竹弁当用に網代編み柄の風呂敷を作りました。

2019年2月22日

竹弁当箱


通気性の良い竹弁当箱は朝作ったごはんがお昼休みになっても蒸れずに美味しくいただけるとお陰様で好評をいただいています。虎竹、白竹、スズ竹、竹集成材に作られた重箱、竹皮編みのものまで色々と揃っていますが今回これらの弁当箱の持ち運びに便利な風呂敷を作ったのです。


竹弁当用風呂敷g


デザインをどんな風にしようかと色々と考えましたけれど、昔から竹弁当は網代編みが定番中の定番です。ギッシリ目を詰めて編まれた強さ、それでいて柔軟性があり、通気性も確保されるという最高の編み込みをデザインにしました。


竹弁当用網代模様風呂敷


網代編みの模様は、竹をこよやく愛してやまない版画家の倉富敏之先生の作品からデザインをお借りしました。版画の温もりある優しいタッチが大好きなので出来るだけ風呂敷の柄に表現したいと思ったのでした。


竹弁当用風呂敷


こうして見ますと竹虎ロゴマークも見えてなかなかの出来映えです。


竹虎風呂敷


サイズは(大)が70センチ×70センチ、(小)が53センチ×53センチの二種類あって竹集成材の二段重箱なども余裕で包めるサイズです。色は現在のところ一色だけです、ぜひ竹弁当箱と一緒にお使いただければ嬉しいです。













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サイフォン式コーヒーのための竹製ヘラ登場

2019年2月21日

コーヒーサイフォン撹拌用竹ヘラ


一日に必ず4~5杯は飲むコーヒー好きだと自認しています、特に朝はコーヒー飲まないと何かモノ足りずウズウズしてしまいます。しかし、そんな自分など足元にも及ばないコーヒー好き、コーヒーマニアの方が世の中には沢山いるのだと言うことを知りました。


コーヒーサイフォン撹拌用竹ヘラ


そもそも竹虎で使い勝手の良い化粧品などにも使えるワンランク上の多目的用の竹製スパチュラ(竹ヘラ)を作ったことが始まりでした。これは、これでエステ用などにもお使いいただき好評だったのですが、このスパチュラがあるコーヒー愛好者の方の目にとまったのです。


コーヒーサイフォン撹拌用竹ヘラ


竹製スパチュラは、おそよ考えられる使用目的に最適なサイズを考慮して製造しています。そこまで需要のある物では無く、いたずらにサイズを揃えてもコスト高になってしまい使いづらくなってしまいます。


サイフォン用ヘラ


しかしサイフォン式コーヒーで撹拌の工程に使われる竹ヘラは、味を決める一番大切な部分との事で幅や長さにも、それぞれ細かなこだわりがあります。そこで、サイズ変更して新しく製作したコーヒーサイフォン撹拌用竹ヘラをお送りさせて頂くとお客様から感想をいただきました。


【お客様の感想】相も変わらのずやさしい手触りは、感激です!以前購入しましたスパチュラは長さが20cm,今回のサイフォン用ヘラの長さは24cmで長さの差は4cmですが、この僅か4cmの差でロート内のお湯とコーヒー粉を軽くかき混ぜますが、その時のヘラの持ち方が全く変わってきます。撹拌するお湯とコーヒーの入ったルートの深さは約12cm有り、ロート(ガラス製)の温度は82℃~90℃と熱いので、手が触るとやけどをしそうです。 そのためスパチュラ(20cm)では端を上からつかみますが、今回送付いただきましたサイフォン用ヘラ(24cm)では柄の部分を4本の指と親指で持ち、撹拌できます。


撹拌はコーヒー粉とお湯とを混ぜまくるのではなく、お湯に浮いているコーヒーの粉をお湯の中に沈めるような感じで混ぜます。そのためにはヘラに適当は幅が必要です。それに竹材は密度が高いため、縦にした状態でコーヒー粉とお湯を撹拌してもその際に、大きく浮力を感じる事がないのが良いです。(マニアックすぎますか?!)


また、画像などお送りいただける予定になっていますが、コーヒーひとつ取っても奥が深いものです。













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パリの犬矢来

2019年2月20日

虎竹犬矢来


京都を歩くと必ず目を引くのが塀に設えられた犬矢来です。元々は軒下を守るための柵のようなもので犬のオシッコ除けだとか、雨宿りお断りのためのものだとか言われますが現在では古都の町を彩る無くてはならない竹の造作物となっています。


虎竹で製作することは珍しく、多くは白竹や青竹で作られています。出来あがったばかりの晒竹犬矢来がズラリと黒壁に並んでいたりすると本当に美しいものですけれど、これが時間の経過と共に色褪せ、枯れた風合いになってからでも又味わいが出てくるので竹はいつまでも楽しめるものです。


パリの犬矢来


さて、ところで先日パリのケ・ブランリー美術館で開催されている日本の竹工芸展を拝見に行った帰り道に面白いものを見つけました。竹と鉄と言う素材の違いはありますものの壁に沿ってずっと向こうまで並べられている物は紛れもなく日本の犬矢来のようです。


竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI、山岸義浩)


しかし、日本から遠く離れたフランスで文化も違うのに同じようなものがあるのだろうか?何か別の意味合いなどもあるのではないだろうか?帰りの機内でもずっと気になって考えていましたが、そう考えて竹虎FBに投稿してみたら、物知りな方が教えてくれました。


やはり設置の理由は日本と大差ないようです、特に道路が舗装されていなかった時代には馬車が通ると泥がはねて汚れるのでそれを防ぐためだというのは納得できます。確か、ニューヨークの住宅でも泥はねを防ぐために一階部分が階段になって入り口が高く作られていると何かで読んだ覚えがあります。


それにしても同じようなものが日本では竹で、パリでは鉄でそれぞれ誕生して今でも使われているのは興味深い事です。













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木年貢「木一本、首ひとつ」

2019年2月19日

  虎竹の里


かって山は富を産みだす財産であり、無数に生えているように見える樹木一本づつに所有者の名前を書かれていたと聞いたことがあります。なので「木一本、首ひとつ」という言葉があるように勝手に山の木を伐採することは大罪であり、厳しい掟で管理されてきたのです。


その点、と言いますと商品価値や希少性のある一部の竹を除けば比較的に管理が緩かったようです。木と違って、わずか3ヶ月で親竹と同じ大きさに成長し植林などせずとも毎年季節になれば筍が生えてくるという特異性が大きな理由の一つとしてありました。また、昨日の30年ブログでお話しさせていただいた護岸竹のような性質の竹の場合、河川敷という所有権のあいまいな所に生えていますので誰でも自由に使う事ができたのです。


蓬莱竹籠


高知は昔から豪雨地帯であり川の氾濫や洪水にはずっと悩まされつづけた土地柄です。川岸には蓬莱竹(ほうらいちく)、高知の昔ながらの竹職人はシンニョウチクと呼ぶ南方系の株立ちの竹を多く見ることができます。この竹は真竹や孟宗など地下茎を外へ伸ばす事がなく、ずっとその場所で大きくなり続けますので流れの合流地点や、水の勢いが強くなるカーブの辺りにピンポイントで植えられていたりもしています。


これが子供の頃には不思議で仕方なかったのです、どうしてこの竹だけいつもこのような場所に生えているのか?紙鉄砲の素材としてもうってつけの、この竹を伐りながら思っていました。


防災という意味では蓬莱竹も古くから地域をずっと見守り続けてきた守り神のような存在だと思いますが同時に土地を持たない貧しい人々の竹細工の素材としても大切な竹であったのです。


竹虎四代目(山岸義浩、YOSHIHIRO YAMAGISHI)


財産として厳しく管理されていた木材ではなく、容易に手に入れられる加工性の高い蓬莱竹などの細工が発達したのにも日本の歴史が深く根ざしています。「シンニョウチク?」呼び名などどうでもいいじゃないか「蓬莱竹だからどうした?」日本で気にとめる人など、自分くらいしか居ないかも知れません。


しかし、まったく流通もしていなかったのに、この竹細工をわざわざ製作して紹介しているのは、この竹一つ取っても日本の竹文化の奥深さを感じてもらえるからなのです。













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千葉県君津市の小糸川の護岸竹

2019年2月18日

小糸川


高知龍馬空港から飛び立ち羽田空港に向かうANA便はずっと日本を北上して行くので上空の窓から見下ろすのは結構楽しいものです。特に知多半島、渥美半島を過ぎ浜名湖あたりからの東海道は日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」での「チャレンジラン横浜」で苦労しながら走った思い出の地であり、そのルートがハッキリ分かるので目が離せなくなります。


富士川


小さな竹トラッカーで走ると、あんなに広大に見えて、長い長い橋だった大井川、安倍川、富士川も細い筋にしか見えませんが、飛行機は伊豆半島を過ぎれば着陸のためにグルリと大回りするのでしょうか?太平洋側から千葉県を横切る形で東京まで高度を下げていきます。


ゴルフ場の多い山肌の向こうに特徴的な曲りの川が見えてきました。後で調べると千葉県君津市を流れる二級河川、小糸川でした。しかし、川の名前など知らなくとも上空からでも一目見れば瞬間的に分かります。あの両岸に植えられているのは竹です。


孟宗竹


あれだけ蛇行した川の流れです、大雨には洪水や災害に悩まされる事もあったのではないでしょうか?だからこそ、人は護岸にを植え命と財産を守ってきたのです。川の流れに沿ってどこまでも続く竹林は遥か空の上までも誇らしげに青々と生茂る姿が手に取るようです。竹は強靭な根を四方に張り巡らせて地盤を固めます、「地震の時には竹林に逃げろ」小さい頃からずっと教わってきた言葉を又思い出していました。














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白竹三段弁当箱の50年

2019年2月16日

白竹三段弁当箱


飴色になって何ともいえない威風堂々とした白竹三段弁当箱があります。ちょうど50年前に製作したと言いますが、長い時間が経って色合いは変わってはいるものの現在作られる製品と全く違っていないので当時からその完成度は素晴らしかったのです。


白竹三段弁当箱


もちろん、お客様に気づかれないうな細やかな部分では常に改善されている所もあります。しかし、50年もの間、製造販売を続けていても、どこも変わらない白竹三段弁当箱に凄味すら感じるのです。


白竹三段弁当箱


半世紀前、職人の息子さんの初めての運動会。家族で美味しくお昼を食べるために作った弁当箱。様々な竹製品を編み出してきた匠の技を、温かい思い出が包んでいます。













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「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式

2019年2月15日

第33回高知県地場産大賞奨励賞


高知県地場産業大賞は高知県内で作り出された優れた地場産品や地場産業に貢献のあった活動を顕彰いただく高知県商工部門では最も歴史のある賞なのです。実は高知e商人養成塾という団体があり、その代表を長くさせていただいております関係で平成16年(2004年)に地場産業賞を頂戴した際に出席させてもらいましたので「地場産大賞」の名前だけは知っていました。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


しかし、受賞されるのは高知県でも優秀な企業さんばかりです。自分達のような田舎の小さな竹屋とは縁のないものとばかり思っていました所、今回このような光栄な受賞をさせていただく事になり感激しました。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


日本唯一の虎竹を広く知っていただくために電気自動車「竹トラッカー」の開発や高知から横浜まで1000キロを走破した「チャレンジラン・横浜」、世界竹会議(World Bamboo Congress)での基調講演にあわせてメキシコはハラパの街を疾走する「チャレンジラン・メキシコ」までの活動、さらに世界で45名、日本では二人目となる世界竹大使(World Bamboo Ambassador)の任命などを評価いただいたようです。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


そこで日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」を数ヶ月がかりで製作した職人にも晴れの舞台に立ってもらいました。新しい価値を創りだすことが得意とは言えない当社の職人にとって今まで取り組んだことのない仕事は非常にハードルが高いものだったと思います。


第33回高知県地場産大賞奨励賞


職人なりの苦労もあったようですが、それがこうして多くの方に認めてもらえてお褒めいただけるのは何にも変え難い喜びです。


「第33回高知県地場産大賞奨励賞」受賞式


このような体験を通して自分達の仕事が人の暮らしに役立ち、楽しみ、喜んでもらえている事を職人一人一人に感じとってもらえればと思っています。


今回の受賞の契機ともなりしまた日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」のチャレンジラン・メキシコはFBで再生回数64万回を突破して更に閲覧数を増やしています!ご覧ください日本唯一の虎竹電気自動車「竹トラッカー」メキシコの街を大疾走!

















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ビトリアのソープボックスレース、その3(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)

2019年2月14日

ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


それではビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)スタート地点から改めてレースコースを見てみたいと思います。スタートの下り坂までは後ろから専用のスティックで押してもらって加速します。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


坂の上から見るとスタート直後のストレートはこんな感じです。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


スピードがのってくるので最初の難関右へ大きく曲がるU字カーブまではアッと言う間ではないでしょうか。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


実は、このカーブの途中で石畳の道がアスファルトに切り替わるのです。微妙な段差もあって、ここもひとつのポイントなのかも知れません。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


無事に曲がりきったら再度下りストレートです。ここは結構ながい距離がありますのでU字カーブで落ちたスピードが回復します。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


坂を見上げた直線コース、左カーブに突入します。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


最後の左カーブが見えてきます。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


下の客席から見るとこんな角度になります。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


ここも大きくUの字に曲がる形になっています。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


ゴール直前の最後の左カーブ。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


竹虎四代目が立っていたカーブをコースアウトせず無事に曲がりきったら目の前がゴールです。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria)


優勝タイムは20秒、なかなかそんなにはスピード出せないと思いますが間近で見ると迫力あるのではないでしょうか。レースコースを動画で繋げてみるとこんな感じです。
















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ビトリアのソープボックスレース、その2(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)

2019年2月13日

竹虎四代目(山岸義浩)、ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


指差すあの丘の上から、この坂道を走り下る。美食で有名なスペイン、バスク州の州都であり2012年欧州グリーン首都でもあるビトリアで開催される坂道下りカーレース。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


なかなか半端な勾配ではないが、ここを走る日本唯一の虎竹車など果たして可能なのか!?


Ivan Platas


昨年惜しくも優勝を逃したイバンさんの竹製車は元F1デザインチームだけあって本格的だ。


Ivan Platasさんの竹の車


車高は低く抑えられていて座り心地もよいしシャープに反応しそうなハンドルが又凄い。


設計図


車体の開発には長い時間とご苦労があったのではと思わせる分厚い資料と設計図があって熱意に感心してしまいます。


車軸部分


タイヤが内側に傾いている車軸部分などは素人の自分には分かりませんが高度な技術力を感じさせます。専用にデザインして3Dレーザープリンターで製作したそうです。


ブレーキ


右足で踏むブレーキも何やら本格的、フレームが竹製というだけでまるでレーシングカーのような車です。













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ビトリアのソープボックスレース (Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)

2019年2月12日

竹虎四代目(山岸義浩)、ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


そもそも何故ここまでやって来たのか?実はスペイン、バスク州の州都ビトリアで8月にSoapboxレースが開催されるのです。そして、レースはまさに此処からスタートします。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


「この最終カーブも大変だよ」説明してくれるIvan Platasさんは元F1のカーデザイナーで、とにかく熱心で素晴らしいアイデアを持っているのです。


ソープボックスレース


やるか?やらないのか?まだ誰にも一言も話していませんが、そんな事は最初から決められています。。


ビトリアのソープボックスレース(Soapbox race of La Blanca in Vitoria-Gasteiz)


一度、試しに自動車に乗せてもらって実際に下ってみると想像していた以上に勾配がキツイ印象です。エンジンなしの車と言うけれど、何と最高速度は40キロにもなるソープボックスレース、急カーブでは転倒続出といのうが頷けます。





坂道下りカーレース出来るのか!?














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