もうひとつの創業125周年記念製作


竹虎四代目、網代アタッシュケース


今年になって出来上がった竹網代アタッシュケースは、やはり渋い。ずっと近くに置いて毎日、毎日、何度も見ているが格好いい。これを独り占めしていいのか?という気持ちになってきたので特別に製作してみることにした。実はこのケース本体は、かっての築地などでプロの料理人達に愛用されていた市場籠と同じスズ竹で編まれている。


網代編み


色合いが全く異なるので気づく人もいないのだが冷寒地の雪で気候で鍛えられた竹は粘りや堅牢さが違う。男の持つバッグには最適の素材を2年間じっくり時間をかけて色艶を出したのが自分が手にしているアタッシュなのだ。


これを特別にもう一つ、今年の竹虎創業記念製作として取り組んでみることにした。さすがに材料作りに2年もの時間はかけられないので染めにしたがこの通りの素晴らしい出来映え、これは今から完成が楽しみで仕方ない。少し高額になるものの10月6日の設立記念日をメドにお披露目できそうだ。


虎竹網代編み


竹アタッシュは網代編みという昔ながらのオーソドックスな竹編みをしているが虎竹を同じように網代編みした長財布も製作中だ。現在の虎竹長財布は無茶苦茶気に入って肌身離さず愛用している、紙幣がもう少し入ればと言う方もいるが来年のオリンピックに向けてキャッシュレス化がますます進んでいく。


海外に行くとカードやスマホさえあれば支払いに困ることはなくなっているが、日本もおそらく近い将来は同じになる。スマホどころか手の甲に埋め込んだチップで全てを管理する時代、財布の役割も大きく変わるかも知れない。とは言え、カードや明細など細々したものを一つにまとめて持ちたいとも思っているので今度の日本唯一の虎竹網代長財布は収納力にこだわった。


虎竹網代編み、腰掛張り


同じ虎竹編みでもコチラは椅子の座面に貼るためのもの。ヒゴ幅で表情やニュアンスはガラリと変わる。本当に面白い。













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