超特大わらいずみ

わらいずみ(飯つぐら)、竹虎四代目(山岸義浩)


先日の30年ブログでは超特大の国産熊手を製作したお話しをさせてもらったけれど、本日は超特大のわらいずみだ。わらいずみ、と申し上げてもご存知ない方も多いかと思う、現在ではお鮨屋さんで見かける事があるくらいのレアな生活道具となっているからだ。ところが、保温ジャーなどが出来る前は、炊いたご飯を冷まさないように藁で編み込んだこのような蓋付き容器に入れていたのだ。


わらいずみ(飯つぐら)


飯櫃入れとか、飯つぐらとも呼ばれていて、ご飯を少しでも温かく美味しく食べようとした先人の知恵を思ってしまう。しかし、このサイズはどうだろうか?かなり大きなお櫃が入れられそうだけれど、ここまで大きなわらいずみは、さすがに初めてだ(笑)。




どんな風に編まれていくのか関心のあられる方は、職人の手仕事を動画にしているのでご覧ください。


猫ちぐら


最近寒くなってきたので、ご自宅のペットが猫ちゃんハウスを良く使っているという方もおられるかも知れない。色々な素材の物がるようだが、元々猫ちぐらと言って藁で編まれたものが古くから日本にはあった。これなど、わらいずみと同じ技法で作られている。


わらいずみ(飯櫃入れ)


直径が大きな特別サイズだけに持ち手の藁縄も長めにして取り付けてもらった。


わらいずみ編み込み


しっかりした編み込みは、超特大サイズでも変わる事がない、良く見ると藁の色合いが、まだ青く残っているものがある。


わらいずみ(飯櫃入れ)


竹はイネ科なので、実はわらいずみは親戚のようなものだ(笑)。竹の青さが落ち着いた色合いに経年変色するように、わらいずみの微かな青さも時間と共に薄らいでいく。



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