2024年4月 5日の投稿

スズ竹市場籠の三色変化

スズ竹市場籠の経年変色


昨日に続いて竹手提げ籠の話題をお話ししたいと思う。
さて、問題です(笑)こうして3つの竹手提げ籠が並んでいますが、スズ竹で編まれたものはどれでしょうか?


チッチッチッチッチッ......チンッ!


そう、ご名答!すべて同じスズ竹で編まれた市場籠です。


スズ竹市場籠の経年変色


それでは2問目(笑)、同じスズ竹で編まれたものなのに色が違うのはなぜ?


チッチッチッチッチッ......チンッ!


またまた正解!時間の経過と共に自然と色合いが変化していくのです。


スズ竹市場籠の経年変色


最後の3問目(笑)、それでは一番古い籠はどれでしょうか?


チッチッチッチッチッ......チンッ!


大当たり!一番上に積まれている飴色になった渋い色合いの市場籠です。


今回の問題は、この30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」をご購読いただいている皆様にとったら簡単な問題だったかも。けれど、このように青々とした若い色合いの竹籠が、時を経てこんなになるのだから、まさに自分で籠を育てると言う感覚がピッタリだ。





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竹虎四代目

竹虎四代目
YOSHIHIRO YAMAGISHI

創業明治27年の老舗竹虎の四代目。100年守り続けた日本唯一の竹林を次の100年に繋ぐ。

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