竹の割箸



「こんな竹の割箸を作っていたんだよ。」


昔を思い出しながら懐かしそうに話してくれます。

今でも孟宗竹を伐りだしてはいるものの
使い切れないほど生えている竹を割箸に製造できれば
竹が生えすぎて困っている里山も助かり
国産の竹割箸ということで皆さんにも喜んでもらえるのでは?

これは、一石二鳥!と思ったのですが
そうは簡単にいかないようです。


「機械がサビついてしまってダメだね。」


製造しなくなって
すでに、かなりの年月が経過しているので
機械のメンテなどに、かなり大がかりのコストえが必要です

そして、製造をする職人さん

機械の調整をする技術者など

やはり人の問題が大きいのです。


モノ作りは一度止まってしまうと
再開するのは難しいと言われますが
つくづく、その大変さを実感したものでした。



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