帰ってくるか?ちょいワル雪駄

ちょいワル雪駄


ちょいワル雪駄は惜しまれながらも製造する事ができなくなって早くも3年近くが経とうかという商品です。昔ながらの良品が、必要とされながらも無くなっていく理由は色々とあるかと思いますが、この雪駄の場合にはまず一足づつ手仕事で製作される職人さんの高齢化、特殊技術を要する雪駄なので、この技でないと出来ないという技がある事。


そして、もう一つ商品が製造できなくなる理由がそれぞれの部材の調達が困難になることです。ちょいワル雪駄で言うと底材は自動車のタイヤを再利用する形で製造してくれていた職人さんが同じく高齢化、そしてラジアルタイヤの普及等で昔は安価に流通していた雪駄底の加工業務が出来なくなり今までと同じ部材は手に入らなくなった事などがあります。


ちょいワル雪駄


ちょいワルの名前の通り、男性の方にジーンズなどに合わせてラフに履いて頂きたいので底材は大事です。代替品をアレコレと探していましたがタイヤ底のようなタフな耐久性、重さ、質感のものが無く、こんなに長い間製造できない状態が続いていたのです。


ところが、どうしても欲しい...お客様からのお問い合わせも、もちろんですが、やはり自分が履き続けていて何とか復刻させたいという思いがずっとありましたので、もう一度チャレンジしてみようと思いだしたのです。


そこで、再度製造元に当たり検討していくと時代の流れや世代交代など様々な壁に突き当たります。本当に復刻というのは時が経つほど大変になってくるものです、たとえ再度製造できるようになったとしてもそれほど製造数は望むことはできないのでコストを多くかける事もできません。


しかし、そうこうもがいているうちに「これなら」と言う素材にようやく出会う事ができました。本当に幸運な事でしたが、それでもまず試しに一足製造してみて自分が履き込んでからでないと納得できませんので今までずっと愛用している、ちょいワル雪駄との履き心地はどうか?はじめて足入れする時には少しドキドキです(笑)


感触は素晴らしいものでした、歩いた感じもイイ。後は、これから色々な路面で試し履きしてみる事、少し気になるポイントが一つだけあるので、そこが解決すれば本当に細々とですが製造が可能かも知れない、そんな光が見えた嬉しい朝です。


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