海と竹とプラスチック

女竹


を伐採する職人が減って良質の竹材が少なくなりつつありますが、それでも盛んに竹を伐って流通させているのが漁業用の竹材です。大型トラックに太い孟宗竹を積み込んでいる様子を何度か拝見したことがあって、どこに行くのかと言うと広島や遠くは東北の方まで運ばれて牡蠣の養殖筏に使われるとの事でした。

 
メンチクの葉


そんな話を思い出したのは沢山の女竹の葉を訪れた竹屋さんで見かけたからです。このだけの量の葉を落とすとは、かなりの本数の女竹だと思って聞くと、何と有明海で赤貝養殖に使われているそうなのです。


女竹


女竹のウラ(先端)の方は枝分かれしていて海中を浮遊する赤貝の幼生を付着させるのに良いのです。先の牡蠣筏にしろ、赤貝にしろ広い海で使うので大量の竹材が必要で、現在でもそれだけの伐採を続ける伐り子はいるようで心強いと感じました。考えれば海も穏やかな日ばかりではありません、漁場で使っていた竹が流される事もあるではないかと思います。しかし、竹ならどこに流れついても腐って無くなりますので最近よく耳にする海洋プラスチックのような心配もありません。自然の中では自然素材ほどよいものはないのです。


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