乗っていただく事にしました。見るだけでも驚かれますけれど乗ってみると又新しい発見があるものです。


竹虎四代目


そもそも価格が倍以上になってしまうのにベースとなる電気自動車を二人乗りにしたかったのは、こうやって来客された皆様に虎竹にのる体験をして欲しかったからです。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)、インターンシップ


一人一人試乗いただき虎竹の里の田舎道を少し走らせてもらいました。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


学生の皆様がこれからどんな分野に進み活躍されてるのか分かりませんが竹の電気自動車に乗る経験は、これが最初で最後のことかも知れません。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


そう考えますと一期一会、短かい距離ではありますが、貴重な時間です。


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)、インターンシップ


竹トラッカー


竹トラッカー、竹虎四代目(山岸義浩)、インターンシップ


竹虎インターンシップ2019


それにしても竹トラッカーは改めてタフな車です、1000キロ走ってもビクともしませんでしたが製作後数年経過した今でも変わることなく快適にドライブを楽しめます。そして製作には苦労をしたけれど、今でも多くの方に喜んでいただけて虎竹を知ってもらえるツールとなっている事は本当に有難く嬉しいことです。













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竹虎インターンシップ2019、竹林見学

2019年8月27日

竹虎インターンシップ2019、竹林見学


インターンシップの本社研修も後半になって、ようやく竹林見学に行く事ができました。日報を読むと学生さん達が待ちに待っていてくれた様子が伝わってきて嬉しくなります。今回は、職人も同行させる事にしました、同じ年頃だったり少し年下だったりする大学生が初めて虎竹を見てどんな顔をするか?どんな話をするのか?これからの社員に見せたかったのです。


竹の道


急で細い坂道が虎竹の里の山々の頂まで続きます。山道を登り始めてすぐの所に孟宗竹が生えている所があります。孟宗竹は大きく長く日本最大級の竹なので大きく美味しい筍が食用とされてきましたし、農作業、建築はじめ様々な用途にも重宝されてきましたので虎竹ばかりの里にも少しは植えられているのです。


竹虎インターンシップ2019、竹林見学


ここで孟宗竹と真竹・淡竹(はちく)の簡単な見分け方のお話しをしました。まず太さの違いがありますが確実な見分け方は節にあります、よく見てみると孟宗竹の節は一本なのに対して真竹や淡竹の節は二本のリング状になっています。


竹虎インターンシップ2019、竹林見学


虎竹は淡竹なので節は二本になっているのですが、実は見分け方をインターンシップの皆さんに質問してみたところ一人の学生さんがピタリと言い当てました!若い方が知っているとは驚きでしたけれど、工場研修で虎竹の節の事を聞いて覚えていてくれたのでした。


竹虎インターンシップ2019、竹林見学


今年の学生さん達も素晴らしい方々です、今の若い者は...とあまり好ましくない事が語られる場合もありますがインターンシップで来社いただく学生さんには自分が学ばせてもらう事ばかりです。このような皆さんがこれから成長し高知の会社を盛り立てて行ってくれるとするなら、田舎もまんざらではない気がしてきます。


竹虎インターンシップ2019、竹林見学


この夏は雨が意外に多く粘土質の道は滑りやすくなっていて注意が必要です。竹林見学を一日伸ばしたのは実はこのためでもありました、雨が降ってすぐはとても歩きづらいので少しでも道が乾けばと思っていました。


竹虎インターンシップ2019、竹林見学


虎竹に囲まれ虎竹ばかり触れていると分からなくなる事があります、こうした機会は何度あっても自分自身にとって新しい気づきがある楽しみな時間です。


竹虎インターンシップ2019、竹林見学


竹虎インターンシップ2019、職人、竹林見学
















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「きんこん土佐日記」にも掲載のREIWA-125号がスペインから凱旋

2019年8月23日

REIWA-125号凱旋、竹虎インターンシップ


スペインボックスカートレースで快走したREIWA-125号が虎竹の里に凱旋です。今回は本当に沢山の方に喜んでいただき日本の竹文化、虎竹をどれほどアピールしてくれたか分かりません、当然自分は虎竹アーマー装着です。ちょうど工場で研修中だったインターンシップの皆さんとお出迎えします。


REIWA-125号凱旋、竹虎インターンシップ


遥々スペインからトラックと飛行機で運ばれて帰ってきました、さすがに頑丈な木箱に固定もしっかりとされています。


REIWA-125号凱旋、竹虎インターンシップ


どうやら、これといって傷んでいる所もなくホッと安心しました。


きんこん土佐日記、REIWA-125号凱旋、竹虎インターンシップ


ところで、REIWA-125号は高知新聞に連載されている村岡マサヒロさんの人気四コマ漫画「きんこん土佐日記」にも取り上げていただいてます。確か竹トラッカーも描いてもらっています、地元の皆様に盛り上げていただき感謝です。ありがとうございます。






 












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