
ゆで卵をつくるための竹籠
高知は朝のモーニングセットが充実している事で知られています。お店によっては本当に驚くほどボリューム満点なセットがあって人気のようですが、ボクはどちらかと言えばシンプルなトーストとゆで卵だけが好みです。バターたっぷりの厚切りパンも大好きなのですし、何と言っても熱々のゆで卵が大好物なのです。けれど、そんなボクが、実は最近までゆで卵籠という道具を知りませんでした。皆様はご存じだったでしょうか?あまり台所に立つことがないからかなあ、と反省もするのですけれど、わざわざ卵をゆでるためだけの専用の籠が必要あるのだうか?最初はボクのように不思議に思う方のほうがきっと多いはずです。けれど、この一見ニッチに見える竹籠には、一度使うともう手放せなくなるほどの、昔ながらの素晴らしい生活の知恵がギュッと詰まっているのです。

朝のプチストレス解消
毎日の朝食づくりの中で、沸騰したお湯に卵をそっと入れようとして、ゴツンと鍋底にぶつかって殻が割れてしまい、白身がモコモコと飛び出してしまった経験が一度や二度はあるかと思います。お玉を使って細心の注意を払っても、一度にたくさんの卵を茹でるときには時間差ができてしまい、最初の卵は固ゆでなのに最後の卵は半熟、なんていう茹で加減のムラがあることもあります。そんな朝のちょっとした失敗やプチストレスを、この小さな竹籠が驚くほど見事に解決してくれます。

使い方簡単
使い方はいたって簡単で、ビックリするほど合理的です。まず生卵をこの籠の中にやさしく並べ、持ち手をそっと持って、沸騰したお湯の中に籠ごと沈めるだけ。これだけで、卵同士や鍋底が激しくぶつかり合うのを防ぎ、大切な卵を優しく守ってくれます。そして何より感動するのが、茹で上がりの瞬間です。お好みの時間になったら、持ち手をすっと持ち上げるだけで、すべての卵を一瞬で、同時に鍋から引き上げることができます。

茹で卵の便利グッズ
これによって、3個茹でても4個茹でても、すべての卵をまったく同じ完璧な固さに仕上げることができるのです。さらに、引き上げた籠のまま、用意しておいた冷水のボウルへドボンと浸ければ、一気に冷やされて殻剥きまで劇的にスムーズになります。お湯を切るためにお玉で1個ずつすくい上げる手間も、火傷の心配も一切ありません。

見せる調理器具
これほど便利な調理器具でありながら、茹で上がった後はそのまま食卓へポンと出せるのが、日本唯一の虎竹で編まれた籠ならではの贅沢なところです。わざわざ別のお皿に移し替える必要もなく、お湯を切ったらそのままテーブルへ。独特の美しい渋みを持つ虎竹の網目と、卵のふっくらとした質感が並ぶだけで、いつもの見慣れた朝食のひとときが、まるで上質な旅館の朝ごはんか、洗練された和風なモダンカフェのような特別な空間へと様変わりします。

毎朝の定番
知らなかった道具から、毎朝の定番になりそうな虎竹ゆで卵籠。水切れが良く、熱がこもらないという竹の特性を活かしたこの籠は、道具としての機能美と、食卓を彩る主役としての美しさを合わせ持っています。お湯の中で竹が躍り、引き上げるだけで完璧なゆで卵ができあがる小気味よさを、ぜひ多くの方に体験していただきたいなと思います。

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