虎竹の里、伐採の季節と山の竹職人の山道


虎竹の伐採


虎竹の里では竹の伐採シーズン真っ盛りです、いつもは静かな竹林も竹を伐る音や運び出す機会のエンジンの音が谷間に響いています。一般の方は、ほとんど立ち入る事のない山道ですが道路の上の方の竹林を伐る場合には、竹が滑り落ちてくることへの注意書きが立てられていたりするのも、この地域だけの事ではないかと思います。


虎竹の里の山道


この竹林は細い山道を徒歩で登っていった先にありますが途中にツルハシと手箕が置かれていました。虎竹の里なら手箕は竹製では?と思われるかも知れませんが農作業用のすら全国的に見てもほとんど職人さんがおられなくなっています。


土や石を運ぶ用の作りの粗い竹細工は、自分の中学頃まででしょうか。野球部のグランド整備には竹製の箕を使っていましたが、今では作る職人さんはさすがにいません。自分は色々と好きで持っている竹籠コレクションの中に一つだけありましたが残念ながら虫が喰ってしまい今と手元にもありません。それくらい箕というのは無くなっていますのでプラスチック製のものを使われるのは仕方ないことなのです。


虎竹の里の山道


さて、このような山の竹職人さんとは少しかけ離れたように思える道具で何をしているかと言いますと、実は道作りでした。今年は竹を出す場所を少し違えたため、いつもの道の下にもうひとつ竹を出す山道を整備したと言います。ちょうど、この道の先には急カーブがあり長い虎竹は運びづらかったので運搬はスムーズになるかと思います。


出来あがった山道を見てもビックリしましすが、先日まで何もなかった斜面にこのような道ができるとは凄いです。完成までに2~3日かかったようですが、山出しの機械が通れるだけの道を造るとは、ちょっとやそっとの苦労ではありません。


ところが、虎竹の里から山頂に向かい細い血管のように何本も伸びる山道を登っていくと谷のくぼみに石を積み上げて道を通した場所などもあります。この道ひとつ思っても先人の血のにじむような努力の上に自分達は立たせてもらっているのが分かります。
















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