竹の日、2016年快晴

2016年7月 7日

日本唯一虎竹の里


今日は7月7日、言わずと知れた七夕ですが、実はあの竹取物語の中で竹から生まれたかぐや姫の誕生日とも言われていて全日本竹産業連合会が30年前の1986年に「竹の日」として制定されています。そんな節目の日の日本唯一虎竹の里は梅雨シーズンとは思えないような快晴、にぎやかなセミの声が聞こえてきて夏日になりそうな気持ちの良い朝です。


虎竹の古里、焼坂の山から見下ろすと竹虎の工場も店舗も小さく見えます。新緑の山々に囲まれた目の前には須崎湾、その先には太平洋の雄大な水平線を見ることができて、本当にこの地域が狭いながらも南国の自然に恵まれた豊かな場所である事が分かるのです。


竹虎社員


焼坂峠の標高が228メートルですので驚くような高い山々が連なる訳ではありません。この峠を越して反対側へ下っていくと不思議な事に竹は全く見られなくなりますので、虎竹は、山の内側にだけ成育しているのです。


なるほど海に向かって両手を広げて受け止めているような格好ですので、高知大学の先生が海風も虎模様が付く要因のひとつとお話しされていた事に頷けますが、ハッキリした事は解明されていません。分かっている事は土佐藩の時代から、この地の竹が珍重され地域の人々によって大切に守られて来たこと。


竹虎社員


祖父や父からも、土地の古老や職人からも「誇り」を聞いたことはあまりありません。しかし、小さい頃から感じてきました。まだ大阪天王寺の竹材商であった初代宇三郎が珍しい虎模様に竹に心奪われてからわずか100年。虎竹の里は、その前からずっとここにあり、人の暮らしの共にあった事を竹の日の節目に思うのです。













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日本唯一の虎竹自動車ニックネーム大募集

2016年7月 4日

日本唯一虎竹自動車、本社前、光岡自動車(Like-T3)


お陰様で日本唯一の虎竹自動車は、少しづつではありますが皆様に知ってもらえるようにになってきました。先日、たまたま遠くから沢山の方にご覧いただく機会があり来社された方々とお話ししてみますと多くの方が竹への関心や興味を持たれていない訳ではないのだと感じます。


日本唯一虎竹自動車、本社前


若い世代では、さすがに少ないのですがご年配の方で田舎育ちの方でしたら当時は身近であった竹で遊び、タケノコを掘り、竹を仕事や生活の中で活用する事は当たり前の事でしたので竹に親しみを持たれる方は少なくないのです。


竹虎本社工場見学


また、竹を知らない若い方達であっても竹の良さに触れる事により竹製品を日々使いはじめるのを見ていると数千年の竹と日本人のとの関わりは、やはり浅からぬものがあるようです。日本の竹と言っても色々ありますので単純な事でもないのですが、竹が昔と比べてあまり顧みられる事がなくなってきた理由には竹に携わる自分達の責任が大きいのではないかと思っています。


日本唯一虎竹自動車、光岡自動車(Like-T3)


今回の虎竹自動車は地元のテレビ局さんや高知新聞さんに取り上げて頂いたお陰で行く先々で地元の皆様に声をかけてもらいます。こうして竹が注目される事など今まであまりなかった事ですので本当に嬉しく思います、そうそう、もっと皆様に愛着をもってもらいたいと思って只今コチラで愛称大募集しています、既に200通を超えるご応募をいただいていますが今月7日の「竹の日」までお待ちしておりますので何卒よろしくお願いいたします。


7月7日まで、日本唯一の虎竹自動車ニックネーム大募集はページのバナーをクリックしますと応募フォームに飛ぶ事ができます。













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第16回インターンシップ説明会2016年

2016年5月16日

竹虎2001年春インターンシップ生と虎竹の里、山の職人


竹虎に大学生の方にお越しいただくインターンシップ(職場体験)に取り組み出したのは、ある経営者の集いが契機となりました。自分達のような地味で仕事などほとんど知られていない竹屋などに来ていただける学生さんなどいないと思いよりましたし、何より、もし来られる事になったら一体どのような事をしたらよいか分からず最初は尻込みしちょったのです。


ところが、自分達と同じような規模の会社様も取り組みをされているし、まず一度やってみないと何も始まらないと思って2001年の春に一番最初のインターンシップをスタートさせたのです。サイトに掲載している竹虎インターンシップには「挑戦!!」と大きく書いていますが、これは学生さんに向けての意味あいもありますが、それよりも自分達受け入れる側に大きな挑戦であったと思います。


しかし、今思っても一番最初に来られた三名の学生のお陰で、その後のインターンシップに繋がりましたぞね。今年で16回目となりますが、初めての取り組みで自分達も何をすれば良いのかよく分かっていませんでしたがそんな心配は不要やったがです。アルバイトでしたら収入が目的となりますが、インターンシップの場合は自分自身の成長を目的として来られています。意識の高い学生さんは、単調な仕事や取り組みにも自分で意味を見つられていました。


竹虎インターンシップ2015年


自分達が当たり前と思っている竹の事が、実は普通では全くないという事を改めて教えてもらい、何でもない事に感激されている学生さんを見て、お互いが有意義な時間を持つ事ができるのではないかと思うたのです。インターンシップに来られた学生さんに何か教えるとか伝えるとか思えばハードルが高くなりますが実は教えてもらうのは竹虎の方だと思うと格段に取り組みしやすくなったがぜよ。


特に一番良かったと思うたのは熟練の竹職人の皆さんに対してです。本社で働く職人も、内職さん達も日頃若い方と話す機会も少ないので、自身の仕事を話すだけで楽しそうながです。そして大学生の皆さんが、職人自身では当たり前と思っている竹の技に驚き、目を輝かせる事に嬉しくて仕方ない様子。


インターンシップが終わった後に指導した学生さんから手紙が届き、一人こっそりと大切に読んでいる姿を見て、色々手間はあるものの、ちっくと(少し)続けてみようか...そう思いながら今年になりました。来週23日(月)にはインターンシップ説明会を予定しちょります、この30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」をご購読の方に学生さんはいないと思いますけんど、お知り合いにおられたら是非教えてあげてください(笑)


竹虎インターンシップ2016年申し込み先コチラ













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高知県の挑戦=竹虎の挑戦

2016年4月30日

尾崎知事、県勢浮揚に向けた高知県の挑戦!


毎年一回だけ、尾崎正直知事をお招きして高知県がどのように進んで行こうとしているかをご教授いただける日があるのです。「自由は土佐の山間から」と言う言葉がありますが、高知の中山間地域面積は93%、他の県から比べるとかなり高い比率ぜよ。農業産出額等で見ると、この地域の割合が高知では他県平均の倍の80%と言いますから驚くと共にこの地域の大切さを改めて思うたのです。


農業、林業という一次産業だけでありません。高知に観光に来られるお客様の人数はここ数年400万人台を続けちょって非常に好調ながですが観光、文化などにしても山々にこそ大切な資源があり、中山間部の活力が県全体の活力に直結すると話されるのには納得します。けんど、それは、まさに虎竹の里でも同じこと、この地だけの恵まれた虎竹(Tiger Bamboo)という地域資源である山の幸をどう活かして行くか?自分たちの担う役割も決して小さくないと思いながら聞きよりましたぞね。


尾崎正直高知県知事、こうち情報倶楽部


「県勢浮揚に向けた高知県の挑戦!」というタイトルでお話いただきましたが尾崎知事の言葉の力強さには、まっこと感心させられます。自分は、竹の事しか分からんですき大きな経済の流れなど分からないことばかりですけんど高知県を引っ張っていくという気概に溢れる知事を見ていたら先頭を走る方の覚悟を知る思いです。


広い高知県全土を照らす事はできないものの、わずか1.5キロ程度の間口しかない谷間の虎竹の里なら微力な自分でも少しは照らすことができるかも知れません。いつも思い出す地元採用のある社員の言葉があるがです、


「竹と言えば模様のあるものだと、ずっと思うて来ました」。


生まれた時から虎竹に囲まれ、季節になると田畑に伐採された竹が広がり、通学に通う小道の脇の土場には小山のように竹が積み上げられちょりました。だから、これが当たり前だと思うて育ち、大きくなって大学で県外に出て他の地域では違うという事を知った後でさえ、頭の片隅で虎竹の本当の価値を理解できずにいました。高知県の挑戦は人ごとではなく、竹虎の挑戦ながです。













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虎竹の里の筍の話

2016年4月26日

老舗うお嘉、小松嘉展、竹虎四代目


京都の筍は、やっぱり美味しいがです。この季節ならでは味を、せめて年に一度は頂きたいと思うて百年の老舗のうお嘉さんにお伺いさせて頂いていたのです。こちらの料理は芸術的なほど見た目にも美しく、美味しいがですが今回はお庭にも竹のアートが創作されていました。


一般的に筍と言うと、その大きさから孟宗竹が多いのではないかと思います。早い地域でしたら11月頃から収穫され12月には早堀筍として出荷され、京都では2月中頃からシーズンに入り5月まで楽しめるそうぞね。


筍さしみ


孟宗竹の他には、淡竹(はちく)、真竹など細工用としても活用される竹の筍も食用としても好まれちょりますがそれぞれ淡竹は4月から5月中頃、真竹は4月中頃から6月と筍の季節は微妙に遅くなっています。ちなみに真竹は少し苦みがある事から苦竹と書かれる事もあるがです。


それにしても筍の刺身などは、高知などではあまり食する機会がありません。けんど、それもそのはず、土の中にある小さく白い筍を掘るからこそ味わえる筍職人さん技ありの逸品ながです。


鏡煮


こちらの定番料理である鏡煮は絶品ぜよ。筍を煮付けるのはオーソドックスな料理法であるかと思いますが家庭ではなかなか味わう事のできない食感と味は、さすがに老舗筍料理の名店です。香りたつ季節の筍心ゆくまで堪能できるように思うがです。


地元高知でも職人さんから頂く筍は歯ごたえがありそれはそれで野趣あふれる感じは小さい頃から馴染んだ大好きな味わいぞね。山岸家にも祖母伝来の味の筍と豚肉の煮付けがあって大好きな家庭料理なのです。


イノシシの食べた筍


さて、所変わって虎竹の里には生えている竹は、ほとんどが虎竹であり孟宗竹は極端に少ないがです。この小さな谷間でしか虎模様が付きませんので杉や檜などの植林の代わりに虎竹を増やしてきた歴史のある土地柄なので、これはもちろん意識的に管理されてきた結果ぞね。


少しだけ植えられちゅう孟宗竹は、先ほど申し上げました通り虎竹などに比べて早く筍が出るのです。そしたら根元の当たりをガブリ...!いつなら地面に出る前に堀起こして食べるはずですが久しく何処か別の山に遠征に行っていたのか、なにせ一日に1メートル20センチも伸びる事もある筍の成長が思うより早かったのか、とにかくこの山の主であるイノシシ君が食べ散らかしちゅうがです。


まっこと困るものの、これだけ美味しい筍だから仕方ないと思うたり...色々と複雑な思いなのです。













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ミステリアス、パリ「HOTEL DU NORD(北ホテル)」の名刺

2016年4月12日

「HOTEL DU NORD(北ホテル)」、竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI)


まっこと不思議な話ながです。虎竹の里の竹林に一枚の名刺が落ちていました。「HOTEL DU NORD」と印刷されていた、その名刺を、もし拾ったのが自分や竹職人であれば何のこともなく終わっていた話でした、ゴミが落ちているのは、そのままにしておけませんので、きっと何なんの分らないものの回収し捨てられちょったかも知れません。


ところが運良くこの名刺を見つけてくれたのが、たまたまイギリスから帰国されていた中山直哉さんだったのです。中山さんは、高知県のご出身ですが英国王立美術大学(Royal College of Art Library)に在学中に開催したファッションショーにて虎竹を使って頂いたご縁があったりして、たまたまこの日は虎竹の見学に来られていました。


「これはパリのホテルみたいですよ」


「えっ、パリ...ですと?」


日本唯一の虎竹林、竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI)


あまり気にもとめていなかった一枚の小さな紙切れが、実はそんな遠い国のものだと知って、どうして虎竹の里にあるのか?フランスの方が来られた覚えはありませんが、そういえば海外の方は来られちょりましたにゃあ...色々と考えても分かりませんが、まあせっかくですので、そのまま捨てる事なく会社に持ち帰っちょりました。


ところが、それから暫くして、これもたまたま同じ飛行機に乗り合わせたデザイナーの梅原真先生に何気にお話させてもらったのです。梅原先生は、ご存じの方も多いようにお仕事柄全国を股にかけ活躍されよりますし海外に出られる機会も多いようです。


「そりゃあ、おんしゃあ昔の映画の舞台になった有名なホテルぜよ」


そう教えて頂いたのです。気になって調べてみたら「北ホテル(1949年公開)」という映画でした。こうなると、ますますどうして?と疑問が膨らんできました。実はパリにはそ昨年の5月に初めて行かせてもらっていたのですが、自分のような田舎者が花の都と言われるパリには、もう二度と行く事は無いだろうと思いよりました。けんど、もし、後一度だけでもに行く機会があれば必ず訪ねてみたいと考えちょったのです。


そしたら、きっと又天上から誰かが見ていてくれちゅうに違いないがです。信じられないようなタイミングでパリへ誘われる事が起こり、渡仏の機会を思いがけず早く迎える事ができたがです。


「HOTEL DU NORD(北ホテル)」


目指す「HOTEL DU NORD」は、すぐに見つかりましたぞね。快晴の日曜日とあって、心地の良い日差しが差し込む店の前のテーブルは既に満席でした。高知では強い日差しを避けて日傘まで差される方もおりますが、こちらでは長い冬の季節には太陽か照る事が少ないため皆さん天気の良い日にはこうして屋外で過ごす事が多いとの事ぜよ。だから、カフェも外にテーブルがあるのですにゃあ。


外は一杯でなくとも店内の席が空いていたら、そちらでお願いしたいと思いよりました。この場所に、あの虎竹の里で見つかった一枚の名刺が導いてくれたかと思うたら全く初めての店の景色が違うて見えて妙に落ち着いてしまうのです。


HOTEL DU NORD(パリ北ホテル)、竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI)


マダムらしき女性に自分の事、日本唯一の虎竹の事、そして今回の来店のキッカケになった持参した名刺をご覧頂くと、こじゃんと(とても)感激して喜んでくれましたぜよ。


「どうしてウチの名刺が、日本の知らない田舎の竹林にあったの...!?」
 (日本語に訳したら、だいたいこのような意味ぞね)


「HOTEL DU NORD(北ホテル)」店内


虎竹の里で中山さんが名刺を見つけられた時には、あまり竹の根元を熱心に観察されているので一体どうした事かと思いよりましたが、見ていたのは竹ではなく、この名刺だったのです。誰かがここに落としてくださったものを、イギリスにお住まいだった中山さんに拾っていただき、梅原真先生にお会いして教えていただいた、人と人との繋がと幸運でここに居るのです。まさに、竹が地下茎で手と手を握りあい繋がっているように、人のご縁も遠い異国の地までも繋がっている事を感じちょります。


竹虎年賀状2016、竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI)、田辺小竹(Shouchiku Tanabe)、ミナモトタダユキ


ところが、このミステリーに呆気なく終止符が打たれましたぞね。今回のパリにはギメ美術館(Musee Guimet)に竹芸家、田辺小竹さんのインスタレーションを拝見に来たがです。写真で見ただけでも迫力に圧倒され、この作品に虎竹の里の竹達が使われていると思うと後先考えずに来てしもうたのですが、実はこの写真を撮られたのがミナモトタダユキさんという有名な写真家の方ながぜよ。オープニングセレモニーにもお越しになられていてシャッターを切られていました。


いつも、田辺小竹さんの作品を撮影されゆう関係で虎竹の里にもお越しいただいておりましたが、そのうちに今年の竹虎の年賀状撮影までしていただける事になった方なのです。今年の年賀状は各方面で大絶賛して頂いちょりましたが、カメラのお仕事で何度もパリに来られた事のある、このミナモトタダユキさんこそ「HOTEL DU NORD」の名刺を落とされた方でした。


虎竹の里の田舎に何故パリの名刺が...?ミステリーの謎が解けて嬉しいような、寂しいような面持ちぞね。













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竹虎期待の新人が初めての挨拶

2016年4月 6日

竹虎期待の新人


竹虎では毎月一回社員全員が集まって全社会議をしよります。小さな会社なのですが、それぞれ違う部署では全く違うています。そして同じ竹虎の中なのに、社員一人一人が実は意外と他の部署の事を知る機会が少なく、分かりあっていない事があると気がついて始めた全体会議ぜよ。原則全員参加を守りながら、なんだかんだで、もう10年越しで続いちょりますので今ではすっかり定着した恒例行事のようになっています。


大きな海に漕ぎ出す時に、行き先が無いという事はあまり無いですろう。どこかに行くという目標を決めないと迷ってしまって結局何処にも辿りつけないと思うのです。そこで、年度初めの会議では竹虎がこれから南に行くのか、北なのか、それても東か西か?そんな話を少しさせてもらいました。けんど、会議の中での一番の楽しみは、何と言うても「GOOD&NEWS」ぞね。社員全員に最近起こった嬉しかった事、楽しかった事を立ち上がって共有してもらうのですが、毎日顔を会わせて働く仲間の事でも思いがけない事が好きだと分ったり、趣味があったり、家族の事や、休日の事を話してもらえて毎回、毎回こじゃんと(とても)心待ちにしている時間なのです。


竹虎全社会議


ところが、今回の全社会議ではこの「GOOD&NEWS」より更に心躍るようなビックニュースがあったがぜよ。それが新卒で入社したばかりの社員の紹介なのです。この新入社員は地元の高校を卒業されています、とにかくモノ作りがしたいという志を持って竹虎が求人票を出している訳ではないのに自分で調べて問い合わせをしてきて見事採用になったピカピカの若者です。


虎竹林(Tiger Bamboo)


竹の仕事というのは若い彼にとっては分からない事ばかりで、辛い事もあるかと思いますが、竹ほど美しく、心安らぐ素晴らしい素材はありません。そして、自分達が1985年から「21世紀は竹の時代」と言ってきましたように、竹ほど継続利用可能な天然資源はありません。成長が早く、まだまだ知られざる力を秘めた若竹のように、この社員がスクスクと真っ直ぐに伸びていくのを期待しちょります。













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日本唯一の虎竹自動車のステアリング

2016年3月17日

日本唯一の虎竹自動車


今月末の完成を目指して頑張りよります日本唯一の虎竹自動車は、日を追うごとに少しづつではありますけんど竹の造形ができつつあり、本当に期待が高まりよりますぞね。先日のテレビ放映では映っていなかったものの、製作途中をしっかり撮って頂きましたがアナウンサーの方もカメラマンの方も本当に興味津々という感じが伝わってきて、これはしっかりしたものに仕上げないといけないと改めて思うたがです。


フロント周りやボディ部分の段取り、竹編みも既にだいたい決定しちょります。今度の日本唯一の虎竹自動車については自分はまったく製作に意見を出していません、工場の現場だけでどれだけやれるか自分達で試してもらいたいと思うていましたし、自分達がどれだけ凄い事を成そうとしているのか、なかなか分かりづらい様子でしたので職人達だけで考え、製作してもらいたかったがです。


竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI、TAKETORA)、日本唯一の虎竹自動車のステアリング


工場長より、これからの構想を聞くと、後は造るだけという感じです。現場の職人だけで取り組み、創り上げられる竹の車。心から完成を待ちわびたいと思いながら、ふと見ると...むむっ!?このステアリングはどうするがぜよっ!?


まっことニコニコと機嫌良く笑っている場合ではないがです、当然、ハンドルも竹製にせねばなりません。どんどん出来あがっていきゆうのに、肝心のハンドルがないと車は走りませんぞねっ!


竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI、TAKETORA)、ビスタワークス研究所主催、高知県経営品質協議会総括セミナー


さて、そこで思い出すのが先週のビスタワークス研究所さん主催の高知県経営品質協議会総括セミナーですぞね。この勉強会で田舎者ながら少し講演をさせてもろうちょりましたが、その降壇後わざわざご挨拶にお越し頂いていたのがミロクテクノウッドさんという会社の社長様やったのです。実は、何を隠そう、あのトヨタレクサスの竹ステアリングを製作する素晴らしい会社様なのです!


高知産の孟宗竹を使うた製品開発をされているので、当然昔からお名前は存知上げていました。高知工業試験所にはミロクテクノウッドさんの製造された竹ステアリングが展示されているので行く度拝見もさせてもろうちょりました。ただ、自分達のような田舎の小さな竹屋とはあまり接点がありませんので、社長様とお会いさせていただいたのは、この時が初めてやったがぞね。


RKC高知放送こうちeye「あの値高知の竹を再発見!」


しかも、今週の月曜日に放映頂いたRKC高知放送こうちeye「あの値高知の竹を再発見!」で一緒に取り上げて頂いたのが、このミロクテクノウッドさん!番組を観ていたら先週名刺交換させてもらったばかりの社長様が登場されます!まっこと偶然というか、不思議な縁ぜよ!


早速、会社の方にお伺いさせていただく約束をさせてもろうちょります。規模も技術力も知名度も、格段に違う会社様ではありますが、同じ地元高知の竹を活用する志を同じくする同志であるかと思うちょります。まさか、レクサスの竹ステアリングを取り付けるワケにはいかないだろうと思いますが何かヒントは頂けるかも知れないと、こじゃんと(とても)楽しみにしちゅうがです。













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「中国から、こんな田舎まで来たのは自分が初めてだろう?」

2016年3月16日

上海からのお客様


「中国から来た人で、こんな田舎まで来たのは自分が初めてだろう?」


まっこと、こんな言葉を聞いて驚きましたぞね。確かに高知県というのは国内の皆様の意識の中でも遠くて交通の便も悪い所となっているかと思います。四国四県の中でも太平洋側に面して県外からは四国山脈に遮られており、高速道路のトンネルが抜けた今でも、精神面では高い山々があるのかも知れませんにゃあ。


けんど、飛行機などでしたら東京、大阪、名古屋など都市部からは高知龍馬空港まですぐですし、一度来られた方は案外近いという事を知って、それから何度も来られたりするのです。やはり、最初の一歩がなかなか大変なのですろう。


虎竹の里は、そんな辺境の地のように思われている高知県でも更に中心地から離れた西部地域にあります。なので龍馬空港に着いて一番便利なのは、やはりレンタカーですぞね。これなら空港近くの南国インターから上がって交通量多くない高速道路をスイスイ走って1時間半程度でお越しいただけるのです。


上海からのお客様


今回、上海からいらしたお客様が、虎竹の里をえらく不便で遠い場所だと思われたのには公共交通機関であるバスやJRを使われたからでした。虎竹の里にある安和駅は線路から太平洋の美しい眺めが一望できる駅として鉄道マニアの方々には結構有名のようで、自分もいちど東京の山手線かどこかで安和駅が使われたポスターを見つけてビックリした事があるがぜよ。けんど、大自然が残っているだけあって急行列車の止まらない無人駅でもあり一日に数本だけ、時には一両だけの汽車が走っているような本当に長閑な田舎の駅ながです。


中国から遠くお越しになられたのは、日本でもここにしか生育しない虎斑竹をご覧になられる為でした。自分達は中国語はもちろん、英語もダメですきに、片言の英語や自動翻訳ソフトを使うたり、筆談したりと大変やったので考える余裕もありませんでした。けんど、皆様がお帰りになられた後でゆっくりと考えたら上海といえば誰も知る世界の大都市ですぞね。そんな所から来られたお客様が、自分達以外に海外から人など来るはずがないと思われるのも、もしかしたら仕方ないかにゃあと思ったりするがです。


そして、そんな不便な田舎と思われながらも、竹の本場であるはずの中国から、わざわざ前泊までして虎竹の里にお越しいただいた事に本当に感謝するがです。ありがとうございます!













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日本唯一の虎竹茶が年に一度の茶摘みの季節ぜよ

2016年2月10日

虎竹茶摘み


虎竹の伐採のシーズンは晩秋から1月いっぱいの寒い季節だけという事は、いつもブログででもお話させていただきよります。虎竹に限らず、生産地や竹の種類により季節が多少異なることがありますが概ね冬場が竹の伐採の時期ながです。


日本唯一の虎竹茶摘み


さて、そこで伐採して枝打ちした虎竹林に職人や竹虎社員が分け入り虎竹茶の竹葉摘みが始まるがです。この竹葉集めの大変なところは期間中伐採された竹葉が何でも良いと言うことでは当然なくて瑞々しいフレッシュな葉を集めねばならない所ぜよ。


日本唯一の虎竹茶摘み


もしかしたら七夕などで竹をそのまま一本枝葉の付いたまま伐って運んだ経験のある方はおられませんろうか?運んだ事はなくとも、ショッピングモールや商店街などに短冊を付けて建ててる竹をご覧になった事はあるかと思います。竹は一年通して青々とした生命力にあふれた植物なのですが、いったん伐採すると意外と早く竹葉が乾燥してしまい見る見る青さを失っていくのです。竹稈がついたものでもそうなので竹の小枝だけの場合ならもっとスピードは速くしおれてしまいます。


虎竹葉


虎竹茶を何度も製茶してきましたので、美味しさや香りのためには新鮮な竹葉をいかに短い時間で集めて出来るだけ早く加工するのかが大事になってきます。そのために製茶工場のスケジュールも合わせて頂いて竹林に入っているがぞね。


日本唯一の虎竹茶摘み


職人が伐り倒した後には女子社員も総出で竹葉摘みです。ちょうど時期は寒さ厳しい頃、太陽の日差しが差し込むと暖かいものの特に朝は冷たい風の中の作業です。


日本唯一の虎竹茶摘み


竹葉は枯れて乾燥すると葉が落ちやすくなります。だから袖垣に使用する穂先などは枝打ちした竹枝をそのまま山に置いておき、あえて時間を空けてから竹枝を集めるのですが、虎竹茶の場合にはこの竹葉を集めたいのです。枝が新しい内には竹葉は簡単には落ちてくれませんので、小枝から一枚一枚剪定鋏で切り取って集めよります。


虎竹葉集め


丸一日作業しても黄色いプラスチックケースに一つも集める事はできません。まっこと(本当に)手間と労力のかかる虎竹葉摘みですちや。


虎竹茶


竹葉は、創業90年を超える漢方や生薬など様々な健康茶を製造される製茶工場に運ばれちょります。加工は既に開始されていますので今年の新茶をご案内できる日も、そう遠い事ではないかと思いよります。竹ならではの甘い香りと清々しさ満点のお茶を味わう時には、虎竹の里の茶摘みを思い出していただけると嬉しいがです。













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