2008年12月 3日の投稿

竹の塊


ボクの子供の頃、
誰でも使う竹製品と考えたら竹の物差しがありました。
竹は他の素材に比べてくるいがないので
物差しにはうってつけの材料なのです。

なので、家具の材料としても
最近はよく使用されるようになってきましたが
ひとつの特長はその、硬さと重さです。

今回試作したキューブ型のブロックも
ポイントは重さ

しゃがまないで使える虎竹靴べらを新しくご紹介予定ですが
柄の部分に根曲がり竹を使っているので
おおきく反り返っているのです。

この曲がりが面白みのあるところなんですが
靴べらを、しっかり立てようとすると
これくらいのサイズの竹の塊?になりました。

けっこうな迫力で
玄関なんかに置くと結構な存在感
でも、色目をあわせていますから
靴べら差してそこにあると
ある種インテリアとしても、なかなかのもの

ひとり、ニヤリとしています。



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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。日本で二人だけの世界竹大使。

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