丸窓の飾り

丸窓 黒竹


竹は熱を入れると自在に曲げ加工ができるものではありますが、細い黒竹をこれほど見事に美しく細工できるのは、長い伝統の技術の賜ではないですろうか。このような加工技術を使うて、もっと複雑な形を表現しちゅうものもありますが、主に松竹梅など縁起の良い物などが多いのです。一般の住宅ではあまり見る機会はありませんが、旅館や料理屋さんなどで丸窓と呼ばれる飾り窓に、さり気なく、このような竹のあしらいがあると、こじゃんと粋というか風流を感じさせてくれるがです。


瓢箪型 煤竹


丸窓と言うても丸型だけでなく四角い形のものや。変わったところで瓢箪の形をした窓もありましたぞね。内側に通した煤竹に、まるでその竹にツルが巻き付くように見えますが、その巻き付く細いツルも実は竹で作られちゅうのです。


胡麻竹


これは窓の内側にはめ込むタイプですちや。厚みのある壁の内側部分は結構見られる所ですので、ここにはゴマ竹を使用してより高級感を出しちゅうがです。新しい今風のお家もエイですが、このような丸窓がしっくりくる昔ながらの日本家屋に、いつかは暮らしてみたいと憧れちゅう方も少なくないのではないですろうか。


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