隊列で飛ぶ竹節の鳥


簾の竹節部分


存在感のある竹簾には部屋に入るとすぐに気がついたのです。この竹は中国産との事でしたが、少しくすんだ色合いの竹肌には独得の模様が浮かび面白みのある竹なので、そのまま竹表皮を活かして加工されちょります


ただ、竹節の部分は表皮を削るため竹の身部分が白く見えています。実はこの均等に削られた白く見える節部分を利用して竹を少しづつズラしてジグザク模様に見えるように加工される簾も多いのです。竹節でイナズマ模様になった簾を思い出される方もいるのではないでしょうか?


しかし、この簾の模様は、ちっくと違うようです。何かを形どるかのように一定の模様が連続して作られていると思っていましたが、どうやら鳥が羽ばたく様子を表しているようですぞね。


竹簾


ずっと後ろに下がって確認してみたら、これは凄いですちや!まるで鳥の大群が大空を羽ばたいていっているようなのです。群れは隊列を組むかのように全て同じ方角に向かい真っ直ぐに飛んでいます、少し色づいた竹表皮を上手く活かした造形に感心しますぜよ。


また、この大型の竹簾を一枚でも十分なのに二枚も並べて掛けている事にも拍手ちや。横幅のスケール感が出て迫力満点と言うたらないのです、沢山の鳥の群れが次から次へと空を行く様子に仕事の合間にふと見上げた虎竹の里の空にV字になって行く渡り鳥が、一隊、また一隊と焼坂の山の向こうへ飛んで行く光景を思い起こすがです。













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