美しい竹踏み(炭化竹)への、こだわり

2014年6月30日

炭化竹


先週は強力青竹踏み踏王(ふみお)くんのお話をさせていただきました。今日は引き続いて炭化竹を使うた竹踏みの事をお話させてもらいたいがです。炭化竹と言うのは炭化窯という専用の窯で、高温と圧力で蒸し焼き状にする加工方法のことながです。炭化加工すると一種焼きを入れる訳ですきに、青竹本来の清々しい色合いがなくなり、濃い茶色に変色します。これは、これでなかなか渋い風合いで自分は好きながですが、何もこれは色合いの問題で炭化加工するという事ではもちろん無いがです。


青竹踏みは自然の竹をそのまま加工して使います。山から伐りだし自然乾燥、そして機械を使うた乾燥もさせますが、やはり梅雨時など湿気の多い季節にはカビが生える事もあります。また、薬剤処理などしちょりませんので竹を食う虫の問題も発生します。


炭化竹磨き加工


そこで炭化加工なのです、この加工をしますとカビは生えにくくなりますし、防虫効果もかなり高まります。しかも、炭化加工は熱処理であり薬剤を使うちゅうワケではないので、室内で素足で使う竹踏みには安心な加工方法と言えますちや。


そうこう言いうゆう間に、くすんだ色合いの炭化竹はグラインダーで磨かれて竹肌に艶が出てきましたぜよ。


竹工場でのベルト交換


さて、この炭化竹の竹踏みですけんど、炭化窯から出した後はグラインダーでの加工という事で、実はあまり職人の手業とは関係無いのではないろうか?もしかしたら、そんな風に思われる方もおられるかも知れませんちや。けんど、それは、ちっくと早とちりと言うもんぜよ。もちろん、この機械で加工していく工程にも、竹職人ならではの、こだわりやノウハウがあるがですぞね。それが三段階に変えるベルトながです。まず、炭化加工されたばかりの竹には粗めのグラインダーを当て、それからベルトを交換して中粗で磨き、最後に一番細かい目のベルトにして仕上げ磨きをしよりますちや。


炭化竹仕上げ


最後に磨き上がった炭化竹はピカピカに光りよりますぜよ。まっこと(本当に)ニスか何か塗料でも塗ったかのように見えますが、これが磨きだけでツヤをだした竹ならではの光沢ながです。竹踏み(炭化竹)は防虫効果やカビに強いだけではなくて、炭化竹ならではの美しさも表現されちゅう、実は、ひと手間もふた手間もかかった逸品ながです。













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ジャパンクリエイティブとは? Japan Creative

2014年6月26日

日本唯一の竹林


「ジャパンクリエイティブ(Japan Creative)?」最初お話をチラリと聞いた時には、学生時代から英語は出来んかったし横文字は妙に苦手という事もあってから、実はあまり自分達とはそぐわないのではないかにゃあ、そう思いよったのが正直なところながです。


もちろん日本の竹ほど素晴らしい素材は他にはちょっとありません。だから、モノ創りをするなら絶対に注目される素材ですし、しかも、竹は日本人と長い長い付き合いで生活の隅々に入り込み、まさに豊かな自然と、美しい四季のある日本のイメージそのものぞね。けんど、クリエイティブが創造であるとか、新しいモノや今までになかった事を生み出すという意味であれば、東京のデザインの方が、わざわざお越しになられなくとも、自分が誰よりも竹の事を知り、竹の特性を思い、竹を愛しちゅう新しいモノは愛からしか生まれんものではないろうか?そんな事も思いよったがです。


竹虎工場 Japan Creative


しかし、話しを聞くと県の関係の方も来社されて何か力が入っちゅう。そりゃあそうぞね、高知県下で3社が選ばれて今回のお話となったがきに...そう勝手に思いよったら、


「オールジャパンで3社ですぜよ、竹虎さん」と県の担当の方。


「なにっ!?自分達だけながですか?」


わざわざ竹虎のためだけに何度も高知に足を運び、県の方も来られちゅうのかと思うてまっこと恐縮してお話を聞かせてもろうたがです。自分は田舎者ですし、頭も悪い小さい竹屋やきに、それでもやっぱりアレコレお話を聞いても、こじゃんと洗練されちょりますし、デザイナーはドイツの方や言われるし、あまり話しが大きすぎてやっぱりあんまりピンと来なかったがです。それで改めて考えたのですが竹虎のモノ作りの基本は「自分」ながです。自分が好きか、自分が楽しいか、使いたいか、心地良いか。


日本一の竹屋と人から言われよった祖父に見せて、「ああ、これなあ...」目を細めて大阪弁で褒めてもらいたい。ただ、それだけの事でやってきましたきに、誰かと竹で協働するという事は初めての経験と言うてもエイ。だから、取っ付きが悪かったのかも知れませんちや。


袖垣説明 ジャパンクリエイティブ


ちっくと東京の方にも面白い人がおるがやにゃあ。そんな風に前向きに思えだしたのは竹林に行ったり、工場で竹を見て頂いたりする中で、二人のデザイナーの方の志と人柄が「ワシらに似いちゅうぜよ」そう竹たちが言うてくるきながです。海外からのデザイナーさんも数日滞在されて、しっかりと竹と向きおうてくれると言われます。それなら、竹虎の竹を少しはお伝えできる時間もあるろうか。


竹虎工場見学


日本の竹は、まず日本の若者に知ってもらわんとイカン。青竹踏みも知らない若者こそ「外国人」だから...。ヨーロッパなどは行った事もないし井の中の蛙ですきに、そうずっと言うてきましたけんど、海外で認められた日本の伝統文化や商品が、逆輸入のような形で国内に受け入れられた事も多いようながです。そう考えたら、海外の方に唯一の虎竹を見てもろうて、何か新しい発想を形にできるのなら面白そうな試みやと思うちゅうがです。













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青竹踏みの竹節

2014年6月24日

原材料の竹


昔から日本人に愛用されてきた健康法の一つに青竹踏みがありますぞね。自分の感覚から言うたら日本のご家庭に少なくとも一つはあるものが、青竹踏みやと思いよりましたけんど最近の学生さんに聞くと竹の青竹踏みなど見た事も、聞いた事もないと言われますので、自分の感覚が随分とズレてきちゅうがやろうか?と心配になりますぜよ。


けんど、もしご存じない方がおられましたら一回お試ししてみとうせや、こんなにお手軽で、場所もとらず、何処でもできる健康法は他にはちょっと無いと断言しますぞね、だからこそずっと古来から日本で愛用されてき続けちゅうと思うがです。


そんな青竹踏みの材料は実は山から伐り出された後、こうやって出来るだけ竹の青さを保ちたいと直射日光を避けるため、天井に竹をズラリ並べた土場で保管されちゅうがですぞね。この画像に写っちゅう竹は真竹ですので、青竹踏みでも踏み王くんの材料となる竹ですちや。


孟宗竹は、ちっくと違うて、こんなに青くはないですけんど、それでも同じように大切に材料は保管されよります。まっこと、ここだけ見ても職人さんの竹に対する思い入れを感じますろう。おっと、そうそう、けんどもちろんこの青さはいつまでもそのままでは無くて、時間の経過とともに青さは薄れ最後には白竹のような色合いになってきます。しかし、お客様の所に届けるまで少しでも清々しさを感じてもらいたいと、こうやって工夫しながら製造されていくがぜよ。


竹湯抜き作業


青竹踏みは全て「湯抜き」と言われる竹の余分な油を取り除く作業をするがぜよ。ちょうど湯抜きする前の孟宗竹と湯抜きした後の孟宗竹がありますちや。奧の竹と手前の竹と全く色合いが違うと思いますが、これが湯抜き加工した効果ながです。虎竹などはガスバーナーの火で油抜きしますので「火抜き」と言うて、湯抜きは文字通り熱湯で油抜きされていきますぜよ。まあ、言うなれば竹のお風呂みたいなもんかにゃあ。竹表皮の汚れも何もかも綺麗さっぱり落とすと、こんなに美しいがぞね。


青竹踏み仕上げ工程


さて、青竹踏みをご購入いただいた皆様はご存じかも知れませんが、竹には節があって半割した竹表皮部分に節が高く残ります。足踏みする時には当たって痛いのでこの部分を削るのですが、ここにも職人さんの工夫がキラリと光よりますちや。それがこのグラインダーぜよ。本当やったら幅広いベルトが取り付けられて回転しよりますが、この作業の機械には幅が極狭の特別ベルトが取り付けられちょります。そうです、これやったら青竹踏みの表皮部分から竹節の所だけをピンポイントで削る事ができるがです。


青竹踏み


さっそく削り上がって青竹踏みの仕上げ加工完了ぜよ。こうやって一本一本丁寧な仕事を重ねて出来上がりよります。竹を半分に割っちゅうだけでは、ないですぞね。まっこと、これも匠の技の結晶と言えるがです。














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鋸の思い出

2014年6月 7日

弦架鋸


弦架鋸(つるかけのこぎり)とも呼ばれる弓鋸ですぞね。竹工場には小さい頃からこのような形の鋸ばかりやったですので、鋸と言えば、一般的な大工さんが太い柱を切るような長柄のノコギリではなく、まずこの竹鋸鋸しか思いうかばんかったがです。


けんど、この鋸を見かける度に思い出しますちや。あのリズミカルな「目打ち」の音と動作、虎竹は表皮の虎模様が一番大切なので、竹枝を取り除く時にこの表皮が剥がれないように目打ちをしていくがです。目打ちは、目払いと違うて手間がかかる作業ぞね。昔はこの仕事専門のおばちゃんがおって座布団に座り、切り込みの入った木の道具に竹をのせてはジッージッーと二回切り込みを入れたらトントンッと、弓になった鋸の背中で叩いて竹節をはじき飛ばしていくがぜよ。本当に小さな竹の節の根元部分だけを取りのぞきますけんど、丸一日やりよったら、あたり一面が節だらけ。


「ボクは、こんどから学校やねえ」
「楽しみやねえ」


おばちゃんの話し声は今でも聞こえて来そうやちや。


竹工場に夕方のサイレンが鳴り響く頃、使い込んで先の短くなった竹箒で集められた竹節の根元部分は小山のよう、これを集めてから明日の朝一番に捨てに行くリヤカーに積まれるがぜよ。ザザーーーーーーーッ!小柄な、おばちゃんが手箕で運んでいく量の多さに今日もこじゃんと頑張ったがやにゃあと子供心に思いよった。隣で祖父の愛犬アトマが、ちょこんと座ってハーハー言いよったがです。













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竹を忘れた日本人

2014年5月17日

竹虎工場取材


自分達では当たり前と思うて、ついつい何も言わず過ごしてしまう事があるがです。言わなくても見れば分かってくれると思いよった事もありました。けんど、違うがぜよ、言わんと誰も知ってくれませんちや。知らないという事は、その価値が伝わらないという事ですろう。


「こんなにエイものやのに、どうして誰も買わんがやろうか?」


デパートに売り出しに行き始めた頃に都会の方が虎竹を見て、何の反応も示さないので不思議でしょうがなかったがです。イギリスのBBC放送が取材にくるような竹が他にもあるがやろうか?都会では竹はありふれちゅうきに別に関心がないがかにゃあ?東京や大阪には何でも売りよりますし本気でそう思うた事もあったがです。けんど違うちょった、今の日本人は竹を知らんだけやった。知らんというより、ちっくと忘れちゅうがぜよ。


竹虎工場見学


竹に枝がある事くらいは誰でも知っちょりますけんど、その枝をナタではらうと竹表皮も取れてしまいますぞね。虎竹は表皮の独特の虎模様が命やきに、ナタではなく、鋸で枝の付け根に切り込みを入れて丁寧に取っていきます。これを目払いと言うけんど、こんな自分が小さい頃からずっとやりゆう。いやいや、恐らく日本のあちこちに竹屋さんがあった昔なら結構普通の事でも今は誰もご存じではないがですぞね。袖垣にしても実は細く細く割った竹を孟宗竹の芯に巻き付けて作っちょります。竹の節を少しづつズラして模様にしてあるのですが、そこまで詳しくご覧になられる方はおられないがです。一本の竹を使うて製造されちゅうと思われる方がほとんどちや。


どうして一本の竹ではダメなのか、わざわざ手間のかかる工程が必要か、だから使う方にとって何のメリットがあるのか、山の職人さん含めてひとつの竹製品に関わっちゅう沢山の人の手の事をお話させてもろうたら「なるほど、この価格というのが分かる」と、少しづつお分かりいただけるようになり、もしかしたら竹の事をちっくとでも好きになってもらえるがではないかと思うちゅうがです。













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テレビマン、細部の「こだわり」

2014年3月10日

竹虎工場取材


遠くからテレビや雑誌の取材でお越しの皆様には、自分達のような、まっこと歴史の他には何もない田舎の小さな竹屋に足を運んでいただきいつも心から感謝をしゆうがです、ありがとうございます!


テレビの制作とか映像とかには素人ですきに、詳しい事は何ちゃあ分かりませんけんど同じ「モノ作り」という大きなくくりで取材に来られた方を見よったら、その細やかな作りへの丁寧さ、こだわりは熟練の竹職人と何ちゃあ変わらん気がするがぜよ。まず虎斑竹(とらふだけ)という知られていない、ここにしかない竹を決められた時間の中で沢山の方に正確に伝えるという難しい仕事を楽しんでやられゆう姿勢には頭が下がるがです。


下調べには工場の周りや、竹林を、こじゃんと歩いたり、竹細工などでも知らない事を良く聞いていただき、少しでも美しく、全体も良く映るように工夫されよります。前に驚いたがは屋外で作務衣にマイクを付けて頂いちょった時に、立っている場所の風向きなどまで気にされちゃある事。まっこと、プロの方のそれぞれの仕事ぶりがやるがやにゃあ、とつくづく思うた事もあったがです。


先週金曜日にテレビ東京の「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で全国の老舗特集の中で今年皆様のお陰で創業120年になる竹虎も取り上げていただく事ができましたけんど、特に制作の方の熱心さと、こだわりが際立っちょっりましたちや。責任者の方はまだまだ若いのに、何とかカメラに良い絵を撮ってもらおうという熱意がヒシヒシ、エイものを作りたいという気持ちがビンビン伝わってきちょりました。寒い日の撮影で更に肌寒い山の竹炭窯に行きましたけんど、この制作責任の方は、あっちに動き、こっちに動き、自分の作られたプラン用紙を片手にモノを運んだり考えたり額から汗が流れよりました。前日含めて、たった2日間の撮影期間でしたが、日本唯一の自分達の虎竹を美しく画面に収めたい気持ちや。映り込む細かい場面への配慮には、実はずっと感じ入り、感謝の気持ちでいっぱいやったがです。


だから、普通やったら虎竹茶1パックだけ持って「今から飛行機で東京のスタジオまで届けにいきます」そんな事は考えもしないかも知れません。けんど、電話を掛けていただいた女性の必死さと一緒に、竹虎にお越し頂いちょった撮影の方の真剣な姿を思い出した時に「感じて」「動く」つまり、これが感動言うことやろうかにゃあ。何日も経って考えよったら、そんな風にも思うたがです。


ほんとうに小さい事、細やかな事を大切にできる職人が人をこうやって感動させる事のできる竹を生み出せるがですろう。誰かの笑顔を見たいという気持ちが本物やったら本物の竹が生まれる...ただ、それだけの事やろうかにゃあ。













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ふと見れば、虎竹ヌンチャク

2014年3月 3日

虎竹ヌンチャク


ややっ!?これは一体何ですろうか?何ち......ヌンチャクですろう。ヌンチャクち、あのカンフーで使うアレ...。


一体、このような物が竹虎の工場にどうしてあるがやろうか?ちっくと不思議に思われる方もおられるかも知れませんけんど、いやいや、実は何ちゃあ不思議では無いがですぞね。これは虎竹と言うイギリスBBC放送も取材に来た事があるような、日本に600種類以上もあると言われる竹の中でも、こじゃんと珍重される竹ではあるがですが、この虎竹の里では竹と言うたら虎模様が付くのが当たり前!普通なら虎竹のヌンチャクなど、あまり考えられんかも知れんけんど、ここなら普通に使われちゃあがるがです。


そうながです、わずか1.5キロの間口の谷間にしか成育しない、まっこと不思議な竹ではあるがですが、この虎竹の里では反対に他の竹で作る方が難しいぜよ。まあ、虎竹ばっかりながですきに。


ええっ?そう言う事ではない...?ああ、なるほど「そもそもヌンチャクがあるのは、どうしてか?」そう言う事ですろうか、これは失礼したがです。それやったらコチラの竹虎四代目予告ページをご覧ください。


ああ、なるほど、ヌンチャクが工場にあるのも分かるにゃあ。そんな風に納得いただけるかも知れませんぞね。そして、実はなんと、そんな黄色と黒の虎模様の男が今週の金曜日3月7日テレビ東京の人気バラエティー番組「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」に登場するかも知れんがですちや。夜9時からの放送予定やきに今から録画せんとイカンぜよ!













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安和小の虎竹矯め直し研修

2014年2月24日

竹虎工場見学


竹虎に年に何回かお越しいただきゆう小さな見学者の皆様がおられます。それが地元安和小学校の生徒さんたちぜよ。何を隠そう自分も安和小の卒業生やきに、まあ言うなれば全員が自分の後輩と言うことですにゃあ。


軍手


自分達の暮らす、この虎竹の里でしか成育していない不思議な虎模様の竹だと説明をさせてもろうても、小さい頃から普通に目にしてきた竹やきに、もしかしたら当たり前すぎてピンと来ていないそんな生徒さんもおられるかも知れませんちや。実際、地元の若い方に話しを聞いても、竹には全部このような虎模様が入っているものだとずっと思いよったと話をしてくれますぞね。


虎模様が浮き上がるガスバーナーの工程を熱心に見てもろうた後、軍手を配らせてもろうて矯め直しの体験をしてもらうがです。最近ではご年配の方でも竹林に入った事のない方や、竹製品になる前の丸竹を実際に触った事の無い方さえおられます。そんな中で、こうやって竹に親しむ機会のある安和小学の生徒さんたちは、幸せな事だと思いますし、今日の日の事は忘れられない貴重な思い出になると信じちゅうがです。


虎竹矯め直し


小さな皆さんに自分の技を教える職人は楽しそうですぞね。大学生のインターンシップの受け入れを始めた時にも思うたがですが、自分達だけで工場におったら分からない事も、外からやって来たまったく竹の事を知らない若い皆様が竹の仕事とは何か?自分達が繋いでいく伝統がどれだけ大事な事か?教えているつもりが、実は教えてくれゆうがぜよ。今回の生徒さんは小学生のチビッ子達ではありますが、また何か必ず竹虎の工場に残していってくれるものがあるはずと、ちっくとワクワクしよったがです。













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竹虎前掛けについて

2014年2月 4日

竹虎前掛け


いやいや、まっこと驚く事がありましたぜよ。先月は立て続けに3件も竹虎前掛けのお問い合わせを頂戴したがです。「是非販売をして頂きたい」と言うような内容ながですが、ただ単にお問い合わせを頂くだけやったら別段大騒ぎする事でもないかも知れませんちや。けんど、それぞれの方が自分が前掛けをして歩きゆうのをご覧なられて、「あれっ!?」と思われたのか、どうなのか分かりませけんどとにかく、そうやって前掛けのお問い合わせをされちゅうがです。


お一人の方などは東京で見かけられたと言いますきに、こりゃあ、まっことビックリしたがぜよ。まあ確かに最近は、会社にいる時だけではなくて県外に行く時にも付けちゅう事が多いがです。実は前掛けは結構保温性がありますきに、冬場は寒がりの自分には格好もエイし、温かいし一石二鳥ながちや。


ちょうど先週の事ですけんど前掛けを製作していただきゆうメーカーの方が、わざわざ遠くから会社見学にお越しになられちょりましたが、竹虎の前掛けは実際に竹工場で使う事を考えちょりますので生地も厚く、染めもしっかりしたものをご提案いただいちゅうがです。ちっくとお値段も張りますので次々と作っていただくワケにはいきません。けんど、最近は前掛けを使うたショルダーバックや、リュックサックも布鞄職人さんにお願いして作ってもらいゆうがです。これが竹虎のロゴマークも入っちょりますし丈夫な生地やし、手前味噌で申し訳ないがですが、なかなかの出来映えぜよ。


けんど最初は、そもそも前掛けのバック等は全く作るつもりなどなかったがです。布鞄職人さんのおばあさんと話しをしているうちに、「ああ、竹の熟練職人さんと同じ事を言われゆうにゃあ」「若さとは年齢の事やないにゃあ、ハートの熱さの事ぜよ」と嬉しくなってきて、ついつい作る事になったがです。そして、出来上がったリュックで1泊旅行にでかけてみたら、これが、こじゃんとノウがエイ(使い勝手が良い)。それから、こじゃんと愛用しよります。


実はフェィスブックのグループ「日本唯一虎竹部」の部員の皆様には少し前から限定でお分けさせてもらいよりますが、いつか竹虎のショルダーバックやリュックなど提げられた方とどこかで偶然でもお会いできたら嬉しいろうにゃあ、そんな事を想像して楽しみにちゅうがです。













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竹虎の唄「まっすぐ」

2013年12月12日

江口美香さん


まっこと、ひょんなキッカケからやったがです。高知で活躍されちょりますシンガーソングライター江口美香さんが、日本唯一虎竹の唄を作って頂ける事になったがぞね。竹虎の会社にお越しいただき虎竹を見てもろうてから、自分の事や虎斑竹(とらふだけ)の事をお話させていただいたら歌詞はすぐに出来たとのご連絡を頂戴しちょりましたが、


「竹虎はロック...!」


やと言われよりましたので、一体どんな唄になっちゅうろうか?演歌の間違いやないろうか?と思いよったがちや。


竹虎本社工場


そこで、唄のお披露目をしていただける言う事になりましたけんど、せっかくやきに竹虎の本社で演奏いただきたいと思うたがぜよ。職人や社員の皆に聴いてもらいたいのは当然やけんど自分達も初めて聴くのだったら、虎斑竹の唄です、虎竹達とも一緒に聴きたいと思うたがぞね。


竹虎の唄録音


無理なお願いを快くお引き受けいただいて、ギターだけかと思うたらマイクやらスピーカーやら音響の機材まで揃えてお越しいただいて、こじゃんと感激しましたが初めて拝聴した虎竹の唄には更に感激ぜよ。


こりゃあ、聴くだけじゃあイカン!イカン!自分らあも、この唄に参加したいと思いたってお願いしたら、ちょうどサビの部分で歌える箇所があるとの事!ラッキーじゃあ!早速部署ごとに四人づつに分かれて録音して頂く事にしたがぜよ。


工場での竹虎の唄録音


まず最初に、やっぱり社長が率先してやらんとイカンですろう。プロの方も使いゆうと言うヘッドホンを付けたら、こじゃんと音がエイですぞね。すっかりその気になって気持ちよく歌わせていただきましたちや。出だしの掛け声も入れたぜよ~。


竹虎の歌


社員には今日は江口さんの歌を聴くという事は話しちょりましたけんど、自分達自身が歌うことは全く予定にありませんでした。なんせ急な事です、ちっくと心配しよりましたが、さすが竹虎の社員は違うにゃあ。それぞれ皆、数回の練習だけでキッチリOKが出るがです。最後の職人のグループも思うたよりチームワークがよく、声も出てまっこと安心しましたちや。やっぱり、いっつも連携して仕事をしゆうきやにゃあ。まあ、無事録音も終了したがぞね。


竹虎職人コーラス


あまり大きな音のでる作業は控えちょりましたが、仕事をしながらの録音でしたきに所々に竹の音が入っちゅうかも知れませんけんど歌手の江口さんは、それもエイと言われよりました。そうやにゃあ、自分たちも歌うたけんど、竹の声も入った方が虎竹の唄らしいですろう。


竹虎テーマソング「まっすぐ」は来年の早い時期に、皆様にもお聴きいただけるようにしたいと考えちょります。実は竹虎は来年創業120周年になるがです。今回の唄は創業記念というワケではないがですが是非お楽しみにしちょっとうせよ(^^)













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