2017年11月30日の投稿

2018年、新春に虎竹箸

虎竹箸


虎竹は自然の意匠のと言ってますが本当にひとつひとつ柄が違い、色の濃淡がありますので細いお箸に製造した時には特にその仕上がりには差異があるのです。


虎竹箸


年始には新しいお箸で始められる方がおられますが、それならやはり「松竹梅」とめでたい樹木の一つに数えられる竹がオススメです。竹はわずか3カ月で竹になるという言葉がりますように天を目指して真っ直ぐに素晴らしい成長力を見せます。


環境に優しいエコ素材としてご支持いただくのはもちろんですが、その覇気のあるパワーも竹の魅力となっています。竹には節があるためにしなやかで強く、その節のあり方は人の節目節目の大事さを教えてくれているようでもあります。


虎竹箸


そもそも「箸」の文字は竹冠ですので、箸は身近で馴染みの深い竹が多用されてきたのだと思いますが、日本唯一の虎竹はもっと特別なものなのです。自然に生み出される虎斑模様です、虎は千里行って千里帰ると昔から言われ勢いの盛んなたえとなのです。


一年のスタートを切る新春に使うお箸として虎竹箸ほどふさわしいものが他にありますろうか?


さらに、虎が千里を帰るのは子供の事を思ってだそうですので家族を大事にする親の愛情の深さを知ることができます。おっとますます来年こそ虎竹箸でスタートしたくなられたのではないかと思います。


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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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