目打ち?

meuchi.jpg


写真では少しわかりづらいですが、竹専用の竹ノコをつかって目打ちの作業中です。ガスバーナーに通すまえに、虎竹の枝がでていた付け根部分を取り除く作業が「目打ち」。ナタではらっていけば簡単そうですが、それだと美しい虎竹の表皮をはいでしまうことになります。


そこで、竹ノコで付け根に切れ目を少しいれ(この塩梅がむずかしい)、ノコの背中でコンコンとたたいて払い飛ばすのです。どこかで室内装飾などに使われている竹をみかけたら、枝のつけね部分を注目してみてみてください。きっと、同じようにノコの切り目があるはずです。よくよく注意してみないと分からない、竹屋のこだわりです。

コメントする