2006年3月 1日の投稿

100年前の竹

74da5dff.jpgこれは何かお分かりですか?
まあ、わかますよねえペーパーナイフです。
ただ、煤竹(すすたけ)で出来ているのがミソ。

煤竹は昔の民家で囲炉裏であぶられて
自然にできた竹で高級茶道具などに好んで使われます。
100年~150年くらい前の竹なんかもざらにあって
今の暮らしでは絶対にできてこない竹ですから
年々素材としては減る一方で価値もあがっています。

この煤竹でつかったペーパーナイフが
使い勝手がよくて
ずっと愛用していますが
やはり、自然のモノは長く使えばつかうほど
愛着がわいて、色合いも艶ででくるし
いいものです

ああ、幸せ~竹生活

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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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