虎竹バックニューヨーカーINパリ 2018

2018年3月 1日

竹虎四代目(YOSHIHIRO YAMAGISHI)、山岸義浩、虎竹バック


今年もパリのプリミエールクラスに参加させていただいちょります。60数年前のデザインに驚いて、どうしても日本唯一の虎竹で復刻したくなり多くの方のお力添えで形になった虎竹バッグです。


虎竹バッグニューヨーカー


マグネット式留め具


虎竹バッグニューヨーカー


虎竹のライン


虎竹バッグニューヨーカー


虎竹の葉で染めた留め紐


虎竹バッグニューヨーカー


フォルム


虎竹バッグニューヨーカー


虎竹染めのインナーバック


虎竹バッグニューヨーカー


竹虎のロゴマーク


虎竹バッグニューヨーカー


アウターバックまで


虎竹バッグニューヨーカー


実に色々と言いたい事はあるのですが自分が初めて感激したあの機能性。竹製の壁掛けが立体的なバックになる、華麗な竹の大変身を知ってもらえたらいいとだけ思っています。
















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スマホ首、ストレートネック、クレーンネックをご存じですか?

2018年1月16日

スマホ首、ストレートネック、クレーンネックの竹首枕


昔はなかったけれども生活様式や暮らし方の変化によって生まれた現代病と呼ばれる病があります。たとえば足の親指が小指の方に極端に曲がっていく外反母趾は女性がハイヒールなどを履くよになってできた足の病気であり、その昔の鼻緒の生活の時にはなかったそうです。そこで竹皮草履など室内でも鼻緒の履物が見直されて外反母趾の予防に使われたりしていますので竹が現代病に役立つことは他にもありそうです。


スマホ首、ストレートネック、クレーンネックの竹首枕


今、若い学生さんなどを中心に言われてるのがスマホ首、あるいはストレートネック、クレーンネックなどとも呼ばれる症状をご存知でしょうか?首や肩の傷み、頭痛、めまいなど様々ですが新国民病と言う方もおられるほど多くの方がこの傾向にあるのはパソコンの普及、そして一日中使っているスマホにあるようです。


スマホ首、ストレートネック、クレーンネックの竹首枕g


そんなスマホ首対策に極太孟宗竹を半割にした竹首枕が活躍します。実はこの半割枕の歴史は古くて、ずっと昔から竹の放熱性や肌さわりの良さを活かした竹枕がありました。新しい病が出てくるのは喜ばしい事ではありませんが、この時代になってようやく人が竹枕に追いついてきたのかも知れません。


スマホ首、ストレートネック、クレーンネックの竹首枕


両サイドに入れた切れ込み、竹首枕のデザインはそのまま昔の製品を踏襲した形にしています。


スマホ首、ストレートネック、クレーンネックの竹首枕


素材の孟宗竹は安定させてるために加工する前に高温で蒸し焼き状にして油抜きした状態にしています。ここだけ見ると竹の太さは均一で丸く、身もしっかりと厚みがあるものと勘違いされそうですが、この積み上げられている何十倍もある沢山の素材の中から厳選して、竹枕に適した使用できる竹材料のみ炭化しています。













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渡辺竹清先生の煤竹ペーパーウェイト

2018年1月10日

渡辺竹清先生、竹虎四代目(山岸義浩)


先月は久しぶりに父母と揃って渡辺竹清先生のご自宅兼工房にお伺いさせてもらっていました。先生はお仕事はすでに引退されて悠々自適の生活をされていますが、祖父の代からこうしてお付き合いさせて頂けるのも先代からのお陰です。


渡辺竹清先生パーティーバック


先生の作品に多用されているのは100年、200年前の煤竹。そんな時代を経た竹を後世に伝えるために作品にされていると言われていましたが、このような美しい作品となり命を宿した竹はずっと遺っていくのだと思います。


渡辺竹清作、煤竹ペーパーウェイト


緻密な網代編みと対照的な乱れ編みの作品も創作されていましたが、そんな中のひとつで珍しいペーパーウェイトをいただきました。振ると音がするのは重しのための小石が入れられているため、竹鈴は音で邪気を祓うとされていますけれど、使うたび心地のよい音のする先生の作品も年の初めから良い事の起こる福音のように聞こえて仕方ありません。













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続・虎竹名刺入れリニューアル

2017年9月21日

虎竹名刺入れ


ずっと愛用していて、どこに行くにも常に一緒の虎竹名刺入れかあります。「日本唯一の虎竹ぜよ!」と言ってもどのようなものか誰も知らないのですが、こうして名刺入れとして持っていれば虎竹とはどのようなものなのか知って頂く事ができるので本当に重宝しちゅうのです。虎竹名刺入れをポケットから取り出して説明させていただきますと多くの方が「少し、触らせ下さい。」と言うてくれるので少し嬉しくなってきます。


自然素材は使っている内に経年変色があったりして、風合いが増してくるものですが竹の場合も同じく新品よりも何倍も価値があるように思えて来るのです。ちょうど若い頃、履いていたリーバイスのジーンズを思い出しました。501が好きでずっと履き込んでいましたが、デットストックで手にいれたモノなどは毎日履き込んんでいきます。洗濯も出来るだけせずに色落ちを楽しむのですが、数年経つと自分だけの一本となり何とも愛着がわいてきたのを覚えています。


虎竹名刺入れ


名前を刻印した深い愛着のある虎竹名刺入れですが、実は只今リニューアルを考えて試行錯誤している最中なのです。改善したい箇所は大きく二つあって、ひとつは名刺の収納枚数です。積極的に動いて沢山の方にお会いする仕事の方ににも使っていただきたいと思うと今の収納力は少し足りないと感じています。自分も何かの集まりに参加させてもらった時など、もう少し名刺を持っていたいと思う事もあるのです。試作した立体的なデザインは申し分ありません、これが完成したらと思うと、本当に楽しみです。


そして、もう一点が革の素材と色です。革も自然素材ですので実は同じ型番でも微妙に違っていたり、無くなってしまったりと色々ありますので現在の革は自分がその都度、東京の革業者さんに出向き一枚づつ目で確認して頂いてくるのです。せっかく世界に誇れる虎竹の名刺入れであれば、革の部分についてもその道のプロの方に革の確保、選別から製造までお願いして更にレベルを磨きたいと考えています。


虎竹名刺入れのユーザーは現在、ほとんどが男性の方ばかりです。これをオシャレな女性の方にも手に取っていただけ事を目標にしています。まだまだ時間はかかりそうですが、いずれ納得のいく虎竹名刺入れの進化形をお見せいたします。













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旅の疲れを癒す青竹踏み携帯用

2017年8月28日

青竹踏み携帯用


良く言われる事でもありますが、田舎で暮らす自分達より都会の方が健康的な生活をされていると思うことがあります。一人に一台の自家用車のある田舎では、ほんの近くのコンビニ行くのにも車に乗っていくことに慣れてしまっているので歩くことが少ないのです。歩く事は一番簡単にできる健康の基本ですが自分なども、打ち合わせやデスクワークが多い日などは一日に数千歩も動いていません。


ところが都会に出張に行きますと車には殆ど乗る事はなく、電車の中では立ちっぱなし、駅の階段の登り下りの連続です。高知では絶対に歩かないような距離を重たい荷物を持って歩くので歩数は日頃の3倍から4倍くらいになる事もあります。通勤だけでも毎日こんな生活をされている都会の皆様は、車生活の自分達より絶対に体力もあると思っているのです。


さて、自宅や会社には青竹踏みを常備していて毎日愛用しちょりますが、出張に来てパンパンにはれた足の疲れを癒すためにこそ活用せねばなりません。そこで、孟宗竹に比べて細身の真竹を使い、しかも半割ではなく6対4の比率に割って足裏のツボにワンポイントに効くように工夫した携帯用青竹踏みの出番です。


幅自体も小さく持ち運びには最適ですが、更に携帯しやすいようにハーフサイズに切っています。自然素材なのでバラつきはありますが、重さも約150グラムと軽量で今は巾着袋まで付けています。初めて方には、通常サイズのように両足のせるのバランスをとるのが難しいと思いますので片足づつでご使用ください。働くお父さんを、そっと足元で支えたい小さな巨人と言いたい一品ぞね。













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パリの展示会Premiere Classeへ、虎竹バック「TAKETORA」

2017年2月28日

虎竹バック「TAKETORA」


これが60年前のデザインとはとても思えないモダンでシンプルな竹バックニューヨーカー。昨日のブログでネーミングの由来が数奇な運命とお話ししましたが今回のパリPremiere Classe(プリミエールクラス)の展示会では「ニューヨーカー」の名前を封印する事にしました。せっかくメイドインジャパンで日本の虎竹を見てもらいたいと思っていく展示会で短時間で自分達の思いを伝えようとすると名前ひとつで随分とイメージが違うという今回の通訳の方のアドバイスです。


そこで新しいネーミングを考える事になったのですが「TAKETORA」しか思い浮かびません。日本唯一の虎竹をフランスやヨーロッパ、もしかしたらアメリカやアジアの方々も来られるかも知れない世界的な展示会で名前を呼ぶとしたらこれしかないのです。


虎竹バック「TAKETORA」


当初荷物は昨年のニューヨークの展示会ように運送会社にお願いしようと考えていました。ところが、今回見積もりをとったらビックリするほど高額で、しかも日時や時間指定が確実でないかも知れないと言います。当日に虎竹バックがないと話になりませんのでフランスまでスーツケースで運ぶ事にしました。


虎竹バックのように、かさばるものはさぞ大変かと思われそうですが、元となった竹バックは当初より、日本から欧米への輸出を念頭に考案されていた竹製品でした。開発者の小菅小竹堂さんは竹工芸作家として活躍されていましたが、このようなにコンパクトに運べる機能性を持たせながら、いざ女性が持って使うとなったら瞬時に竹バックに変身するという超一流のデザイナーでもあられたのです。


それにしても、スーツケースに入った姿も美しい、まっこと(本当に)しばし見とれてしまうのです。













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虎竹バックニューヨーカー、いよいよ完成に近づきました

2016年11月 1日

虎竹バックニューヨーカー


虎竹バックニューヨーカーの製作が静かに進行しています。リニューアルする今回のバックには虎竹の葉を染料とした虎竹染めを使う事にしているのです、インナーバック、そしてバック本体の収納にも使える大きめの持ち手付きのエコバックは優しい色合いの虎竹染め生地で製作しています。


更に、虎竹フレームを繋ぐ紐を以前の焦げ茶色のものから虎竹染めに変更しました。ニューヨーカーの構造の要になる部分ですので、春頃から試作して強度を試していた紐を虎竹染めにしたものです。虎竹がバック本体の虎模様だけでなく、染料として色合いとしても活用される事になり一層愛着のわく逸品になりそうです。


虎竹バックニューヨーカー


マグネット式の口を開けてみますと、淡い虎竹染めのインナーバックが設えられています。このインナーバック自体が口部分をマグネットで留められるようになっていて、ニューヨーカーから取り外しても単体でお使いいただけます。


虎竹バックニューヨーカー


今回のバックには竹虎ロゴマークを何カ所か入れるようにしていて、ひとつがインナーバック、エコバックには大きなマークを印刷予定です、そして本体金具には竹虎ロゴーマークを刻印しました。全ての出来あがりを一番楽しみにしているのは、やはり自分自身なのです。













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託された竹根茶碗

2015年6月24日

  竹根茶碗


もう随分と前に祖父が職人さんから頂いて来た竹根細工があったのです。竹根というのは文字通り竹の根の部分であり、土の中に埋もれちゅうところを活用しますので、竹の稈以上に、一つ一つの個性があり大きさも違えば形も違いますし、細かい竹根の出方など全く別モノというほど違うのです。竹根職人さんは、そんな違いこそ楽しむかのように、それぞれの大きさや形を活かした風合いの作品に仕上げられちょりました。実はその中で、ちょうどご飯茶碗として使い勝手の良さそうなものがあり、ひとつ頂いて自分用として長い間愛用させてもらいゆうがですぞね。


竹茶碗と竹虎四代目


しばらく竹根細工の職人さんは不在の時が続き、いよいよ竹根の作品もなくなってしまいそうな、ある日、たまたま偶然が重なってひとりの職人さんとご縁ができ、竹根茶碗を再び店頭に並べられるようになったがです。今までの職人さんの作風が軽やかで都会的でもあり、垢抜けたセンスを感じるとするならば、今度の職人さんの作り出す茶碗には、そのような洗練されたものは無い代わりに手に馴染む温もりがあります。ふたつとして同じような形も色もない竹根茶碗を眺めるとき、きっと職人さんも同じように見ていたのではないろうか?そう思えて仕方がないのです。


竹根茶碗


「病気になった、もう作品は作る事ができない。」


最初、職人さんから言われた時にはショックで声がでなかったほどぜよ。あんなに元気に工房で竹と向き合われていた方なのに...。けんど、次の言葉にハッと自分を取り戻したがです。


「手元に残る作品を竹虎に託したい。」


この言葉には感激して熱くなりましたぞね。自分が遺していく作品たちを託していただける事が光栄で、また、職人さんの思いを受け継いでいかねばならない責任を感じ、自分がずっと愛用してきた竹根細工の良さを皆様にお伝えしながら、作品がある限りご紹介していくつもりながです。


竹根器


けんど、それぞれ違いがあって、それぞれが素晴らしいちや。形や色合い、大きさだけでなくて重さや手触りなども違う、そんな竹根茶碗を見ていたら時を忘れてしまいそうぜよ。


竹器


竹根茶碗の特徴は何というたち、その細かい根っ子の模様ですぞね。大きな木材から、くり抜いた器であれば、このような模様や、形は生まれることはないのですが、自然そのままの竹根をできるだけ活かし、模様や形まで、個性を伸ばしきって創作しちゅうところに、この竹根茶碗の魅力があると思うちゅうがです。













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和傘の思い出

2015年4月10日

和傘


和傘と番傘は呼び名は違いますけんど、ほとんど同じものですぞね。竹と和紙を使うて作られた日本伝統の傘ですが、少し持ち手の竹も太く、骨太で無骨な感じがするのが番傘、女性向きの少し繊細な傘を和傘というように自分は呼びよります。実際に和傘を使うた事のある方ならご存じのように、この傘は決して機能的には出来ちょりません。


そもそも、まず重たい、そしてかさばります。例えば洋傘のように折り畳んで鞄の中に入れられたり、細くスマートに巻けたりできません。なので出張などには絶対に持って行けませんし、お出かけの際にも荷物になって邪魔になってしまうので、本当に使える機会というのは年に何度かあれば良いほうですぞね。


けんど、自分は20代の頃、母から譲られた番傘をずっと愛用しよりました。高知は車社会で、何処に行くにも車なので、あまり荷物に感じていなかった事と誰も持っていない特別感、何より雨の日も良いものだなあと心から思えるような豊かな気持ちになれたのです。もちろん、働き出した竹虎が元々は和傘の骨竹を扱う事から創業した、そんな思いも、ちっくとあったがですぞね。使った後には雨でぬれた傘を、いちいち土間に干さねばならない、手間のかかる所も可愛いと思いよったがです。


和傘


手入れの行き届いた竹林は和傘を差して歩けるほど、竹と竹の間隔をゆっくり開けて竹を育てゆうがぜよ。和傘には竹が欠かせないというだけではなく、竹虎との深い縁も感じてボロボロに穴があくまで使うたがです。洋傘の穴の開いたものなど見られないと思いますが、和傘の少し古くなった感じは返って渋いと何人もの方に言われたにゃあ。懐かしい思い出ではありますぞね。


番傘の柄を黒竹にした特製傘を製作いただいて、再び雨の日を心待ちにする日がやってきたがです。この傘は竹骨の一部分に朱赤で色が付けられちょります。閉じている時には赤いラインのように見える傘が、開くと赤いラインが消えて白い蛇の目模様が表れる色使い、優雅という言葉は自分にはあまり似合いませんが、ちっくとゆとりを持って雨の日を楽しむのもエイものですぞね。













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渡辺竹清先生、本煤竹の大迫力

2014年12月30日

渡辺竹清先生煤竹パーティーバック


今年も渡辺竹清先生のパーティーバックを手にする元日が近づいてきましたぜよ。パーティーバックと言うても、自分が使わせて頂くのは少し格が違うぞね。先生がニューヨークにある有名宝石店T社のお仕事をされている時に、デザイナーの方とのやり取りで何点か試作した作品の中の一つ、祖父が先生より譲られてから、ずっと仕上げられる事なく置かれてあったものを、金細工の作家の方に特別にお願いして金具を製作いただき、改めて渡辺先生が美しい籐巻きをして仕上げて下さった思いのこもった逸品です。


さて、先日は先生の工房に久しぶりに遊びに行ったがです。11月のニューヨーク訪問の際に見た宝石店T社の報告をさせてもらいますと、立ち上がられて棚を開けて取り出して頂いただいたのが、最高の煤竹を使い創作された大迫力の二点やったがです。


煤竹網代パーティーバック


漆を厚く塗り重ねたり、金粉などの装飾をする竹編みは、それは、それで美的価値やファッション性の多様化もあるかと思うので、自分は全く否定する事もありませんけんど、この長い風雪に越えてきた煤竹の迫力を目の当たりにしたら、これ以上足したり、引いたりする事は何一つ無いと思ってしまうがぜよ。


渡辺竹清作煤竹パーティーバック


やはり本物はシンプル、そのまま、あるがままではないですろうか。渡辺先生は100年もの長きにわたり人様のお役に立ってきた煤竹に、ご自身の作品を通して新しい次の100年の命を吹き込みたい、作品にして誰かに手にして頂くことにより竹は生まれ変わる、そう話されちょった事があるがですが、まさに、この堂々とした長い年月超えてきた煤竹の色艶は、巨匠と呼ばれる最高の技により蘇っちょります。これからの長い長い命を、このままで繋いでいくがですろう。













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