筍を食すたびに思う事


筍料理


春先から筍を食された方も多いのではないかと思うがです。自分も先に頂いた、こじゃんと美味しい筍料理を思い出しよりますが、この前、これはエイにゃあと思うた事があったがです。それは筍の産地で開催されよりました筍掘り体験でしたぞね。都会では、いえいえ最近では地方にお住まいでも土に親しむ機会は、そう多い事ではないかも知れません。そこで休日などを利用して、ご家族で筍掘りなど楽しまれゆうとの事やったがです。


さて、筍と言うたら収穫できる時期も3月から5月中旬までと一番長く、また太さも一番大きな孟宗竹がその代表選手ながですが、もともとは日本にあった竹ではなくて大陸から運ばれてきた品種ぞね。食品として、建材として、あらゆる生活道具として、こんなに大きく、成長が早く、便利な植物は他に無かったので今や日本全国津々浦々まで生えちょって、まるで在来種のようぜよ。車で遠くに出かけた時など、色々な場所に繁っているのを見る度に、昔から、どれだけ人の役に立ってきたかを思うがです。


筍を食用に美味しく頂けて、その竹皮は履物や包材として使い、稈(かん)は言うに及ばず、枝や葉や、そして根までも様々な用途に全く無駄なく使い尽くされてきた竹。そればかりか大きな川縁に竹林がずっと植えられているように、竹林自体も護岸壁として、あるいは防火壁としてあらゆる防災の役割を担ってきた竹。そして美しい竹林は、そこにいるだけで心が和み、何とも言えない清々しい気持ちになってくる。そうやって竹は日本の文化や思想にも深くかかわり、ずっと大きな影響を与えて続けて来たがです。美味しい筍を頂く度に、今は忘れちゅうだけの竹を日本にどうやったら思い出してもらえるのかを考えずにおられんがです。













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コメント(2)

旬のものを食べ、自然素材で暮らす。

ひと手間が面倒だとしても、少し高くても長く使え風合いが
楽しめるのなら・・

食も、生活雑貨も考えないといけないですね。


気温差に戸惑っていたのに、熱中症を心配する気候になり、
いかに快適に過ごすか・・

アスファルト、コンクリートの環境ではなかなか難しいですが、
目から涼を感じる工夫もしたいと思います。

タロ様

本当に竹は食としても生活道具としても
こじゃんと活躍してくれますそね
これからの暑く寝苦しい季節には竹マットや抱き枕
自然の涼味を感じるのには竹は一番やと思うがです。

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