竹トラッカー、第2回 オルタナ「グリーン・オーシャン大賞」優秀賞受賞

第2回 オルタナ「グリーン・オーシャン大賞」優秀賞受賞


日本唯一の虎竹で製作した電気自動車竹トラッカーが第2回 オルタナ「グリーン・オーシャン大賞」を受賞させていただきました。この賞は主催が株式会社オルタナ、後援に環境省などが参加していて今回は52社/団体の応募があったそうで、そのうち上位10社/団体と優秀賞18社/団体が決定したものです。


「SDGs」とは今回の大賞まで全く知りませんでしたがエス・ディー・ジーズと読みます。「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、これには2015年9月の国連サミットで採択された17の目標があります。「グリーン・オーシャン大賞」は、このSDGsが規定する社会課題を起点にしたビジネス創出の優秀事例を表彰するものなのです。


竹トラッカー、オルタナ「グリーン・オーシャン大賞」優秀賞受賞


少し難しいですし国連サミットで193カ国が採択と聞きますと、田舎の小さな竹屋である自分達とは尚更関係のない事のようにも感じてしまいますが、高尚な事は多少理解できてなくとも竹のある暮らしとは、昔から続いてきた里山との共存の見本のようなものです。継続利用可能な唯一の天然資源である竹を活用する試みは理念も方向性も合致していると確信していました。


虎竹山だし


高知県須崎市安和のわずか1.5キロしかない谷間にある「虎竹の里」でしか成育しない不思議な虎斑竹、かっては年貢の代わりとして土佐藩山内家に献上されていた歴史ある竹。細々とながらも続いてきた山岸竹材店との100年、地域の皆との歩みが日本の名だたる企業の中にあって認められたのです。


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