飾り竹炭を製造した理由について

飾り竹炭


銀色に輝く竹炭肌、驚くほど心地よい金属音、これが1000度の土窯で焼き上げられた最高級の飾り竹炭なのです。もちろん電気伝導率も高く精錬度計で測定しても針を一瞬で振り切るほど。ただし、ご覧いただいてもお分かりのように硬く焼き上げられてはいますが竹は空洞ですのでウバメガシを焼いた備長炭などのように丈夫ではありません。繊細なガラス細工のように取り扱わないと折れたり、割れたりしてしまいます。


また、備長炭の炭窯は高さがありますので長い炭を飾りにしているのを見た事もありますが、竹炭の窯は低いので最大の長さでも焼き上がりは、この70センチサイズとなります。


飾り竹炭


お陰様で沢山のお客様にご愛用いただいておりますが、このような商品を作ろうと思って出来たわけではありません。実は日本唯一の虎竹には全ての竹に不思議な虎模様が入っているわけではないのです。


そもそも虎模様の入るハッキリとした原因が解明されておらず神秘的な、まさにミラクルバンブーながですが、どうやら気温の変化はひとつの要因ではないかと思っています。昔から「霜が降りると虎模様が出る」と言われてきました。近年の温暖化で霜も雪も本当に少なくなると同時に虎模様の付き具合も芳しくないからです。


しかし、虎模様の付いていない竹も山では伐採せねばならず土場に運ばれてきます。自分の入社した頃でしたら、色つきの悪い竹はそれなりの活用法が沢山あって、様々な商品に製造していましたが安価な海外製品に取って変わられて今では活用方法がありません。


この大問題を解決すべく考えたのが「飾り竹炭」であり、これからの虎竹の里を考えていく上でも大事な商材のひとつとも思っています。最初は皆様に受け入れていただけるか心配でしたが、少しづつご愛用いただけているようで少し安堵もしちゅうのです。


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