竹灯りのワンマンショー

2013年9月10日

竹照明


は、まっすぐな直線が素晴らしい、そして、優しい曲線が素晴らしい。相反するかのように見える二つの性質を併せ持ちそれが灯りに照らされる時、竹の独壇場、ワンマンショーがはじまるがですぞね。


ちっくと前までは、大手の照明メーカーさんでも竹編みの照明が定番商品のように取り扱われちょりましたが、それも今では昔のことやちや。最近では作る事のできる職人さんが少なくなって、竹照明はまっこと見かけなくなったがです。なので美しい竹の灯りには、ついつい足が止まるぞね。横から眺めたり、下から眺めたり、照明器具とはいえただ明るくするだけのものではないがです。竹の灯りは見る場所によって表情が変わる、光を楽しむものやきに。


ついつい灯りが当然あるものとして、毎日の生活の中では見過ごしがちになってしもうちょりますが、包まれるような温かい灯りの下におったらホッと一息つけるような気がするちや。明るい灯火に感謝の気持ちがわいてきますちや。これも竹の力ですろうか?













| コメント(4) | トラックバック(0)


極小の別注黒竹玄関すのこ

2013年9月 9日

黒竹玄関すのこ


ご自宅の玄関を料亭にしませんろうか?


なにっ?料亭...?


まあ、料亭などという高級なお店にはあまり行ったこともないですけんど、お客様のご感想で「料亭」という言葉を頂戴した事もある黒竹玄関すのこ。料亭とは、ちっくと大げさかも知れませんが、毎日通る玄関先を少し余所行きの顔にして、お出迎えしてくれる事は間違いないですろう。


もちろん見た目だけではありませんぞね。革靴を脱いで細い竹の並んだスノコに足をのせると、まっこと何とも言えない心地よさ。あ~あ~生き返る。この感じを早く味わいたいきに帰宅を急ぐ方もおられた程ながぜよ。


ご自宅により玄関先の広さは違いますし、置き場所によってもサイズは違ってきます。黒竹玄関すのこの良さを体感いただいたお客様から、今度は違う大きさと言うて別注のご注文をいただく時などには、まっことこの商品を作らせていただいて良かったにゃあ。お求めいただく皆様に感謝すると共につくづく、そんな事を思うがです。













| コメント(0) | トラックバック(0)


虎竹スマホスタンド

2013年8月26日

虎竹スマホスタンド


皆さんはスマートフォンをお使いですろうか?もし、今お使いになられていない方でも「次に買い換える時にはスマホにしよう」そう心に決められちゅう方は、おそらく多いと思うがです。


自分の場合は仕事で必要な事もあって、スマホを使い出したのは比較的早いかも知れませんけんど、これは、持ち始めたら、こじゃんと便利ですきに。まっこと手放せなくなりますちや。次に購入される方が、たぶんスマホにされると思うのも別に何かで見たワケでも、聞いたワケでもないがです。こんな凄いものやったら、どうせ携帯電話を一台持つのであれば誰でもスマホを選ぶのではないか?と思うちゅうだけながです。


自分の場合は二つ折りの携帯電話でも、携帯電話ホルダーなるものに置いちょりました。これは作務衣のポケットに携帯を入れる適当なポケットがなく、いつも首から提げちゅうのでせめて机に座っていたり、机の近くにおる間だけでも首から外してホルダーに立てて置いちゅうのです。スマートフォンも同じこと。すこし面積が大きいですきになおさらデスクワークの時にはポケットから取り出しますぞね。そこで、いつもの置き場所が必要となってくるがです。


今回虎竹と竹集成材を合わせて製作した竹屋ならではのスマホスタンドではないですろうか?いつもの定位置を決めるだけで、アチコチ探しまわる事もなく快適なスマホライフをお楽しみいただけるのではないかと思うたりしちょります。













| コメント(0) | トラックバック(0)


虎竹花籠に投げ入れ

2013年8月22日

虎竹花籠


花は、まっことエイもんですちや。ほんの一輪で心が和む部屋の空気も優しくなってくる気がしますぞね。たまたま花材がありましたきに、手近にあった虎竹の花籠に投げ入れしてみたがです。竹の花籠は、ただそれだけで置かれちょっても今ひとつピンと来ないものちや。


けんど、どうですろうか?こうやって花が入ったら、途端に花籠もイキイキと息を吹き返したように見えるちや。花活けをして、いっつも思うのは籠は名脇役にならんとイカン言う事ぞね。


竹籠だけを並べて、その編み込みの素晴らしさや形の優美さを誇ることもエイですけんど、花を活けて引き立て役になった時の籠の美しさに勝てますろうか?竹は地面の下で手を握りおうて助け合うて生きちょります。誰かと響き合うことには、こじゃんと長けた植物やき、花活けにしても自然に一つになれるがぜよ。













| コメント(0) | トラックバック(0)


竹工場の鉄と籐の椅子

2013年8月15日

鉄と籐の椅子


竹の工場は普通の日は職人さんが働きよって竹の音、竹の香り、竹の粉が舞うて、こじゃんと(とても)エイものですぜよ。けんど、誰もいない静かな休みの作業場もこれがなかなか心が落ち着き、色々なアイデアが浮かんだり考えがまとまったり、そして信じてもらえないかも知れませんけんど、聞きたい人の声に出会えますきに大好きながですちや。


工場を歩きよって思い出した椅子があるがです。鉄のフレームに籐をしっかりと巻き付けられちょりました。かがむ作業の多い竹工場では、こんな高さの腰掛けは重宝する事もありますろう。


そう言うたら竹の長椅子のお話を頂く事もありますぞね。昔から作りゆう縁台のような竹の椅子はありますけんど、もっと大きな座面の椅子を竹編みで作る場合にも、フレームにはこんなにガッチリとした金属製の枠があったらそれを元に何とか形になるがではないろうか?


ただ、竹の難しいところは、小さいサイズに縮尺して作ってみて、実現可能のように思えたものであったとしても原寸にする時には、自然素材という竹の性質上ちっくと難しいと言う事が結構多い事ですぞね。まあ、そこが竹の面白い所でもあって挑戦しがいがある所でもあるがですろう。













| コメント(0) | トラックバック(0)


伝説の男絶賛の虎竹縁台

2013年6月14日

縁台


夏の季節商品のひとつに縁台があるがです。日本唯一の虎竹を使うて作る折りたたみ式のもので、祖父が考案してから既に40数年もずっとご愛顧を頂く事ができて製造を続ける事のできゆう竹製品ながです。


冬の寒い時期に虎竹が伐り出されて土場に広げられ、色づきやサイズ別に選別作業があるのですが、この時にすでに虎竹縁台の材料は確保されちょります。だから一年に製造できる台数というのは、一番ご用命のある夏よりずっと前に決まっちゅうがです。


縁台は枠組を沢山作ったあとこれも高知特産の黒竹をズラリとならべて、四万十カズラでしっかりと縛り仕上げていくがですが、山で伐採する職人さん、山出し、選別、虎竹の油抜き、矯め直し、間伐材のヒノキ、竹セン、黒竹の油抜き、矯め直し、四万十カズラ、枠組、仕上げ...。改めて考えてみたら何人もの職人さんの手を経てようやく皆様のお手元にお届けできよります。竹細工は、ひとりで全ての行程をまかない、完成させる事のできるモノも多いのですが、色々な人の手が関わるモノも実はかなり多くて、この行程の、どの部分ひとつが無くなっても商品が出来上がりません。


近年、職人さんの高齢化などで作りたくても作れない商品が増えてきちょります。沢山の方の関わるモノ作りは大きな産業だった時代には、まっこと有効に働きよりましたけんど、今からの時代、代わりとなる若い技術者が育っていない一部分があれば、他のラインが動いていても竹製品は完成せんがです。手仕事を続けていくための舵取りが、ますます難しゅうなってくる虎竹の里。けんど、伝説の男ジョニー・ザ・サーファーも絶賛した虎竹縁台。これからも作り続けていきますぞね。













| コメント(0) | トラックバック(0)


竹の市松模様

2013年5月27日

竹集成材の時計


は木でもなく、草でもない等と言われますけんど、竹と木の大きな違いのひとつは、その厚みやと思うがです。同じ直径の竹と木でも竹は中が空洞になっているので、身の部分が薄く、用途が限られてしまうのです。そこで、この身の部分を貼りあわせて一つの大きな塊にするために集成材の技術が使われちょります。


集成材の場合は竹表皮を使わず身の部分を活用しますので、竹表皮に特徴があり、比較的身が薄い虎竹などは集成材には使われず、原料には太い孟宗竹などが使われているのです。孟宗竹は、日本の竹の中では最大級のもので各地に生えちょりますので、材料の確保が容易なため色々な活用が模索されゆう竹でもあります。地元の集成材加工工場にお伺いしますと、製材所でしか見かけないような大型機械があって均一に割られた竹が圧着されよります。竹の工場というと手作業で小規模でというイメージですが、竹の集成材となると、全く違う製造工場という印象をうけますぞね。


こうして元々は形や厚みにバラつきのある竹が、大きなブロックとなって一定の規格サイズでの展開ができるようになると、家具や建材など今まであまり使用されてこなかった分野にも竹の新しい利用が広がります。もちろん大量に製造するとう事になれば海外で製造されたものも、素材として沢山輸入されてきていると聞きますが、同じ竹、可能性を感じて、ちっくと楽しくなってくるがです。


この竹の時計も市松模様のように見えて、こじゃんと面白い商品に仕上げられちょります。竹を炭化加工という熱処理をしちゅうのですが、同じ竹を同じように加工してもそれぞれ性質も、水分量なども違いますので竹から削り出した素材にも色合いの濃淡がつき、微妙に違うモザイクのように見えるがです。全面、後ろ面には、こうして維管束と呼ばれる管の模様までハッキリ見える横の断面。サイド面には、竹ならではの伸びのある竹目模様が、シャープな雰囲気を醸し出して都会的なインテリアにも似合うお洒落な時計に仕上げられちゅうと思うがです。













| コメント(2) | トラックバック(0)


2つの虎竹スツール

2013年5月18日

虎竹ヤチャラ椅子


日本唯一の虎竹が複雑に絡みおうちゅう。鳥の巣のようにも見えますけんど一体これは何ながやろうか?初めてご覧になられる方は、ちっくと困惑されるかも知れませんぞね。実は、これは受注生産の虎竹ヤチャラ椅子「ヤチャラ」とはヤチャラ編みの事で規則正しい竹編みとは対照的な、乱れ編みの事ながです。


乱れ編みと言うても、職人さんは何処の部分に、どうやって竹ヒゴを入れるか。きっちり把握しちゅうそうですけんどご存じない方は、適当に不規則にそれこそ、ヤタラメッタラに編んじゅうにゃあ。と、思われような竹編みではありますぜよ。


竹ヒゴ一本、一本は細く、薄くて、いくら粘りやしなりのある強靱な素材の竹と言えども、人の体重を支えるような強度はありません。しかし、この細い竹ヒゴが二重、三重に重なり、そうです、まるで自然の鉄筋コンクリート言われる竹の地下茎のように、それぞれが手と手を携えるように絡まると竹ならではのソフトな座り心地がありながら家具としての耐久性を併せ持つスツールになるがです。


虎竹スツール


そして、これは虎竹で創ったドーナツ。さっきの虎竹ヤチャラ椅子に腰掛けて珈琲と一緒にどうぞ...!と、いうのは冗談でして、これも虎竹で製作されたスツール。横から見ると、まるでリンゴのような形をした腰掛けですが、座面の中央に穴の開いたデザインで真上から見たら、向こうまで見通せる丸い空洞の開いた形になっちょります。


一度見たら忘れられなくなるような美しいフォルムと考え抜かれた構造は、まっこと芸術品のようながです。こんなスツールがリビングなどにいくつか置かれちょったら、お客様は、ビックリ仰天で腰をぬかしてしまいそうちや。まっこと、それこそ、この腰かけが必要になりそうやにゃあ。同じ虎竹で編まれた、同じ竹のスツールですけんど、まったく違う表情をした2つのスツールながです。













| コメント(0) | トラックバック(0)


見え隠れする熟練の技、黒竹玄関すのこ別注サイズ

2013年4月10日

黒竹玄関すのこ


昨日は黒竹を使うた大きなパーティションの事をお話しました。黒竹はご覧のように、だいたいが細い竹ではありますけんど色合いが渋いですし、ズラリと並べて室内のインテリアなどに使うたらまっこと雰囲気があるがです。壁や天井に並べたら、まるで異空間のようになりますきに、たまにお店で拝見させていただいて竹屋の自分たちの方がビックリ仰天してしまう程ぜよ。


考えてみたら竹虎の工場では比べモノにはならないような長さで、そして、圧倒的な量の竹が並べられちょりますが、都会のコンクリートの中で計算されて使われている竹は、やっぱり流石やにゃあ。見栄えが全く違ちゅう。こじゃんと立派で迫力があると感じる事も多いがですちや。


さて、そんな黒竹では玄関すのこも製作しよります。革靴を一日履いて疲れた足ウラに竹の心地良い刺激があってオススメながですが、最近は別誂えでご自宅に合わせたサイズでのご注文も多くなったがです。壁面や天井などと同じように、少し竹が玄関先に並ぶだけで玄関の趣がガラリと変わります。お客様の中には「ちょっと料亭っぽい...」とご感想いただいた事もあるがぞね。


黒竹をこうやって並べて使う竹細工は簡単なように見えます。真っ直ぐな竹を単純に並べているだけと思われちゅう方もおられるかも知れませんけんど、実は、自然の竹で真っ直ぐな竹などほとんど無いがです。竹林から曲がりくねったた竹も伐採されて出てきます。その竹を太さ別に選別した後に一本、一本、真っ直ぐに矯め直すという工程があるのです。こんな竹製品ひとつにも、熟練の技が見え隠れしよりますちや。













| コメント(0) | トラックバック(0)


黒竹の林のような

2013年4月 9日

黒竹パーティション


森林浴とか言うことが、たまに言われます。当たり前の事ですけんど人も自然の一部ですきに、山でも川でも自然の中におったら心地よく感じるものではないですろうか。以前、東京や大阪の大都市に行ってから、1週間2週間も連続して仕事せんとイカンかった時がありました。最初の頃は、それでも刺激の多い都会は面白いし、人も多くて楽しゅうに感じますけんど、滞在がだんだんと日を重ねるにつれて田舎育ちですきに妙に息がつまってくるような気がしよったがです。ほんで、そんな時についつい足の向くのはやっぱり緑の中。


手近なデパートの屋上であったり、公園であったり、緑の多い場所が求められちゅうのは、やっぱり都会ですちや。虎竹の里におったら何ちゃあ感じなかったものが無くなったら、必要なものやったとしみじみ思うたがです。そうそう、早朝に木立のある河川敷を歩きに行ったこともあったちや。普段なら、まずそんな事はしないのにまっこと(本当に)人口密度の高いのは得意ではないがやにゃあ...まあ、そうやって人工的な自然でもエイですきに、近くに感じることによって生き返るような気持ちになりよったがです。


そんな風に街の中にある緑にさえ人を元気にする力があるような気がしますけんど、例えば雨の多い高知県には四万十ヒノキという油分の多い木があります。このヒノキの香りなどには、気持ちを落ち着かせる効果があるように聞きますぞね。この木々の香りの力もあってか、とにかく森の間を歩くとリラックスはしますし、気分がよくなってから、集中力も増したりするそうちや。森林浴の効果は科学的にも裏付けられちゅうと前にテレビ番組でも見た覚えがあるがです。


近年、便利になりながら、ますます忙しくなりゆう気がする現代人に、森林浴という言葉が広く親しまれるようになり、沢山の方を魅了しちゅうのは分かるような気がするがです。まあ、自分の場合は森林浴というより、やっぱり竹林浴ですちや。


竹林浴も森林浴と同じように心が落ち着きますので、ひとりになるには、これほどエイ場所はないがです。サラサラと笹の葉の音が聞こえ、山鳥の鳴く声が聞こえる虎竹の林。高校生の頃から、大事な考え事したい時には竹林に行きよりましたので、今にして思えば変な学生ではあったけんど、理にはかのうちょったがかも知れませんぞね。


森林浴と同様に、竹林浴のすばらしさはわざわざ説明などしなくても、恐らく十二分にお分かりいただけちょりますろう。ただ、竹林をご自宅までお届けすることは難しいがです。さて、そこで、この黒竹パーティションの出番ぜよ。まるで、竹林がお部屋にやってきたみたいな気分なるがですきに。













| コメント(0) | トラックバック(0)


<<< 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11


このページのトップに戻る
お客様の大切な個人情報(ご住所・電話番号・メールアドレス等)を業務以外に流用しません。
個人情報の取り扱いについて
虎斑竹専門店竹虎トップに戻る

Copyright (C) 1997-2020 taketora. ALL rights reserved.