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杉材の弁当箱について

杉材弁当箱


新作・杉弁当

竹虎の弁当箱のラインナップに新しく杉の細かい柾目が美しい弁当箱が加わることになりました。一つは、以前に取り扱いがあり、好評ながら職人の都合で廃盤となってしまっていたスマートな細身の長方形タイプ、そしてもう一つは、ユニークな丸みを帯びた三角おむすび型です。


木材弁当箱


漆を塗る前の、まっさらな姿

写真に写っているのは、まだ何も塗られていない無塗装の状態です。杉の直線的な木目がどこまでも美しく、蓋を開けた瞬間に爽やかな香りが漂ってきそうな清々しさがあります。しかし、天然木の風合いは良いものの、このままでは食品の色移りなど、竹と同じ自然素材ならではの使い勝手があります。そこで、実用性を高めるためにはウレタン塗装などを施すのが、やはり多いのです。汚れや水分の染み込みを防ぎ中性洗剤で普通に洗うこともできます。


おにぎり弁当箱


漆で、より強く、美しく

ただ、以前の弁当箱も少しだけ手間がかかり、高価になるものの長く快適にお使いいただけるように、拭き漆で仕上げる予定で作業が進んでいます。木材に漆を染み込ませることで、木地を固く引き締め、水分や油分に強いしっかりとした耐久性が出来ます。また、天然の漆が持つ抗菌作用は、食材を保存する弁当箱にとっては、これ以上ない塗装だと思っているのです。


おにぎりランチボックス


ランチタイムに手仕事の温もり

更に楽しみは、漆を塗ることでより鮮明に浮かび上がる木目の美しさです。使い込むほどに深い飴色へと艶を増していく経年変化は、竹籠などと同じで、まさに器を育てるという贅沢な喜びも教えてくれます。手仕事ゆえの柔らかな曲線と、杉材の等間隔な年輪の美しさ。この無垢な木の状態から、漆が施されて完成へと向かう姿は、まるで新しい命を吹き込まれていくよう。皆様にお披露目できるまで、後すこし、職人の丁寧な仕事を経て、どのような表情に仕上がるのか?出来あがりを、どうぞ楽しにお待ちください。




こちらのYouTube動画では、竹虎で沢山掲載させて頂いております竹弁当箱の中で竹集成材や曲げわっぱの弁当箱をご紹介しています。よろしければご覧ください。


竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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