スマホ首・ストレートネック改善の竹首枕の作り方

スマホ首に竹首枕


田舎と違って公共交通機関の発達している都会では電車やバスに乗る機会も多いせいか乗車中や待ち時間にスマートフォンをのぞき込む方を多くみかけます。乗り込んだ車両のほとんどの方がスマホ片手に指を動かしたり、イヤホンで何か音楽を聴いたりしているのは普通の事ですが、先日は信号で停車した隣の車がドライバー以外は皆がうつ向いてスマホをいじっていたのには少し違和感を覚えました。


まあ、それくらい当たり前に皆様が使っているという事ですけれど、それに伴ってスマホ首とかストレートネック、あるいはクレーンネックなどと呼ばれる症状が増えてきているようです。本来自然な曲りのある首のカーブが真っ直ぐになってしまい肩こりや頭痛の原因になるといいます、そこで竹の曲りを活用した竹首枕の登場です!この使い方はYouTube動画にしていますので、ご関心のある方はご覧ください。




竹首まくら炭化釜


竹首枕に使う竹は日本最大級の孟宗竹という種類の竹で直径が太く、身の厚いのが特徴です。天然の竹はそれぞれ大きさや性質も違いますので熟練の職人が厳選したものを炭化釜に入れ140度の高温で約30分間熱処理ましす。竹内部の空気が膨張して割れないように節には穴を開けています。


竹首まくら炭化加工


釜から出したばかりの竹材から湯気が立ち上ります、こうやって蒸し焼き状態にして余分な油分を取り除き防虫、防カビ効果の高い竹材にしているのです。


ストレートネック竹炭首枕材料の孟宗竹


竹首まくら素材


炭化した孟宗竹の素材から表皮を削り塗装と磨きを3回も繰り返して竹首枕は仕上げられます。


竹首まくら塗装


昔から頭寒足熱とは頭部を冷やして足を温めることが健康の基本と良く耳にしていました。竹のヒンヤリした心地よい感触は枕にも最適なのです。




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