竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレースその4

2019年4月25日

竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレース


またまた作った事もない竹製車体製作という難題に、竹虎職人たちの顔は明るくありません。新しいモノを産みだすという作業は容易ではないのです、しかし、それでも日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」の時に比べれば随分とましなので前回の経験が活きています。


スペイン・ボックスカートレース車体、竹虎四代目


岡山科学技術専門学校さんにご提供いただいた車体は、さすがに走りの専門の方々が作られただけあります。車体の制限があったせいもありますが、まずハンドルが短く幅も狭くてかなり扱いにくさを感じました。


竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレース車体、竹虎四代目


また、重心を前にして坂道レースで少しでもスピードを上げることを考えて設計されていますのでサドルもかなり前に付けられています。ドライバーが前のめりになって走り下るような形です、これは運転にも高度の技術が必要ではないかと思いました。


竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレース車体、竹虎四代目


まあ、車体を眺めながらアレコレ考えても何も進みません。とにかく坂道を走ってみれば具体的に分かります、しかし、テスト走行できるような坂道があるのか...?


虎竹の里


できればスペイン・ビトリアの街で見たレースコースのような右カーブ、左カーブがある坂道が理想的です。誰の迷惑にもならず、安全に試し乗りができる所など無いなあ...と思ったところで一カ所だけ「あそこッ!」と閃いた所がありました。


虎竹の里練習コース


山深いため車が走っているのを見たことがなく、急な勾配とカーブの連続する坂道。今回のレースのテスト走行には、うってつけの道があるのです!


竹虎四代目、ボックスカートレース


いよいよ初めてのテスト走行が始まります。晴れ渡った青い空、若葉も芽吹き、辺りで小鳥たちの遊ぶ声に包まれてスタートです。













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竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレースその3

2019年4月24日

岡山科学技術専門学校


さて、スペイン・ボックスカートレース(Carrera de Goitiberas de las Fiestas de la Blanca de Vitoria-Gasteiz)に出場を決めたものの一番の大きな課題は全く解決していませんでした。それは肝心のレースに出場する車です。日本でも坂道レースは開催されているようですので専門の方に相談もさせて頂きました。エンジンが付いていなくとも本格的な素材で製作した場合には200万円を超える費用がかかる事が分かり愕然とします。


岡山科学技術専門学校


車体だけに200万円も使ってしまうと輸送費用や交通費、滞在費など参加するだけで費用はウナギ昇りです。これでは、あのサン・ビセンテ・マルティル教会(Iglesia de San Vicente)横から走りだした先に待つゴールは遠のくばかりでした。


市販されている車体を改造するか?どこかの鉄工所さんにお願いするか?あらゆる可能性を検討してるうちに、たまたま鳴った一本の電話に救われました。


岡山科学技術専門学校


あの日、休日出勤していて良かったと今でも思い返します、岡山科学技術専門学校の先生からの電話でした。実は、こちらの学校では「Red Bull Box Cart Race」という東京赤坂で開催されたレースに出場した車体製作の経験があったのです。まったくノウハウのない自分からすれば出場した車体を見学させてもらうだけでも願ったり叶ったりです。


さすが専門の先生方が参加して製作されただけあってボディなど素晴らしく綺麗に作られている車体でした。外装は簡単に取り外せるとの事で外して見せていただける事になります。


岡山科学技術専門学校


車体フレーム部分を見せてもらうと14インチの自転車タイヤを使っていて自分のイメージにかなり近い感じです。前輪にも後輪にもスプリングが付いて、実際乗ってみますと非常にクッション性の高い車体でした。


スペイン・ボックスカートレース車体、竹虎四代目


岡山科学技術専門学校さんにお伺いした時は、ちょうど春休みで実習に使われてる車庫には生徒さんもおられません。しかし新学期になれば又授業もはじまり実習もあるのだろうと思っていましたので、もし出来る事なら目の前にある車体を参考にしながら竹虎用に一台製造いただけないかとお願いしてみました。


すると...またまた竹の神の御加護です!この車体はもう不要で処分してしまうのでこのままお譲りいただけると言うのです。


スペイン・ボックスカートレース車体、竹虎四代目


何というラッキー!有難い事かと感謝感激でした。ずっと懸案だった課題が一瞬にして解決するとはっ!?こんな嬉しい事もあるのだなあと思いながら竹虎に帰社し、翌日早朝からトラックに乗り換えて岡山に向かい頂いて帰ってきたのです。ところが喜んでいるのも束の間、やはり一筋縄ではいきません。次々と問題が見えてきました。













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竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレースその2

2019年4月23日

バスク州ビトリア


最寄りのビルバオ空港に着いたのは夜、Ivanさんの車で一時間少しかけてビトリアに到着しました。標高が高いせいか途中の山は雪道でした、気温が何度か分からないものの結構寒く感じます。しかし、まったく知らない街に深夜やって来ましたので翌朝が楽しみです。


ビトリア銅像


遅く寝たのですが、いつものように早起きしてみると街全体に少し霧がかかっていました。スペインといえば青い空しか連想できなかったのですけれど山間部の気候はまた違うのでしょうか。ホテルから一歩外に出てみるとヒンヤリした空気、そして誰ひとりいないようにシーンと静まりかえっています。ふと見るとアッそこに人が「朝の挨拶しよう...」


そう思ったら銅像でした。


ビトリア、竹虎四代目(山岸義浩)


さて、見知らぬ土地を知るには走ってみるのが一番です。いつものトレーニングウェアに虎竹ヌンチャクを持って軽快に走りだします。(もちろん、すぐに歩きに変更)


ビトリアの城壁


少し散策するだけで古い教会や石畳の美しい街並があり歴史ある美しいビトリアを感じることができます。旧市街地には城壁もあって当時は周辺ぐるりと囲っていたのではないかと思います。


Ivanさん、竹虎四代目、スペイン・ボックスカートレース


Ivanさんに迎えにきてもらって、竹の車を見せてもらいました。


Ivanの竹の車


さすが元F1カーのデザイナーです、フレームは竹製ではありますが低い車高、タイヤ、ハンドルなど本格的で驚きました。これは速そうです。


スペイン・ボックスカートレース最初の坂道


この車で、この坂道を走り下るのか...!?凄いスピードと迫力が容易に想像できるのです。





晴れてきた青空の下、一応レースコースを歩いてみてイメージだけしてみました。


サン・ビセンテ・マルティル教会(Iglesia de San Vicente)横のスタート地点


サン・ビセンテ・マルティル教会(Iglesia de San Vicente)横に少し広くなった場所があります。ここが坂の頂上、ここからレースはスタートします。


ビトリアの酒場


ビトリアの方々の印象はよく食べて、よく飲んで、よく笑うでした。朝から多くのお客様でにぎわう店内には美味しそうな食材がならび、それだけで豊かな気持ちになります。


ビトリアステーキ


バスク地方は食材の宝庫と何かで聞いた事もありますけれど何を食べても本当に美味しい、素晴らしく旨いのです。


ビトリアのチョコレートケーキ


お年寄りも、若い人たちも周りの皆さんも気持ちが良いくらいガンガン食べています。デザートがまた最高でした。


スペイン・ボックスカートレース


こんな古い伝統の息づく街ながら開放的で明るい雰囲気は、自分の生まれ育った高知の県民性とも重なって、とても居心地の良さを感じました。真夏の祭典よさこい踊りが熱狂的に盛り上がるように、きっと8月6日のボックスカートレースも熱く燃えるようなお祭りに違いありません。














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竹虎創業125周年記念、スペイン・ボックスカートレース

2019年4月22日

スペイン・ボックスカートレース


スペイン・ボックスカートレース(Carrera de Goitiberas de las Fiestas de la Blanca de Vitoria-Gasteiz)を知ったのは昨年の夏の事です。開催されているのはスペインはバスク州ビトリアという歴史ある美しい街でした。サン・ビセンテ・マルティル教会(Iglesia de San Vicente)横の路上をスタートしてアルキージョス通りの下り坂を走るコースだと聞きましたが正直いいまして最初はどのようなレースかも分かりませんし、馴染もなくあまり興味を引かれる事もありませんでした。


スペイン・ボックスカートレース(Carrera de Goitiberas de las Fiestas de la Blanca de Vitoria-Gasteiz)


そもそもボックスカートレースは、ソープボックスカー(Soapbox)などとも呼ばれる動力を持たず坂道を下るレースの事です。アメリカ、ヨーロッパでは結構人気のレースで大きな大会が開かれているようですが自分は関心がないためか全然知りませんでした。ただ後から調べてみますと日本でも「Red Bull Box Cart Race」というイベントが一昨年東京赤坂で開催されて65台もの個性あふれる車が参加されていました、今年はよみうりランド特設会場にてレースが予定されているようです。


スペイン・ビトリアボックスカートレース(Carrera de Goitiberas de las Fiestas de la Blanca de Vitoria-Gasteiz)


日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」を製作してチャレンジラン横浜、チャレンジランメキシコと虎竹のPRをしてきましたので今度は虎竹の車でレース...なのか?しかし、竹トラッカーで参加できるわけではありません、レースと名が付くからにはある程度のスピードの出るエンジン無の車をゼロから製作しなければなりません。


Ivan Platas


誘ってくれたのは元F1のレーシングカーデザインをされていたという経歴を持つIvan Platasさんです。前回の大会には何と竹の車で出場した竹LOVEな方、地元ビトリアに暮らされていますが昨年夏の世界竹会議(World Bamboo Congress)メキシコに参加されていて知り合いました。


スペイン・ボックスカートレース(Carrera de Goitiberas de las Fiestas de la Blanca de Vitoria-Gasteiz)


Ivanさんの製作された車体など拝見するとF1の設計をされていた方らしく、車体が低くいかにもスピードの出そうな凄い車です。レースの様子を聞かせてもらい、当日の様子を知るほどに何か心がワクワクしてきました、坂道を下るだけのレースに大人が集まって30チームも出場して走るなど想像すると楽しさしかありません。


スペイン・ボックスカートレース(Carrera de Goitiberas de las Fiestas de la Blanca de Vitoria-Gasteiz)


「これは現地に行くしかないな」


そう思った時点で、ほぼ参加は決まっていましたけれど一応確認のためしっかり視察せねばなりません。ちょうど竹虎は創業125周年の節目の年となります、その大きなひとつの記念イベントして取り組みたいと考えていたのです。













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樹皮を使った細工たち

2019年4月20日

樹皮籠


日本中に成育しているキハダ(黄膚、黄柏)は、内皮を胃腸薬に使用されるなどされてきた薬用植物のひとつです。そして胡桃や、山葡萄、マタタビ科のツル植物であるサルナシなど、まるで、室内に樹木がそのままやって来たように感じる山の素材をそのまま使った樹皮籠があります。


スペインで見た樹皮買い物籠


竹と木は同じような所に生えていますので似た者同士と思われる方はいらっしゃいませんでしょうか?竹は地下茎でそれぞれの竹が繋がっていますが、木はそれぞれ単体で根を張っているとか、成長のスピードや材質、性質など全く違う植物です。


ただ樹皮の自然感には竹表皮の美しさにも通じるところがあり魅かれるところがずっとありました。実はそこにハッと気づいたのは2月に訪れたスペイン、ビトリアの街中でした、店頭に置かれた樹皮編みの手提げ籠に目が釘付けになったのです。


樹皮笠立て


なんと素朴で味わい深い籠だろうか?人と木が共存している...自分で竹林に分け入り、笊を編む分だけの竹を伐り出し庭先で黙々と竹編みをはじめる、あの職人さんの顔が浮かびました。しかし、こんな遠い国に来ずとも自分達が竹を生活の中に取り入れているように、木が普通の毎日にある暮らしは日本にあります。


桜皮鞘


胡桃の樹皮を使った傘立て、イタヤカエデで編まれた籠に入っているナタやハサミの鞘にはヤマザクラ。


キハダ、胡桃手提げ買い物籠バッグ


丈夫な山ぶどうを樹皮の繋ぎ目を編み込む紐に使い、口巻に使い、一番傷みやすい持ち手にした樹皮手提げバッグまであります。


胡桃樹皮


胡桃の材質は柔らかく木材としての価値はありませんが、樹皮は手提げバッグなどに多用されていて近頃では表裏の風合いの違いを活かした面白いものも良く見かけます。


樹皮籠


すべて天然の樹木からなので同じ種類の木であっても見た目にはかなり違いがあるのも魅力です。


東北の山々


日本は北から南まで長くのびた国なのだと改めて感じます。南国高知の車内ではエアコンが必要だったのに、こうして東北にやってくると山々は雪景色が広がります。このような寒い気候に鍛えられた木々は、四国の樹木と違う良い表情をしているのです。













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竹職人のアラレ

2019年4月19日

竹職人のアラレ


これは、ただのアラレではありません。香ばしくて本当に美味しいのですが、竹職人が籠を編む合間に作ったもち米で作られたモノですから値打ちがあります、しかも無農薬です。


竹職人のアラレ


竹の仕事をする職人の中には農家をされる方も多いのです。たとえば竹伐りの職人も伐採時期が一年の内、数ヶ月と決められているのでそれ以外の時期には畑やお米作りをされる方もいます。ちょうど農閑期に竹の仕事をするイメージです。


竹職人のアラレ


竹虎の社員にも週末には畑仕事やお米づくりをされている方が多くいました。今の若者には少ないですが古参の職人は、やはり週末には畑仕事をしています。農業と竹細工、今では理想的にも思える暮らしは昔からの営みであったのです。


実りの秋


山の上から日本唯一の虎竹達が見守る中、虎竹の里でも田植えの準備がはじまりした。一年が過ぎて来年もアラレを食べられたら、それだけで幸せです。














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幻のパーティーバッグと煤竹波網代バッグ

2019年4月18日

渡辺竹清作、幻のパーティーバッグ


網代編みの巨匠という名にふさわしい渡辺竹清氏。その技では右にでる者はいないと言われた最高峰の技術で編み上げた究極の竹パーティーバッグは、100年たった煤竹で創作されています。芸術的にまで高められた熟練の技が竹に次の100年を生きる新たな命を吹き込んだのです。


かって同氏の作品は世界的に有名な宝石店T社のニューヨークの本店に並べられていていました。日本でもお馴染みで、世界中の人々に愛される数々の作品を生みだされてきた、イタリアはフィレンチェ生まれ、ファッションモデルとして活躍した後、有名女性デザイナーとなられた方からの要請でした。


渡辺竹清先生、竹虎四代目


彼女のデザインしたものの中には日本からインスピレーションを受けた物が多々あり、湯飲み茶碗に取っ手をつけたコーヒーカップや昔の和箪笥の金具をモチーフにした作品など日本人が忘れかけている機能美がありました。渡辺先生の竹の技に着目されたのも古き良き伝統を受け継がれてきたからだと思います。


煤竹格子


このパーティーバッグ製作依頼が来た当時、世界中の誰もが知る横文字のブランド名を聞いた先生は「なに、レストランか何か?」と言われたそうです。


しかし、この日本を代表する巨匠と世界的デザイナー、それに百数十年の眠りからよみがえった煤竹という最高の素材が加わってパーティバッグは誕生しました。某ハリウッドスターの奥様がどうしてもと言って追加注文を一度受けた以外は毎年限定生産ですぐ完売。だから幻のパーティーバッグと言われていました。


竹虎四代目


このバックは渡辺先生と非常に懇意だった竹虎二代目からゆずられたパーティーバッグのプロトタイプです。バッグ創作のために渡辺先生とデザイナーの方が通訳を介し、夜を徹して話し合って試行錯誤を繰り返していた時に試作された一点だそうですから苦心の重みが感じられ、店頭に並んでいた完成品よりも尚一層大事に思っています。


年に一度、元旦に着物を着て初詣に行く時にだけこのバッグを持ちます。世界最高のデザインと技、100年の竹の重みに竹虎の歩み、敬愛する祖父への思いなどが交錯します。どこにもない至宝を手にする緊張感でピンと背筋の伸びる思いです。


煤竹波網代バッグ


渡辺先生が惜しまれながらお仕事を引退され既に数年の月日が流れました。ニューヨークの有名宝石店T社さえも魅了した匠の技は、そう簡単に完成されるものではなく先日まで先生のバッグを売切れのままウェブサイトに掲載続けておりました。


煤竹波網代バッグ


渡辺先生とは祖父の代からのお付き合いがあり自分も工房には何度となくお伺いさせて頂いてます。現在も近くに行く機会がある都度お邪魔させていただきますが、そこで名前のでる若手の実力派作家さんがおられます。


煤竹波網代バッグ


一度作品を拝見させていただくと流石に渡辺先生の工房で修業された時期もある方だけあって素晴らしい竹編みの技と心をお持ちのようです。そこで、今回この方にお願いして煤竹波網代バッグ製作いただきました。依頼させていただいてから約2年、ようやく手元に届いた作品を眺めています。













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続々・足摺岬のメダケと椿と竹炭

2019年4月17日

竹炭石鹸


竹炭歯磨きのお話しをさせていただきました、自分は中学高校と6年間全寮制の明徳という学校でした。最近では甲子園で有名になっていますけれど当時まだ創部して間の無い弱小チームの野球部員でもありました。合宿で皆が珍しがって使うのですが塩味の「なすの黒焼歯みがき」は大不評だった事を今でも思いだします。


しかし、あれから40数年も経ってから自分が同じメーカーさんにお世話になり竹炭塩歯磨きを作ることになるなど夢にも思っていませんでしたので本当に不思議です。人生に無駄な事など何ひとつ無いのだと思います。


そんな風に思うのは竹炭歯磨きばかりではありません、幼い頃からずっと付き合っているアトピー体質もそうです。今でもステロイドは欠かせないものの、自分や家族の肌の弱さから生まれたのが薬用竹炭まで高知県の協力をいただきながら自社で精製し作っている虎竹の里竹炭石鹸でした。


竹炭枕


皮膚にトラブルのある方ならご存知のように「痒み」ほど辛いものはありません、場合によっては痛みより何倍もしんどいのではないかと思います。辛いと言えば睡眠には、たまにお客様からのお声を聞くことがありました。自分は幸い眠るという事に関しては、いつでも何処でも3秒で寝られて、起きたい時間に起きるという特技がありますので睡眠で大変な思いをすることはあまりありません。


竹炭枕は土窯作りの竹炭を何と3キロも使った、こだわりの枕です。いろいろな効果が言われる中で寝付がよくなったという竹炭枕へのお客様の声が多々あまりすのでもし、睡眠でお悩みの方は一度お試しください。人生の3分の1は御布団の中、そして毎日の事なので朝のスッキリがあると無いとでは雲電の差だと思います。


床下調湿竹炭


何か竹炭のセールスみたいになっています(笑)。しかし、これも竹のひとつの顔であり、これだけ沢山の素材が活用されることなく竹林で出番を待っていることを思えばドンドン使っていただくことこそ竹の喜びでもあるのです。そういう意味で大量に竹炭を使うのが住宅床下調湿用竹炭です。


昔から神社仏閣の床下には炭が入れられてきました。要は古の先人の知恵に戻っているだけなのです。


竹炭洗剤


真黒な竹炭でシャツを真っ白くするのですから竹炭洗剤「竹炭の洗い水」も聞き慣れない方には意外な商品のように感じるかも知れません。しかし、これにしても元々はおばあちゃんが風呂釜の焚口から灰を持ってきて大きな金属製のタライで洗濯していた昔を現代に蘇らせただけの商品です。


竹炭石鹸がお役に立てているように通常の洗濯洗剤を使えないスキンケアに気づかう方、敏感肌の皆様に喜んでいただいているので細々とではありますが大事にしていかねばならない竹炭の活用方法だと思っています。


竹酢液配合竹炭線香


竹炭はニオイの吸着に力を発揮します、そして竹酢液も強力な消臭力を持っています。竹酢液配合の竹炭線香はダブルの効果でお部屋の嫌な臭いを消し去る心強い味方、比較的早くから商品化されて既に20年以上になるロングセラーとなっています。


足摺岬のメダケから竹炭の話になって色々とご説明させてもらいますと改めて竹炭自体の多様性にも気づかせてもらいました。














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続・足摺岬のメダケと椿と竹炭

2019年4月16日

竹炭窯


竹は「衣食住」すべてに関わって日本人の暮らしを助け、豊かにしてきました。皆様が竹と聞いて連想されるものが竹籠や竹笊だとしたら、それは本当に極一部でしかありません。竹は実に様々なモノに形を変え生活の中に溶け込んできましたから変身の達人とも言えます。


最高級竹炭


昨日はポーラス竹炭の事を少しお話しさせてもらいました。ポーラス竹炭が設備もいらず手軽に焼ける竹炭だとしたら、その対極にあるのが最高級竹炭です。もともと炭といえば木炭であり、高知では土佐備長炭というブランド炭もあるようにその昔は山は木炭で潤っていたのです。


竹炭の研究が進み、効能が広く知られるようになったのは30年数年前の事でした。一時は金属製の窯も導入されたりしましたが、やはり昔ながらの炭窯を竹炭専用に窯に改良した土窯が一番です。


竹酢液入浴剤


土窯を使い高温で焼き上げるには熟練の技と経験が必要です。飲料水用として使われる竹炭はもちろん、材料である孟宗竹や燃焼温度帯にも気を配り採取された竹酢液など安心してお使いいただける製品作りのために手間のかかる土窯で焼き続けています。


竹炭パウダー


食品添加用の竹炭パウダーは無味無臭という利点から様々な食材に使われるようになりました。竹炭を食すると聞くと、ご存じ無い方は驚かれるのが普通です(笑)。真黒な炭だから当然かも知れませんが、古くから民間療法として炭を食する文化は日本だけでなく、ヨーロッパにもありました。


そうそう、解毒のために炭を常備していた忍者の話をよくさせてもらいますけれども、海外には人間だけでなくデトックスのために炭を食べる猿までいますので生き物にとって炭は必要なものだったのです。


竹炭ヨーグルト


竹虎社員の中にも長年の愛用者がいますけれど、自分は毎日食べるヨーグルトに入れています。


竹炭歯磨き


この竹炭微粉末を入れた歯磨きも作りました。海の綺麗な高知では近年天日塩作りが盛んになっていますので土佐天日塩を配合しています。これは自分の中学時代に全寮制の明徳で使っていた「なすの黒焼歯みがき」にまで話はさかのぼります。


不動化学という聞き慣れないメーカーの作っている歯磨きを使っていた事があって歯磨き粉と言えば「甘い」という常識しかなかったのに塩が入っていて衝撃的だったのです。けれど、塩は歯茎を引き締めるなどの効果があり、昔の人は塩だけで歯磨きしていたとも言います。自分が又使いたくて、こだわって作った竹炭歯磨きへのお客様の声をご覧ください、意外と人気なのです。














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足摺岬のメダケと椿と竹炭

2019年4月15日

虎竹の里、竹虎四代目


お陰様で自分達は、虎竹にこだわり竹一筋に仕事をさせていただいてます。これが、どれだけ奇跡的で素晴らしい事なのかは竹が全く売れない冬の時代を経験し、真っ暗いトンネルの中にポツリと一人取り残されたような思いで過ごした日々があってこそ実感できる事だと感謝しています。


メダケと椿


なので、虎竹の里の竹達だけでなく他の竹の事もいつも気にかかります。先日は、たまたまテレビニュースに目が留まりました、足摺岬の椿がメダケに浸食されて数が減っているというのです。足摺岬と言えば高知県観光では必ず取り上げられる名所であり、季節になれば咲き乱れる椿と並んで紹介される事が多いだけに番組で観た時にはショックを受けました。


メダケは女竹と書きますが竹というより細い笹類の仲間で、自分が竹の仕事を始めた当時には壁竹用等としてトラックに満載された竹が流通していたものです。しかし時代の流れと共に需要は全くなくなり竹虎でも工場から姿を消して20年以上にはなります。


孟宗竹


このような事は何も足摺岬のメダケに限らず全国的に起こっています。主に日本最大級の大きさである孟宗竹が他の樹木を侵食しつつ、手入れもできない竹林が荒れ放題になっている事は皆様ご存じの通りです。


放置竹林のバイオエネルギーや建材利用が始まっていて期待が持たれる所ですが課題も多いように感じています。驚異的な成長力と生命力で広がる竹は、日本の森林総面積からすると極わずかにも関わらず良くも悪くも良く目立つのです。増えすぎて悪者扱いされるのも非常に困惑しますけれど、近年の災害との関係は見過ごせません。


低温竹炭


そこで竹材有効活用として最善の方法のひとつが竹炭です。たとえば野焼に近い状態で燃焼させ水を掛けて作るポーラス竹炭のお話しをした事がありました。手軽で比較的安価ですが農地利用や消臭、調湿には最高の竹炭です、本格的な高温窯で焼いた竹炭には又別の機能性がありますので竹炭も面白いですし、やはり竹は素晴らしい自然素材だとつくづく感心してしまいます。

















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