焼坂トンネルを抜ければ、そこは虎竹の里



虎竹の里は今でこそ高速道路が通り、国道56号線、旧道もあって須崎市街地に行くのにも、土佐の一本釣りの舞台ともなった漁師町に行くのにも便利になっていますが、かっては交通の難所と言われて来たところです。


東に行くにも、西に行くにも細く曲がりくねった山道が続き本当に大変だったと思います。だから、竹虎がはじめてこの不思議な竹と出会ったのは100年前の事ですが当時の交通の要はやはり海だったのです。しかし、この交通不便のため日本唯一の虎竹は藩政時代を経て明治、大正と時代が下っても大切に守られる事になったとも言いますから何が幸いするか分かりません。


新しい国道の工事が始まり、虎竹の古里、焼坂の山にトンネルが抜けたのは自分が小学校の時でした。さすがお遍路さん泣かせの難所だけあり、完成した時には確か四国一長いトンネルだったと記憶しています。さて、この長いトンネルを自分は走っています。まだまだ先は見えません。


長いトンネルとは、何の事か言いますと来月の世界竹会議メキシコでの基調講演のお話しです。英語のでの45分間のスピーチは、「難しいやろうにゃあ...」とは思っていましたが本当に無理くらい大変です。そもそも英語は海外の方とお話しせねばならないシーンでも「ウッフ~ン」「アッハ~ン」だけでやり過ごしてきた男です。


暗く長い向こうに出口の光が見えてきました。トンネルを抜ければ、そこは虎竹の里です。おおっ!帰ってきたぜよ!


しかし英語の方は、いよいよ来月13日には出発するというのに、まだまだ、これからなのです。














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