竹虎インターンシップ2019募集

竹虎インターンシップ2018


2019年夏、竹虎インターンシップを募集しています。若い人に見向きもされない典型的な「3K」と思われている竹の仕事に興味を持ってくれる大学生などいるのだろうか?大きな疑問を持ちながら受け入れ企業として参加したのが2001年の事でした。


手探りで始めたインターンシップが思いがけない社内での効果がある事や、ありのままの自分達そのままを見て体感してもえば良い事に気づいて、数年間できなかった年もあったものの結局あれからずっと続いているのが不思議です。


日本唯一の虎竹


自分達では当たり前と思っている竹や技術は価値を低く感じがちでした、ところがインターンシップの学生さんと接することによって意識が変わった部分があります。


玉入れ籠


昨日の青竹踏みの大切さを教えてくれたのも学生の皆さんでした。地元の大学は高知出身の方より実は県外からの方が多いのですが、青竹踏みを知らない学生ばかりで唖然とした事があります。誰が見てもすぐに竹と分かって、しかも手軽で毎日使えて健康に良いという竹製品は青竹踏みくらいのものです。青竹踏みを一つでも多く全国のご家庭にお届けして、竹を知る入り口にしてもらおうと決めたのはインターンシップのお陰です。


そして、それが全国の小中高校の運動会で使われなくなっている玉入れ籠に繋がりました。一時は全く製造していなかった玉入れ籠も見直す契機となって子供の頃に竹に触れ合ってくれればと思い、今では通年編んでいただく職人さんがいるのです。


竹虎インターンシップ


毎年、2週間の日程のうち半分が本社、半分はEC事業部での研修としています。学生の方々からすると、せっかくの夏休みを利用しての参加です、暑い中大変な思いもされていますのでもっと楽しくやりがいのあるインターンシップにしたいと今年から少し内容を充実させたものに変える予定です。


竹の仕事など全く未知の世界でしょうし、このインターンシップの機会を逃せば一生虎竹の里の竹林に来られるチャンスもないのかも知れません。一度しかない2回生の夏、3回生の夏を実り多い収穫の秋につなげてください。




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