虎竹の里の荒海

虎竹花籠


竹虎のお店には日常使いする竹細工や竹製品の他に、高名な竹工芸作家の方が創作された作品から今となっては一体誰が作ったのか分からんなったような竹編み籠まで、実に様々な竹製品たちがあるがです。今まで、このような作品は実店舗にお越しいただかないとご覧いただけませんでしたけんど、竹の逸品として一部ではありますがご紹介させてもろうちょります。


この日本唯一の虎竹で編まれた豪快な花籠もそんな作品の一つながです。まっこと、この籠を見よりましたら高知の海を思いだしますぞね。大きなうねりが磯の岩に当たって砕け散る。荒波が渦巻く太平洋を竹で表したら、こうなるがではないですろうか?


虎竹花籠


緻密な編み込みの花籠には繊細な花が似合うかも知れませんが、こんなザックリと編み込まれた花籠にもこんな雰囲気だからこそしっくりくる花材があるはずぜよ。竹虎の工場の目の前には黒潮ながれる海が広がり、ちょうど本社前から枝分かれして入る旧道を少し行けば磯釣り客の方が来られるようなポイントもあるがです。この花籠を編まれた職人さんがこの地にやって来られて、ここにしか成育しない虎竹で、虎竹の里の海を編み込んだがやろうか?籠を眺めながら、そんな想像をしてみるがです。


トラックバック(0)

コメントする