拭き漆仕上げにした杉弁当箱

 
拭き漆仕上げ杉弁当箱


拭き漆仕上げ杉弁当箱が新しく完成しました。木工所で土佐杉を使った生地の弁当箱を見た時に、漆仕上げにして耐久性や使い勝手が良くなった曲げびつ丸弁当を思い出し一度どんなふうになるのか試してみると、なかなか良いのです。


杉弁当漆仕上げ、竹虎四代目(山岸義浩)


本体と杉材蓋の間にはシリコン蓋があって付属のゴムバンドを使うと自然素材でありながら機能的にお使いいただける所が良い点です。


国産杉弁当箱


拭き漆杉弁当箱


杉材そのままでもナチュラルで温もりを感じる弁当箱なのですけれど漆仕上げにすると全く違う高級感が出てきます。これは以前にお客様のリクエストで拭き漆にした無双籠をご覧いただいても同じような感想かと思います。


無双籠八郎名人


漆無双籠


漆器の事を外国では「JAPAN」と呼ばれるそうです。高温多湿の日本で長い歴史があり何と縄文時代か使われ続けてきた漆を湿気対策として白竹で編み込まれた竹籠を仕上げたのです。この光沢!少しくらいの水気など全く問題なしです。




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